Vampire Kiss
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#1 [ゆかぴ]
吸血鬼。

人の生き血を吸い、
それで生きているという
架空の生物。

いるわけないけど笑


感想板です
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4684/

⏰:10/01/30 21:12 📱:SH03A 🆔:bFCSmBwo


#2 [ゆかぴ]
私は中山 愛理。
普通の大学1年生。

東洋史っていう授業で
先生がたまたま
東洋の怪物…かな?
まぁ、そんな話をしたの。
いっぱい名前出たけど、
頭に残ったのは吸血鬼。

⏰:10/01/30 21:22 📱:SH03A 🆔:bFCSmBwo


#3 [ゆかぴ]
聞いたことがあるだけあって
私はそれなりに真剣に聞いた。

真剣だったかな?笑

吸血鬼ってやっぱ怖い。
血を吸うって聞いただけで
体がぞわぞわした。

⏰:10/01/30 21:29 📱:SH03A 🆔:bFCSmBwo


#4 [ゆかぴ]
「あー…
なんか首筋痛いわっ。」

そう言ったのは親友の香奈。
高校から一緒で
すっごい仲良し!

香奈は首筋を摩りながら言った。

「吸血鬼?笑」

私は半笑いで言った。
そういううちも体が
ぞわぞわしてたんだけどね笑

⏰:10/01/30 21:38 📱:SH03A 🆔:bFCSmBwo


#5 [ゆかぴ]
「血とかやばいって!
血だよ血!?
きーもーい!」

「確かにねぇ。
てか、怖いし〜。」

そんな会話もすぐに終わり、
私達は食堂に行った。
ここの食堂はチキン南蛮丼が
超おいしいんです!

⏰:10/01/30 21:45 📱:SH03A 🆔:bFCSmBwo


#6 [ゆかぴ]
私と香奈が頼んだのは…
「チキン南蛮丼で!」

昼休みのせいか
どのテーブルも
埋まっていた。

「混みすぎ!
イライラする!」

香奈はイライラしていた。
いつか南蛮丼を
落としそうだった笑

⏰:10/01/30 22:07 📱:SH03A 🆔:bFCSmBwo


#7 [ゆかぴ]
「香奈ー!」

多くの人の中から
男の人の声が聞こえた。
この声は多分…。

「あ、恭介!」

やっぱり笑
私達は声の主である
恭介くんの元に行った。

⏰:10/01/30 22:27 📱:SH03A 🆔:bFCSmBwo


#8 [ゆかぴ]
恭介くんは香奈の彼氏。
大学に入ってすぐに
できたんだよね〜。
うらやましい!
しかもかっこいいし!

人混みの中を割っていって
やっと恭介くんのとこに
たどり着いた。

「愛理ちゃんも一緒か★」

「恭介ニヤニヤしすぎ!」

香奈はそう言って膨れた。

⏰:10/01/30 22:38 📱:SH03A 🆔:bFCSmBwo


#9 [ゆかぴ]
「本当におしどり夫婦笑
…恭介くん一人?」

「ううん。
あとからツレ来るよ。
まぁ、座ったら?」

ちょうど4人席で
恭介くんの正面が二つと
恭介くんの隣が
空いていた。
私達は正面に座った。

⏰:10/01/30 22:48 📱:SH03A 🆔:bFCSmBwo


#10 [ゆかぴ]
「ツレって誰?」

私は箸を止めて聞いた。

「言っとくけど、
すっげえイケメンだから!」

だからなんだよww

「へ〜。」

「恭介ー。」

⏰:10/01/30 23:08 📱:SH03A 🆔:bFCSmBwo


#11 [ゆかぴ]
「お〜。玲(レイ)。」

玲?誰だそりゃ?

私は振り向いた。

ああ、恭介くんの友達か。
…てか…かっこよすぎ!

玲と呼ばれた男の人は
恭介くんの言う通り
かっこよかった。
っていうか美少年?
鼻は高いし、まつげ長いし、
切れ長の目…。
しかも金髪似合いすぎ!

⏰:10/01/30 23:12 📱:SH03A 🆔:bFCSmBwo


#12 [ゆかぴ]
「玲ここにどうぞ。」

恭介くんは玲くんのために
イスを引いてあげた。

「サンキュー。
…恭介の友達?」

玲くんは私と香奈を見て、
恭介くんを見て言った。

「そうそう。
自己紹介どうぞ!」

⏰:10/01/30 23:15 📱:SH03A 🆔:bFCSmBwo


#13 [ゆかぴ]
「森田香奈です。
恭介の彼女です。」

香奈が先に自己紹介をした。
私も慌ててした。

「中山愛理です。」

「玲くん!
愛理フリーだから!」

私が自己紹介したと同時に
香奈が私の肩を揺らして
そんなことを言った。

「フリー?笑」

玲くんはちょっと笑った。

⏰:10/01/30 23:18 📱:SH03A 🆔:bFCSmBwo


#14 [ゆかぴ]
私は顔が赤くなった。

「もうっ!香奈!」

私は香奈をぺしぺし叩いた。

「俺もフリーだけどね。」

なのにこの人は
うちがフリーなのを
笑ったのか…泣

私は知らんぷりをして
ご飯を食べ始めた。

⏰:10/01/31 20:02 📱:SH03A 🆔:Rx.8wOf6


#15 [ゆかぴ]
「玲くんもフリーなら
アド交換しなよっ!」

愛理は玲くんと私を
交互に見た。

「え?笑」

私はもちろん苦笑い。

交換?
いやいやいやいや!
別にいいし!笑

⏰:10/01/31 22:13 📱:SH03A 🆔:Rx.8wOf6


#16 [ゆかぴ]
「いい!実にいい!笑」

恭介くんも賛同した泣

なんだよこのカップル!笑

「愛理ちゃんだっけ?
教えて教えて★」

玲くんはニコニコして
パンツのポケットから
ケータイを出した。

⏰:10/01/31 22:15 📱:SH03A 🆔:Rx.8wOf6


#17 [ゆかぴ]
ケータイを出されたら
交換はしないってことは
できないよね…汗

「…いいよ。」

私達は赤外線で
お互いのアドを交換した。
私はフォルダ分けを
するタイプだから、
玲くんを"大学"の
フォルダに入れようとした。

神崎玲…。
金持ちそうな名前笑

⏰:10/01/31 22:17 📱:SH03A 🆔:Rx.8wOf6


#18 [ゆかぴ]
「玲くんって前から
この大学にいた?
恭介の友達でこんな
イケメン見たの初めて!」

香奈は普通に言った。
言い過ぎだ。
最後の文が特に笑

「失礼なやつだなぁ…笑
玲は編入生で
最近入ってきたんだよ。
授業でたまたま俺の隣に
座ったんだよ〜★」

⏰:10/01/31 22:21 📱:SH03A 🆔:Rx.8wOf6


#19 [ゆかぴ]
「そうそう。
恭介やばいぐらい
フレンドリーだったよな!」

「へ〜。」

編入生なんだ。
この辺じゃ見ない
顔だもんね。

「あっ。ちなみに
サッカー部に入ったから!」

恭介くんが玲くんの
肩を抱いて言った。

⏰:10/01/31 22:25 📱:SH03A 🆔:Rx.8wOf6


#20 [ゆかぴ]
「まじで!?」

私と香奈は同時に言った。
それにビックリして、
顔を見合わせて笑った。

私と香奈と恭介くんは
サッカー部です。
もちろん私と香奈は
マネージャー。
新入部員はうれしい!

「二人共…マネージャー?」

玲くんが微笑んで言った。

⏰:10/01/31 22:29 📱:SH03A 🆔:Rx.8wOf6


#21 [ゆかぴ]
まっ…眩しい!
さすが美少年!笑

「うん。そ…うだよ。」

私はカミカミで言った。
あー恥ずかしい!

「よろしく。」

玲くんがニコッと笑った。

この笑顔はもう王子様だな。

⏰:10/01/31 22:32 📱:SH03A 🆔:Rx.8wOf6


#22 [ゆかぴ]
「さっきからずっと
思ってたんだけど、
愛理ちゃんいい香りする。」

「え?」

私は自分の服を
くんくん嗅いでみた。
香水すら付けないから
香りはしなかった。

「そう?
自分のことなのに
分からないや〜笑」

⏰:10/01/31 22:35 📱:SH03A 🆔:Rx.8wOf6


#23 [ゆかぴ]
「ごめんっ。
何もないです笑」

玲くんはアッとした
表情をした。

変なの…。

そうこうしている間に
昼休みの終了10分前だった。

⏰:10/01/31 22:37 📱:SH03A 🆔:Rx.8wOf6


#24 [ゆかぴ]
「香奈っ。
そろそろ教室行こっ。」

私がそう言うと
香奈は腕時計を見た。

「…あ!時間やばいね!
じゃあお二人さん
ばいばーい!」

「ばいばーい。」

恭介くんと玲くんは
軽く手を挙げてくれた。

⏰:10/01/31 22:40 📱:SH03A 🆔:Rx.8wOf6


#25 [ゆかぴ]
「玲くんやばいよ!
狙っちゃいなよ!」

「何を言うか笑」

玲くんはかっこいいけど、
かっこよすぎて
釣り合わない気がした。

授業も無事に終わり、
放課後になった。

⏰:10/01/31 23:08 📱:SH03A 🆔:Rx.8wOf6


#26 [ゆかぴ]
今日は部活が休みだ。

私は真っ直ぐ家に帰った。
家って言っても
マンションだけどね。
大学遠いから一人暮らし。

⏰:10/01/31 23:10 📱:SH03A 🆔:Rx.8wOf6


#27 [ゆかぴ]
マンションの前に
一匹の猫がいた。

野良猫…かな?

でも、野良猫のわりには
毛並みは白くてキレイ。
そして目が黄金色だった。

その猫は私を見ていた。
私は猫に近付いた。

⏰:10/02/01 09:10 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#28 [ゆかぴ]
「ニャー…」

私が近付くと
嬉しそうに鳴いた。
私は猫の前に座った。

「キレイな猫だこと…。」

私はそう言いながら
猫の頭を撫でた。
猫は目をつむって
気持ち良さそうだった。

⏰:10/02/01 09:13 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#29 [ゆかぴ]
連れて帰りたいけど、
私のマンションは
ペット厳禁。
てか、飼い猫かもだし…。

「あんたのこと
連れて帰りたいけど、
私のマンションだめなの。
ごめんね。」

私はスッと立った。
そしてマンションに
入っていった。
猫は私を見ていた。

⏰:10/02/01 09:16 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#30 [ゆかぴ]
人慣れした猫だったなぁ。
やっぱ飼い猫?

ーーーーーーーーーーーー

今日は天気がいいなぁ。
ゴミ出しの日かぁ。

家のカギを閉め、
ゴミ袋を持って階段を
降りていった。
そしてゴミ置き場に
ゴミを置いた。

あの猫…もういないか。

⏰:10/02/01 09:47 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#31 [ゆかぴ]
てか、いてたら
逆に怖いんだけどね。

私は学校に着き、
教室に向かうために
廊下を歩いていた。

「愛理ちゃんっ。」

振り向くと
こっちに早足で来る
玲くんがいた。

⏰:10/02/01 11:01 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#32 [ゆかぴ]
「おはよう。」

「おはよー。
俺メール待ってたのに…笑」

玲くんは私の隣に
並んで一緒に
歩きはじめた。

メールとか忘れてた!
ごめんよ玲くん笑

「ごめんごめん。
またメールするからっ。」

⏰:10/02/01 11:03 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#33 [ゆかぴ]
そう言うと玲くんは
ニカッと笑った。

「末永くお待ちしております。」

「あはは…汗」

私はもちろん苦笑い。
玲くんのキャラが
いまいち分からない。

⏰:10/02/01 11:05 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#34 [ゆかぴ]
玲くんとは授業が
違うからバイバイした。
教室で席に着いてすぐに
玲くんにメールをしてみた。

「メールしてみましたよ笑」

なんか変?笑
まぁ、気にしない気にしない笑

⏰:10/02/01 11:26 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#35 [ゆかぴ]
すぐに玲くんから
メールが来た。

「待ってました!
まぁ、よろしく

他愛のないメールを
授業中もずっとしていた。
あ〜不真面目!笑

⏰:10/02/01 11:47 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#36 [ゆかぴ]
久しぶりに誰かと
こんだけもメールした。
なんか新鮮笑

放課後は部活。
つまり、玲くんが
部活に初参加だ。

「神崎玲です。
よろしくお願いします。」

玲くんは自己紹介をして
軽く頭を下げた。

⏰:10/02/01 13:26 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#37 [ゆかぴ]
「かっこいいよね。」
「うん!まじでやばい!」

先輩のマネージャー達は
玲くんを見て興奮していた。
そりゃあかっこいいもんね。

「ポジションはどこですかぁ?」

いつもはびしっとしている
マネージャーの先輩が
上目遣いで言った。

先輩なんかキャラがww

⏰:10/02/01 16:37 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#38 [ゆかぴ]
「FWです。」

「そうなんだ〜。」

玲くんの周りには
先輩のマネージャーが
たかっていた。

グラウンドを見回すと、
グラウンドの外には
女の子がたくさんいた。
いつもはいないのに…。

「玲くん目的か。」

香奈が女の子達を
見ながら言った。

⏰:10/02/01 16:46 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#39 [ゆかぴ]
「…なるほどね。」

私は納得した。
みんな玲くんの名前を
叫んでいるもん。

「すねてんの?笑」

香奈が腕を組んで
ニマニマして言った。

「そんなわけないし笑」

⏰:10/02/01 16:59 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#40 [ゆかぴ]
「愛理ちゃん。
朝ぶり〜★」

玲くんが先輩達を
振り切って私と香奈の
ところに来た。
先輩がエッという
顔をしていた。

「あ…うん。そうだね…。」

私は目を伏せて言った。

⏰:10/02/01 17:02 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#41 [ゆかぴ]
「メールありがと。」

玲くんがそう言うと、
サッカー部のみんなが
私と玲くんを見た。

「いやぁ…ははは汗」

私は無理矢理笑顔を作った。

ここで言うな〜!
恥ずかしいし!

「結局メールしたんだ!」

⏰:10/02/01 17:03 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#42 [ゆかぴ]
香奈が両手で両頬を
バッと押さえた。

「これは玲くんがっ…。」

「俺がメールしてって
頼んだからなぁ。」

またまたみんなが
私と玲くんを見た。

余計なこと言い過ぎ!泣
あーもうっ泣

⏰:10/02/01 17:05 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#43 [ゆかぴ]
「木村やるやん!」
「さっすがー!」

先輩達はみんな勝手に
盛り上がっていた。
私は玲くんを見た。
しらっとしていた泣

「練習すんぞ!!」

イライラした声が
聞こえてきた。
監督だ。
こんだけ騒いでたら
そりゃ怒るよね汗

⏰:10/02/01 17:19 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#44 [ゆかぴ]
「はいっ!」

みんな慌てた様子で
準備をし始めた。
もちろん玲くんも。
玲くんは恭介くんの
ところに行った。

ふー…。
監督のおかげで
助かったなぁ。

いや、助かってなかった。

⏰:10/02/01 18:55 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#45 [ゆかぴ]
「有希ちゃん!
神崎玲くんと仲良しなの!?」

先輩マネージャーが
私に押しかけてきた。

「仲良しっていうか
友達っていうか…。」

私はしどろもどろ。
余計に怪しまれる〜汗

⏰:10/02/01 18:58 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#46 [ゆかぴ]
「愛理っ。
お茶作りに行こっ。」

香奈が私を呼んだ。
香奈が女神に見えた。

「あっ…うん!
失礼しまーす。」

私は先輩達に軽く頭を下げて
香奈のところに行った。

⏰:10/02/01 20:16 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#47 [ゆかぴ]
お茶を作るって言っても、
大きなやかんに
お茶の葉が入った袋を
ぽいって入れて、
そこに水を入れるだけ。

「先輩怖かった〜笑」

私はやかんに水が
入っていくのを見ていた。
水がよく跳ねるので冷たい。

「そりゃ玲くんと
仲良しだもんね笑」

香奈は水を入れ終わったのか、
水道の蛇口を閉めた。

⏰:10/02/01 20:30 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#48 [ゆかぴ]
私も入れ終わり、
蛇口を閉めた。

「もうっ。みんなして…。」

「はいはい。
すねないすねないの笑」

香奈は子供をなだめるように
私の頭をぽんぽんとした。

「も〜…笑」

私と香奈は思いやかんを
それぞれ持ってグラウンドに
戻っていった。

⏰:10/02/01 20:34 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#49 [ゆかぴ]
グラウンドは
ざわついていた。
みんな女の子。

まさか……。

私と香奈は人混みの間を
縫ってグラウンドに
入っていった。

「玲くーん!」
「キャー!」

やっぱりね。

⏰:10/02/01 21:03 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#50 [ゆかぴ]
グラウンドではサッカー部が
練習をしていた。
噂の玲くんも
ボールを蹴っていた。

素人でも分かる。
玲くんはうまい。
ボールを蹴っている姿が
かっこよかった。
そりゃ女の子は騒ぐ…か。

⏰:10/02/01 21:09 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#51 [ゆかぴ]
女の子達の歓声も
徐々に減っていき、
練習が19時に終わった。

「お疲れ様で〜す。」

部員が帰っていくのを
笑顔で送るのも
私達マネージャーの仕事。
って言っても、
部誌を書くマネージャー
だけがする仕事。
今日は私の日だ。

⏰:10/02/01 21:12 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#52 [ゆかぴ]
部誌をさっさと書き終えて、
私は帰る準備を始めた。
もう20時を過ぎていた。

お腹すいたなぁ…。
冷蔵庫になんかあったっけ?

そんなことを考えながら
私は家までの道を
歩いていた。

マンションが見えてきた時…
「ニャー…。」

⏰:10/02/01 21:33 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#53 [ゆかぴ]
あの猫だ。
私の左足元にいた。

「また来たの?」

私はしゃがんだ。
そして猫の頭を撫でた。

「ご主人様家で
待ってるんじゃないの?」

私が語りかけても
答えてくれるわけない。
ただジーッと私を
見つめていた。

⏰:10/02/01 21:37 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#54 [ゆかぴ]
「私もそろそろ
帰らなきゃなっ。」

そう言って立った時だった。
その猫が歩きはじめた。
その時急に光が指した。
カーブミラーに車のライトが
反射していたのだ。

車か………車!?

私は猫を見た。
ちょうど曲がり角の
ところに差し掛かろうと
していた。
その猫は車に気付いてない。

⏰:10/02/01 21:40 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#55 [ゆかぴ]
「危ないっ……!」

私はとっさに猫を
両手で掴んだ。
掴んだ瞬間に車が
私達の目の前を
走っていったのだ。

もう少しでこの猫
ひかれるとこだった…。

私はくるっと猫を
私のほうに向かせた。

⏰:10/02/01 21:43 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#56 [ゆかぴ]
「ケガなくてよかったね。」

私は自然と笑顔になった。
その時右手に激痛が走った。

ズキッ……

「痛っ…。」

私は右手の甲を見た。
猫を掴んだ時に
地面と擦ったのだろう。
血が出ていた。

⏰:10/02/01 21:53 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#57 [ゆかぴ]
「あ〜あ…。」

私は猫を地面に降ろした。
猫はその場に座った。

「かまってあげたいけど、
私も帰らなきゃ…。」

私は猫の頭を撫でて
マンションに入っていった。

部屋に入るなり
早速消毒した。

イタタタタ…しみる…。

⏰:10/02/01 21:55 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#58 [ゆかぴ]
上からばんそうこうを貼った。

まぁ、すぐ治るでしょ!

―ーー…

その後に冷蔵庫の残り物で
野菜炒めを作り、
お風呂に入り、
のーんびりしていた。
時計を見ると0時を
過ぎていた。

そろそろ寝よか…。

⏰:10/02/01 22:00 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#59 [ゆかぴ]
私はベッドにもぞもぞ入った。
そしてすぐに眠りについた。

―ーー…

なんでだろう。
分からないや。
私は急に目が覚めた。
いつも朝まで
目が覚めないのに、
今日は覚めた。

なんか嫌だなぁ……。

私は寝返りをうった。

⏰:10/02/01 22:08 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#60 [ゆかぴ]
その時目の前にあったのは
人の顔だった。

え………。

暗くて分からなかったけど、
あれは顔だ。

「きっ……!」

私は叫ぼうとしたけど
声が出なくなった。

声が…出ない…。

⏰:10/02/01 22:19 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#61 [ゆかぴ]
私はバッと
上半身を起こした。

やだやだやだやだ!

私は涙目になりながらも
部屋のスイッチをつけた。
その人の顔が見えた。

キレイな顔立ちだった。
でも……牙があった。

⏰:10/02/01 22:21 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#62 [ゆかぴ]
「やっぱ…まだ吸えねぇや。」

その人がぽつりと言った。

何を…?
何を吸うの?

私は怖くて怖くて
壁に背をつけて立っていた。
そこにその人が
近付いてきた。

やっ…来ないで!!

声を出したくても
やっぱり出ない。

⏰:10/02/01 22:23 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#63 [ゆかぴ]
私はその人に
近くにあるものを
投げつけまくった。
でもびくともしない。

私は顔をもう一度見た。
誰かに似ていた。

…………え…………?
まさか……………。

その人は私の頬に触れた。
冷たかった。

私はその手を振り払った。

まさか…まさか…。

⏰:10/02/01 22:27 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#64 [ゆかぴ]
「玲くん…?」

▼玲side▼

気付かれたのは
お前が初めてだよ愛理。
お前と初めて会った時
いい香りがした。
うまそうな血の味。

愛理は泣きそうになりながら
部屋のスイッチを付けた。

声を出したがっているけど、
俺が出させないように
したからな。
叫ばれたら困る。

⏰:10/02/01 22:30 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#65 [ゆかぴ]
俺は愛理に近付いた。
愛理は来るなって顔を
していた。

でも俺は愛理の血が吸いたい。
でも愛理は俺を
事故から助けてくれた。
あこで事故ってても
俺は生きれるけど…。

「やっぱ…まだ吸えねぇや。」

愛理はエッとした顔をした。

⏰:10/02/01 22:35 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#66 [ゆかぴ]
色々投げてきたけど
所詮は女だ。
力が弱い。

俺は愛理の頬に触れた。

やっぱ人間って
暖かいんだな…。

愛理は俺の手を
振り払ってきた。

しょうがねぇか…。

「玲くん…?」

⏰:10/02/01 22:37 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#67 [ゆかぴ]
ビックリした。
正体がばれた。

「…そうだ。」

▼愛理side▼

「…そうだ。」

その人はぽつりと言った。
そして牙が無くなり、
黄金色の瞳が
黒色に戻った。

やっぱ…玲くんだ。

⏰:10/02/01 22:39 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#68 [ゆかぴ]
気付けば私は
喋ることができていた。

「俺帰るわ…。」

玲くんは振り返り、
窓まで歩いていこうとした。

「待って!!」

私はとっさに玲くんの
腕をつかんだ。
玲くんは私を見た。

「どういうこと?
玲くんって一体何?」

⏰:10/02/01 22:41 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#69 [ゆかぴ]
「俺は…吸血鬼だ。」

いつもと雰囲気が違う
玲くんにビクッとし、
吸血鬼だと言ったのも
ビクッとした。

「吸血鬼……?」

あの吸血鬼?
嘘………。

「嘘でしょ?」

⏰:10/02/01 22:57 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#70 [ゆかぴ]
「いや、本当。
見ただろ?あの牙。」

私は牙を思い出した。
ゾクッとした。

「私の血を吸いにきたの?」

「でも吸えねぇよ。
俺を助けてくれた。」

玲くんは優しく笑った。
いつもの玲くんの笑顔。

⏰:10/02/01 23:07 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#71 [ゆかぴ]
「え?」

「猫を助けただろ?
あれ俺なんだよ。」

あの白い猫が玲くん?
訳分からないよ…。

「…しゃあねぇな。」

すると玲くんが
目の前から消えた。

「え…え…!?」

私はキョロキョロと
玲くんを探した。

⏰:10/02/01 23:09 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#72 [ゆかぴ]
「ニャー。」

足元を見るとあの猫がいた。

嘘でしょ…!?

私はその猫を見つめた。
てか、目が離せなかった。

すると、その猫がまた
玲くんに戻った。

「な?」

「うん…。」

⏰:10/02/01 23:13 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#73 [ゆかぴ]
信じたくなかったけど、
目の前で起きたことは
事実だった。

「俺、あれで事故ってても、
生きてたんだよ。
吸血鬼は不死身だから。」

フジミ…?
そんなアニメみたいなのが
本当にあるの?

⏰:10/02/01 23:15 📱:SH03A 🆔:OOR1Z6Yw


#74 [ゆかぴ]
「ああ…不死身。」

玲くんはそう言って
その冷たい手で
私の右手を持ち上げた。

「このケガ…俺のせいだな。」

「大丈夫だから……。」

玲くんはばんそうこうを
優しくはがした。

⏰:10/02/02 09:18 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#75 [ゆかぴ]
優しくはがしたわりには
それなりに痛かった。

てか…何すんの…。

「そんな嫌な顔すんなよ。」

玲くんが真顔で言った。

嫌っていうか…怖いし。

⏰:10/02/02 14:38 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#76 [ゆかぴ]
私は背筋がゾクッとした。
玲くんが私の傷を
舐めたのだ。

「ちょっ…やだっ。」

私は顔が赤くなるのが分かった。
手を引っ込めようとしたけど、
玲くんに引かれた。

⏰:10/02/02 15:53 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#77 [ゆかぴ]
「吸血鬼の唾液には
治癒能力がある。
だから血を吸った跡も
残らねぇんだよ。」

玲くんは私の手を離した。
その瞬間自分の手を見た。

傷跡が…ない…。

ビックリして玲くんを見た。

⏰:10/02/02 16:28 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#78 [ゆかぴ]
「治癒能力だって言ったけど。」

玲くんは当たり前だと
いう風に言った。

確かに言ったけど…けど!
信じられないよ…。

「…さっき、血を吸っても
傷跡は残らないって
言ったよね?
じゃあ吸われた本人は
吸われたことを
気付かないってこと?」

⏰:10/02/02 16:54 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#79 [ゆかぴ]
「吸ってることも
気付かねぇし、
吸われたことも
気付かねぇよ。
吸う前に気付かれたの
愛理が初めてだ。」

玲くんが怪しく笑った。

「じゃあ…私今までに
吸われたかもなの?」

⏰:10/02/02 16:59 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#80 [ゆかぴ]
お願いします神様!
吸われてませんように!

私は玲くんを見つめたまま
ぴくりとも動かなかった。
玲くんも私を見ていた。

「……大丈夫。
愛理はまだ吸われてねぇ。」

よかった〜!

「でもいい匂いするし
吸われる可能性はでかいな。」

⏰:10/02/02 17:04 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#81 [ゆかぴ]
「え?」

「初めて会った時に
いい香りするって
言ったの覚えてる?」

確か…そんなこと
言ってたような…。

「あれは血の香りだ。
いい香りがすればするほど
血がおいしいんだよ。」

えっ!?

私は焦って両手で
首をバッと押さえた。
吸血鬼は首から血を吸うって
勝手に思っているし。

⏰:10/02/02 17:59 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#82 [ゆかぴ]
「まぁ、吸われる前に
気付くほどだから
大丈夫だな…。」

玲くんは優しく笑ったけど、
私は怖かった。

⏰:10/02/02 18:54 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#83 [ゆかぴ]
私はその場に座り込んだ。
力が抜けてしまった。

「どうした?」

「玲くんって本当に
吸血鬼なんだね…。」

「急になんだよ…笑」

こっちが急にだよ!
いないって思ってたのが
目の前にいるんだから…。

⏰:10/02/02 18:57 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#84 [ゆかぴ]
「…お前本当に
いい香りするわ。」

ビクゥッ!

「吸わないでよ…?」

私はびびりながら言った。

「吸わねぇよ。
でもお前の血吸ったら
一ヶ月は飲まず食わずで
いけるな。
吸血鬼は血で生きてるから。」

⏰:10/02/02 19:02 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#85 [ゆかぴ]
「ますます怖くなるから
やめてよ…。」

私は玲くんを見れずに
俯いてしまった。

「これが吸血鬼なんだよ。」

分かってる…。
分かってるんだよ。
でも玲くんが…。

「玲くっ………あれ…?」

⏰:10/02/02 19:08 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#86 [ゆかぴ]
顔を上げると玲くんが
いなかった。

「え…え!?」

私はスクッと立って
辺りを見回した。

「玲くん…?」

カサッ……

私は何かを踏んだ。

⏰:10/02/02 19:11 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#87 [ゆかぴ]
何…?

私は足をよけて
踏んだものを取った。

「黒い羽……。」

それは黒い羽だった。
それを親指と人差し指で
つまんでくるくる回した。

玲くんの…?

私はそれを机の上に置いた。

⏰:10/02/02 19:14 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#88 [ゆかぴ]
なんか色々ありすぎて
頭が追い付かないよ。
玲くんが吸血鬼なんて…。

私は大きくため息をついた。

寝ようかな…。
寝れないだろうけど。

―ーー…

ピピピピピピッ!

目覚ましの音が遠くから
聞こえてきた。

⏰:10/02/02 19:27 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#89 [ゆかぴ]
うるさいなぁ…。

私は寝た体勢のまま
目覚まし時計を止めた。
結局1時間ぐらいしか
寝れなかったのだ。

私は頑張って
上半身を起こした。

「も〜…。」

吸血鬼…。
私の頭の中はそればっか。

⏰:10/02/02 19:43 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#90 [ゆかぴ]
「用意しなきゃ!」

私はバッと起き、
ちゃんと洗濯もして、
朝ごはんも食べて
学校に向かった。

玲くんに会うの嫌だな。

そんなことを思いつつ
私は学校までの道を
歩いていた。

「あーいり。」

⏰:10/02/02 20:48 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#91 [ゆかぴ]
この声っ……!

私は勢いよく振り向いた。

「玲くんっ…。」

なんで会うかなぁ泣
運悪い泣

「夜ぶりだな。」

玲くんはいつもの
笑顔を見せた。

⏰:10/02/02 20:52 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#92 [ゆかぴ]
「そうだね…。」

私は怖くなってしまい
顔をふせた。

「愛理?」

玲くんは私の肩を
軽くつかんだ。

ビクッ

「っ…。」

私は無意識に玲くんの手を
振り払ってしまった。

⏰:10/02/02 20:54 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#93 [ゆかぴ]
私は我に返った。

「あ…ごめん。」

「いや、いいから。
そうだよな〜。
俺の正体が正体だしな。」

玲くんは苦笑いをした。
なんか悲しそうだった。

⏰:10/02/02 20:58 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#94 [ゆかぴ]
玲くんは吸血鬼。
でもそんなことを
気にしちゃいけないんだ。
玲くんは大切な友達。

吸血鬼はもちろん怖い。
でも玲くんだから
怖くない怖くない!
もう怖いなんて思わない!

⏰:10/02/02 20:59 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#95 [ゆかぴ]
「どうした?」

玲くんが私の顔を
覗き込んできた。

ドキッ…!

「うわっ!ビックリした!」

私は胸を押さえた。
心臓がバクバクしてた。

「俺は愛理のビビり具合に
ビックリしました笑」

「ぼーっとしてたのに
覗き込むからだよ…汗」

⏰:10/02/02 21:03 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#96 [ゆかぴ]
私はふぅっと息を吐いた。

「なんか考え事?」

「玲くんが吸血鬼って
びっくりしたし、怖かった。
でも、もう怖くないから。
玲くんだから大丈夫。」

実は吸血鬼は
目が釣り上がってて、
血走っていて、
口が裂けるほど大きくて、
ありえないぐらいの牙が
あると思ってたからね笑
本当に玲くんが
こんなのだったら、
私確実に怖いままだったよ汗

⏰:10/02/02 21:08 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#97 [ゆかぴ]
「そっか。サンキュ。
これは秘密だからな。」

「分かってるよっ。」

そう言うと玲くんは
優しく笑った。
いつもの玲くんだ。
口調もいつもの玲くん。
吸血鬼の時の口調は
ちょっとクールだったし。

⏰:10/02/02 21:13 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#98 [ゆかぴ]
学校に2人で入っていくと
急に背中を押された。

「きゃっ!」

「わっ!」

玲くんも一緒に
前のめりになった。

⏰:10/02/02 21:59 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#99 [ゆかぴ]
「「おはよー!」」

香奈と恭介くんだった。
二人とも満面の笑顔…。

「いったー!
二人してなんなの!?」

「仲良く登校しちゃって…!」

香奈は私の鼻を
つつきながら言った。
私は顔が赤くなった。

「これはたまたまだよっ!」

「そうそう!たまたま。」

玲くんは腕を組んだ。

⏰:10/02/02 22:17 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#100 [ゆかぴ]
「ふーん?
まぁいいけど笑」

恭介くんはニマニマしながら
玲くんと肩を組んだ。

「恭介お前なぁっ!」

「まあまあまあ笑」

二人はじゃれ合っていた。
それを見ている私と香奈。

「あの二人できてる?笑」

香奈が二人を見ながら言った。

「かもね笑」

私は自然と笑みがこぼれた。

⏰:10/02/02 22:44 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#101 [ゆかぴ]
アンカー(^ω^)

>>1-50
>>51-100

⏰:10/02/02 23:06 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#102 [ゆかぴ]
今日の部活も
相変わらずギャラリーが
たくさんいた。
みんな玲くん目当て。
すごいなぁ…笑

パッと隣を見ると
先輩マネージャー達も
みんな玲くんに見とれていた。

「こんな大人気な玲くんと
仲良しな愛理は幸せだよ笑」

反対側を見ると
香奈がニヤニヤして
私を見ていた。

⏰:10/02/02 23:11 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#103 [ゆかぴ]
「なっ…何?」

私は眉をひそめた。

「なーんもないっ!」

愛理はそう言って
キレイな茶髪の髪を
なびかせながら
どこかに行ってしまった。

「もうっ。」

私と玲くんには
何もないよ笑
第一彼は吸血鬼!

⏰:10/02/02 23:18 📱:SH03A 🆔:b5zVVhGg


#104 [ゆかぴ]
私は玲くんのプレー姿を
見つめた。

やっぱかっこいいや…。
でも吸血鬼だしね。

私は目を伏せた。

⏰:10/02/03 09:22 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#105 [ゆかぴ]
「休憩にすんぞーー!」

監督がグラウンドに
響き渡るような声で言った。
部員のみんなは
練習を止めて集まってきた。

「疲れたー!」

「有希ちゃんお茶ちょうだいっ。」

私はマネージャー達と
部員のみんなにお茶を
配った。

⏰:10/02/03 10:04 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#106 [みかちャん]

オモシロィ
あげ・
ちゃぃ
ますッ
!

⏰:10/02/03 10:55 📱:PC 🆔:☆☆☆


#107 [みかちャん]
あげ!

⏰:10/02/03 13:09 📱:PC 🆔:☆☆☆


#108 [ゆかぴ]
有希ちゃんというのは
先輩マネージャーの一人。

「愛理っ、お茶ちょうだい!」

玲くんが汗を拭きながら
手を出してきた。

「あ、うんっ。」

⏰:10/02/03 13:26 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#109 [みかちャん]
あげ! 

⏰:10/02/03 13:43 📱:PC 🆔:☆☆☆


#110 [ゆかぴ]
>>109

感想板に書いてほしいです

⏰:10/02/03 14:29 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#111 [ゆかぴ]
私はコップにお茶を入れて
玲くんに渡した。

「サンキュ。」

玲くんは笑って
そのコップを取った。
その時にちょっとだけ
玲くんの手が触れた。

「どういたしまして。」

やっぱほんのり冷たい…。

⏰:10/02/03 14:38 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#112 [みかちャん]
すいません、もう私来ない方がいいですね

⏰:10/02/03 14:50 📱:PC 🆔:☆☆☆


#113 [ゆかぴ]
人間じゃないんだなって
改めて実感した。
人間はもっと暖かい。
玲くんが吸血鬼だって
知らない人はただの
冷え性かと思うかも…笑

「どした?」

我に返ると恭介くんが
キョトンとして私を
見ていた。

「なんもないよっ…。」

私は顔の前で手を
ぶんぶん振った。

⏰:10/02/03 14:58 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#114 [ゆかぴ]
「神崎玲くんのこと
考えてたとか?笑」

「違うからっ!ばか!」

私は恭介くんを
軽く叩いた。

考えてたけど
内容が内容だし…ね。

⏰:10/02/03 15:35 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#115 [ゆかぴ]
―ーー…

タンタンタンタンッ…

はい、私野菜を切ってます。
今日はカレー。
作り置きできるしね笑

「今日カレー?」

バッと振り返ると
玲くんがいた。

「ひゃっ……!
玲くん!?」

⏰:10/02/03 16:18 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#116 [ゆかぴ]
そこには玲くんが
立っていた。

どこから入ってきたの!?

「そんな驚いた顔すんなよ笑」

玲くんはそう言って
ソファーにドカッと座った。

「だって…なんで…。」

「来たいから来たんだよ。」

⏰:10/02/03 16:55 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#117 [ゆかぴ]
「そんな理由…。」

どんだけ自由なんだか…汗
吸血鬼ってみんな
自由人とか?

「愛理の料理食べたい。」

「いいけど…。」

玲くんは嬉しそうな
顔をした。

⏰:10/02/03 17:03 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#118 [ゆかぴ]
「じゃあ俺手伝うわ。」

玲くんはよいしょって言って
ソファーから立ち、
キッチンに来た。

「ありがとう。
じゃあ……」

玲くんは料理上手だ。
野菜切るの速いし、
手際がいい。
私なんか…泣

⏰:10/02/03 17:23 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#119 [ゆかぴ]
「吸血鬼なのに…。」

私は肉を切りながら
ぽつりと言った。

「え?なんか言った?」

「なっ…何もないよっ。」

危ない危ない…汗
吸血鬼だからって
批判はだめだよね。

⏰:10/02/03 21:17 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#120 [ゆかぴ]
カレーとそれに加えて
ポテトサラダを作った。

「「いただきまーす。」」

私達は仲良く(?)
ご飯を食べ始めた。

「うん…うまいな。」

玲くんはがっついていた。

子供みたい……笑

⏰:10/02/03 22:34 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#121 [ゆかぴ]
その時に玲くんと
目がバチッと合った。

「……にやけてるぞ笑」

「えっ!!」

私は空いてる左手で
頬を押さえた。

にやけてたの!?
恥ずかしい……笑

⏰:10/02/03 22:37 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#122 [ゆかぴ]
「妄想してた?笑」

「んなわけないし!」

―ーー…

「「ごちそうさまでした。」」

私達はちゃんと
手を合わせて言った。

「お腹いっぱいだな。」

玲くんはふぅっと
息を吐きながら
お腹をさすった。

そういえばこの前に、
血を吸えば飲まず食わずで
生きられるって言ってたよね。
あれは私の血だけど…。

⏰:10/02/03 22:42 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#123 [ゆかぴ]
「血吸わないままいたら
吸血鬼はどうなるの?」

私は疑問に思ったから
ふと聞いてみた。

「なに?
吸わせてくれんの?笑」

「違うからっ!
気になっただけ。」

⏰:10/02/03 22:44 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#124 [ゆかぴ]
「こうやって食べ物食べても、
血を吸わなかったら
普通に死ぬなぁ…。」

死ぬ……か……。

「でも大丈夫だ。
俺血吸ってるし。」

サラッという玲くんに
ゾクッとしたのは
言うまでもない。

⏰:10/02/03 22:48 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#125 [ゆかぴ]
「吸ってるんだ…。」

「怖い?」

「怖いっていうか…
吸血鬼なんだなぁって
実感しただけ。」

私は無理矢理笑顔を作った。
玲くんが人間だったら
よかったのにと
思う私がいた。

⏰:10/02/03 22:50 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#126 [ゆかぴ]
それから色々喋り、
時計を見ると23時半すぎだった。

「俺そろそろ帰るわ。
愛理寝るだろ?」

玲くんは立って
私を見下ろす形で言った。

「あ…うん。」

⏰:10/02/03 22:53 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#127 [ゆかぴ]
「寂しがんなよ笑」

「寂しくなんかないしっ汗」

私はちょっと体が
熱くなった。

「はいはい笑」

玲くんは窓際まで
歩いていった。

⏰:10/02/03 22:55 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#128 [ゆかぴ]
え?

「どこにどうやって帰るの?」

「ん?」

玲くんは当たり前のような
顔をしていた。
だって帰るっていうのに
窓際に行くんだもん。

「俺らの世界に帰るんだよ。
じゃあまた明日。
おやすみ。」

⏰:10/02/03 22:57 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#129 [ゆかぴ]
玲くんはそう言うと
窓のカギを開けた。
そして背中から
黒い翼が生えた。

あの翼…この前拾った
羽のやつだ…。

私はあんぐりして
玲くんを見つめていた。
そして玲くんは夜空へ
ヒュッと音を立てて
飛び立っていった。

⏰:10/02/03 22:58 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#130 [ゆかぴ]
それから玲くんは
定期的に私の家に
来るようになった。

時には急に現れて、
時にはチャイムを
鳴らして来たり、
時には猫で来たり…。
半同棲状態。

⏰:10/02/03 23:02 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#131 [ゆかぴ]
「愛理!最近どうなの!?」

今は昼休み。
中庭で友達のみんなと
昼ご飯を食べている時に
香奈が突発的に言った。
私はビックリして
箸でつまんでいた卵焼きを
落としそうになった。

「なっ…何が?」

「も〜笑
玲くんだよっ!」

⏰:10/02/03 23:09 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#132 [ゆかぴ]
「何もないけど…。」

よく家に来るけど
それは秘密!
恥ずかしいもん。
いや、特別な感情は
ないんだけど……
恥ずかしいですww

「えーー!?」

みんな一斉に言った。

⏰:10/02/03 23:13 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#133 [ゆかぴ]
「香奈からすごい仲良しって
聞いてたのに……。」

一人の子がそう言うと
みんなうんうんと頷いた。
私はキッと香奈を睨んだ笑
香奈は片手を顔の前に
持っていって、
ごめんのポーズをした。

も〜…。
妄想激しいよ。

私は卵焼きを口に入れた。
塩を入れすぎたみたい。

⏰:10/02/03 23:16 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#134 [ゆかぴ]
今日も部活だ。
ギャラリーは
相変わらずだなぁ。

「愛理ちゃん、玲くんと
仲良しでいいよね。」

先輩マネージャーは
みんな同じようなことを
言ってきた。

⏰:10/02/03 23:27 📱:SH03A 🆔:UWbuutM6


#135 [ゆかぴ]
それに対して私は
「違いますからっ!」
ばっかり言っていた…笑

⏰:10/02/04 09:09 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#136 [ゆかぴ]
私は玲くんとの関係を
聞かれるばかりで
疲れていた。
玲くんも私との関係を
聞かれているのだろう。

―ーー…

「ただいま〜。」

私は一人暮らしのくせに
自分の家に入る時に
いつもこう言う。
返事なんか返ってくるわけない。

⏰:10/02/04 11:28 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#137 [ゆかぴ]
私はそう言って
ブーツを脱ごうと
玄関に腰をかけた。

「お帰り。」

「へっ?」

私は振り返った。
ソファーのところに
玲くんが座ってるのが見えた。

⏰:10/02/04 12:03 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#138 [ゆかぴ]
「また勝手に……。」

私はブーツを脱ぎ、
家の中に入っていった。
玲くんは私の姿が見えると
「お帰り。」と優しく言った。

「ここ玲くんの
家じゃないんだけど…。」

私はソファーの上に
かばんを置いて言った。

⏰:10/02/04 12:06 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#139 [ゆかぴ]
「俺の第二の家
みたいなもの。」

「第二の家って…笑」

私は玲くんを
見下ろすような形で
喋っていた。

「てか、学校で玲くんとの話
ばっかり聞かれるんだけど。」

「それ俺のせい?笑」

⏰:10/02/04 12:08 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#140 [ゆかぴ]
「だって……。」

玲くんが悪いわけでは
ないんだけどさぁ。
関係があるのは玲くんだし…。

「俺も愛理との仲聞かれた。
こうやっていつの間にか
呼び捨てだしなぁ。」

そうだ!
気付けば呼び捨てだ!
だから余計に
聞かれるのでは…笑

⏰:10/02/04 12:10 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#141 [ゆかぴ]
「俺の本名さぁ、
神崎玲じゃねぇんだ。
こっちの世界で
通用するように
付けてもらったんだ。」

「じゃあ本名は?」

そういやそうだよね…。
吸血鬼なのに
日本人の名前だしね。

「かたかなでレイ。」

レイか……。
名前はそのままか。

⏰:10/02/04 12:13 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#142 [ゆかぴ]
「俺血吸いに行くわ。」

「あ…うん。」

なんかコロコロと
話変わる人だなぁ。
今さら気づくというね笑

私はえっと思い、
腕時計を見た。

「まだ夕方だよ?
気付かれるんじゃ…。」

「猫の姿で行って、
寝てる奴のを吸うんだよ。」

⏰:10/02/04 12:16 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#143 [ゆかぴ]
玲くん………いや、
レイくんはそう言うと
消えてしまった。

瞬間移動?笑

私はソファーに座った。
そしてため息をついた。

血吸いに行くんだ。
いつか私も吸われるのかな?
う〜……怖い…。

⏰:10/02/04 12:18 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#144 [ゆかぴ]
血を吸いにいくって
言われたのに、
普通に見送る私って
おかしいよね!?

私は両手で両を押さえた。

なんかもう…
レイくんのせいで
吸血鬼に慣れたよ。

⏰:10/02/04 12:22 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#145 [ゆかぴ]
それから約1時間後に
レイくんが帰ってきた。
窓から猫の姿で
入ってきたのだ。

「ただいま。」

人の姿になったレイくんは
笑顔でそう言った。

「おっ…お帰り。」

私はソファーに座ったまま
慌ててそう言った。

⏰:10/02/04 12:24 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#146 [ゆかぴ]
「てか、なんでまた
私の家に……。」

「だめだった?」

レイくんはそう言うと
私の隣にドカッと座った。

「そんなことないけど。」

私はレイくんの顔を見た。
見事に目が合ってしまった。

⏰:10/02/04 14:44 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#147 [ゆかぴ]
「あ…ごめんっ。」

私は思わず目を逸らした。
すごくキレイな目だった。

「なんで謝るわけ?笑」

「いや…それはねぇ…笑」

ヒヤッ……

急に左頬に冷たい感覚がした。
顔を上げるとレイくんが
私の頬に触れていた。

⏰:10/02/04 14:46 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#148 [ゆかぴ]
顔を上げた時に
レイくんと目が合った。

やば…逸らせない…。

私達は何秒間か分からないけど、
長い間見つめ合っていた。

「愛理…。」

レイくんは静かに
私の名前を呼んだ。
そして顔が近付いてきた。

⏰:10/02/04 14:48 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#149 [ゆかぴ]
キスしちゃうの!?
やだっ!!

私は顔を逸らした。
するとレイくんの
動きがピタッと止まった。

「ばーか笑」

レイくんはそういって笑って、
触れていた手で
私の頬をつねった。

「痛い痛いっ…!」

⏰:10/02/04 15:17 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#150 [ゆかぴ]
へ?
何がなんだか…汗

「キスするかと思った?」

レイくんは頬をつねるのを
やめてくれた。

「えっと…あー…。」

思いましたよ!
あんなに顔を
近付けられたら
思うに決まってる!

⏰:10/02/04 15:19 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#151 [ゆかぴ]
私は左頬をさすった。

「じゃ、また明日。」

「あっ!ちょっと!」

止めようとしたけど
レイくんは
飛んで行ってしまった。

レイくん意味分かんない!
キスしないなら
顔近付けないでよ!

⏰:10/02/04 15:51 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#152 [ゆかぴ]
私は不機嫌になって
ベッドに潜った。

―ーー…

今日は学校が休みだけど
部活はあるのです。
つまりレイくんに会う!

私はジャージで家を出た。

⏰:10/02/04 15:55 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#153 [ゆかぴ]
グラウンドに着くと、
早めに来た部員は
練習をし始めていた。

「おはよっ。」

私に最初に気付いたのは
恭介くんだった。

「おはよ〜。」

「玲はまだ来てないけど…笑」

ドキッ…

⏰:10/02/04 17:49 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#154 [ゆかぴ]
私はレイくんの名前が
出たと同時に、
昨日のことが頭をよぎった。

「顔赤いぞ笑
照れんなよ笑」

恭介くんは私の肩を
ぽんっと押した。

「違うからっ!!」

「何が違うって?」

恭介くんの肩越しに
レイくんが見えた。

⏰:10/02/04 17:51 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#155 [ゆかぴ]
「おー玲!
今お前の話してたんだよ。
愛理ちゃんが玲が来てなくて
寂しかったんだってさ笑」

「ちょっ!違うってば!」

私は必死に否定したけど、
それが裏目に出ていた。
否定すればするほど
勘違いされている泣

「俺にそんなに会いたい?笑」

「だって昨日………。」

⏰:10/02/04 17:54 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#156 [ゆかぴ]
私はアッと思い、
片手で口を塞いだ。

昨日あんなことしたからって
言いそうになったし…。

「昨日?
お前らなんだよ〜!」

恭介くんは楽しんでた。
人の気も知れずに……。

⏰:10/02/04 17:55 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#157 [ゆかぴ]
「もういいっ!」

私はイラッとして、
グラウンドの隅に行った。

本当に怒ったから!
毎日毎日レイくんとのこと
勝手に騒がれて最悪…。
レイくんもレイくんで
しれっとしてるし。

私はグラウンドの隅に
よいしょっと座った。

⏰:10/02/04 17:58 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#158 [ゆかぴ]
すねても無駄だった。
練習が始まると
マネージャーは部員のために
せかせかと働かなければ
ならないし……。
頑張って働いた。

―ーー…

練習後、監督がみんなに
召集をかけた。
部員のみんなは整列をし、
監督の言葉を待っていた。

「えー……
今度の練習試合なんだが、
スタメンを発表する。」

⏰:10/02/04 18:01 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#159 [ゆかぴ]
スタメン発表。
この瞬間がみんな
一番緊張する。

監督は名前を言っていく。
その中はほとんど2回生。
3回生は引退してるからね。
2回生っていっても、
「やっぱあいつかぁ」
みたいな人ばっかだった。

「最後に…1年だ。
神崎玲。」

⏰:10/02/04 18:03 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#160 [ゆかぴ]
みんな一斉にレイくんを見た。
レイくんはビックリしていた。

「玲すげーじゃん!」

みんなレイくんが
スタメンになったことに
祝福してくれた。
確かにレイくんは
サッカー上手いしね。

⏰:10/02/04 18:05 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#161 [ゆかぴ]
レイくんはみんなに
もみくちゃにされていた。
私も自然と笑顔になった。

「なんであいつが……。」

え?今なんて?

今確かにそう聞こえた。
私はキョロキョロしたけど
誰が言ったかは
分からなかった。
私は嫌な予感がした。

⏰:10/02/04 18:07 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#162 [ゆかぴ]
練習が終わった後に
私は部室に行った。

ガチャ…

中にはレイくんがいた。
レイくんはドアの
開く音に気付き、
振り向いた。

「あ…お疲れ様。」

先に口を開いたのは私。
そう言うとレイくんは
微笑んだ。

「お疲れ様。」

⏰:10/02/04 19:12 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#163 [ゆかぴ]
「どうした?」

「部誌忘れたから
取りに来ただけ。」

「なるほど。」

ううう……。
ふたりきりとか
なんか嫌だなぁ…。

私はロッカーの上にある
部誌を取った。

「じゃあ…先に帰るね。」

⏰:10/02/04 19:31 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#164 [ゆかぴ]
「ちょっと待って!
俺も帰る。」

え!?

レイくんはそう言うと
かばんの中にユニフォームを
ぐちゃぐちゃにして入れた。

「一緒に帰るの?」

「嫌?」

嫌っていうか気まずいから!

⏰:10/02/04 19:34 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#165 [ゆかぴ]
レイくんは私の
返事を待っていて
私のことを見ていた。

「昨日のこと気にしてんの?」

ドキンッ!

私の心臓が一瞬だけ
飛び出そうになった。

「うん…気にして…る。」

「ばーか笑
帰るぞ。」

⏰:10/02/04 19:37 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#166 [ゆかぴ]
ばかって…ばかって…泣
レイくんのせいだし!

私は結局レイくんと
一緒に帰ることに…。
会話がないまま
正門を出ようとした。

「あ、神崎。」

右隣を見ると
サッカー部の先輩が
二人いた。

⏰:10/02/04 19:41 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#167 [ゆかぴ]
「お前スタメンに選ばれて
調子乗ってんじゃねぇよ。」

「……は?」

レイくんは怒っていた。
レイくんは調子になんか
乗ってないし、
怒るのはもっともだ。

「1年のくせによぉ!」

先輩は大声をあげた。
私はビックリして、
ビクッとなった。

⏰:10/02/04 19:43 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#168 [ゆかぴ]
私はその時に
あの言葉を思い出した。

「なんであいつが……。」

あれはこの先輩達が
言ってたんだ…。
私はレイくんを見た。
レイくんは無言で
先輩達を見ていた。

⏰:10/02/04 20:38 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#169 [ゆかぴ]
「はっ…
お前なんも言えねぇの?」

先輩が嘲るように笑った。

「先輩ガキですね。
俺そんなこと言われても
びびりませんよ。」

レイくんはそう言うと
私の腕を掴み、
引っ張っていった。

⏰:10/02/04 20:46 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#170 [ゆかぴ]
「わっ…!」

急に腕を引っ張られたため
こけそうになったけど、
なんとかこけずに済んだ。

後ろのほうでは
先輩達が何か暴言を
言っていたが、
レイくんは全部無視。
私の腕を引っ張ったまま
ずんずんと歩いていた。

⏰:10/02/04 20:59 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#171 [ゆかぴ]
「レイくんっ…!」

私は名前を呼んだ。
するとレイくんは
ピタッと止まった。

「レイくん…。」

「ごめん。」

レイくんはそう言って
私の腕を離した。
掴まれたところが
ちょっと痛かった。

⏰:10/02/04 21:03 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#172 [ゆかぴ]
「…気にしないほうがいいよ。」

「俺は気にしてねぇよ。
愛理の文句言ってたんだよ。」

「え?」

私の文句……?
私達が去る時に言ってたのが
私の文句だったの…?

「それに腹立ったんだよ。
俺は何言われても大丈夫。」

⏰:10/02/04 21:08 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#173 [ゆかぴ]
レイくんは微笑んだ。
私の心はドキドキ。

私のために……。
なんか嬉しい。

「ありがとね…。」

「お礼なんかいらねぇよ。」

レイくんはそう言って
私の頭をぐしゃっとした。

⏰:10/02/04 21:12 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#174 [ゆかぴ]
次の日からその先輩達は
何事もないように
練習に参加していた。
レイくんとも普通に
接していた。

先輩達はただレイくんを
妬んだだけだったんだ。
よかったよかった。

私は自然と笑顔になった。
でもそれもつかの間だった。

⏰:10/02/04 21:25 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#175 [ゆかぴ]
ある日私は部室に残って
部誌を書いていた。
部員のみんなは帰って、
私だけだった。

やっと終わった〜。
さぁ、帰ろっ。

私は帰る準備をし始めた。

ガチャ

「あ、愛理ちゃん。」

⏰:10/02/04 21:28 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#176 [ゆかぴ]
ドアが開いたから
私は顔を上げた。
そこにはレイくんを
妬んでいた先輩達だった。

「お疲れ様です。」

私はニコッと笑って言った。

「一人?」

「はい、みんな帰ったんで。」

私がそう言うと
先輩はお互い顔を
見合わせてニヤッとした。

⏰:10/02/04 21:30 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#177 [ゆかぴ]
え……何?

私は嫌な予感がした。

「じゃあお疲れ様です。」

私はそう言って
先輩達の間を抜けて
帰ろうとした。

ドンッ!

「きゃっ!」

私はいきなり先輩に
体を押されて
ロッカーにぶつかり、
座り込んでしまった。

⏰:10/02/04 21:32 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#178 [ゆかぴ]
「いった〜…。」

私は意味が分からなくて
動けなかった。

目の前に先輩達が
ヤンキー座りをして
私を見ていた。

「一体なんですか!?」

「神崎狙っても
あいつはかわすだろ?
じゃあ愛理ちゃんを
どうにかしたら
いいじゃん?」

⏰:10/02/04 21:50 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#179 [ゆかぴ]
先輩達はニヤッとした。

やだ…やだ…。

私は泣きそうになった。
叫ぼうにも怖くて
声が出なかった。

「痛くしねぇから。」

誰か助けて!!

「先輩何してんすか?」

⏰:10/02/04 21:57 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#180 [ゆかぴ]
先輩達は勢いよく
振り向いた。
そこにはレイくんがいた。

「神崎……。」

先輩達は一斉に
ゆっくり立った。
寝耳に水みたいな顔だった。

「このこと言ったら
強制で退部ですね。」

レイくんは無表情で言い、
それが余計に怖かった。

⏰:10/02/04 22:01 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#181 [ゆかぴ]
「っ…!」

先輩達は早足で
部室から出ていった。
レイくんはそれを見て、
私のところに来てくれた。
私はまだ動けず
座ったままだった。

「なんで…?」

やっと出た言葉が
それだった。

レイくんは私の前に座った。

⏰:10/02/04 22:06 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#182 [ゆかぴ]
「吸血鬼の感…?笑」

レイくんはフッと笑い、
私を抱きしめた。
レイくんはほんのり
冷たかった。
でも違う暖かさがあった。

「ごめん…俺のせいで。」

レイくんは抱きしめる力を
一層強めた。

私は言葉の代わりに
首を横に振った。

⏰:10/02/04 22:08 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#183 [ゆかぴ]
私は自然と涙が出てきた。
レイくんに抱きしめられて
本当に安心したからだ。

「ウ…ヒック…ありがとね。」

「……。」

レイくんは無言だったけど、
何かが伝わって気がした。

レイくんは急に私から離れた。

「泣くなよ…な?」

レイくんは服の袖で
涙を拭いてくれた。

⏰:10/02/04 22:12 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#184 [ゆかぴ]
「だって怖かったもん…。」

私はまだヒックヒックと
泣いていた。
するとレイくんは
私の左頬に手を置いた。

あ……この場面は……。

「次は嘘じゃねぇから。」

レイくんはそう言うと
顔を近付けてきた。
私は嫌じゃなかった。
ゆっくりと目をつむった。

⏰:10/02/04 22:36 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#185 [ゆかぴ]
チュッ…

私達は初めてキスをした。
レイくんの唇は冷たかった。

短いキスだった。

「あったけー…。」

「レイくんは冷たいね。」

レイくんはまた私を抱きしめた。

⏰:10/02/04 22:41 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#186 [ゆかぴ]
なんだろ…
分からないけど、
私の中で何かが弾けた。

「あ〜分かんねぇ。」

「何が?」

私はレイくんの腕の中で聞いた。

「なんでもねぇよ!笑」

レイくんは私の頭を
撫でながら言った。

「そっか。」

私は安心して目をつむった。

⏰:10/02/04 22:52 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#187 [ゆかぴ]
「帰ろか。歩ける?」

レイくんが私から
離れて言った。

私は立とうとしたら
腰が抜けてて立てなかった。

「腰が抜けてるみたい…。」

「しょうがねぇか。
俺に掴まって。」

なんでだろ……。

私は不思議に思いつつ、
レイくんに抱き着いた。

⏰:10/02/04 22:58 📱:SH03A 🆔:Xa3fAZrg


#188 [ゆかぴ]
「しっかり掴まっとけよ。」

「うん。」

私はなんだか怖くなり、
目をぎゅっとつむった。
すると、一瞬だけ体が
ふわっと軽くなった。
足は地面についてるのに
浮いてる感じがして
気持ち悪くなった。

「着いたぞ。」

⏰:10/02/05 09:05 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#189 [ゆかぴ]
レイくんがそう言ったので、
私はゆっくり目を開けた。
辺りを見回すと
見慣れた景色だった。
私はレイくんから離れた。

「私の…家?」

「そう。」

えーーー!?
瞬間移動!?

⏰:10/02/05 11:01 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#190 [ゆかぴ]
私はキョトンとしていた。

「何今さら驚いてんの?笑
いつも俺が急に来た時は
いつもこうやってるんだ。」

「はあ……笑
てか荷物は!?」

「ん。」

レイくんは床を指差した。
私はレイくんの指の先を
追って見た。
そこにはちゃんと荷物があった。

⏰:10/02/05 11:19 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#191 [ゆかぴ]
「あ…どうも。」

「どういたしまして。」

シーン………

一気に静かになった。
その静けさが逆に
変な緊張感を作る。

やだなぁこの空気。
そういえばさっき私達
キスしたんだよね!
うわっ……恥ずかしい。

⏰:10/02/05 11:26 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#192 [ゆかぴ]
「あっ…ご飯作るね。」

私はそう言って立とうとした。
その時にレイくんに
急に腕を掴まれた。

「わっ…!」

私はレイくんの胸に
ポスッと入った。

「えっ汗
何?汗」

「もう少しこのままで…。」

⏰:10/02/05 11:29 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#193 [ゆかぴ]
レイくんは私を抱きしめた。
私はそれに答えるように
レイくんの背中に腕を回した。

私は幸せだった。
ずっとこのままでいいって
思っていた。

⏰:10/02/05 11:30 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#194 [ゆかぴ]
当分の間休まさせて
もらいます
明日からニュージーに
行くんで…

いつも読んでくれてるみんな
本当にありがとうございました!

⏰:10/02/05 18:00 📱:SH03A 🆔:/k7L6FdY


#195 []
いってらっしゃい
いつまででもまってます(笑)

⏰:10/02/05 22:28 📱:P08A3 🆔:HGXrRxVM


#196 [我輩は匿名である]
えー楽しみにしてたのに
でも、更新待ってます!

⏰:10/02/06 01:49 📱:SH02A 🆔:QNyvq1js


#197 [ちょび]
あげ

⏰:10/02/11 16:22 📱:SH905i 🆔:Z2QgxE8g


#198 [ゆかぴ]
みなさんただいま
ニュージー最高でした
また後で更新します(¨)

⏰:10/02/12 12:00 📱:SH03A 🆔:9S0udiIM


#199 [ゆかぴ]
>>198

ID変わってる
なんで?

⏰:10/02/12 12:02 📱:SH03A 🆔:9S0udiIM


#200 [我輩は匿名である]
IDは毎日変わるんですよ。

⏰:10/02/12 12:12 📱:T001 🆔:77ExQG7Y


#201 [琉奈]
>>200

ありがとうございます!
知らなかったです

⏰:10/02/12 12:18 📱:SH03A 🆔:9S0udiIM


#202 [我輩は匿名である]
>>198
主さんじゃないよね?

⏰:10/02/12 12:38 📱:W62S 🆔:☆☆☆


#203 [琉奈]
>>202

主ですよ

⏰:10/02/12 14:33 📱:SH03A 🆔:9S0udiIM


#204 [ゆかぴ]
ごめんなさい。
嘘つきました。
主じゃないです。
この小説大好きなんで、
早く本当の主さんが
帰ってきてほしいです。

⏰:10/02/12 14:52 📱:SH03A 🆔:9S0udiIM


#205 [我輩は匿名である]
>>198
>>199
>>201
>>203
>>204

主のくせに嘘つくなや
どうせ日付かわってIDかわったらのこのこでてくるんやろ

⏰:10/02/12 16:56 📱:SH003 🆔:tufbMyho


#206 [ゆかぴ]
>>204

主と違いますけど?
主も主で早く帰ってこいって思ってますけど。

⏰:10/02/12 17:21 📱:SH03A 🆔:9S0udiIM


#207 [ゆかぴ]
間違った。
>>205
ですね。

⏰:10/02/12 17:22 📱:SH03A 🆔:9S0udiIM


#208 [我輩は匿名である]
>>206
主じゃないなら主のハンネ使うのやめてください!
正々堂々自分のハンネ使ってください!

⏰:10/02/12 17:26 📱:T001 🆔:77ExQG7Y


#209 [ゆかぴ]
>>208

も一緒だったからいけると思ったんです。
ふざけてすみませんでした。

⏰:10/02/12 18:17 📱:SH03A 🆔:9S0udiIM


#210 [ゆかぴ]
まだですか?

⏰:10/02/12 22:33 📱:SH03A 🆔:9S0udiIM


#211 [我輩は匿名である]
>>209
あたしもこの小説好きなのでもうこういうことしてないでください。

⏰:10/02/12 22:41 📱:T001 🆔:77ExQG7Y


#212 [我輩は匿名である]
主さんはしばらく更新できないって書いてあったでしょう
まぁナリした人も反省しているようなので咎めるのはやめましょう。
主さんが帰ってきてこれみたら悲しがるよ。
黙って待ってましょう。

⏰:10/02/12 22:58 📱:W62S 🆔:☆☆☆


#213 [ゆかぴ]
帰ってきましたー
なんかすごいことに
なってますね…

⏰:10/02/16 16:57 📱:SH03A 🆔:4WshuvP6


#214 [ゆかぴ]
アンカー貼っときます

>>1-100
>>101-200
>>201-300

⏰:10/02/16 17:03 📱:SH03A 🆔:4WshuvP6


#215 [我輩は匿名である]
白々しいね主

⏰:10/02/16 17:34 📱:SH003 🆔:☆☆☆


#216 [ゆかぴ]
>>215

何がですか?

⏰:10/02/16 17:56 📱:SH03A 🆔:4WshuvP6


#217 [:/ぶーちゃん]
主さん

気にせず続き
お願いします!!

完結してネ(^^)

⏰:10/02/16 21:20 📱:N02A 🆔:VCsf4XjQ


#218 [ゆかぴ]
>>217

ありがとうございます
頑張って完結させます!

⏰:10/02/16 21:43 📱:SH03A 🆔:4WshuvP6


#219 [ゆかぴ]
>>193

「俺…そろそろ帰るな。」

レイくんはそう言うと
私からそっと離れた。

「うん。」

「寂しい?笑」

私は勢いよくレイくんの
顔を見た。
レイくんはにやけていた。

⏰:10/02/16 21:55 📱:SH03A 🆔:4WshuvP6


#220 [ゆかぴ]
「なっ…何ですか?汗」

「寂しいくせに笑
無理すんなよー笑」

レイくんは笑ってそう言うと、
私の頭をぐしゃっとした。

「もー…。」

私は手ぐしで髪の毛を
ある程度綺麗に整えた。

うん。
本当は寂しいよ。
ずっと一緒にいたい。

⏰:10/02/16 22:11 📱:SH03A 🆔:4WshuvP6


#221 [ゆかぴ]
でもそんなことを
言えるはずもなく…。

「じゃあ本当に帰るわ。」

レイくんはそう言いながら
よいしょっと立ち上がった。

「じゃあね。」

私がそう言って手を振ると
レイくんはフッと笑い、
一瞬で消えた。

⏰:10/02/16 22:23 📱:SH03A 🆔:4WshuvP6


#222 [ゆかぴ]
瞬間移動だ…。

私はさっきまでレイくんが
いた場所を見つめていた。

―ーー…

翌日…。
私を襲った先輩2人は
自ら退部した。
責任を感じてなのか、
ただ逃げたかったのかは
分からないけど…。

「まさか退部するなんてね。」

香奈がぼーっとしながら言った。

⏰:10/02/16 22:45 📱:SH03A 🆔:4WshuvP6


#223 [ゆかぴ]
「香奈…今授業中だよ?」

だらけている香奈を
横目でチラッと見た。

「ばれてないから大丈夫っ。
てか、なんで退部したのかな。」

香奈はそう言って唇を
アヒルみたいに尖らせた。

理由なんか…
言えるわけないし!

⏰:10/02/18 14:27 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#224 [ゆかぴ]
「さあ…。」

「まっ、私達には
関係ないけどね笑」

香奈がイヒヒと笑って
私を見た。
私も笑い返した。

「てか、今日天気いいし、
外でご飯食べよっ!」

「うんっ。
食べよ食べよー。」

⏰:10/02/18 14:30 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#225 [ゆかぴ]
私がそう返事すると同時に
授業終了のチャイムが鳴った。
私と香奈は中庭に行った。
中庭は芝生で覆われていて、
私達はその芝生の上に座った。

「さっ、食べよ食べよ〜♪」

香奈はそう言うと
両手をパチンッと揃えた。
その時、男の子の声が
聞こえてきた。

⏰:10/02/18 14:37 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#226 [ゆかぴ]
「お!おふたりさん!笑」

お弁当のフタを開けようと
していた手を止めて、
私は顔を上げた。
香奈の後ろにサッカー部の
1年の数人がいた。

「おはよ。」

私がそう言うと
みんなバラバラに
おはようと言ってくれた。

⏰:10/02/18 14:39 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#227 [ゆかぴ]
その中には…
レイくんもいた。
レイくんは私を見つけると
ニコッと笑った。

うはっ…汗
恥ずかしいよ汗

私はパッと顔を逸らせた。

「一緒に食べない?」

その中の1人がそう言った。
すると香奈は私の顔を
チラッと見た。

⏰:10/02/18 18:58 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#228 [ゆかぴ]
そしてすぐにみんなを見た。

「2人で食べたいから笑
ごめん笑」

香奈は顔の前に片手を挙げ、
ごめんのポーズをした。
するとみんなは
「そっかぁ。」
みたいなことを言って
どっかに行ってしまった

⏰:10/02/18 19:02 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#229 [ゆかぴ]
「ねぇ。」

「ん?」

香奈はクルッと振り向いて
私をじっと見た。

「玲くんと一緒だと
また愛理照れるでしょ?笑」

「なっ…!汗」

私は愛理にそう言われるだけで
ちょっと顔が赤くなった。

⏰:10/02/18 19:07 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#230 [ゆかぴ]
>>229

愛理に言われるだけで×
香奈に言われるだけで○

間違えました

⏰:10/02/18 19:11 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#231 [ゆかぴ]
「何か進展でもあった?笑」

「なっ…ないよ!笑」

香奈がニヤニヤして
聞いてきた。
私はもちろん焦った。
進展というか……
キスしたし…ね。

「まぁいいけど笑」

香奈はニヤニヤしたまま
お弁当のフタを開けた。

⏰:10/02/18 19:19 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#232 [ゆかぴ]
あのことは2人の秘密。
だから言えない。
てか言うとか無理!笑

―ーー…

それから数日が経った。
レイくんはいつも通りに
私に接していた。
私は相変わらず恥ずかしい。

私達キスしたのに
なんで普通に接することが
できるの…?
意識とかしないの?

⏰:10/02/18 19:36 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#233 [ゆかぴ]
私はちょっとだけ
悲しくなった。
何のためにレイくんが
キスをしたのかが
分からなくなった。

「分からないなぁ…。」

大学の図書館で
独り言を言ったため、
近くにいた人が
私をパッと見た。
私は周りの視線に気付き、
恥ずかしくなり、
顔を机に伏せた笑

⏰:10/02/18 19:42 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#234 [ゆかぴ]
私は一呼吸置いて
顔をパッと上げた。
私の前に男の子が座っていて、
頬杖をついて私を見ていた。

え…?何…?

私は眉間にシワを寄せて
顔を逸らした。

「中山愛理だよな?」

突然名前を言われ、
私はその人を見た。

⏰:10/02/18 21:10 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#235 [ゆかぴ]
「そんな驚いた顔すんなよ。」

その人は目を細めて
フッと笑った。

「だって…名前…。」

「気にすんなって。」

いや、気にしますし!笑
私こんなかっこいい人
知らないよ〜汗

「俺は日向澪(ミオ)。」

日向澪くん…?
やっぱ知らないや。

⏰:10/02/18 21:19 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#236 [ゆかぴ]
「よろしくっ。
下の名前で呼んで。」

「はあ…。」

澪くんはニコニコして
私を見ていた。
私は何も反応ができずにいた。

「あのっ……
私勉強中なんだけど…。
そんなに見られたら…。」

「そかそか。
じゃあなー。」

澪くんはそう言うと
どこかに行った。

⏰:10/02/18 21:23 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#237 [ゆかぴ]
一体誰だったんだろ…。

私はたくさん「?」を
頭上に浮かべながら
勉強を再開した。

それから約30分後。
勉強で分からない所が出てきて、
参考書を探しに行こうと
席を立った。

「えっと…英語…英語…。」

私は英語の参考書の棚を
ずーっと追っていた。
人気があまりなく、
今は私しかいない。

⏰:10/02/18 21:30 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#238 [ゆかぴ]
その時だった。
何が起こったのかは
分からないけど、
私は誰かに壁に
押さえ付けられていた。

「えっ………。」

私は急なことすぎて
声が出なかった。
ゆっくりと顔を上げると…。

「澪くん…?」

⏰:10/02/18 21:34 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#239 [ゆかぴ]
そこにいたのは澪くんだった。
さっきまでの笑顔は消え、
真顔で怖かった。

「あいつなんかやめて
俺にしろよ……。」

澪くんはそう言うと
私の唇に自分の唇を重ねてきた。

え!?……ちょっ!

私は掴まれている腕に
ぐっと力を入れたけど、
男の子の力には敵わなかった。

⏰:10/02/18 21:40 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#240 [ゆかぴ]
すると、澪くんの舌が
私の中に入ってきた。

やだやだやだやだ!!

腕に一層力を入れたけど
やっぱり無理だった。

「ふっ…んっ…。」

息をしようとすると
口から息と共に声が漏れた。
すると澪くんは少しだけ
唇を離した。

⏰:10/02/18 21:45 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#241 [ゆかぴ]
「聞こえるから…。」

澪くんはそう言うと
また唇を重ねてきた。

何分経っただろう。
澪くんはスッと私から離れた。
私は腰が抜けてその場に
座り込んでしまった。
すると澪くんも私の前に
ゆっくりと座った。

「あいつはやめとけ。
後で後悔すんのは愛理。
俺にしとけって。」

澪くんは優しく言って、
私のおでこに口づけをした。

⏰:10/02/18 21:51 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#242 [ゆかぴ]
そして私を放っておいて
どこかに行ってしまった。

意味分からない…。
急に現れて、
急にキスして…。
あいつって誰なの…。
俺にしとけって何…?

私は唇をゴシゴシと
何回も何回も擦った。
そしてなんとか立ち、
荷物を持ってフラフラと
家まで帰った。

⏰:10/02/18 21:55 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#243 [ゆかぴ]
ちゃんと家に着いたのが
不思議でたまらなかった。
だって家までの道を
歩いた記憶がなかったから。

私はソファーに
ボスッと座った。
頭の中が真っ白のままだ。

私…澪くんとキスした…。

私はダッシュで洗面台まで行き、
うがいを何回もした。

⏰:10/02/18 22:10 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#244 [ゆかぴ]
私ははあっと大きい
ため息をついて顔を
ゆっくりと上げた。
鏡に写った自分を
じっと見た。

死んだような顔…。

私は鏡から目を逸らした。
その時ケータイが鳴った。

⏰:10/02/18 23:05 📱:SH03A 🆔:D1BV.yv2


#245 [ゆかぴ]
ソファーに放り投げたままの
ケータイをそっと手に取り、
画面を見てみると、
香奈から電話だった。

「…もしもし。」

「もしもし?愛理?
今日部活だよ?」

あ…。
今日部活だった。
行きたくないなぁ…。

私はギュッとケータイを
軽く握りしめた。

「今日体調悪いから休むね。」

⏰:10/02/19 09:10 📱:SH03A 🆔:dFjR4gjs


#246 [ゆかぴ]
「大丈夫?
声しんどそうだもんね…。
無理しないでねっ。」

「ありがとう。
じゃあね。」

私はそう言ってケータイの
電源ボタンを押した。
そのままソファーに
横になった。

あいつって…レイくん?
それしか思い当たらない。

「後で後悔すんのは愛理。」

どういう意味?

⏰:10/02/19 10:50 📱:SH03A 🆔:dFjR4gjs


#247 [ゆかぴ]
「分かんないよ…。」

私はそっと目を閉じた。
いつの間にか寝ていた。

⏰:10/02/19 21:17 📱:SH03A 🆔:dFjR4gjs


#248 [ゆかぴ]
―ーー…

タンッタンッタンッ…

どこか遠くの方から
何かを切る音が聞こえる。
私はその音で目が覚めた。

「ん…。」

私はゆっくりと目を開け、
目だけで周りをぐるりと見た。
何か私の身体の上に
乗っている気がして、
ゆっくりと見てみた。

ジャージだ……。

⏰:10/02/20 10:48 📱:SH03A 🆔:1mW9F1Hs


#249 [ゆかぴ]
そのジャージはサッカー部の
ジャージだった。
背中にはその人の名前が
書かれている。

私は上半身を起こして
ジャージに書かれた名前を見た。

「あ…起きた。」

⏰:10/02/20 12:54 📱:SH03A 🆔:1mW9F1Hs


#250 [ゆかぴ]
▼玲side▼

「体調不良?」

俺はユニフォームに
着替えながら、
隣で一緒に着替えている
恭介に聞いた。

「香奈が言ってた。
朝は元気だったのにな。」

「ふーん…。」

愛理体調不良なのか…。

⏰:10/02/20 13:14 📱:SH03A 🆔:1mW9F1Hs


#251 [ゆかぴ]
すると突然恭介が
腕で横っ腹を突いてきた。

「愛理ちゃんのこと
気になるんだろ?笑」

「まあな。」

ニヤニヤして聞いてきた
恭介に対して俺は
サラッと言った。

「正直な人〜笑」

恭介は両手で頬を押さえ、
部室を出ていった。

⏰:10/02/20 16:10 📱:SH03A 🆔:1mW9F1Hs


#252 [ゆかぴ]
俺はやたらにやけている
恭介の背中を見ながら
愛理のことを考えていた。

練習終わったらちょっと
家行ってみるか…。

―ーー…

練習が終わり、
俺は一瞬で愛理の
家に行った。

「愛理ー…。」

俺はゆーっくりと
家の中を歩いた。

⏰:10/02/20 16:18 📱:SH03A 🆔:1mW9F1Hs


#253 [ゆかぴ]
「スー…スー…。」

どこからか寝息が
聞こえてきた。

愛理だよな…。

俺はキョロキョロと
辺りを見回した。
ふとソファーに目をやると
愛理が横になって寝ていた。

寝てるし…笑
てか風邪引くぞ。

俺は着ていたジャージを脱ぎ、
愛理にそっとかけた。

⏰:10/02/20 16:25 📱:SH03A 🆔:1mW9F1Hs


#254 [ゆかぴ]
愛理は相変わらず爆睡中。
俺は愛理の顔の前に座った。

寝顔は前にも見たけど
はっきり見たことねぇな。

俺は割れ物でも扱うかのように
そっと髪の毛を撫でた。
その時だった。
胸の奥のほうがぎゅっと
締め付けられた気がした。
俺は撫でていた手で
自分の胸に触れた。

なんだよこれ……。
意味分かんねぇ…。

⏰:10/02/20 16:36 📱:SH03A 🆔:1mW9F1Hs


#255 [ゆかぴ]
まぁいいっか。

俺はパッとキッチンを見た。

そうだ。
なんかご飯作ってあげよ。

俺はゆっくり立ち、
キッチンに行ってご飯を
作り始めた。

⏰:10/02/20 17:15 📱:SH03A 🆔:1mW9F1Hs


#256 [ゆかぴ]
何回も愛理の家に
来ているせいか、
どこに何があるかが
だいたい分かっている。
俺は手際よく料理を
作っていた。

カサッ…

急に音がして俺は
包丁の動きを止めた。
そして俺はゆっくりと
愛理のほうに行った。

「あ…起きた。」

俺は笑いながら言った。

⏰:10/02/20 17:20 📱:SH03A 🆔:1mW9F1Hs


#257 [ゆかぴ]
▼愛理side▼

そこにいたのはレイくん。
ジャージには「KANZAKI」と
書かれていた。
寝起きのせいか頭が
ちゃんと回らない。

「まぬけな顔笑
体調不良だって聞いて
心配して来たんだよ。」

ああ…。
だからいるんだ。

「ありがとう。
てか何してるの?」

⏰:10/02/20 17:30 📱:SH03A 🆔:1mW9F1Hs


#258 [ゆかぴ]
「料理作ってる。」

レイくんは当たり前だ
という風に言った。

私の家なんですが…汗

私はムッとした表情で
レイくんを見た。

「愛理体調不良だし、
作ってんだよ。」

レイくんは私の表情を見て
慌てて付け足した。

⏰:10/02/20 17:39 📱:SH03A 🆔:1mW9F1Hs


#259 [ゆかぴ]
私のために…?

私は嬉しくなり、
ちょっと微笑んだ。

「んじゃ続き作るわ。」

レイくんはそう言うと
キッチンに入っていった。
私はその後を追うように
キッチンに向かった。

⏰:10/02/20 19:53 📱:SH03A 🆔:1mW9F1Hs


#260 [ゆかぴ]
「どうした?」

「私も手伝うよ。」

「ばか。寝てろ。」

レイくんは私の両肩を掴んで
軽くぐいっと押した。

「でも…。」

私体調不良じゃないのに…。
澪くんに……。

私は片手で口をバッと押さえた。

⏰:10/02/20 22:02 📱:SH03A 🆔:1mW9F1Hs


#261 [ゆかぴ]
「…ん?」

レイくんは心配そうに
私の顔を覗き込んだ。
私は無言で首を横に
ブンブンと振った。

私…澪くんと…
キスしたんだった。

私は泣きそうになった。
レイくんの前で
思い出したからかな…。

「愛理?どうした?」

「…ごめん。
何もないから…。」

⏰:10/02/20 22:07 📱:SH03A 🆔:1mW9F1Hs


#262 [ゆかぴ]
私はそう言ってニコッと
笑ってみせたつもりだった。
でもレイくんには
見透かされてたみたい。
レイくんは私をギュッと
抱きしめてくれた。

「体調不良じゃねーよな?」

「体調不良だよ。」

私はレイくんの胸に
顔を埋めた。
すると一層強くギュッと
抱きしめてくれた。

「嘘つき。」

「嘘なんか…キャッ!」

⏰:10/02/20 22:13 📱:SH03A 🆔:1mW9F1Hs


#263 [ゆかぴ]
レイくんが私を
お姫様抱っこをした。
私はビックリして
レイくんの首に腕を回した。

「なっ…何?汗」

レイくんを見上げて聞いた。
でもレイくんは無視。
それよりも顔が怖かった。
私は背筋がゾクッとした。

レイくんは私をベッドまで
連れていき、
ドサッと私を押し倒した。

「え…。」

⏰:10/02/20 22:22 📱:SH03A 🆔:1mW9F1Hs


#264 [ゆかぴ]
「嘘つきって言ってんだよ。」

レイくんは私の上に
覆いかぶさるようにして言った。

「誰とキスした…?」

「え…。」

私は心臓が飛び出るかと思った。
私は変に思われないように
レイくんの目をじっと見た。

「唇にキスの跡残ってる。
吸血鬼にしか見えない
吸血鬼の跡が…。」

レイくんはそう言うと
親指で私の唇をツーッと
なぞった。
私はピクンッと身体が反応した。

⏰:10/02/20 22:31 📱:SH03A 🆔:1mW9F1Hs


#265 [ゆかぴ]
吸血鬼…!?
澪くんも吸血鬼…?

「キスされて嬉しかった?」

レイくんな冷たく言った。
私は恐怖に犯されていた。

「嬉しくなんか…ないっ…。」

私がそう言うと一気に
レイくんの顔が近くになった。
レイくんの息遣いが
聞こえてきそうなぐらい近い。

「俺とのキスは…?」

⏰:10/02/20 22:43 📱:SH03A 🆔:1mW9F1Hs


#266 [ゆかぴ]
私はドキッとした。
レイくんとのキス…
分かるわけなかった。

「黙んなよ…。」

レイくんはそう言うと
唇を重ねてきた。
舌も入ってきたけど
何も抵抗できなかった。
抵抗すると殺されるかと
勝手に思ったからだ。

「ん…ふっ…。」

息をしようとすると
声が漏れた。

⏰:10/02/20 22:56 📱:SH03A 🆔:1mW9F1Hs


#267 []
この小説大好きっ
頑張ってぇ

⏰:10/02/21 00:20 📱:P08A3 🆔:PqUaEKZs


#268 [ゆかぴ]
>>267

ありがとうございます
頑張って書きますね(^O^)

⏰:10/02/21 19:22 📱:SH03A 🆔:M5GXUbYY


#269 [ゆかぴ]
>>266

私は目をつむっているのに、
余計にぎゅっと目をつむった。

だめだ…。
力が入らない…。

私はレイくんに
なされるがままだった。
悲しいのか恐怖なのか…。
よく分からない感情が
私を襲っていた。

⏰:10/02/21 22:27 📱:SH03A 🆔:M5GXUbYY


#270 [ゆかぴ]
唇が離れたかと思うと、
そのまま私の首筋を舐めた。

ピクンッ…

私の身体は反応してしまった。
それをいいことに何回も
首筋を舐めてきた。

「や…めて…。」

私から出た精一杯の言葉は
弱々しかった。
それと同時に私の目から
涙が流れた。

⏰:10/02/22 09:22 📱:SH03A 🆔:xQWJy93Y


#271 [ゆかぴ]
するとレイくんの動きが
嘘のようにピタッと止まった。
私は恐る恐る目を開けた。
レイくんが私のことを
悲しそうな目つきで見ていた。

「ごめん……。
俺最低だ……。」

レイくんはそう言って
親指で私の涙を拭った。

「レイくん…。」

「俺、続き作ってくる。」

レイくんはベッドから降り、
キッチンに入っていった。

⏰:10/02/22 10:59 📱:SH03A 🆔:xQWJy93Y


#272 [ゆかぴ]
私は「待って!」と言いたかった。
でも口が開いただけで
言葉は出てこなかった。
私はわずかに残った涙を
手でごしごしと拭いて
上半身を起こした。

何も考えたくなかった。
考えたらまた涙が
こぼれてしまうからだ。

私はベッドの上で
ぼーっと座っていた。

⏰:10/02/22 16:26 📱:SH03A 🆔:xQWJy93Y


#273 [ゆかぴ]
でもやっぱり考えてしまう。

なんであんなことしたの?
あんなキス…嬉しくない。

私はまたうがいをした。
何かを流すように
何回もうがいをした。

部屋に戻るといい香りがした。

カルボナーラの香りだ…。

私はソファーに座った。

⏰:10/02/22 17:09 📱:SH03A 🆔:xQWJy93Y


#274 [ゆかぴ]
消えてなくなりたい…。

それから数分後に
レイくんが料理を
運んできてくれた。
私と目が合うと
悲しそうに笑った。

「どうぞ。」

レイくんはテーブルの上に
料理を置いてくれた。

え…?

私はレイくんを見た。
レイくんは不思議そうな顔で
私を見返した。

⏰:10/02/22 18:59 📱:SH03A 🆔:xQWJy93Y


#275 [ゆかぴ]
「レイくんのは?」

「………俺と一緒に
飯食うの嫌だろ?
あんなことしたし。」

レイくんはそう言うと
フッと消えた。
私はさっきまでレイくんが
立っていた場所を
ただただ見つめていた。
するとまた涙が出てきた。
レイくんとの距離が
遠くなった気がした。

⏰:10/02/22 20:59 📱:SH03A 🆔:xQWJy93Y


#276 [ゆかぴ]
それからどうやって
ご飯を食べたのか、
どうやってお風呂に入り、
どうやってベッドに
入ったのか覚えていない。
泣き疲れたせいか
よく眠れたけど、
泣きすぎたせいで目が腫れた。

「あーあ…。」

私は鏡とにらめっこをした。
ひどい顔だった。
私はテーブルの上に
置きっぱなしだった
だてめがねをかけた。

⏰:10/02/22 21:32 📱:SH03A 🆔:xQWJy93Y


#277 []
我が儘かもやけどいっぱぁい更新してくれたら嬉しいです( ´∀`)

⏰:10/02/22 21:36 📱:P08A3 🆔:SbvA.j62


#278 [ゆかぴ]
>>277

いつも不定期でごめんなさい
バイトとかで忙しくて
不定期になっちゃうんです
頑張って更新します

⏰:10/02/22 21:59 📱:SH03A 🆔:xQWJy93Y


#279 [ゆかぴ]
>>276

だてめがねをかけた後に
もう一度鏡を見た。
ちょっとは分かりにくいかな?

食欲が出なかったので
朝ごはんを食べずに
学校に向かった。

―ーー…

「おっはよー!
今日めがねじゃーん☆」

香奈はそう言うと
私の隣に座った。

⏰:10/02/22 22:03 📱:SH03A 🆔:xQWJy93Y


#280 [ゆかぴ]
「だてめがねだよ。」

目が腫れてるのを
ばれないように
私は香奈の顔を見ずに
喋っていた。
すると香奈は私の両肩を
がしっと掴み、
私を香奈と向かい合わせにした。

「なっ…何?」

「昨日泣いたでしょ?
隠そうとしたって無理だから。」

⏰:10/02/22 22:08 📱:SH03A 🆔:xQWJy93Y


#281 [ゆかぴ]
香奈にはお見通しか…。

私はフッと目を伏せて
小さく頷いた。
そんな私の頭を香奈は
優しくポンポンとしてくれた。

「レイくんと何かあった?」

「う…分かる?」

「分かるよ〜笑
で、何があったの?」

香奈はズイッと私に近寄って、
周りに声が漏れないようにした。

⏰:10/02/22 22:13 📱:SH03A 🆔:xQWJy93Y


#282 [ゆかぴ]
「キスした…。」

私はぽつりと言った。
香奈は眉間にシワを寄せた。

「ん?なんて?」

聞こえてなかったの!?
恥ずかしいけど……

「キスしたの。」

香奈を見ると、
目を見開いて
口がをポカーンと開いていた。

「まじでっ…。
泣いたってことは
嫌だったの?」

⏰:10/02/22 22:20 📱:SH03A 🆔:xQWJy93Y


#283 [ゆかぴ]
>>281

「レイくんと何かあった?」
は香奈のセリフなんで、
「玲くんと何かあった?」
でしたー

⏰:10/02/22 22:25 📱:SH03A 🆔:xQWJy93Y


#284 [ゆかぴ]
>>282

私は香奈に全て話した。
キスは2回目だったこと。
2回目のキスは無理矢理な
感じで嫌だったこと。
でも、澪くんとのキスや
レイくんの正体は
言わなかった。

「そっかぁ…。
あの人は何を考えてるのか…。」

香奈は大きくため息をついて
頬杖をついた。

本当にレイくんは
何を考えてるか分かんない。
もう嫌だ…。

⏰:10/02/22 22:30 📱:SH03A 🆔:xQWJy93Y


#285 [ゆかぴ]
「ごめん…香奈。
私保健室に行くね。」

「え…。
大丈夫?」

「うん。ありがと。」

私はニコッと笑って
その場を去った。
そして保健室に向かった。

⏰:10/02/22 22:45 📱:SH03A 🆔:xQWJy93Y


#286 []
わぁありがとうございまぁす頑張って下さいね♪

⏰:10/02/22 22:48 📱:P08A3 🆔:SbvA.j62


#287 [ゆかぴ]
>>286

はい
感想は感想板に
書いてくださいねー

⏰:10/02/22 22:53 📱:SH03A 🆔:xQWJy93Y


#288 [ゆかぴ]
>>285

保健室に入ると先生がいて、
ベッドで寝させてもらうことに。
ベッドの周りにある
カーテンをゆっくり閉め、
冷たいシーツに包まれるように
ベッドに入った。

ちょっとだけ寝たら
帰ろうかな…。

私は天井を見つめていた。
そしてゆっくり目を閉じた。

⏰:10/02/22 22:58 📱:SH03A 🆔:xQWJy93Y


#289 [ゆかぴ]
私はいつの間にか寝ていた。
すると突然人の気配がした。
私はゆっくりと目を開けた。
そこには私の顔を
見つめている誰かがいた。

「レイ…くん?」

私は寝起きの声で
レイくんの名前を呼んだ。

「レイじゃねーよ。」

私は一気に目が覚めた。
確かにレイくんの
声ではなかった。

⏰:10/02/22 23:04 📱:SH03A 🆔:xQWJy93Y


#290 [ゆかぴ]
「澪くん…!?」

そこにいたのは澪くん。
私は慌てて上半身を起こし、
澪くんと距離を置いた。
澪くんはベッドの側の
パイプイスに座っていた。

「愛理おはよ。」

澪くんはそう言って笑った。
せして私に触れようと
手を伸ばしてきた。

「やだっ…!」

私はその手をおもいっきり
叩いてしまった。
パチンッと音が鳴った。

⏰:10/02/22 23:10 📱:SH03A 🆔:xQWJy93Y


#291 [ゆかぴ]
「レイとキスしたな。」

澪くんは叩かれた手を
見つめながら言った。

なんで分かるの!?
…そうだ…。
吸血鬼には吸血鬼の
跡が見えたんだった。

私は両手でシーツを
ぎゅっと握った。

「澪くん…吸血鬼なんでしょ?」

⏰:10/02/23 10:19 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#292 [ゆかぴ]
「…レイに聞いた?」

私は小さく頷いた。
すると澪くんは優しく笑った。

「俺は吸血鬼のミオです。
改めてよろしく。」

ミオくんはそう言うと
ベッドに腰掛けた。

「俺とレイは友達。
あいつ俺がこっちの世界に
いるの気付いた?」

「気付いてないよ…。」

⏰:10/02/23 11:11 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#293 [ゆかぴ]
「そっかー。」

ミオくんはそう言うと
長い脚を組んだ。

「何しに来たの…?
帰ってよ…。」

私はそう言って頭まで
すっぽりとシーツを被り、
ベッドの中に入り、
ミオくんに背中を向けた。

「愛理が俺を好きになるまで
俺は帰らねーよ。」

私は無言だったけど、
けっこうドキドキした。

⏰:10/02/23 11:17 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#294 [ゆかぴ]
「…愛理?」

「キスしといてよく」
言えるよね…。」

すると急にシーツが
バッとめくれた。
私はビックリして
首だけを上に向けた。
そこにはシーツを持った
ミオくんがいた。

「あのキスは悪いと思ってる。
でも俺は愛理が好きだから
キスしたんだよ。」

⏰:10/02/23 11:20 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#295 [ゆかぴ]
「そんなこと言われても…。」

私は上半身を起こしながら
小さくそう言った。
するとミオくんの手が
私の髪の毛に触れた。

「レイは愛理のことを
好きだからキスしたか?」

「え…。」

そうだ。
ミオくんは私を好きで
キスをした。
でもレイくんは…。

⏰:10/02/23 11:36 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#296 [ゆかぴ]
「な?」

しょげている表情をした
私の顔を除き込んできた。

「あいつはやめとけって。
まじで愛理後悔すんぞ。
って…愛理はレイのこと
好きなのか?」

私がレイくんを好き?
……いや、好きでは…ない。
てか、分からない。

⏰:10/02/23 11:59 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#297 [我輩は匿名である]
>>120-240
>>241-300

⏰:10/02/23 15:22 📱:W61SA 🆔:kE10G6Mw


#298 [ゆかぴ]
「分からないよ…。」

私がそう言うと
ミオくんは私を
ふわりと抱きしめた。

「愛理ー。
まじで俺にして?
レイのこと好きじゃないなら
俺にして…。」

「だめ…。」

私はミオくんの身体を
押し返そうと腕に力を入れた。
でもミオくんはびくともしない。

⏰:10/02/23 15:45 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#299 [ゆかぴ]
「だってレイには……。」

ミオくんはそこまで言うと
急にパッと離れた。
でも腕は私の身体に
回したままだった。

「え…?」

「やっぱ何でもない。」

ミオくんはそう言うと
また私を抱きしめた。

⏰:10/02/23 16:10 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#300 [ゆかぴ]
ミオくんが何を
言いいたかったのか
分からなかったけど、
私はミオくんの腕の中で
安心していた。

昨日急にミオくんと出会い、
急にキスをされた。
家に帰るとレイくんに
ひどいキスをされた。
すごく辛かった。
でも、ミオくんは私を
好きでいてくれている。
好きだから私にキスをした。
レイくんは…?

⏰:10/02/23 16:16 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#301 [ゆかぴ]
▼澪side▼

気付くと愛理は俺の腕の中で
気持ちよさそうに寝ていた。
愛おしくて愛おしくて、
俺はおでこに口づけをした。

愛理はきっとレイが好きだ。
なんとなく分かる。
でもだめだ。
愛理がズタズタになる前に
俺が愛理を…。

俺は眠っている愛理を
一層ぎゅっと抱きしめた。

⏰:10/02/23 16:19 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#302 [ゆかぴ]
▼愛理side▼

「ん…。」

私は寝ていたみたい。
ゆっくり目を開けると
保健室の天井が見えた。
首だけを動かして辺りを見た。
ミオくんの姿はなかった。

私ミオくんに抱かれて
安心して寝ちゃったんだ!
なんか恥ずかしい…。

⏰:10/02/23 16:49 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#303 [ゆかぴ]
私は目の高さまで
シーツを被った。

なんか私…
大変なことに
巻き込まれてるよね…。
私吸血鬼に縁あるのかな?

私はベッドの脇に置いていた
カバンの中からケータイを
取り出した。
開くと香奈からメールが
来ていた。

⏰:10/02/23 18:05 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#304 [ゆかぴ]
「愛理〜
大丈夫?
もうすぐでお昼だけど
ご飯は食べれる?」

私は画面に表示された
時計を見た。
12:17と表示されていた。
昼休みまで後13分。
私は香奈に返事を打ち始めた。

「大丈夫〜
ありがとう
昼ご飯一緒に食べよ

⏰:10/02/23 20:37 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#305 [ゆかぴ]
そう送信してケータイを閉じた。

なんかよく分からないけど
頑張るしかないよね…。

私はベッドから降りて
昼ご飯を食べるために
香奈に会いに行った。

―ーー…

香奈は私をすごく
心配してくれた。
でもミオくんのことは
言わなかった。

「そうだ!
今日レイくん
来てないらしいよ。
恭介が言ってた。」

「え…。
あー…そうなんだ。」

私は平然を装って言ったけど、
内心はすごく動揺していた。

⏰:10/02/23 20:58 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#306 [ゆかぴ]
>>305

香奈のセリフなのに
玲がカタカナになってました
しかも「続き」が出ました
すみません

⏰:10/02/23 21:03 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#307 [ゆかぴ]
レイくん休みなんだ…。
話したかったのに。

私は購買で買ったパンを
一口かじった。

そして放課後。
部活にもレイくんは
現れなかった。

「今日玲休みかー!!」

そう言って現れたのは
恭介くん。
そう言って私を
ニヤニヤして見ていた。

⏰:10/02/23 21:12 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#308 [ゆかぴ]
恭介くん…。
今日はレイくんネタは
禁物なんだけど…。

私は恭介くんをキッと睨んだ。
すると恭介くんは
驚いた顔をして、
自分を指差して私を見た。
私はそれに頷いて
踵を返した。

レイくん…。
会って話がしたい。

⏰:10/02/23 21:19 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#309 [ゆかぴ]
部活が終わり、
私はすぐに家に帰った。
レイくんがいるかと
勝手に思ったからだ。

ガチャ…

「ただいまー……。」

でも、返事がなかった。
家の中に入ると
いつもいたはずの
ソファーにもいなかった。

やっぱ…いないか。

私はボスッとソファーに座った。

⏰:10/02/23 21:34 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#310 [ゆかぴ]
なんか虚しいや…。
レイくん…。

その夜私はまた泣いた。
会って話がしたくて
たまらなかった。

ベッドに入る頃は
泣き疲れていて
睡魔に襲われていた。
だから私はすぐに眠りについた。

⏰:10/02/23 21:55 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#311 [ゆかぴ]
▼玲side▼

俺は今日学校を休んだ。
愛理に合わす顔がなかった。
こっちの世界を
ぶらぶらしていた。

友達からメールがたくさん来た。
「今日休みー?」
みたいなのばっか。
休みだからいないんだよ笑

「はあ…。」

俺は小さくため息をついた。

愛理に会いたい。
会って話がしたい。

⏰:10/02/23 22:07 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#312 [ゆかぴ]
俺は猫の姿になり、
愛理の住む
マンションまで行った。
愛理の部屋には
電気が点いていた。

愛理っ…。

俺は人の姿に戻って
ドアノブに手をかけた。
きっとこのドアを開けると、
「また来たの?笑」
って笑顔で迎えてくれるはず。

⏰:10/02/23 22:27 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#313 [ゆかぴ]
「や…めて…。」

俺の頭にあの時の
愛理の顔が浮かんだ。
それがドアノブを握っていた
手を離すきっかけになった。

だめだ…。
会えねぇ…。

俺はまた猫の姿になり、
その場を去った。

⏰:10/02/23 22:48 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#314 [ゆかぴ]
それから2日が経った。
レイくんがやっと
学校に来たらしい。

「愛理ー!
よかったねー!
話できるじゃんっ。」

香奈が私の頭を
ポンポンしながら言った。

「そうだね…。」

私は浮かない顔をした。
どんな顔で会えばいいのか
分からなかったからだ。

⏰:10/02/23 23:46 📱:SH03A 🆔:mtu28quQ


#315 [ゆかぴ]
>>314

最初に
▼愛理side▼
と入れるの忘れました

⏰:10/02/24 09:35 📱:SH03A 🆔:sDjxTQ5g


#316 [ゆかぴ]
「無理しちゃだめだよ。
愛理のタイミングで
いけばいいから…。」

「うん。ありがと。」

私はニコッと笑って
香奈の優しさに答えた。

⏰:10/02/24 09:37 📱:SH03A 🆔:sDjxTQ5g


#317 [ゆかぴ]
放課後になり、
部活に行った。
グラウンドに出ると
部員達が練習をしていた。

レイくんいるかな…。

私は自然と辺りを
キョロキョロしていた。
すると視界に入ったのは
楽しそうにボールを蹴っている
レイくんだった。

私はジャージのパンツを
ぎゅっと握った。

⏰:10/02/24 10:29 📱:SH03A 🆔:sDjxTQ5g


#318 [ゆかぴ]
3日ぶりだ…。
たった3日なのに…。

私は胸の奥から
何か熱いものが
溢れてくるのが分かった。
気持ち悪くなって、
その場からダッシュで
逃げ去った。

だめだ…だめだ…。
レイくんを見たら
すごく苦しいよ…。

⏰:10/02/24 10:41 📱:SH03A 🆔:sDjxTQ5g


#319 [ゆかぴ]
私はグラウンドの隅に
べたりと座り込んだ。
ちょうどここは死角で
グラウンドからは見えない。

だめだ…。
一回落ち着こう。

私は目をつむって
大きく深呼吸をした。
そして目を開けた。

会って話したいと
思ってたのに、
本人を見てしまうと
やっぱだめだなー…。

⏰:10/02/24 10:55 📱:SH03A 🆔:sDjxTQ5g


#320 [ゆかぴ]
グラウンドに戻らなきゃと
何回も思ったけど、
身体は動かなかった。
レイくんに会いたいけど
会うのが怖かった。

「愛理…。」

「え…。」

顔を右に向けると
レイくんが壁にもたれて
立っていた。

⏰:10/02/24 11:25 📱:SH03A 🆔:sDjxTQ5g


#321 [ゆかぴ]
「レイくん…。」

「練習始まってんぞ。」

レイくんは冷たく言った。
私はその言い方に
チクッときた…。

「愛理…行くぞ。」

レイくんはそう言うと
私に背中を向けた。
私はとっさに立った。

「最低……。」

⏰:10/02/24 11:48 📱:SH03A 🆔:sDjxTQ5g


#322 [ゆかぴ]
私から出た言葉はそれだけ。
あれだけ悩んだのに、
悩まされていた人のあの態度。
私の中でレイくんに対する
モヤモヤが弾けた瞬間だった。

「え?」

レイくんは身体ごと
私の方に向けた。
「何が?」みたいな顔が
私をまた傷付けた。

「何も分かってないっ…。
本当に最低だよっ…!」

私はそう言い残し、
レイくんの隣を通り、
グラウンドに戻っていった。

⏰:10/02/24 11:52 📱:SH03A 🆔:sDjxTQ5g


#323 [ゆかぴ]
▼玲side▼

俺はグラウンドに戻っていく
愛理を見つめることしか
できなかった。

最低…か…。
そうだよな。
俺は最低だ。

俺は愛理に続いて
グラウンドに戻ろうとした。
その時目の前にあいつが
現れたんだ。

「よっ。レイ。」

「ミオ…。」

⏰:10/02/24 12:15 📱:SH03A 🆔:sDjxTQ5g


#324 [ゆかぴ]
「久しぶりだな。」

ミオはそう言って笑った。
俺はその笑みに
嫌悪感を抱いた。

「愛理かわいそうに。
レイのせいだな。」

「お前愛理知ってるのか?」

「ああ…知ってる。
好きだからな。」

俺の思考回路がストップした。
考えられなかった。

ミオが愛理を好き…?

⏰:10/02/24 14:32 📱:SH03A 🆔:sDjxTQ5g


#325 [ゆかぴ]
「俺は愛理が好きだから
ぎゅっとしたりキスもした。
お前はどうなんだよ。」

ミオはそう言うと
俺を吸血鬼の目で睨んだ。
俺も負けじと睨み返した。

「俺は……。」

正直言って分からない。
この気持ちは愛理が
好きなのか?

「そんな生半可だから
愛理傷付けるんだよ。
絶対にあいつを
俺のものにしてやる。」

⏰:10/02/24 14:41 📱:SH03A 🆔:sDjxTQ5g


#326 [ゆかぴ]
ミオはそう言うと消えた。
俺はその場に突っ立っていた。

ミオは愛理が好きなのか。
俺は一体…。

俺は拳をぎゅっと握り締めた。

⏰:10/02/24 14:44 📱:SH03A 🆔:sDjxTQ5g


#327 [ゆかぴ]
▼愛理side▼

私はぼーっと練習中の
レイくんを見つめていた。

私…レイくんに最低って
言っちゃった…。
カッとなってあんなこと…。
私のほうが最低だ。

「愛理大丈夫?」

香奈が心配そうに
私の顔を覗き込んだ。

「あ…うん。
大丈夫。」

私は笑って答えた。

⏰:10/02/24 15:58 📱:SH03A 🆔:sDjxTQ5g


#328 [ゆかぴ]
だめだめ!
今は部活中なんだから
マネージャーの仕事を
頑張らなくっちゃ!

私はふぅっと大きく
一回だけ息を吐いた。

よし!頑張るぞ!

―ーー…

「愛理ちゃんー。
今日頑張ってたね!」

先輩マネージャーから私は
たくさん褒めてもらった。
頑張った理由は不純だけど…。

⏰:10/02/24 17:13 📱:SH03A 🆔:sDjxTQ5g


#329 [ゆかぴ]
レイくんのことを
考えないように
必死に仕事をした。
レイくんの姿も
見ないようにした。
その日結局レイくんとは
会話をしなかった。
家に帰ってもレイくんは
現れることはなかった。

⏰:10/02/24 21:06 📱:SH03A 🆔:sDjxTQ5g


#330 [ゆかぴ]
「もうだめなのかな…。」

私は誰もいない自分の部屋で
ぽつりと独り言を言った。

「何が?」

急に背後から声がしたので
私は勢いよく振り向いた。
そこにはミオくんが立っていた。

「ミッ…ミオくん!?
私の家……え!?」

私は急なことすぎて
頭の中がぐちゃぐちゃだった。

⏰:10/02/24 22:57 📱:SH03A 🆔:sDjxTQ5g


#331 [ゆかぴ]
「あはは笑
焦りすぎ笑」

ミオくんは片手で口を
押さえて言った。
相当つぼったらしい。

「…何しに来たの?」

「あー…。
俺レイに会った。
レイに俺の気持ち伝えた。」

「え!?」

私はビックリして立ち上がった。
ミオくんは私が急に
立ち上がったせいか、
同じようにビックリしていた。

⏰:10/02/24 23:01 📱:SH03A 🆔:sDjxTQ5g


#332 [ゆかぴ]
「俺は本当のこと言っただけ。」

「……そうだよね。」

私はボスッとソファーに
崩れるように座った。

ミオくんは私が好き。
それをレイくんに言った。
ただそれだけなのに、
何を焦ってるのか…。

するとミオくんは私の
隣に座ってきた。

「俺、愛理のこと好きだから。
早く俺のこと好きになって。」

⏰:10/02/24 23:27 📱:SH03A 🆔:sDjxTQ5g


#333 [ゆかぴ]
私はゆっくりと顔を
ミオくんのほうに向けた。
ミオくんはじっと私の
目を見つめた。
私は視線が逸らせなかった。

「そんな顔で見んなよ笑
襲うぞ?笑」

「なっ…!」

私は顔が赤くなった。
恥ずかしくなり
顔をパッと背けた。

「やっぱかわいいなぁ。」

⏰:10/02/24 23:30 📱:SH03A 🆔:sDjxTQ5g


#334 [ゆかぴ]
「からかわないでよっ…汗」

「からかってなんかねーよ。」

ミオくんはふわりと
私を抱きしめた。
なんかもう慣れたな…笑

「あれ?
嫌がらねーの?」

ミオくんは私の頭上で言った。
ミオくんが話すと息が
頭に当たってくすぐったい。

「慣れた…。」

⏰:10/02/25 09:26 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#335 [ゆかぴ]
「え?慣れた?笑」

「うん…。」

「嫌じゃないだけで
俺はうれしい。」

ミオくんはそう言うと
私の頭にキスをした。

私…ミオくんのことを
好きになるように
努力しようかな…。
ミオくんなら私を
大切にしてくれるはず。

⏰:10/02/25 10:14 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#336 [ゆかぴ]
「だめだっ。」

ミオくんはそう言うと
私からパッと離れた。
そして苦笑いの表情をした。

「まじで襲いそうになる笑」

私はその言葉に反応し、
顔が熱くなった。
冷まそうと両手で
両頬を触った。

「ごめんごめん笑」

ミオくんは私の両手を
両頬から引き離して言った。

⏰:10/02/25 10:34 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#337 [ゆかぴ]
「じゃあ…帰るな。」

ミオくんはそう言うと
その場から消えた。

レイくんのことはもう…。
うん…。
考えないでおこう。
もうどうでもいいやって
思えるようにしよ。

⏰:10/02/25 10:37 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#338 [ゆかぴ]
翌日。
私の気分はなぜかよかった。
私は意気揚々と学校に行った。

1限目の授業がある
教室に行くと、
香奈と友達が喋っていた。

「おはよー!」

私はその集団の所まで
小走りで行きながら言った。
するとみんな私に気付いて
「おはよう。」と言ってくれた。

「今日テンション高いねっ笑」

香奈が私のために席を
空けながら言った。

⏰:10/02/25 11:44 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#339 [ゆかぴ]
「ありがと。
…そう?笑」

私はお礼を言い、
愛理の隣に座った。

「いいことあったの?」

別の友達が色々と
私に聞いてきた。
ちょっと焦った。

「いや、何もないよっ。」

私は顔の前で片手を
ブンブン振った。

⏰:10/02/25 12:12 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#340 [ゆかぴ]
「ふーん…。」

逆に嫌なことばかりだよ。
でももういいんだ。
私は前に進むと決めた。

―ーー…

なんで学生課に
呼ばれるかなぁ…。

私は理由を考えながら
廊下を歩いていた。
学内掲示板に
「中山愛理さん。
至急学生課に来て下さい。」
と書かれた紙が
掲示されていたのだ。

⏰:10/02/25 15:34 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#341 [ゆかぴ]
めんどくさいなぁ。

そんなことを考えながら
廊下を歩いていると
前からレイくんが
歩いてきた。

うわ……最悪。

私は一瞬目を伏せた。
でも前に進むって決めたから
私は目線を前に戻した。

⏰:10/02/25 16:42 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#342 [ゆかぴ]
レイくんとの距離が
どんどん縮まっていった。
レイくんは絶対私に
気付いてるはず。

「おはよ。」

私はすれ違い様に言った。
レイくんはビックリして
立ち止まっていた。
私は普通に通り過ぎた。

⏰:10/02/25 16:49 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#343 [ゆかぴ]
もし「おはよ。」って
言わなかったら
後悔してたはず。
前に進めないままだった。
レイくんから返事は
来なかったけど、
それでもいいと感じた。
前までの私なら絶対に
悲しんでいたはず。

⏰:10/02/25 16:50 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#344 [ゆかぴ]
学生課に行くと、
私のノートが届いていた。
まったく気付いてなかった!

気付かないほど私は
色々考えてたのか…。

私はノートの表紙を
ぼーっと見つめていた。
ハッとして我に還り、
部活に向かった。

⏰:10/02/25 17:06 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#345 [ゆかぴ]
ジャージに着替えて
グラウンドに出ると
みんな練習していた。
その中にはもちろん
レイくんがいた。
私はレイくんの姿を
チラッとだけ見て、
香奈の元へ行った。

―ーー…

「そういやレイくんと
話できたの?」

香奈がグラウンドを
見ながら言った。

⏰:10/02/25 17:36 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#346 [ゆかぴ]
>>345

香奈のセリフなので
レイ→玲です

⏰:10/02/25 17:37 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#347 [ゆかぴ]
「微妙かなぁ…。」

私の頭の中にはあの
グラウンドの隅でのことが
思い出されていた。
あれは話したことには
ならないよね…。

「でも、今日の愛理が
元気そうでよかった。」

香奈はそう言って私の
顔を見て笑った。
私もそれに対し微笑み返した。

⏰:10/02/25 17:39 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#348 [ゆかぴ]
―ーー…

「愛理ちゃんドリンク
ちょうだーい。」

「はーい。」

今は部活の休憩。
ドリンクを配ったりで大忙しだ。
いつものことだけどね。

私は手当たり次第に
周りにいる人達から
ドリンクを配っていた。

⏰:10/02/25 17:48 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#349 [ゆかぴ]
すると私の近くに
レイくんが来た。

「レイくんどうぞ。」

私は笑ってドリンクを
差し出した。

「あ…サンキュ。」

レイくんはきょどった感じで
ドリンクを受けとった。

⏰:10/02/25 18:20 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#350 [ゆかぴ]
レイくんはドリンクを見て
私を見てドリンクを見た。
そして背中を向けて
行ってしまった。

ちょっと気になるけど…。
気にしないようにしなきゃ!

私は他のみんなにも
ドリンクを配った。

⏰:10/02/25 19:38 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#351 [ゆかぴ]
そうこうして部活が終わった。
ドリンクを配った後は
レイくんとは一言も
交わすことはなかった。
私は部室に一人残って
部誌を書いていた。

あと3分の1もある…。
めんどくさいなぁっ。

字を書きすぎて手首が
痛くなったので、
手首をブンブン振った。
そしてため息をつき、
再び書きはじめた。

⏰:10/02/25 19:46 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#352 [ゆかぴ]
ガチャ…

ドアの開く音がした。
私は手を止めて
ドアのほうを見た。

「あ…ミオくん。」

「お疲れ様。」

ミオくんはそう言って
ドアをゆっくり閉めた。
そして私の隣に座った。

「ありがと。
どうしたの?」

「暇だから来たー。」

⏰:10/02/25 20:10 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#353 [ゆかぴ]
「暇って…笑」

「嘘。
本当は愛理に
会いに来ました。」

ミオくんは優しく笑いながら
私の髪の毛を撫でた。

「…こんなにストレートな人
初めてだよ…笑」

「そう?
これが俺だから笑」

ミオくんはそう言うと
髪の毛をぐちゃぐちゃにした。

⏰:10/02/25 20:56 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#354 [ゆかぴ]
「もうっ…。」

私はぐちゃぐちゃになった
髪の毛を手で直した。
すると自然と笑みがこぼれた。

ミオくんと一緒だと
すごく安心する。
レイくんみたいに
変に気を使わないでいいし。

⏰:10/02/25 21:53 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#355 [ゆかぴ]
今日は寝ます
アンカー置いときます

>>1ー100
>>101ー200
>>201ー300
>>301ー354

⏰:10/02/25 22:57 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#356 [ゆかぴ]
>>355

ミスりました

>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-354

⏰:10/02/25 22:58 📱:SH03A 🆔:oBa1TR4Q


#357 [ゆかぴ]
>>354

▼玲side▼

「玲どんまい笑」

「うるせーよ笑」

俺はみんなと別れ、
部室に戻る途中だ。
部室に忘れ物したんだよ。

今日ドリンクもらった後から
愛理と話せてねーな。
ちゃんと普通に話せてたら…。

俺は今日の愛理に対する
態度を反省しながら
部室に向かっていた。

⏰:10/02/26 12:49 📱:SH03A 🆔:S643Ot82


#358 [ゆかぴ]
部室は電気が点いていた。

誰かまだ残ってんのか?

「嘘。
本当は愛理に
会いに来ました。」

「…こんなにストレートな人
初めてだよ…笑」

部室から声が聞こえてきて
俺はドアの前で
ぴたりと止まった。
嫌な予感がした。

まさか…愛理とミオ?

⏰:10/02/26 14:33 📱:SH03A 🆔:S643Ot82


#359 [ゆかぴ]
ドアの前でじっと
耳を澄ませてみた。
中からは「愛理」と呼ぶ声と
「ミオくん」と呼ぶ声が
聞こえてきた。

やっぱり愛理とミオか…。
中に入りたいけど…けど…。

俺は向きを180度変えて
部室から離れていった。
愛理とミオが仲良く
喋っているのを
見たくなかった。

⏰:10/02/26 16:52 📱:SH03A 🆔:S643Ot82


#360 [ゆかぴ]
▼愛理side▼

「疲れたー!」

私はそう言いながら
ベッドにダイビングした。
スプリングが軋んだ。

あの後ミオくんと
色々喋って、
歩いてわざわざマンションの
前まで送ってくれた。

⏰:10/02/26 20:03 📱:SH03A 🆔:S643Ot82


#361 [ゆかぴ]
「このままで…いいんだ…。」

私はぽつりと言った。
これは私の本心だと
何回も自分に言い聞かせた。
何回も何回も何回も。
洗脳する勢いだった。

「レイくん…。」

ふと名前を呼んだ。
でも現れるわけもなく、
相変わらず私の家は
シーンとしていた。

⏰:10/02/26 22:11 📱:SH03A 🆔:S643Ot82


#362 [ゆかぴ]
「これでいいんだ…。」

私はそう言い、
ガバッと起き上がり、
キッチンに向かった。

大丈夫。
明日の私は今日より
もっと笑える。

⏰:10/02/27 10:11 📱:SH03A 🆔:ycqnCNrc


#363 [ゆかぴ]
翌日。
学校まで行く途中で
まさかのレイくんと会った。
って言っても、
私より数メートル前を
歩いていた。

レイくんだ…。
話しかけよっかな…。

私は勇気を振り絞り、
レイくんに追い付くために
早歩きをした。

⏰:10/02/27 22:45 📱:SH03A 🆔:ycqnCNrc


#364 [ゆかぴ]
「おはよっ。」

私はそう言って、
レイくんの大きな背中を
ポンッと叩いた。
するとレイくんは立ち止まり
クルッと首だけ回した。

「あっ…愛理…。」

レイくんはなんか
よそよそしかった。

「…一緒に行こ?」

私はニコッと笑って言った。

⏰:10/02/28 18:45 📱:SH03A 🆔:g2aR6iNw


#365 [ゆかぴ]
「うん。」

レイくんは素っ気なく言った。
ちょっと傷付いたけど、
一緒に行ける嬉しさからか、
あまり気にしなかった。

「なんか久しぶりだね。」

「そうだな。」

シーン……

なんかこの空気嫌だなぁ。
でもしょうがないか…。

⏰:10/02/28 20:29 📱:SH03A 🆔:g2aR6iNw


#366 [ゆかぴ]
この微妙な沈黙を
破ったのはレイくんだった。

「愛理っ…あのさ…。」

「ん?何?」

レイくんの顔を見ると、
一瞬口が開いたが
すぐに閉じた。
何かを喋ろうとしたに違いない。

「何もねぇ…。」

「そっか。」

私はそう返事をして、
顔を前に向けた。

⏰:10/03/01 09:03 📱:SH03A 🆔:8fPCeqNU


#367 [ゆかぴ]
▼玲side▼

「愛理っ…あのさ…。」

俺は勇気を出して
愛理にミオとのことを
聞こうとした。
ミオのこと知ってるのか、
知っていたらどんな
関係なのか…。

「ん?何?」

愛理はニコッと笑って
背の高い俺を見上げた。
その純粋な顔を見ると
俺は何も言えなかった。

⏰:10/03/01 11:11 📱:SH03A 🆔:8fPCeqNU


#368 [ゆかぴ]
「何もねぇ…。」

「そっか…。」

愛理は一瞬だけ
悲しそうな顔をした。
俺が何かを言うのを
期待してたのだろう。

愛理ごめんな…。

俺は愛理を抱きしめたかった。
でもそんな勇気は出ない。

⏰:10/03/01 21:59 📱:SH03A 🆔:8fPCeqNU


#369 [ゆかぴ]
「そんな生半可だから
愛理傷付けるんだよ。」

頭の中でミオの言葉が
ぐるぐる回っていた。

俺は愛理をめちゃくちゃ
傷付けたんだ…。
でも愛理は俺と
仲良くしてくれている。
俺…本当に最低だ。

⏰:10/03/01 22:02 📱:SH03A 🆔:8fPCeqNU


#370 [ゆかぴ]
▼愛理side▼

レイくんと正門で別れ、
私は教室に向かっていた。

あんまり喋れなかったな。
なんか寂しいや…。

私はため息をついた。
すると突然背中から
誰かに抱きしめられた。

「キャッ…!」

私はびっくりして首だけを
振り向かせた。

⏰:10/03/02 17:41 📱:SH03A 🆔:NLkQuTzg


#371 [ゆかぴ]
「ミオくん!?」

「おはよっ。
会いに来ちゃいました笑」

そんな二人の姿を
周りのみんなが
チラチラと見ていた。

「ミオくん離れてっ…。
恥ずかしいから…汗」

私は身体に回った腕を
振りほどこうとしたけど、
ミオくんの力は嫌だった。

⏰:10/03/02 21:40 📱:SH03A 🆔:NLkQuTzg


#372 [ゆかぴ]
>>371

ミオくんの力は嫌だった ×
ミオくんの力は大きかった ○
です

⏰:10/03/02 21:41 📱:SH03A 🆔:NLkQuTzg


#373 [ゆかぴ]
>>371

「俺離さないよ…?」

するとミオくんは私の耳元に
口を近付けてきた。
息がかかり、
背筋がゾクッとした。

「右見てみ?」

ミオくんは私の耳元で
優しく囁いた。
私は言われた通りに
ゆっくりと首を右に向けた。

え………。

私は目を見開いた。

⏰:10/03/02 21:49 📱:SH03A 🆔:NLkQuTzg


#374 [ゆかぴ]
▼玲side▼

「めんどくせ…。」

教室に向かうとまさかの
教室変更の紙が貼ってあった。
俺は少しイラッとし、
指示された教室に向かった。

その教室に向かう途中で、
ある場所がなぜかちょっと
ざわついていた。

ん?
なんかあんのか?

⏰:10/03/02 21:57 📱:SH03A 🆔:NLkQuTzg


#375 [ゆかぴ]
俺は気になってそこに行った。
行かなければよかった。

なんで……。

そこにはミオに抱き着かれた
愛理がいた。
愛理は嫌そうな顔を
していなかった。

愛理はミオが好きなのか?

俺は脚が動かず、
その場に立っていた。

⏰:10/03/03 17:13 📱:SH03A 🆔:..JYRX2.


#376 [ゆかぴ]
すると愛理が俺のほうを見た。
愛理は驚いたように
目を見開いていた。
俺は見るのが嫌で目を逸らした。

愛理…愛理…。

俺はやっとの思いで
脚を動かすことができ、
180度向きを変えて
その場から離れた。

⏰:10/03/04 11:47 📱:SH03A 🆔:Q7uv1MjM


#377 [ゆかぴ]
▼愛理side▼

なんでレイくんが…。
こんな偶然…。

私はバッと目をふせた。
相変わらずミオくんは
私を抱きしめたままだ。

「レイに見られちゃった。」

ミオくんはそう言うと
ゆっくりと私を離した。

「…わざと…?」

⏰:10/03/05 19:16 📱:SH03A 🆔:0Kiew0i6


#378 [ゆかぴ]
私はミオくんに
背中を向けたまま
やっと声を出せて言った。
自分でも驚くほど
か細い声だった。

「わざとじゃねーよ。
たまたま。」

「そっか…。」

私は背中を向けたまま
ミオくんから離れるように
廊下を歩いていった。

最悪だ…。
レイくんはなんて
思っただろ……。

⏰:10/03/05 19:22 📱:SH03A 🆔:0Kiew0i6


#379 [ゆかぴ]
私は今にでも泣きそうに
なったけど我慢した。
こんな公の場でなんか
泣くことできない。

―ーー…

そしてレイくんと
話すことがないまま
部活が始まった。

「元気ないじゃん。」

香奈が私の顔を
心配そうな顔をして
覗き込んできた。

⏰:10/03/05 21:44 📱:SH03A 🆔:0Kiew0i6


#380 [我輩は匿名である]
<<343-500

⏰:10/03/06 01:41 📱:SH906i 🆔:VRkqttpc


#381 [我輩は匿名である]
>>343-500

⏰:10/03/06 01:44 📱:SH906i 🆔:VRkqttpc


#382 [ゆかぴ]
>>381

アンカーありがとです
なんか中途半端ですけど

⏰:10/03/06 19:27 📱:SH03A 🆔:zBr5Hj.U


#383 [ゆかぴ]
>>379

「そっ…そんなことないよ。」

私は無理して笑顔を作った。
香奈は「ふーん。」と言って、
冷却スプレーを取りに行った。

多分香奈にはばれてるな。
私って嘘つくの
下手くそだなー…。

⏰:10/03/06 19:33 📱:SH03A 🆔:zBr5Hj.U


#384 [ゆかぴ]
私はモヤモヤした気持ちで
その日の部活を終えた。
レイくんとは一回も
目を合わさなかった。
いや…私がただ避けていた。
目が合ってしまうと、
私の頭の中で整理が
つかなくなってしまうからだ。

―ーー…

「もー……。」

私はドサッとベッドに
倒れ込んだ。

⏰:10/03/06 22:28 📱:SH03A 🆔:zBr5Hj.U


#385 [ゆかぴ]
本当にこのままでいいの?
レイくんとこのままでいいの?
…いいわけがない。
話したい。
会って全て話したい。

「レイくん…。」

「呼んだ?」

私は両腕で身体を支え、
上半身をバッと起こした。
そして身体をひねり
振り向いた。

「え…なんで…。」

⏰:10/03/07 22:01 📱:SH03A 🆔:Ly1k5aQk


#386 [ゆかぴ]
そこに立っていたのは
レイくんだった。
私はビックリして口が
ぽかーんと開いていた。

「愛理の家に来んの
久しぶりだな…。」

レイくんはそう言うと
ベッドにドサッと座った。

「あ…うん。」

私はベッドの上に
体育座りをした。

⏰:10/03/07 22:05 📱:SH03A 🆔:Ly1k5aQk


#387 [ゆかぴ]
私はレイくんの背中を
斜め後ろから見つめていた。
レイくんはただ前を
見つめていた。

「ミオと仲良しなんだな。」

レイくんは冷たく言った。
私を見もせずに…。

「仲良しっていうか……。」

私はそれ以上言葉が
出てこなかった。

⏰:10/03/08 13:03 📱:SH03A 🆔:E5Lfs65Q


#388 [ゆかぴ]
「好きなんだろ?」

「違うっ…!」

私は即答した。
するとレイくんは振り向いて
私を見た。

「ミオはお前のこと
好きなんだってさ。」

ミオくん…レイくんに
言ったんだ。
でもねレイくん。
私は違うんだよ。

⏰:10/03/08 16:30 📱:SH03A 🆔:E5Lfs65Q


#389 [ゆかぴ]
「今日だって見ちゃったし?」

「……!」

私の頭の中にミオくんに
抱き着かれたことが
フラッシュバックした。

「あれは…ミオくんがっ…。」

「だから好きなんだろ?」

レイくんは私がミオくんを
好きになってほしいの?
そんなの嫌だ…。

⏰:10/03/08 20:37 📱:SH03A 🆔:E5Lfs65Q


#390 [ゆかぴ]
私はバッと正座をし、
太股の上で拳をギュッと
握り締めた。

「正直に言えよ。」

「私はミオくんのこと
好きじゃないよ…。」

私は握り締めた拳を
見つめながら言った。

「え?」

「私はレイくんがす…」

フワッ…

⏰:10/03/08 20:41 📱:SH03A 🆔:E5Lfs65Q


#391 [ゆかぴ]
私はレイくんに抱きしめられた。
私はビックリして
黙っていることしか
できなかった。

「俺愛理が好き。」

その言葉は私の心に
すごく響いた。
この言葉をずっと
待っていたのかもしれない。

⏰:10/03/08 20:55 📱:SH03A 🆔:E5Lfs65Q


#392 [ゆかぴ]
私の目から自然と涙が零れた。
するとレイくんがパッと
私から離れた。
でも両手は私の両肩を
掴んだままだった。

「どうした?
大丈夫…?」

「うんっ…ごめん…。」

私はハハッと笑いながら
手の甲で目を擦った。

⏰:10/03/08 21:07 📱:SH03A 🆔:E5Lfs65Q


#393 [ゆかぴ]
「嫌だった?」

レイくんは心配そうに
私の顔を覗き込んだ。
私は言葉で表さずに
首を横に振った。

「私も好き…大好き。」

「愛理…。」

レイくんは私の名前を呼ぶと
唇を重ねてきた。
前は冷たかったのに
今日は温かかった…。

⏰:10/03/08 21:36 📱:SH03A 🆔:E5Lfs65Q


#394 [ゆかぴ]
ちょっと触れるぐらいのキス。
でも私は幸せだった。
前とは違う優しいキス。

「レイくん…。」

唇が離れた途端に
私は抱き着いた。
するとレイくんは私を
抱きしめた。

「もう絶対離さない。」

「うん…。」

⏰:10/03/08 22:18 📱:SH03A 🆔:E5Lfs65Q


#395 [ゆかぴ]
私達は何回も何回もキスをした。
今までの分を埋めるように…。

「好き…。」

「俺も…。」

―ーー…

私は今レイくんにベッドで
腕枕をしてもらってます。
うん…幸せ笑

「なー…愛理?」

「ん?」

私はレイくんの目を見た。
すごくキレイな目だった。

⏰:10/03/09 12:39 📱:SH03A 🆔:gQOr7m6Q


#396 [ゆかぴ]
「いつから俺のこと
好きになったの?」

私の顔が一気に熱くなった。
顔が赤くなったけど、
暗くて分かりにくくて
安心した。

「いつの間にか好きに
なってました…笑」

私はそう言って
レイくんの胸に顔を埋めた。
レイくんは空いている手で
私の髪の毛を撫でた。

「俺もいつの間にか。」

⏰:10/03/09 13:33 📱:SH03A 🆔:gQOr7m6Q


#397 [ゆかぴ]
私は恥ずかしくなって
レイくんの胸に顔を
押し付けた。

「愛理…俺のこと呼び捨てで
呼んでほしいー…。」

「えっ…照」

私は焦って、
レイくんの顔の高さまで
もぞもぞと動いた。

「だって俺ら付き合ったし?」

⏰:10/03/09 18:23 📱:SH03A 🆔:gQOr7m6Q


#398 [ゆかぴ]
「そうだね…。」

「んじゃ呼んで?今。」

レイくんは私の目を
見つめて言った。
私は恥ずかしくなり
目線をずらした。

「………レイ…。」

わーわーわー!
恥ずかしいしー!

するとレイは優しく微笑んだ。

「すげーかわいい。」

⏰:10/03/09 19:14 📱:SH03A 🆔:gQOr7m6Q


#399 [ゆかぴ]
レイはそう言うと
唇を重ねてきた。
何回も何回も…。
でも、さっきと違う。
さっきより深い。

「ん…レッ…イ…。」

私は途切れ途切れで話した。
レイのキスが激し過ぎて
息がしにくいのだ。

「愛想…俺我慢できないかも。」

⏰:10/03/09 19:19 📱:SH03A 🆔:gQOr7m6Q


#400 [ゆかぴ]
>>399

愛想になってました
愛理です


次から18禁になるんで、
嫌いな人は見ないほうが
いいと思います

⏰:10/03/09 21:03 📱:SH03A 🆔:gQOr7m6Q


#401 [ゆかぴ]
レイはそう言うとバサッと
私に覆いかぶさった。

「へ…?笑」

私はハハッと苦笑い。
レイはまた微笑んで、
私の頬を指でなぞった。

「いい?」

いい?って………え!?
そういうことだよね?
ちょっと待って!
まだ心の準備が……。

⏰:10/03/09 21:11 📱:SH03A 🆔:gQOr7m6Q


#402 [ゆかぴ]
「愛理?」

私はレイにばれないように
深く深呼吸をした。

「いいよ…。」

するとレイくんは微笑み、
優しくキスをしてきた。
そして片手で私の胸を
服の上から優しく触った。

「あっ…。」

私は少し触られただけで
声が出てしまった。

⏰:10/03/09 21:20 📱:SH03A 🆔:gQOr7m6Q


#403 [ゆかぴ]
「すぐ声出るじゃん。」

レイはニヤッと笑った。
でも手は私の胸を触っていた。

「ちょっ…やっ…あんっ…。」

するとレイは私の
パジャマをめくった。
そして器用にブラの
ホックを外した。

「きゃっ…。」

私は両腕で胸を隠した。

⏰:10/03/10 09:32 📱:SH03A 🆔:OY9h420k


#404 [ゆかぴ]
「こらっ笑」

「恥ずかしいよ…。」

レイは私の腕を軽々と避け、
私の胸に吸い付いた。

「ふあっ…!」

私の身体はピクンと
反応してしまった。
レイはそれをいいことに、
何回も吸ったり、
優しく噛んだりした。
私はそうされる度に声が出た。

「あんっ…!
レイー…。」

⏰:10/03/10 09:58 📱:SH03A 🆔:OY9h420k


#405 [ゆかぴ]
「ん?」

レイはそう返事すると
上半身を起こし、
服を脱ぎ始めた。
上半身だけ裸になったレイの
身体はすごくキレイだった。
余計な肉がなくてキレイだった。

「愛理?」

「あっ…何もないよっ。」

私は笑ってごまかした。
なんだか下半身がもぞもぞして
気持ち悪かったのだ。
それをレイに言おうとしたけど
恥ずかしかった。

⏰:10/03/10 10:03 📱:SH03A 🆔:OY9h420k


#406 [ゆかぴ]
私は我慢できなくなって、
下半身をもじもじした。

「なるほど…なっ。」

レイはそう言うと私の
パンツを脱がしてきた。

「えっ!?
やだっ…もうっ!」

私は両手で顔を隠した。

「触ってほしいんだろ?」

「ちがっ………あんっ!」

レイが私のものを触ってきた。
自分でも分かるぐらいに
濡れていた。

⏰:10/03/10 10:06 📱:SH03A 🆔:OY9h420k


#407 [ゆかぴ]
「すげー濡れてるし笑」

レイはそう言いながら
表面を何回もいじった。

「やっ…あんっ…ばかっ…!」

レイはニヤッと笑うと
キスをしてきた。
でも指は私のものを
触ったままだ。

「んっ…ふっ…。」

するとレイは私の中に
指を入れてきた。

「ふあっ!だめっ…!」

⏰:10/03/10 10:09 📱:SH03A 🆔:OY9h420k


#408 [ゆかぴ]
レイはその指を動かし始めた。

「レイっ…んあっ!」

私の身体の力が
抜けていくのが分かった。
だからレイの二の腕を
ギュッと握った。

「愛理…かわいい。」

レイの言葉は筒抜けた。
気持ちよすぎてやばかったのだ。

⏰:10/03/10 10:12 📱:SH03A 🆔:OY9h420k


#409 [ゆかぴ]
クチュックチャッ…

「あっあっあっ…!
だめぇっ!」

部屋の中は卑猥な音と
私の声だけが響いた。

「もう1本入れるな。」

グチャッ…

「あんっ!」

レイは2本の指を動かした。
速くしたり遅くしたり…。
おかしくなりそうだった。

⏰:10/03/10 10:15 📱:SH03A 🆔:OY9h420k


#410 [ゆかぴ]
「レイっ…もうっ…無理っ!」

私は息が乱れていた。
もう限界だった。

「いいよっ…。
イッて?」

レイはそう言うと指を
より一層速く動かした。

「ああああっ!
レイっ…レイっ…!」

私はイクと同時に
レイの身体にしがみついた。

⏰:10/03/10 10:18 📱:SH03A 🆔:OY9h420k


#411 [ゆかぴ]
レイはゆっくりと指を抜いた。

「俺の名前呼びすぎ笑」

「だって…汗」

レイは私のおでこにキスをした。
私は嬉しくて笑みがこぼれた。

「そろそろ入れていい?」

レイはそう言うと
パンツを脱ぎ始めた。

「こっちの奴らはこれを
使うんだろー?笑」

⏰:10/03/10 10:26 📱:SH03A 🆔:OY9h420k


#412 [ゆかぴ]
レイはそう言うと、
どこから出したのか…
コンドームが出てきた。

「うん…使うよ。
てか、それどうしたの?」

「サッカー部の奴がくれた。」

レイはそう言いながら付け、
私の両足の間に座った。

「じゃあ…入れるな?」

私はこくりと頷いた。
レイのものが私のものに触れた。

⏰:10/03/10 10:28 📱:SH03A 🆔:OY9h420k


#413 [ゆかぴ]
レイのものがゆっくりと
中に入ってきた。
久しぶりのせいかきつい。

「んっ…。」

私は顔を少ししかめた。
レイはそれに気付いて
入れるのをやめた。

「大丈夫?」

「うんっ…大丈夫だよ。」

「そっか。」

レイはそう言うと
深く入れてきた。
中にどんどん入ってくるのが
すごく分かった。

⏰:10/03/10 10:30 📱:SH03A 🆔:OY9h420k


#414 [ゆかぴ]
「奥まで入った。」

レイはそう言うと
軽くキスをしてきた。

「動いていいよ…。」

「分かった。」

レイはそう言うと
ゆっくり動き始めた。

「あんっ!…あんっ!」

私は奥に突かれる度に
声が出た。

⏰:10/03/10 10:32 📱:SH03A 🆔:OY9h420k


#415 [ゆかぴ]
私は何回も何回も突かれた。
レイは私の耳元で
「好き。」
という言葉を何回も
言ってくれた。
私はそれに応えるように、
レイにしがみついた。

「レイっ…私イクよっ…!」

「分かった。」

レイはそう言うと
さっきより激しく突いた。

「あんっ!あんっ!あんっ!」

ベッドが壊れる勢いで
ギシギシと軋んだ。

⏰:10/03/10 10:37 📱:SH03A 🆔:OY9h420k


#416 [ゆかぴ]
「やぁっ!…激しっ!」

「愛理っ…愛してる。」

レイのその言葉を聞いた瞬間に
私は果てた。

―ーー…

私はまたレイの腕枕で寝ている。
違うのはお互い裸ってこと。

「レイー…。」

上を向いていたレイが
私のほうを見た。

「ん〜?」

「愛してるって
言ってくれたよね?」

⏰:10/03/10 10:40 📱:SH03A 🆔:OY9h420k


#417 [ゆかぴ]
私がそう言うとレイの
顔が赤くなった。
電気が点いていたため
すぐに分かった。

「うん…言った。」

「ありがとね。
私も愛してるよ。」

「…もう一回襲うぞ?笑」

「それは勘弁笑」

そんな会話をしながら
私達はいつの間にか寝ていた。

⏰:10/03/10 10:44 📱:SH03A 🆔:OY9h420k


#418 [ゆかぴ]
―ーー…

「ん…。」

眩しい……。
朝…?

ゆっくりと目を開けると
朝日が私の部屋に射していた。
今日もいい天気。

そうだ!
私っ……!

私は布団をガバッとめくった。
そしてもう一回被った。

⏰:10/03/10 13:51 📱:SH03A 🆔:OY9h420k


#419 [ゆかぴ]
私…レイと…
キャーキャー!笑

私はパッと隣を見た。
いるはずのレイがいなかった。

「あれ…?」

「おはよ。」

私は上半身を布団で
隠しながら起こし、
正面を見た。
キッチンから顔を出した
レイがいた。

⏰:10/03/10 13:58 📱:SH03A 🆔:OY9h420k


#420 [ゆかぴ]
「あ…おはよっ…。」

私は自分ね姿に
恥ずかしくなり、
鼻の下まで布団を上げた。

「いまさら何だよ…笑」

レイはプッと笑った。
そしてキッチンに戻った。

改めて考えたら
すごい恥ずかしいんだもん!笑

私はパパッと着替え、
キッチンに行った。

⏰:10/03/10 23:10 📱:SH03A 🆔:OY9h420k


#421 [ゆかぴ]
レイは私に気付き、
振り向いた。

「どした?」

「ご飯作ってくれてんの?」

「うん。」

材料を見る限り…
オムレツかな?

「手伝うよっ。」

私はそう言って
レイの隣に立った。

⏰:10/03/10 23:17 📱:SH03A 🆔:OY9h420k


#422 [ゆかぴ]
「愛理はソファーに
座って待ってろ。」

レイはそう言って
私の頭をぐしゃっとした。

「え…でも…。」

私はぐちゃぐちゃになった
髪の毛を直した。

「俺が愛理のために
作りたいのー笑」

私はその言葉が嬉しくて
ついついにやけてしまった。

⏰:10/03/11 09:33 📱:SH03A 🆔:5PlJmp.E


#423 [ゆかぴ]
「変態か笑」

「変態じゃないっ!笑」

私はクルンッと向きを変え、
キッチンを出て、
ソファーに座った。

なんか…新婚みたい!
キャー!笑

私は嬉しくて
脚をバタバタさせた。
子供だ……笑

⏰:10/03/11 22:02 📱:SH03A 🆔:5PlJmp.E


#424 [ぽっちゃま]
おもしろいです(^O^イ)
更新楽しみにさてますo(`▽´)o
がんばってください(^w^)

⏰:10/03/12 14:33 📱:W65T 🆔:u.qXs6s6


#425 [かな]
僕も楽しみに
してます!!
最初から見ました(´ω`*)
主人公ちゃんが凄く素直?
で可愛いです(`ω´*)

⏰:10/03/12 18:42 📱:W64SA 🆔:7hQBwwx2


#426 [なな]
>>1-200
>>201-400
>>401-600
>>601-800
>>801-1000

⏰:10/03/12 19:19 📱:SH905i 🆔:jyeh047U


#427 [ゆかぴ]
みなさんごめんなさい
忙しくて更新が
できませんでした
今から更新するんで
見てください

⏰:10/03/13 21:41 📱:SH03A 🆔:0aQGj6Rc


#428 [ゆかぴ]
>>423

それからすぐに
レイが料理を持ってきた。
久しぶりで嬉しい。

私はテーブルの高さに
合わせるために
地べたに座った。

「準備いいな笑」

レイはそう言って笑って
テーブルの上に料理を置いた。

「うるさいな〜笑」

私は目で料理を追っていた。
おいしそうだ…笑

⏰:10/03/13 21:51 📱:SH03A 🆔:0aQGj6Rc


#429 [ゆかぴ]
「いた、だき、ます。」

私は両手を合わせて言った。
そしてオムレツを一口食べた。

「おいしいー!
やっぱレイの料理は
おいしいよね!」

私はニコニコしながら
どんどん食べ進んだ。

「食いしん坊だな。」

レイはそう言って私の髪を
優しく撫でた。

⏰:10/03/13 22:33 📱:SH03A 🆔:0aQGj6Rc


#430 [きりん]
失礼します。
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300
>>301-350
>>351-400
>>401-450
>>451-500

⏰:10/03/14 08:35 📱:S001 🆔:cIrwk70U


#431 [ゆかぴ]
>>430

アンカーありがとです

⏰:10/03/14 20:49 📱:SH03A 🆔:BH1UNlfw


#432 [ゆかぴ]
>>429

「食いしん坊じゃないし!笑」

「はいはい笑」

レイはそう言ってご飯を
食べ始めた。
こんな些細なことも
私にとっては大きな
幸せだった。

⏰:10/03/14 20:54 📱:SH03A 🆔:BH1UNlfw


#433 [ゆかぴ]
▼玲side▼

俺はご飯にがっつく(?)
愛理を見ながら
ご飯を食べていた。

好きだなー…やっぱ。

俺の口元が自然と緩んだ。
それを見て愛理は
「どうしたの?笑」
って笑いながら聞いてきた。
でも俺は何も言わずに
笑い返した。

⏰:10/03/15 14:03 📱:SH03A 🆔:eRuvEWpE


#434 [ゆかぴ]
「なぁ…愛理?」

「ん?」

愛理は首を傾げて
俺の目を見てきた。

「今日どっか行かね?」

「えっ……え!?」

俺はなんとも思わずに
言ったのに、
愛理は両手で口を押さえて
明らか驚いていた笑

⏰:10/03/16 09:14 📱:SH03A 🆔:94Shqqcw


#435 [ゆかぴ]
▼愛理side▼

レイが私を……
デートに誘ってくれた…。
嬉しいっ!

私は両手で口を押さえたまま
レイにもたれ掛かった。

「うん…行こっ。」

レイは私の頭を優しく
撫でてくれた。

「俺さぁ…遊園地だっけ?
行きたいんだけど。」

遊園地とかかわいいっ笑

⏰:10/03/17 12:23 📱:SH03A 🆔:3whUvB8w


#436 [ちょび]
あげ

⏰:10/03/25 19:16 📱:SH905i 🆔:74oU1sMo


#437 [ん◇◇]
↑(*゚∀゚*)↑↑(*゚∀゚*)↑

⏰:22/11/02 18:35 📱:Android 🆔:v6aTTZj2


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