僕と君【BL】
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#9 [郁。]
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さよならの足音が、ゆっくり聞こえていたんだ。
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:10/02/08 13:40
:F03B
:z4s3EbyY
#10 [郁。]
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「歩は、どうすんの?」
名前を呼ばれて我に戻る。
季節は秋。
放課後の教室の窓からは冷たい風が吹き込む。
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:10/02/08 13:41
:F03B
:z4s3EbyY
#11 [郁。]
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目の前には、きょとんとした遥希の姿。
御坂遥希(みさか はるき)。
俺の、恋人。男だけどね。
「聞いてなかった?進路、ね。どうすんの。」
進路かぁ‥。別になんでもいいんだけど。
遥希はしっかりしてるから、俺のこういうとこを嫌うんだ。
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:10/02/08 13:42
:F03B
:z4s3EbyY
#12 [郁。]
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「んー‥、遥希のお嫁さん。」
なんとなく適当に流すつもりだった。
ガタンッ。
「え、ちょっと遥希だいじょ「っに‥言ってんだよ‥っ。」」
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:10/02/08 13:44
:F03B
:z4s3EbyY
#13 [郁。]
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遥希のほうに目をやると、椅子からおちて尻餅ついた遥希が顔を隠しながら、こっちを睨んでる。
「はるくん‥顔、真っ赤なんだけど?」
からかうようにして遥希の前にしゃがむ。
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:10/02/08 13:45
:F03B
:z4s3EbyY
#14 [郁。]
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片腕で顔を隠しているけど、真っ赤。
こっち見るなと顔を逸らす遥希の腕をよけようと俺は腕を伸ばす。
‥ちゅ。
「は、はる!?‥っん。」
立場逆転。
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:10/02/08 13:47
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:z4s3EbyY
#15 [郁。]
:10/02/08 13:52
:F03B
:z4s3EbyY
#16 [郁。]
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伸ばした腕は遥希に抑えられ唇に触れる暖かいソレ。
遥希の、唇。
「で、なんだって?可愛いお顔が真っ赤だよ、歩?」
遥希がいじわるそうに笑う。
「なっ、ちが‥これは‥っ。」
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:10/02/08 20:19
:F03B
:z4s3EbyY
#17 [郁。]
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その余裕にまた恥ずかしくなって真っ赤になっているであろう顔を見せないように俯いた。
「歩‥かわい。」
遥希はそう言うと俺の顎をぐいっと上に向かせキスをする。
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:10/02/08 20:20
:F03B
:z4s3EbyY
#18 [郁。]
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さっきとは違う、もっと濃厚な。
強引に、優しく遥希の舌が侵入してくる。
口内を楽しむように舌を絡めてくる。
俺も必死に舌を合わせる。
「っん‥ぅ‥。」
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:10/02/08 20:23
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