僕と君【BL】
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#215 [郁。]



え‥?


「‥思い出づくりしよ。」


「‥っは、はる『エントリーナンバー13、御坂くん。ステージまで。』」


⏰:10/03/10 02:45 📱:F03B 🆔:cK9aHKzo


#216 [郁。]



ステージ横の司会者がマイクを通す。


「‥見てて。」


そう言い残してステージに上がる遥希。
なんだか、背中が遠い気がした。
一瞬で湧き上がる歓声が聞こえる。
ステージに堂々とたつ遥希は、別人みたいで。
あ‥今までが別人だったのかな。
そこまで考えて考えるのをやめた。


⏰:10/03/10 02:47 📱:F03B 🆔:cK9aHKzo


#217 [郁。]



『ありがとうございましたー!続いてエントリーナンバー―‥‥。』


近付いてくるきみ。
あぁ‥俺、本当にこの人が好きだ。


「ただいま。」


その優しい笑顔を向けるのは、きっと俺だけ。


⏰:10/03/10 02:47 📱:F03B 🆔:cK9aHKzo


#218 [郁。]



「おかえりなさいっ。」


『エントリーナンバー16、西野くんステージまでー。』


司会者に名前を呼ばれて我に戻る。


‥そうだった。


⏰:10/03/10 02:49 📱:F03B 🆔:cK9aHKzo


#219 [郁。]



遥希も驚いてるみたいだった。
が、司会者のとこまで行って戻ってくる。
‥片手には、ウィッグ。
‥‥ま、まさか。


「これ被って、ねこみみな。」


⏰:10/03/10 02:50 📱:F03B 🆔:cK9aHKzo


#220 [郁。]



‥!?
どこの変態だよっ!


仕方なく被ってステージに上がる。
遥希に負けないほどの歓声が湧き上がった。


どれも、かわいいだとかばっかりだったけど‥。


⏰:10/03/10 02:51 📱:F03B 🆔:cK9aHKzo


#221 [郁。]



『えーと!どうしてエントリーされましたか!』


は!?
マイクを向けられる。
一瞬悩んだけど、遥希と同じでありたい。


「す、好きな‥ひとと‥‥写真、撮りたくて‥。」


⏰:10/03/10 02:52 📱:F03B 🆔:cK9aHKzo


#222 [郁。]



多分、俺今真っ赤だ。
俯くと、更に沸き起こる歓声。
司会者が突っ込みをいれてたけど、頭には入らなかった。
そうして出番はあっという間に終わった。


ステージ脇に戻ると遥希がぎゅっと抱きしめる。


⏰:10/03/10 02:52 📱:F03B 🆔:cK9aHKzo


#223 [郁。]



ちょっ!みんない‥


「大丈夫。みんな女だと思ってる。」


そういう問題じゃ‥って、えぇ!?
あたふたしてみるものの、全く無意味。
どうしようと考えていると、司会者の声が耳に入る。


⏰:10/03/10 02:53 📱:F03B 🆔:cK9aHKzo


#224 [郁。]



『集計の結果、男子の部エントリーナンバー13、女子の部エントリーナンバー16が優勝ですっ!二人はステージまでどうぞ!』


ほら、と言わんばかりに遥希は満足気。
腕をひかれステージへと上がる。
聞き慣れた歓声。


⏰:10/03/10 02:54 📱:F03B 🆔:cK9aHKzo


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