Vampire Kiss
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#101 [ゆかぴ]
:10/02/02 23:06
:SH03A
:b5zVVhGg
#102 [ゆかぴ]
今日の部活も
相変わらずギャラリーが
たくさんいた。
みんな玲くん目当て。
すごいなぁ…笑
パッと隣を見ると
先輩マネージャー達も
みんな玲くんに見とれていた。
「こんな大人気な玲くんと
仲良しな愛理は幸せだよ笑」
反対側を見ると
香奈がニヤニヤして
私を見ていた。
:10/02/02 23:11
:SH03A
:b5zVVhGg
#103 [ゆかぴ]
「なっ…何?」
私は眉をひそめた。
「なーんもないっ!」
愛理はそう言って
キレイな茶髪の髪を
なびかせながら
どこかに行ってしまった。
「もうっ。」
私と玲くんには
何もないよ笑
第一彼は吸血鬼!
:10/02/02 23:18
:SH03A
:b5zVVhGg
#104 [ゆかぴ]
私は玲くんのプレー姿を
見つめた。
やっぱかっこいいや…。
でも吸血鬼だしね。
私は目を伏せた。
:10/02/03 09:22
:SH03A
:UWbuutM6
#105 [ゆかぴ]
「休憩にすんぞーー!」
監督がグラウンドに
響き渡るような声で言った。
部員のみんなは
練習を止めて集まってきた。
「疲れたー!」
「有希ちゃんお茶ちょうだいっ。」
私はマネージャー達と
部員のみんなにお茶を
配った。
:10/02/03 10:04
:SH03A
:UWbuutM6
#106 [みかちャん]
超
オモシロィ
あげ・
ちゃぃ
ますッ
!
:10/02/03 10:55
:PC
:☆☆☆
#107 [みかちャん]
あげ!
:10/02/03 13:09
:PC
:☆☆☆
#108 [ゆかぴ]
有希ちゃんというのは
先輩マネージャーの一人。
「愛理っ、お茶ちょうだい!」
玲くんが汗を拭きながら
手を出してきた。
「あ、うんっ。」
:10/02/03 13:26
:SH03A
:UWbuutM6
#109 [みかちャん]
あげ!
:10/02/03 13:43
:PC
:☆☆☆
#110 [ゆかぴ]
:10/02/03 14:29
:SH03A
:UWbuutM6
#111 [ゆかぴ]
私はコップにお茶を入れて
玲くんに渡した。
「サンキュ。」
玲くんは笑って
そのコップを取った。
その時にちょっとだけ
玲くんの手が触れた。
「どういたしまして。」
やっぱほんのり冷たい…。
:10/02/03 14:38
:SH03A
:UWbuutM6
#112 [みかちャん]
すいません、もう私来ない方がいいですね
:10/02/03 14:50
:PC
:☆☆☆
#113 [ゆかぴ]
人間じゃないんだなって
改めて実感した。
人間はもっと暖かい。
玲くんが吸血鬼だって
知らない人はただの
冷え性かと思うかも…笑
「どした?」
我に返ると恭介くんが
キョトンとして私を
見ていた。
「なんもないよっ…。」
私は顔の前で手を
ぶんぶん振った。
:10/02/03 14:58
:SH03A
:UWbuutM6
#114 [ゆかぴ]
「神崎玲くんのこと
考えてたとか?笑」
「違うからっ!ばか!」
私は恭介くんを
軽く叩いた。
考えてたけど
内容が内容だし…ね。
:10/02/03 15:35
:SH03A
:UWbuutM6
#115 [ゆかぴ]
―ーー…
タンタンタンタンッ…
はい、私野菜を切ってます。
今日はカレー。
作り置きできるしね笑
「今日カレー?」
バッと振り返ると
玲くんがいた。
「ひゃっ……!
玲くん!?」
:10/02/03 16:18
:SH03A
:UWbuutM6
#116 [ゆかぴ]
そこには玲くんが
立っていた。
どこから入ってきたの!?
「そんな驚いた顔すんなよ笑」
玲くんはそう言って
ソファーにドカッと座った。
「だって…なんで…。」
「来たいから来たんだよ。」
:10/02/03 16:55
:SH03A
:UWbuutM6
#117 [ゆかぴ]
「そんな理由…。」
どんだけ自由なんだか…汗
吸血鬼ってみんな
自由人とか?
「愛理の料理食べたい。」
「いいけど…。」
玲くんは嬉しそうな
顔をした。
:10/02/03 17:03
:SH03A
:UWbuutM6
#118 [ゆかぴ]
「じゃあ俺手伝うわ。」
玲くんはよいしょって言って
ソファーから立ち、
キッチンに来た。
「ありがとう。
じゃあ……」
玲くんは料理上手だ。
野菜切るの速いし、
手際がいい。
私なんか…泣
:10/02/03 17:23
:SH03A
:UWbuutM6
#119 [ゆかぴ]
「吸血鬼なのに…。」
私は肉を切りながら
ぽつりと言った。
「え?なんか言った?」
「なっ…何もないよっ。」
危ない危ない…汗
吸血鬼だからって
批判はだめだよね。
:10/02/03 21:17
:SH03A
:UWbuutM6
#120 [ゆかぴ]
カレーとそれに加えて
ポテトサラダを作った。
「「いただきまーす。」」
私達は仲良く(?)
ご飯を食べ始めた。
「うん…うまいな。」
玲くんはがっついていた。
子供みたい……笑
:10/02/03 22:34
:SH03A
:UWbuutM6
#121 [ゆかぴ]
その時に玲くんと
目がバチッと合った。
「……にやけてるぞ笑」
「えっ!!」
私は空いてる左手で
頬を押さえた。
にやけてたの!?
恥ずかしい……笑
:10/02/03 22:37
:SH03A
:UWbuutM6
#122 [ゆかぴ]
「妄想してた?笑」
「んなわけないし!」
―ーー…
「「ごちそうさまでした。」」
私達はちゃんと
手を合わせて言った。
「お腹いっぱいだな。」
玲くんはふぅっと
息を吐きながら
お腹をさすった。
そういえばこの前に、
血を吸えば飲まず食わずで
生きられるって言ってたよね。
あれは私の血だけど…。
:10/02/03 22:42
:SH03A
:UWbuutM6
#123 [ゆかぴ]
「血吸わないままいたら
吸血鬼はどうなるの?」
私は疑問に思ったから
ふと聞いてみた。
「なに?
吸わせてくれんの?笑」
「違うからっ!
気になっただけ。」
:10/02/03 22:44
:SH03A
:UWbuutM6
#124 [ゆかぴ]
「こうやって食べ物食べても、
血を吸わなかったら
普通に死ぬなぁ…。」
死ぬ……か……。
「でも大丈夫だ。
俺血吸ってるし。」
サラッという玲くんに
ゾクッとしたのは
言うまでもない。
:10/02/03 22:48
:SH03A
:UWbuutM6
#125 [ゆかぴ]
「吸ってるんだ…。」
「怖い?」
「怖いっていうか…
吸血鬼なんだなぁって
実感しただけ。」
私は無理矢理笑顔を作った。
玲くんが人間だったら
よかったのにと
思う私がいた。
:10/02/03 22:50
:SH03A
:UWbuutM6
#126 [ゆかぴ]
それから色々喋り、
時計を見ると23時半すぎだった。
「俺そろそろ帰るわ。
愛理寝るだろ?」
玲くんは立って
私を見下ろす形で言った。
「あ…うん。」
:10/02/03 22:53
:SH03A
:UWbuutM6
#127 [ゆかぴ]
「寂しがんなよ笑」
「寂しくなんかないしっ汗」
私はちょっと体が
熱くなった。
「はいはい笑」
玲くんは窓際まで
歩いていった。
:10/02/03 22:55
:SH03A
:UWbuutM6
#128 [ゆかぴ]
え?
「どこにどうやって帰るの?」
「ん?」
玲くんは当たり前のような
顔をしていた。
だって帰るっていうのに
窓際に行くんだもん。
「俺らの世界に帰るんだよ。
じゃあまた明日。
おやすみ。」
:10/02/03 22:57
:SH03A
:UWbuutM6
#129 [ゆかぴ]
玲くんはそう言うと
窓のカギを開けた。
そして背中から
黒い翼が生えた。
あの翼…この前拾った
羽のやつだ…。
私はあんぐりして
玲くんを見つめていた。
そして玲くんは夜空へ
ヒュッと音を立てて
飛び立っていった。
:10/02/03 22:58
:SH03A
:UWbuutM6
#130 [ゆかぴ]
それから玲くんは
定期的に私の家に
来るようになった。
時には急に現れて、
時にはチャイムを
鳴らして来たり、
時には猫で来たり…。
半同棲状態。
:10/02/03 23:02
:SH03A
:UWbuutM6
#131 [ゆかぴ]
「愛理!最近どうなの!?」
今は昼休み。
中庭で友達のみんなと
昼ご飯を食べている時に
香奈が突発的に言った。
私はビックリして
箸でつまんでいた卵焼きを
落としそうになった。
「なっ…何が?」
「も〜笑
玲くんだよっ!」
:10/02/03 23:09
:SH03A
:UWbuutM6
#132 [ゆかぴ]
「何もないけど…。」
よく家に来るけど
それは秘密!
恥ずかしいもん。
いや、特別な感情は
ないんだけど……
恥ずかしいですww
「えーー!?」
みんな一斉に言った。
:10/02/03 23:13
:SH03A
:UWbuutM6
#133 [ゆかぴ]
「香奈からすごい仲良しって
聞いてたのに……。」
一人の子がそう言うと
みんなうんうんと頷いた。
私はキッと香奈を睨んだ笑
香奈は片手を顔の前に
持っていって、
ごめんのポーズをした。
も〜…。
妄想激しいよ。
私は卵焼きを口に入れた。
塩を入れすぎたみたい。
:10/02/03 23:16
:SH03A
:UWbuutM6
#134 [ゆかぴ]
今日も部活だ。
ギャラリーは
相変わらずだなぁ。
「愛理ちゃん、玲くんと
仲良しでいいよね。」
先輩マネージャーは
みんな同じようなことを
言ってきた。
:10/02/03 23:27
:SH03A
:UWbuutM6
#135 [ゆかぴ]
それに対して私は
「違いますからっ!」
ばっかり言っていた…笑
:10/02/04 09:09
:SH03A
:Xa3fAZrg
#136 [ゆかぴ]
私は玲くんとの関係を
聞かれるばかりで
疲れていた。
玲くんも私との関係を
聞かれているのだろう。
―ーー…
「ただいま〜。」
私は一人暮らしのくせに
自分の家に入る時に
いつもこう言う。
返事なんか返ってくるわけない。
:10/02/04 11:28
:SH03A
:Xa3fAZrg
#137 [ゆかぴ]
私はそう言って
ブーツを脱ごうと
玄関に腰をかけた。
「お帰り。」
「へっ?」
私は振り返った。
ソファーのところに
玲くんが座ってるのが見えた。
:10/02/04 12:03
:SH03A
:Xa3fAZrg
#138 [ゆかぴ]
「また勝手に……。」
私はブーツを脱ぎ、
家の中に入っていった。
玲くんは私の姿が見えると
「お帰り。」と優しく言った。
「ここ玲くんの
家じゃないんだけど…。」
私はソファーの上に
かばんを置いて言った。
:10/02/04 12:06
:SH03A
:Xa3fAZrg
#139 [ゆかぴ]
「俺の第二の家
みたいなもの。」
「第二の家って…笑」
私は玲くんを
見下ろすような形で
喋っていた。
「てか、学校で玲くんとの話
ばっかり聞かれるんだけど。」
「それ俺のせい?笑」
:10/02/04 12:08
:SH03A
:Xa3fAZrg
#140 [ゆかぴ]
「だって……。」
玲くんが悪いわけでは
ないんだけどさぁ。
関係があるのは玲くんだし…。
「俺も愛理との仲聞かれた。
こうやっていつの間にか
呼び捨てだしなぁ。」
そうだ!
気付けば呼び捨てだ!
だから余計に
聞かれるのでは…笑
:10/02/04 12:10
:SH03A
:Xa3fAZrg
#141 [ゆかぴ]
「俺の本名さぁ、
神崎玲じゃねぇんだ。
こっちの世界で
通用するように
付けてもらったんだ。」
「じゃあ本名は?」
そういやそうだよね…。
吸血鬼なのに
日本人の名前だしね。
「かたかなでレイ。」
レイか……。
名前はそのままか。
:10/02/04 12:13
:SH03A
:Xa3fAZrg
#142 [ゆかぴ]
「俺血吸いに行くわ。」
「あ…うん。」
なんかコロコロと
話変わる人だなぁ。
今さら気づくというね笑
私はえっと思い、
腕時計を見た。
「まだ夕方だよ?
気付かれるんじゃ…。」
「猫の姿で行って、
寝てる奴のを吸うんだよ。」
:10/02/04 12:16
:SH03A
:Xa3fAZrg
#143 [ゆかぴ]
玲くん………いや、
レイくんはそう言うと
消えてしまった。
瞬間移動?笑
私はソファーに座った。
そしてため息をついた。
血吸いに行くんだ。
いつか私も吸われるのかな?
う〜……怖い…。
:10/02/04 12:18
:SH03A
:Xa3fAZrg
#144 [ゆかぴ]
血を吸いにいくって
言われたのに、
普通に見送る私って
おかしいよね!?
私は両手で両を押さえた。
なんかもう…
レイくんのせいで
吸血鬼に慣れたよ。
:10/02/04 12:22
:SH03A
:Xa3fAZrg
#145 [ゆかぴ]
それから約1時間後に
レイくんが帰ってきた。
窓から猫の姿で
入ってきたのだ。
「ただいま。」
人の姿になったレイくんは
笑顔でそう言った。
「おっ…お帰り。」
私はソファーに座ったまま
慌ててそう言った。
:10/02/04 12:24
:SH03A
:Xa3fAZrg
#146 [ゆかぴ]
「てか、なんでまた
私の家に……。」
「だめだった?」
レイくんはそう言うと
私の隣にドカッと座った。
「そんなことないけど。」
私はレイくんの顔を見た。
見事に目が合ってしまった。
:10/02/04 14:44
:SH03A
:Xa3fAZrg
#147 [ゆかぴ]
「あ…ごめんっ。」
私は思わず目を逸らした。
すごくキレイな目だった。
「なんで謝るわけ?笑」
「いや…それはねぇ…笑」
ヒヤッ……
急に左頬に冷たい感覚がした。
顔を上げるとレイくんが
私の頬に触れていた。
:10/02/04 14:46
:SH03A
:Xa3fAZrg
#148 [ゆかぴ]
顔を上げた時に
レイくんと目が合った。
やば…逸らせない…。
私達は何秒間か分からないけど、
長い間見つめ合っていた。
「愛理…。」
レイくんは静かに
私の名前を呼んだ。
そして顔が近付いてきた。
:10/02/04 14:48
:SH03A
:Xa3fAZrg
#149 [ゆかぴ]
キスしちゃうの!?
やだっ!!
私は顔を逸らした。
するとレイくんの
動きがピタッと止まった。
「ばーか笑」
レイくんはそういって笑って、
触れていた手で
私の頬をつねった。
「痛い痛いっ…!」
:10/02/04 15:17
:SH03A
:Xa3fAZrg
#150 [ゆかぴ]
へ?
何がなんだか…汗
「キスするかと思った?」
レイくんは頬をつねるのを
やめてくれた。
「えっと…あー…。」
思いましたよ!
あんなに顔を
近付けられたら
思うに決まってる!
:10/02/04 15:19
:SH03A
:Xa3fAZrg
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