Vampire Kiss
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#342 [ゆかぴ]
レイくんとの距離が
どんどん縮まっていった。
レイくんは絶対私に
気付いてるはず。
「おはよ。」
私はすれ違い様に言った。
レイくんはビックリして
立ち止まっていた。
私は普通に通り過ぎた。
:10/02/25 16:49
:SH03A
:oBa1TR4Q
#343 [ゆかぴ]
もし「おはよ。」って
言わなかったら
後悔してたはず。
前に進めないままだった。
レイくんから返事は
来なかったけど、
それでもいいと感じた。
前までの私なら絶対に
悲しんでいたはず。
:10/02/25 16:50
:SH03A
:oBa1TR4Q
#344 [ゆかぴ]
学生課に行くと、
私のノートが届いていた。
まったく気付いてなかった!
気付かないほど私は
色々考えてたのか…。
私はノートの表紙を
ぼーっと見つめていた。
ハッとして我に還り、
部活に向かった。
:10/02/25 17:06
:SH03A
:oBa1TR4Q
#345 [ゆかぴ]
ジャージに着替えて
グラウンドに出ると
みんな練習していた。
その中にはもちろん
レイくんがいた。
私はレイくんの姿を
チラッとだけ見て、
香奈の元へ行った。
―ーー…
「そういやレイくんと
話できたの?」
香奈がグラウンドを
見ながら言った。
:10/02/25 17:36
:SH03A
:oBa1TR4Q
#346 [ゆかぴ]
:10/02/25 17:37
:SH03A
:oBa1TR4Q
#347 [ゆかぴ]
「微妙かなぁ…。」
私の頭の中にはあの
グラウンドの隅でのことが
思い出されていた。
あれは話したことには
ならないよね…。
「でも、今日の愛理が
元気そうでよかった。」
香奈はそう言って私の
顔を見て笑った。
私もそれに対し微笑み返した。
:10/02/25 17:39
:SH03A
:oBa1TR4Q
#348 [ゆかぴ]
―ーー…
「愛理ちゃんドリンク
ちょうだーい。」
「はーい。」
今は部活の休憩。
ドリンクを配ったりで大忙しだ。
いつものことだけどね。
私は手当たり次第に
周りにいる人達から
ドリンクを配っていた。
:10/02/25 17:48
:SH03A
:oBa1TR4Q
#349 [ゆかぴ]
すると私の近くに
レイくんが来た。
「レイくんどうぞ。」
私は笑ってドリンクを
差し出した。
「あ…サンキュ。」
レイくんはきょどった感じで
ドリンクを受けとった。
:10/02/25 18:20
:SH03A
:oBa1TR4Q
#350 [ゆかぴ]
レイくんはドリンクを見て
私を見てドリンクを見た。
そして背中を向けて
行ってしまった。
ちょっと気になるけど…。
気にしないようにしなきゃ!
私は他のみんなにも
ドリンクを配った。
:10/02/25 19:38
:SH03A
:oBa1TR4Q
#351 [ゆかぴ]
そうこうして部活が終わった。
ドリンクを配った後は
レイくんとは一言も
交わすことはなかった。
私は部室に一人残って
部誌を書いていた。
あと3分の1もある…。
めんどくさいなぁっ。
字を書きすぎて手首が
痛くなったので、
手首をブンブン振った。
そしてため息をつき、
再び書きはじめた。
:10/02/25 19:46
:SH03A
:oBa1TR4Q
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