この退屈な世界で
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#2 [紫]
《プロローグ》


空は何故青い?
雲は何故白い?
林檎は何故赤い?

夜はどうして来る?
雨はどうして降る?
風はどうして吹く?

人はなんで争う?
人はなんで人を好きになる?
人はなんで感情がある?

⏰:10/01/20 19:11 📱:W53S 🆔:☆☆☆


#3 [紫]
この退屈な世界で小さな箱の中で生きていくのは何故?

世界は広いよ

誰かそんなことを言っていた

けどそれはごく一部の人に伝えられたモノ

何も持たない人は永遠に狭い世界で生きていくんだ

苦しくても
悲しくても
辛くても

それは何故なんだ?

⏰:10/01/20 19:13 📱:W53S 🆔:☆☆☆


#4 [紫]
《二次元・三次元》

俺はごくごく普通の高校生

そのへんに屯っている大人に煙たがれる存在

まぁそのへんの高校生は昼に学校に行っているみたいだが

俺は夜間の学校に通っている

それくらいしか別に代わりはない

そんな俺は今ボーっと授業を受けている

⏰:10/01/20 19:17 📱:W53S 🆔:☆☆☆


#5 [紫]
「おい!!中村!!」

「あ、はい」

「聞いてたのか?とりあえずここ読んでみろ」

俺は手元にある英語の教科書を読む

なんで俺…
こんなことしてんだ?
読み終えて席に座る

俺は最近こんなことばかり考える

「あつ!!今日呑みにいこうぜ」

⏰:10/01/20 19:20 📱:W53S 🆔:☆☆☆


#6 [紫]
後ろの席の木田が唐突にそんな事を言い出した

まぁいつものことだけどな

「ちょっと聞いてほしい事あってさ」

木田がきまずそうにそう言った

「別にいいよ」

「やった。さすがあつ」

そう言って木田は少年のように笑った

なぁ…木田

⏰:10/01/20 19:22 📱:W53S 🆔:☆☆☆


#7 [紫]
なんでお前はそんな風に笑えるんだ?

俺には到底できない用な笑み

たまにお前が眩しく見えるんだ…


授業が終わって

俺は木田と一緒に呑みに出掛けた

木田はきまずそうにこう切り出した

「なぁ…お前人を殺した事ある?」

…はぃ?

⏰:10/01/21 02:08 📱:W53S 🆔:☆☆☆


#8 [紫]
「え?ないけど。いきなりどした?」

「…俺さ今あるやつを殺したいって思ってんだ…」

「誰?」

木田は少し黙って

「横田」

と小さく呟いた

「なんで?」

「俺に彼女いるだろ?その彼女が…そのっ」
木田は少し涙ぐんで小さい声で呟いた

⏰:10/01/21 02:10 📱:W53S 🆔:☆☆☆


#9 [紫]
「ヤられたんだ」

…え?
ヤられたって…

「そのっ…つまりそれは…」

「犯された」

俺はフリーズした
だってこんなの
ありえないだろ?

ツレの彼女がヤられるなんて

漫画や小説やドラマん中だけだと思ってた

けど今まさにリアルにおきた

⏰:10/01/21 02:12 📱:W53S 🆔:☆☆☆


#10 [紫]
「でも俺お前の彼女見た事ないんだけど…」

よくよく考えてみると話にはちょくちょく聞くけど見たことはない木田の彼女

「ぁあ…これ」

木田は携帯を取り出して画面を見せてくれた

「…え?」

俺は思考回路停止
だって画面の中で写っていたのは…

⏰:10/01/21 03:53 📱:W53S 🆔:☆☆☆


#11 [紫]
二次元

まさに二次元の女

もろ美少女エロゲに出てきそうなアニメの女

「お前さ…画像間違ってるよ」

「いやいやいや。俺の女のルルだよ」

…ちょっと待て
俺こんなヤツと友達でいいのか?

「聞いてくれよ。ルルが昨日………」

聞く気にもなれなかった

⏰:10/01/21 03:55 📱:W53S 🆔:☆☆☆


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