僕と君【BL】
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#389 [郁。]
>>386

肝心な昶はと言うと、真っ赤な顔で視線を逸らしている。

―――‥‥え?

「っ、俺帰るわ‥」

途端に昶は立ち上がり荷物も持たずに部屋を飛び出た。

「え、ちょっ昶待っ!」

――‥俺も部屋を飛び出した。

⏰:11/03/09 12:51 📱:F03B 🆔:LrKH8UPQ


#390 [郁。]
―――――――――――

お久しぶりです、主です。
皆さん地震は大丈夫でしたでしょうか?
私は大丈夫です。

少しずつ生活に余裕がでてきたので息抜き程度に更新していきたいと思います。

お待たせしてる方申し訳ないです。

―――――――――――

⏰:11/04/12 17:34 📱:F03B 🆔:kTJC5Fbs


#391 [郁。]
>>389

カラオケボックスを飛び出すと、昶は背中を向けたまま肩で息を整えながら呟いた。

「‥‥‥悪いけど俺、旬のことそういう目でしか見れない」

「‥え‥‥‥っと」


静まり返った夜道には、街灯で虫の焼ける音だけが聞こえた。

⏰:11/04/13 14:36 📱:F03B 🆔:7DX2WB1s


#392 [郁。]
そっと横顔をこちらに向ける昶はとても悲しそうな瞳をしていた。

「旬、好きなやついるんだったよな‥前楽しそうに話してくれてた」

「振られたよ‥つい最近だけど‥‥」

昶の言葉を遮り俯いて答える。

⏰:11/04/13 14:38 📱:F03B 🆔:7DX2WB1s


#393 [郁。]
「‥そっか、ごめん」

「何で昶が謝んの‥?」


昶の足が俺に近付く、目の前までくると昶は俺を抱き寄せた。

「‥旬、好き‥‥俺と付き合お‥」

頭が真っ白になる。昶が俺と‥?
わかってはいたけど、実際現実を目前にするとどうも言葉がでてこない。

⏰:11/04/13 14:42 📱:F03B 🆔:7DX2WB1s


#394 [郁。]
昶は俺を抱き寄せたまま力をたまに強めるだけで何も言わない。

昶も、必死なんだ―――。


「‥俺、その‥っ」

「迷惑、だよな‥」



「昶、そのまま聞いて‥な」

⏰:11/04/13 14:46 📱:F03B 🆔:7DX2WB1s


#395 [郁。]
なんて言えばいいのか正直わからない。
でも、言わなきゃ、ならない。

「‥‥俺、今まで昶のことそういう目でみたことなかったから‥‥えっと‥」

「ん‥」

どの言葉がベストなのか、繋げて剥がして考える。
つい、指先が遊ぶ。

「‥今は‥‥返事だせない‥」

⏰:11/04/23 11:42 📱:F03B 🆔:rvw6UxPQ


#396 [郁。]
「‥わかった」

俺を包む優しさがいなくなる。

「‥っ、でも‥!ちゃんと、向き合う‥からっ‥‥友達やめない‥でほしい‥」

「‥おう」


――――――――――‥‥

その日はどうやって帰ったのか、よく覚えていない。

⏰:11/04/23 11:44 📱:F03B 🆔:rvw6UxPQ


#397 [郁。]
でも、昶のことだけ考えていた。
逃げるわけにはいかない。
失いたくない。


俺は、昶が‥‥。
昶のことが。



――なんか、すっげーモヤモヤする。
‥‥昶のくせにムカつく。

⏰:11/05/01 18:25 📱:F03B 🆔:QcWtwYAM


#398 [郁。]
――――翌日 歩side

昨日どうなったんだろう。
旬は結局鞄すら取りに来なかった。

うーん‥‥。


頭をそっと遥希が撫でる。

「心配しすぎ、だいじょーぶだって」

――――――キーンコーン‥

「‥‥うん」

⏰:11/05/01 18:28 📱:F03B 🆔:QcWtwYAM


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