Vampire Kiss
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#151 [ゆかぴ]
私は左頬をさすった。

「じゃ、また明日。」

「あっ!ちょっと!」

止めようとしたけど
レイくんは
飛んで行ってしまった。

レイくん意味分かんない!
キスしないなら
顔近付けないでよ!

⏰:10/02/04 15:51 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#152 [ゆかぴ]
私は不機嫌になって
ベッドに潜った。

―ーー…

今日は学校が休みだけど
部活はあるのです。
つまりレイくんに会う!

私はジャージで家を出た。

⏰:10/02/04 15:55 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#153 [ゆかぴ]
グラウンドに着くと、
早めに来た部員は
練習をし始めていた。

「おはよっ。」

私に最初に気付いたのは
恭介くんだった。

「おはよ〜。」

「玲はまだ来てないけど…笑」

ドキッ…

⏰:10/02/04 17:49 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#154 [ゆかぴ]
私はレイくんの名前が
出たと同時に、
昨日のことが頭をよぎった。

「顔赤いぞ笑
照れんなよ笑」

恭介くんは私の肩を
ぽんっと押した。

「違うからっ!!」

「何が違うって?」

恭介くんの肩越しに
レイくんが見えた。

⏰:10/02/04 17:51 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#155 [ゆかぴ]
「おー玲!
今お前の話してたんだよ。
愛理ちゃんが玲が来てなくて
寂しかったんだってさ笑」

「ちょっ!違うってば!」

私は必死に否定したけど、
それが裏目に出ていた。
否定すればするほど
勘違いされている泣

「俺にそんなに会いたい?笑」

「だって昨日………。」

⏰:10/02/04 17:54 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#156 [ゆかぴ]
私はアッと思い、
片手で口を塞いだ。

昨日あんなことしたからって
言いそうになったし…。

「昨日?
お前らなんだよ〜!」

恭介くんは楽しんでた。
人の気も知れずに……。

⏰:10/02/04 17:55 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#157 [ゆかぴ]
「もういいっ!」

私はイラッとして、
グラウンドの隅に行った。

本当に怒ったから!
毎日毎日レイくんとのこと
勝手に騒がれて最悪…。
レイくんもレイくんで
しれっとしてるし。

私はグラウンドの隅に
よいしょっと座った。

⏰:10/02/04 17:58 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#158 [ゆかぴ]
すねても無駄だった。
練習が始まると
マネージャーは部員のために
せかせかと働かなければ
ならないし……。
頑張って働いた。

―ーー…

練習後、監督がみんなに
召集をかけた。
部員のみんなは整列をし、
監督の言葉を待っていた。

「えー……
今度の練習試合なんだが、
スタメンを発表する。」

⏰:10/02/04 18:01 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#159 [ゆかぴ]
スタメン発表。
この瞬間がみんな
一番緊張する。

監督は名前を言っていく。
その中はほとんど2回生。
3回生は引退してるからね。
2回生っていっても、
「やっぱあいつかぁ」
みたいな人ばっかだった。

「最後に…1年だ。
神崎玲。」

⏰:10/02/04 18:03 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#160 [ゆかぴ]
みんな一斉にレイくんを見た。
レイくんはビックリしていた。

「玲すげーじゃん!」

みんなレイくんが
スタメンになったことに
祝福してくれた。
確かにレイくんは
サッカー上手いしね。

⏰:10/02/04 18:05 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#161 [ゆかぴ]
レイくんはみんなに
もみくちゃにされていた。
私も自然と笑顔になった。

「なんであいつが……。」

え?今なんて?

今確かにそう聞こえた。
私はキョロキョロしたけど
誰が言ったかは
分からなかった。
私は嫌な予感がした。

⏰:10/02/04 18:07 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#162 [ゆかぴ]
練習が終わった後に
私は部室に行った。

ガチャ…

中にはレイくんがいた。
レイくんはドアの
開く音に気付き、
振り向いた。

「あ…お疲れ様。」

先に口を開いたのは私。
そう言うとレイくんは
微笑んだ。

「お疲れ様。」

⏰:10/02/04 19:12 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#163 [ゆかぴ]
「どうした?」

「部誌忘れたから
取りに来ただけ。」

「なるほど。」

ううう……。
ふたりきりとか
なんか嫌だなぁ…。

私はロッカーの上にある
部誌を取った。

「じゃあ…先に帰るね。」

⏰:10/02/04 19:31 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#164 [ゆかぴ]
「ちょっと待って!
俺も帰る。」

え!?

レイくんはそう言うと
かばんの中にユニフォームを
ぐちゃぐちゃにして入れた。

「一緒に帰るの?」

「嫌?」

嫌っていうか気まずいから!

⏰:10/02/04 19:34 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#165 [ゆかぴ]
レイくんは私の
返事を待っていて
私のことを見ていた。

「昨日のこと気にしてんの?」

ドキンッ!

私の心臓が一瞬だけ
飛び出そうになった。

「うん…気にして…る。」

「ばーか笑
帰るぞ。」

⏰:10/02/04 19:37 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#166 [ゆかぴ]
ばかって…ばかって…泣
レイくんのせいだし!

私は結局レイくんと
一緒に帰ることに…。
会話がないまま
正門を出ようとした。

「あ、神崎。」

右隣を見ると
サッカー部の先輩が
二人いた。

⏰:10/02/04 19:41 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#167 [ゆかぴ]
「お前スタメンに選ばれて
調子乗ってんじゃねぇよ。」

「……は?」

レイくんは怒っていた。
レイくんは調子になんか
乗ってないし、
怒るのはもっともだ。

「1年のくせによぉ!」

先輩は大声をあげた。
私はビックリして、
ビクッとなった。

⏰:10/02/04 19:43 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#168 [ゆかぴ]
私はその時に
あの言葉を思い出した。

「なんであいつが……。」

あれはこの先輩達が
言ってたんだ…。
私はレイくんを見た。
レイくんは無言で
先輩達を見ていた。

⏰:10/02/04 20:38 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#169 [ゆかぴ]
「はっ…
お前なんも言えねぇの?」

先輩が嘲るように笑った。

「先輩ガキですね。
俺そんなこと言われても
びびりませんよ。」

レイくんはそう言うと
私の腕を掴み、
引っ張っていった。

⏰:10/02/04 20:46 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#170 [ゆかぴ]
「わっ…!」

急に腕を引っ張られたため
こけそうになったけど、
なんとかこけずに済んだ。

後ろのほうでは
先輩達が何か暴言を
言っていたが、
レイくんは全部無視。
私の腕を引っ張ったまま
ずんずんと歩いていた。

⏰:10/02/04 20:59 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#171 [ゆかぴ]
「レイくんっ…!」

私は名前を呼んだ。
するとレイくんは
ピタッと止まった。

「レイくん…。」

「ごめん。」

レイくんはそう言って
私の腕を離した。
掴まれたところが
ちょっと痛かった。

⏰:10/02/04 21:03 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#172 [ゆかぴ]
「…気にしないほうがいいよ。」

「俺は気にしてねぇよ。
愛理の文句言ってたんだよ。」

「え?」

私の文句……?
私達が去る時に言ってたのが
私の文句だったの…?

「それに腹立ったんだよ。
俺は何言われても大丈夫。」

⏰:10/02/04 21:08 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#173 [ゆかぴ]
レイくんは微笑んだ。
私の心はドキドキ。

私のために……。
なんか嬉しい。

「ありがとね…。」

「お礼なんかいらねぇよ。」

レイくんはそう言って
私の頭をぐしゃっとした。

⏰:10/02/04 21:12 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#174 [ゆかぴ]
次の日からその先輩達は
何事もないように
練習に参加していた。
レイくんとも普通に
接していた。

先輩達はただレイくんを
妬んだだけだったんだ。
よかったよかった。

私は自然と笑顔になった。
でもそれもつかの間だった。

⏰:10/02/04 21:25 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#175 [ゆかぴ]
ある日私は部室に残って
部誌を書いていた。
部員のみんなは帰って、
私だけだった。

やっと終わった〜。
さぁ、帰ろっ。

私は帰る準備をし始めた。

ガチャ

「あ、愛理ちゃん。」

⏰:10/02/04 21:28 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#176 [ゆかぴ]
ドアが開いたから
私は顔を上げた。
そこにはレイくんを
妬んでいた先輩達だった。

「お疲れ様です。」

私はニコッと笑って言った。

「一人?」

「はい、みんな帰ったんで。」

私がそう言うと
先輩はお互い顔を
見合わせてニヤッとした。

⏰:10/02/04 21:30 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#177 [ゆかぴ]
え……何?

私は嫌な予感がした。

「じゃあお疲れ様です。」

私はそう言って
先輩達の間を抜けて
帰ろうとした。

ドンッ!

「きゃっ!」

私はいきなり先輩に
体を押されて
ロッカーにぶつかり、
座り込んでしまった。

⏰:10/02/04 21:32 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#178 [ゆかぴ]
「いった〜…。」

私は意味が分からなくて
動けなかった。

目の前に先輩達が
ヤンキー座りをして
私を見ていた。

「一体なんですか!?」

「神崎狙っても
あいつはかわすだろ?
じゃあ愛理ちゃんを
どうにかしたら
いいじゃん?」

⏰:10/02/04 21:50 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#179 [ゆかぴ]
先輩達はニヤッとした。

やだ…やだ…。

私は泣きそうになった。
叫ぼうにも怖くて
声が出なかった。

「痛くしねぇから。」

誰か助けて!!

「先輩何してんすか?」

⏰:10/02/04 21:57 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#180 [ゆかぴ]
先輩達は勢いよく
振り向いた。
そこにはレイくんがいた。

「神崎……。」

先輩達は一斉に
ゆっくり立った。
寝耳に水みたいな顔だった。

「このこと言ったら
強制で退部ですね。」

レイくんは無表情で言い、
それが余計に怖かった。

⏰:10/02/04 22:01 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#181 [ゆかぴ]
「っ…!」

先輩達は早足で
部室から出ていった。
レイくんはそれを見て、
私のところに来てくれた。
私はまだ動けず
座ったままだった。

「なんで…?」

やっと出た言葉が
それだった。

レイくんは私の前に座った。

⏰:10/02/04 22:06 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#182 [ゆかぴ]
「吸血鬼の感…?笑」

レイくんはフッと笑い、
私を抱きしめた。
レイくんはほんのり
冷たかった。
でも違う暖かさがあった。

「ごめん…俺のせいで。」

レイくんは抱きしめる力を
一層強めた。

私は言葉の代わりに
首を横に振った。

⏰:10/02/04 22:08 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#183 [ゆかぴ]
私は自然と涙が出てきた。
レイくんに抱きしめられて
本当に安心したからだ。

「ウ…ヒック…ありがとね。」

「……。」

レイくんは無言だったけど、
何かが伝わって気がした。

レイくんは急に私から離れた。

「泣くなよ…な?」

レイくんは服の袖で
涙を拭いてくれた。

⏰:10/02/04 22:12 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#184 [ゆかぴ]
「だって怖かったもん…。」

私はまだヒックヒックと
泣いていた。
するとレイくんは
私の左頬に手を置いた。

あ……この場面は……。

「次は嘘じゃねぇから。」

レイくんはそう言うと
顔を近付けてきた。
私は嫌じゃなかった。
ゆっくりと目をつむった。

⏰:10/02/04 22:36 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#185 [ゆかぴ]
チュッ…

私達は初めてキスをした。
レイくんの唇は冷たかった。

短いキスだった。

「あったけー…。」

「レイくんは冷たいね。」

レイくんはまた私を抱きしめた。

⏰:10/02/04 22:41 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#186 [ゆかぴ]
なんだろ…
分からないけど、
私の中で何かが弾けた。

「あ〜分かんねぇ。」

「何が?」

私はレイくんの腕の中で聞いた。

「なんでもねぇよ!笑」

レイくんは私の頭を
撫でながら言った。

「そっか。」

私は安心して目をつむった。

⏰:10/02/04 22:52 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#187 [ゆかぴ]
「帰ろか。歩ける?」

レイくんが私から
離れて言った。

私は立とうとしたら
腰が抜けてて立てなかった。

「腰が抜けてるみたい…。」

「しょうがねぇか。
俺に掴まって。」

なんでだろ……。

私は不思議に思いつつ、
レイくんに抱き着いた。

⏰:10/02/04 22:58 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#188 [ゆかぴ]
「しっかり掴まっとけよ。」

「うん。」

私はなんだか怖くなり、
目をぎゅっとつむった。
すると、一瞬だけ体が
ふわっと軽くなった。
足は地面についてるのに
浮いてる感じがして
気持ち悪くなった。

「着いたぞ。」

⏰:10/02/05 09:05 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#189 [ゆかぴ]
レイくんがそう言ったので、
私はゆっくり目を開けた。
辺りを見回すと
見慣れた景色だった。
私はレイくんから離れた。

「私の…家?」

「そう。」

えーーー!?
瞬間移動!?

⏰:10/02/05 11:01 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#190 [ゆかぴ]
私はキョトンとしていた。

「何今さら驚いてんの?笑
いつも俺が急に来た時は
いつもこうやってるんだ。」

「はあ……笑
てか荷物は!?」

「ん。」

レイくんは床を指差した。
私はレイくんの指の先を
追って見た。
そこにはちゃんと荷物があった。

⏰:10/02/05 11:19 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#191 [ゆかぴ]
「あ…どうも。」

「どういたしまして。」

シーン………

一気に静かになった。
その静けさが逆に
変な緊張感を作る。

やだなぁこの空気。
そういえばさっき私達
キスしたんだよね!
うわっ……恥ずかしい。

⏰:10/02/05 11:26 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#192 [ゆかぴ]
「あっ…ご飯作るね。」

私はそう言って立とうとした。
その時にレイくんに
急に腕を掴まれた。

「わっ…!」

私はレイくんの胸に
ポスッと入った。

「えっ汗
何?汗」

「もう少しこのままで…。」

⏰:10/02/05 11:29 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#193 [ゆかぴ]
レイくんは私を抱きしめた。
私はそれに答えるように
レイくんの背中に腕を回した。

私は幸せだった。
ずっとこのままでいいって
思っていた。

⏰:10/02/05 11:30 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#194 [ゆかぴ]
当分の間休まさせて
もらいます
明日からニュージーに
行くんで…

いつも読んでくれてるみんな
本当にありがとうございました!

⏰:10/02/05 18:00 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#195 []
いってらっしゃい
いつまででもまってます(笑)

⏰:10/02/05 22:28 📱:P08A3 🆔:HGXrRxVM


#196 [我輩は匿名である]
えー楽しみにしてたのに
でも、更新待ってます!

⏰:10/02/06 01:49 📱:SH02A 🆔:QNyvq1js


#197 [ちょび]
あげ

⏰:10/02/11 16:22 📱:SH905i 🆔:Z2QgxE8g


#198 [ゆかぴ]
みなさんただいま
ニュージー最高でした
また後で更新します(¨)

⏰:10/02/12 12:00 📱:SH03A 🆔:9S0udiIM


#199 [ゆかぴ]
>>198

ID変わってる
なんで?

⏰:10/02/12 12:02 📱:SH03A 🆔:9S0udiIM


#200 [我輩は匿名である]
IDは毎日変わるんですよ。

⏰:10/02/12 12:12 📱:T001 🆔:77ExQG7Y


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