僕と君【BL】
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#21 [郁。]
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そんな遥希が愛おしすぎて、拳に力を入れて必死に声を抑える。
声にならない喘ぎと、俺と遥希の荒い息が教室に響く。
「あゆむ‥もう、たってる‥。」
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:10/02/08 21:20
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#22 [郁。]
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遥希は制服の上から俺の膨らんだソレを、際どく触れていく。
ソレに触れるか触れないかの際どい手付き。
「っふ‥ぅ、はっ‥やくっ‥。」
涙目で遥希をじっと見つめる。
返ってきた言葉。
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:10/02/08 21:22
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#23 [郁。]
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「ん?言わなきゃわかんない。なに?」
やっぱり、遥希はいじわるだ。
そんな遥希が好きでたまらない俺はM‥なんだろうか‥。
「歩?言って‥?」
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:10/02/08 23:24
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#24 [郁。]
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‥っもう。
「はるき‥触って‥っ。」
遥希はよく出来ました、と頭を撫でるとベルトに手を掛ける。
カチャ‥。
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:10/02/08 23:26
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#25 [郁。]
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ぎゅっと目を閉じる。
聴覚が敏感になったそのとき、バタバタバタ。
廊下から騒がしい足音。
まずい‥っ!
遥希と俺は一瞬で青ざめる。
急いで衣服を身に付ける。
が、ガラッと教室のドアが勢いよく開く。
しまった、と思った途端遥希が俺に覆い被さる。
はっ、はるき!?
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:10/02/08 23:28
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#26 [郁。]
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「あゆと‥御坂‥‥?そんなとこで何やって‥。しかも、あゆ‥なんでシャツはだけてんの‥。」
入って来たのは俺の幼なじみ高山旬(たかやましゅん)。
「っ‥ち、ちょっとふざけてたら転んだ拍子に歩のシャツ引っ張っちゃって‥。な?歩。怪我してないか?」
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:10/02/08 23:32
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#27 [郁。]
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遥希はさらりと嘘をつくと俺の腕を引っ張っり立たせる。
少し乱れたままの制服をさっと直すと先ほどまでの行為を思い出し急に恥ずかしくなった。
旬はふーんと納得したように俺と目を合わせる。
「なっ、なに‥?」
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:10/02/08 23:33
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#28 [郁。]
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「なんでもないよっあゆっ。」
旬はにっこり笑うと自分の机から携帯を取り出し、じゃあねとその場を去った。
あ、危なかった〜‥。
二人して安堵の息が漏れる。
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:10/02/08 23:45
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#29 [郁。]
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「危なかったなぁもう‥。遥希、かえろっ。」
にっこり笑って遥希の手をとると、遥希もぎゅっと握り返してくれた。
っても、手を繋いで帰るわけにはいかない。
その手は遥希から、そっと放された。
「ん、そだね。」
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:10/02/08 23:49
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#30 [郁。]
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俺はこのとき、まだ遥希の様子がおかしいことには気付いていなかった。
放された手を少し寂しいなと感じつつも、たわいのない会話をしながら駅まで歩く。
いつもは、駅でお別れ。
のはず、なんだけど
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:10/02/08 23:51
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