この退屈な世界で
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#29 [紫]
:10/01/21 15:00
:W53S
:☆☆☆
#30 [紫]
第2章《仕事》
俺は昼間ぐーたらしてる訳じゃない
一様仕事みたいなもんはしている
まぁ呼ばれたら行くみたいな感じ
そんな俺の仕事は運び屋
中身はきっとドラッグや銃やら危ないもんだろうな
俺もいつ消されるかわからない
そんな曖昧な中で生きていたりする
:10/01/21 18:47
:W53S
:☆☆☆
#31 [紫]
けど金はいい
リスクが高ければ高いほど
今日もまた
プルルル―
TELが来た
「はい。Nです」
俺は仕事上Nと名乗っている
Nとは中村のイニシャルね
「◎×□駅前のベンチ2時に女が黒いケースを渡す。それを××◎公園のゴミ箱に捨ててくれ」
:10/01/21 18:50
:W53S
:☆☆☆
#32 [紫]
俺はグラサンをかけて駅に向かう
すると2時きっかりに女が来た
アタックケースを無言で受け取り
公園のゴミ箱に捨てた
これで終わり
それだけで俺の口座に信じられないくらいの金が入ってくる
世の中どうかしてるよな
真面目に働く奴より金を貰える
:10/01/21 18:52
:W53S
:☆☆☆
#33 [紫]
俺は仕事を終えてから何食わぬ顔で学校で過ごす
もしかしたら俺と同業者が同じ学校内でいるかもしれない
俺もこの仕事をして何だかんだ長い
だから最近雰囲気やら臭いで解る
今俺が目をつけているやつは
「相沢ここ読んでくれ」
:10/01/21 18:56
:W53S
:☆☆☆
#34 [紫]
そう相沢
相沢は勉強も運動も出来る
爽やか少年
「っ…はい」
最初相沢は明るくて誰とでも仲良くなれるような奴だった
しかし最近奴はどうも挙動不審
誰とも絡もうとはしない
以前の奴なら考えられない
だから俺は目をつけた
奴は根は真面目だからな
:10/01/21 18:58
:W53S
:☆☆☆
#35 [紫]
俺はボーと相沢を見ていた
あ。狙ってるとかソッチ系じゃないから
すると休憩時間相沢がこっちにやって来た
やべ。
見すぎたかな?
「ちょっと…中村今からいいか?」
視線を合わせようとしない相沢
どうやら今からシメられる様ではないようだ
:10/01/21 19:01
:W53S
:☆☆☆
#36 [紫]
「なんだよ」
俺は今空き教室に相沢と暗闇の中二人
「お前さ…もし自分が悪いことしてるって思ったら潔く辞められるか?」
「なんで俺にそんな事聞くんだよ」
「中村ってなんかすげー冷めてんじゃん…クールっていうか頭良さそうだしさ…」
:10/01/21 19:04
:W53S
:☆☆☆
#37 [紫]
俺ってそんな風に見られてたのか…
なんか複雑な気分
「俺の周りの奴は感情的で頭より体が動くやつばっかでさ…情に熱くて…いい奴等で…」
相沢はそう言いながら涙を流した
「お前木田が…捕まった時泣きもしなかったじゃん…お前等仲良かったのに」
:10/01/21 19:07
:W53S
:☆☆☆
#38 [紫]
「泣きはしねぇな。けど後悔はしたよ」
俺の本音
あまり今まで話さなかった相沢に話すのはどうかと思うけど
「だから…中村に相談したかったんだ」
俺は腕を組んで
「相沢。お前何の仕事してるわけ?それ聞かないと俺も意見言えねぇし」
:10/01/21 19:10
:W53S
:☆☆☆
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