Vampire Kiss
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#385 [ゆかぴ]
本当にこのままでいいの?
レイくんとこのままでいいの?
…いいわけがない。
話したい。
会って全て話したい。

「レイくん…。」

「呼んだ?」

私は両腕で身体を支え、
上半身をバッと起こした。
そして身体をひねり
振り向いた。

「え…なんで…。」

⏰:10/03/07 22:01 📱:SH03A 🆔:Ly1k5aQk


#386 [ゆかぴ]
そこに立っていたのは
レイくんだった。
私はビックリして口が
ぽかーんと開いていた。

「愛理の家に来んの
久しぶりだな…。」

レイくんはそう言うと
ベッドにドサッと座った。

「あ…うん。」

私はベッドの上に
体育座りをした。

⏰:10/03/07 22:05 📱:SH03A 🆔:Ly1k5aQk


#387 [ゆかぴ]
私はレイくんの背中を
斜め後ろから見つめていた。
レイくんはただ前を
見つめていた。

「ミオと仲良しなんだな。」

レイくんは冷たく言った。
私を見もせずに…。

「仲良しっていうか……。」

私はそれ以上言葉が
出てこなかった。

⏰:10/03/08 13:03 📱:SH03A 🆔:E5Lfs65Q


#388 [ゆかぴ]
「好きなんだろ?」

「違うっ…!」

私は即答した。
するとレイくんは振り向いて
私を見た。

「ミオはお前のこと
好きなんだってさ。」

ミオくん…レイくんに
言ったんだ。
でもねレイくん。
私は違うんだよ。

⏰:10/03/08 16:30 📱:SH03A 🆔:E5Lfs65Q


#389 [ゆかぴ]
「今日だって見ちゃったし?」

「……!」

私の頭の中にミオくんに
抱き着かれたことが
フラッシュバックした。

「あれは…ミオくんがっ…。」

「だから好きなんだろ?」

レイくんは私がミオくんを
好きになってほしいの?
そんなの嫌だ…。

⏰:10/03/08 20:37 📱:SH03A 🆔:E5Lfs65Q


#390 [ゆかぴ]
私はバッと正座をし、
太股の上で拳をギュッと
握り締めた。

「正直に言えよ。」

「私はミオくんのこと
好きじゃないよ…。」

私は握り締めた拳を
見つめながら言った。

「え?」

「私はレイくんがす…」

フワッ…

⏰:10/03/08 20:41 📱:SH03A 🆔:E5Lfs65Q


#391 [ゆかぴ]
私はレイくんに抱きしめられた。
私はビックリして
黙っていることしか
できなかった。

「俺愛理が好き。」

その言葉は私の心に
すごく響いた。
この言葉をずっと
待っていたのかもしれない。

⏰:10/03/08 20:55 📱:SH03A 🆔:E5Lfs65Q


#392 [ゆかぴ]
私の目から自然と涙が零れた。
するとレイくんがパッと
私から離れた。
でも両手は私の両肩を
掴んだままだった。

「どうした?
大丈夫…?」

「うんっ…ごめん…。」

私はハハッと笑いながら
手の甲で目を擦った。

⏰:10/03/08 21:07 📱:SH03A 🆔:E5Lfs65Q


#393 [ゆかぴ]
「嫌だった?」

レイくんは心配そうに
私の顔を覗き込んだ。
私は言葉で表さずに
首を横に振った。

「私も好き…大好き。」

「愛理…。」

レイくんは私の名前を呼ぶと
唇を重ねてきた。
前は冷たかったのに
今日は温かかった…。

⏰:10/03/08 21:36 📱:SH03A 🆔:E5Lfs65Q


#394 [ゆかぴ]
ちょっと触れるぐらいのキス。
でも私は幸せだった。
前とは違う優しいキス。

「レイくん…。」

唇が離れた途端に
私は抱き着いた。
するとレイくんは私を
抱きしめた。

「もう絶対離さない。」

「うん…。」

⏰:10/03/08 22:18 📱:SH03A 🆔:E5Lfs65Q


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