Vampire Kiss
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#345 [ゆかぴ]
ジャージに着替えて
グラウンドに出ると
みんな練習していた。
その中にはもちろん
レイくんがいた。
私はレイくんの姿を
チラッとだけ見て、
香奈の元へ行った。
―ーー…
「そういやレイくんと
話できたの?」
香奈がグラウンドを
見ながら言った。
:10/02/25 17:36
:SH03A
:oBa1TR4Q
#346 [ゆかぴ]
:10/02/25 17:37
:SH03A
:oBa1TR4Q
#347 [ゆかぴ]
「微妙かなぁ…。」
私の頭の中にはあの
グラウンドの隅でのことが
思い出されていた。
あれは話したことには
ならないよね…。
「でも、今日の愛理が
元気そうでよかった。」
香奈はそう言って私の
顔を見て笑った。
私もそれに対し微笑み返した。
:10/02/25 17:39
:SH03A
:oBa1TR4Q
#348 [ゆかぴ]
―ーー…
「愛理ちゃんドリンク
ちょうだーい。」
「はーい。」
今は部活の休憩。
ドリンクを配ったりで大忙しだ。
いつものことだけどね。
私は手当たり次第に
周りにいる人達から
ドリンクを配っていた。
:10/02/25 17:48
:SH03A
:oBa1TR4Q
#349 [ゆかぴ]
すると私の近くに
レイくんが来た。
「レイくんどうぞ。」
私は笑ってドリンクを
差し出した。
「あ…サンキュ。」
レイくんはきょどった感じで
ドリンクを受けとった。
:10/02/25 18:20
:SH03A
:oBa1TR4Q
#350 [ゆかぴ]
レイくんはドリンクを見て
私を見てドリンクを見た。
そして背中を向けて
行ってしまった。
ちょっと気になるけど…。
気にしないようにしなきゃ!
私は他のみんなにも
ドリンクを配った。
:10/02/25 19:38
:SH03A
:oBa1TR4Q
#351 [ゆかぴ]
そうこうして部活が終わった。
ドリンクを配った後は
レイくんとは一言も
交わすことはなかった。
私は部室に一人残って
部誌を書いていた。
あと3分の1もある…。
めんどくさいなぁっ。
字を書きすぎて手首が
痛くなったので、
手首をブンブン振った。
そしてため息をつき、
再び書きはじめた。
:10/02/25 19:46
:SH03A
:oBa1TR4Q
#352 [ゆかぴ]
ガチャ…
ドアの開く音がした。
私は手を止めて
ドアのほうを見た。
「あ…ミオくん。」
「お疲れ様。」
ミオくんはそう言って
ドアをゆっくり閉めた。
そして私の隣に座った。
「ありがと。
どうしたの?」
「暇だから来たー。」
:10/02/25 20:10
:SH03A
:oBa1TR4Q
#353 [ゆかぴ]
「暇って…笑」
「嘘。
本当は愛理に
会いに来ました。」
ミオくんは優しく笑いながら
私の髪の毛を撫でた。
「…こんなにストレートな人
初めてだよ…笑」
「そう?
これが俺だから笑」
ミオくんはそう言うと
髪の毛をぐちゃぐちゃにした。
:10/02/25 20:56
:SH03A
:oBa1TR4Q
#354 [ゆかぴ]
「もうっ…。」
私はぐちゃぐちゃになった
髪の毛を手で直した。
すると自然と笑みがこぼれた。
ミオくんと一緒だと
すごく安心する。
レイくんみたいに
変に気を使わないでいいし。
:10/02/25 21:53
:SH03A
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