Short×Short
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#7 [我輩は匿名である]
いい!!
:10/02/02 01:01
:SH001
:WwFsMq.M
#8 [コウ]
:10/02/02 08:43
:SH02A
:☆☆☆
#9 [コウ]
Title:2−1=2 (始)
それは突然なる出来事で、目
を閉じる前に勝手に視界に飛
び込んできた。彼女と知らな
い男が、楽しげに歩いて行く
その姿。なんて残酷な光景だ
ろう。端から見れば微笑まし
い恋人に見えるその構図。僕
にとっては残虐な地獄絵図に
しか見えない。君から別れを
告げられて九ヶ月。君の気持
ちは既に僕にないと知って九
ヶ月。
改めて思い知らされた。彼女
はもう、新しい道を歩んでい
ること。僕はまだ彼女のいな
い道に地縛霊の様に取り残さ
れていること。
:10/02/02 08:51
:SH02A
:☆☆☆
#10 [コウ]
Title:2−1=2 (中)
僕もいい加減、進まなくちゃ
いけないのだろうか。曖昧な
感情をぶら下げたまま、次の
日僕は彼女に会いに行った。
「昨日の、彼氏?」
僕の言葉にはにかみ笑いを浮
かべながら彼女は頷いた。僕
の、心にもない「おめでとう
」に、彼女は幸せそうに「あ
りがとう」を呟いた。ぐちゃ
ぐちゃどろどろ、なんだこの
気持ち悪い感情は。
:10/02/02 08:57
:SH02A
:☆☆☆
#11 [コウ]
Title:2−1=2 (中の2)
昨日までは不確定だった想い
が、幸せそうな彼女を前にひ
とつに固まりはじめる。嫉妬
、絶望、憎悪。愛とは呼べな
いどす黒い何か。僕が幸せに
してやれば、こんな感情知ら
ずに済んだのだろうか。
「幸せ?」
「うん」
相変わらず、彼女は目を細め
て笑う。そんな癖を思い出し
ながら僕はふたつの感情にと
り憑かれた。彼女が幸せにな
った。それは何より僕の願い
であり、喜びだ。けれど……
:10/02/02 09:05
:SH02A
:☆☆☆
#12 [コウ]
Title:2−1=2 (中の3)
「貴方も、幸せになって」
僕を置いて消えた彼女を恨む
気持ち。彼女はさよならと僕
に背を向ける。その動作があ
の日と重なる。長い髪が風に
流れ、スローモーションの様
にゆっくり彼女が歩き出す。
「待って」
あの日、掴めずにいた肩を強
く引く。
:10/02/02 09:16
:SH02A
:☆☆☆
#13 [コウ]
Title:2−1=2 (終)
僕の動きも、彼女につられて
ゆっくりと流れる。
「 」
彼女の口が何かを叫ぶ。僕の
耳には届かない。
僕の手はゆっくりと、けれど
確実に。
白い首筋を握り締めていた。
2−1=2
(何も消えちゃいない。残っ
たのは、動かない彼女と
動
けない僕)
-end-
:10/02/02 09:16
:SH02A
:☆☆☆
#14 [コウ]
Title:原動力は君 (1)
「先生、この前頼んだテスト
前の学習プリントどうなった
んですか?」
「はいはい」
「いや、はいはいじゃなくて
」
私はわざとらしく大きな溜息
を吐き、目の前の茶髪混じり
の頭を見つめる。パソコンば
っかり眺めて、私の話をまと
もに聞いてくれやしない。
「いい加減にしろよこの堕教
師」
「教師を馬鹿にすんじゃねぇ
!」
:10/02/02 12:40
:SH02A
:☆☆☆
#15 [コウ]
Title:原動力は君 (2)
「教師を馬鹿にしたんじゃあ
りません。アンタを馬鹿にし
たんです」
振り向いた顔にバシッとファ
イルでツッコミを入れてやれ
ば、顔面にクリーンヒット。
声にならない叫びを上げて、
先生はデスクに伏せる。あ、
しまった逆効果。
「いやぁ、ね……わかってる
よ」
「わかってるなら作れ、出せ
、勉強させろ」
:10/02/02 12:44
:SH02A
:☆☆☆
#16 [コウ]
Title:原動力は君 (3)
「これがお前の歪んだ愛のカ
タチ「何がわかったの!?い
い加減にしろ変態オヤジ!」
胸倉掴んでこれでもかという
くらい揺らすと、やっと重い
腰を上げた。
「ったく、優秀な生徒会長様
が暴言暴力たぁ世の中腐って
んな」
「アンタが教師できる世の中
だからな。腐ってんな。いい
からさっさとプリント下さい
」
:10/02/02 12:48
:SH02A
:☆☆☆
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