僕と君【BL】
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#81 [郁。]
「え‥、い‥ま?」
『うん、歩ん家の前にいるんだけブツッ‥ツーツー。』
遥希遥希遥希‥っ!!
携帯も放り投げて玄関のドアをあける。
寒そうに肩をすくめる遥希が目にうつる。
「はるき‥っ。」
:10/02/18 11:18
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#82 [郁。]
視界が歪んだけど、そのまま遥希に抱きついた。
家から寒い中来てくれた遥希は冷たかった。
でも、なんでわざわざ‥?
「歩、そのままでいいから聞いて。」
「えっ、うん?」
遥希の胸に顔をうずめたまま頷く。
遥希がそっと俺を抱きしめて口をひらく。
:10/02/18 11:19
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#83 [郁。]
「歩、好き。」
いいいいいいきなり何言ってるんだ、この人は‥!///
「だから‥、」
そこまで言って口を詰まらせる遥希。
:10/02/18 11:20
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#84 [郁。]
「はる「だから、別れて‥。」」
え?
「え‥なに‥。」
視界が涙で滲んでいく。
遥希の顔を見上げる。
うまく見えない。
「‥っごめん。歩‥ごめ‥ウッ‥。」
:10/02/18 11:23
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#85 [郁。]
遥希、泣いてるの‥?
へん、だよ‥。
好きなのに別れるの?
なんで?どうして?
俺じゃだめなの?
足りない?俺がキスへただから?
意地っ張りで、わがままだから?
俺とのエッチ気持ちよくないの?
―‥なんで。
:10/02/18 11:23
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#86 [郁。]
何も、言えなくて遥希から離れ部屋に戻った。
何も言えなかった。何も。
わかった、とも‥いやだ、とも。
情けない自分に嫌気がさした。
その日は、なかなか眠れなくて寝付いたのは外が明るくなる時間。
:10/02/18 11:24
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#87 [郁。]
それでも朝はきて、鏡を見ると泣きはらした目。
頭もズキズキする。
けど、学校は行かないと‥。
重い腰をあげて、学校へ向かう。
いつもより、長く感じる電車に道路。
靴箱に靴をしまおうと、しゃがんだ。
カタン。
:10/02/18 11:25
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#88 [郁。]
「歩‥。」
遥希がちょうど着いたみたいで、目があう。
「おっ、おはよう。」
心配かけまいと、精一杯の笑顔をつくる。
それを見て遥希は苦笑い。
別々に教室に向かう。
旬が俺に気付くと、駆け寄ってくる。
:10/02/18 11:26
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#89 [郁。]
「あゆっおはよう!」
「あ‥うん‥‥おはよ。」
「あゆ、元気ないどう‥あ、遥希!おはよーっ!」
旬は嬉しそうに遥希に飛び付いた。
遥希も嫌がることはなかった。
:10/02/18 11:26
:F03B
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#90 [郁。]
―‥そっか。
きっと、遥希は旬のこと‥。
気分も悪くて、遥希の背中を見たくなくて一日うつ伏せて授業を受けた。
あまり寝れてなかったから、少し寝ていたみたい。
:10/02/18 11:28
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