僕と君【BL】
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#101 [郁。]
その場にしゃがみけんだ瞬間ドアにぶつかって静かな廊下にはガタンという、物音が響いた。
物音に気付いた二人がドアをあける。
二人とも驚いた顔をしていた。
当たり前だ‥。
俺だけが邪魔者なんだ、よね‥。
二人の言葉を無視して来た道を走る。
ひたすらに。
:10/02/20 19:08
:F03B
:egWO0Bzw
#102 [郁。]
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祝☆100レスです。
ここまで続けられたのも、リスナー様のおかげです。(*´`*)
いるか分かりませんが、ROMの方も楽しんでいただけてますかね。(´・ω・`)?
これからも亀更新ではありますが、自分のペースで更新していくのでよかったら続きも見てやってください!!
本当にありがとうございます。
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:10/02/20 19:15
:F03B
:egWO0Bzw
#103 [郁。]
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また、いくつか誤字脱字がありましたが読めないほどではないし、訂正すると読みづらくなると思ったのでそのままにしてあります。
直せこのやろーって方がいましたら、コメントお願いします!!
指摘いただきましたら、次からきちんと訂正します。
では!!(*´д`*)
☆感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4690/------------------------
:10/02/20 19:16
:F03B
:egWO0Bzw
#104 [郁。]
どれくらい走ったのかな。
わからないくらい息は切れてて。
酸素がうまく取り込めない。
‥あ、れ‥‥。
ぐらぐらする。
呼吸がうまく、出来ない‥?
遠くなる意識に俺はどうすることも出来なかった。
その場に倒れ込んだ。
:10/02/22 22:47
:F03B
:lh8TFuX6
#105 [郁。]
額にひんやりしたものがあたる。
「‥んっ‥‥?」
目を開くと、見たことのない部屋。
天井がすごく高い。
ベッドもふかふかで‥。
「目、覚めた?気分はどう‥?」
:10/02/22 22:48
:F03B
:lh8TFuX6
#106 [郁。]
聞き覚えのある声が頭上から聞こえる。
心配そうな声で佐倉さんが顔色をのぞきにくる。
「あっ、えっと‥大丈夫で「ん‥。」」
視界が真っ暗になる。
目の前には佐倉さんの顔。
:10/02/22 22:49
:F03B
:lh8TFuX6
#107 [郁。]
おでことおでこが当たる。
とりあえず‥近い、わけで‥‥。
「ん、熱はだいぶ下がったね。よかった。」
そう笑うけど‥たぶん、今の瞬間に全身の熱が上がってしまっただろう。
:10/02/22 22:49
:F03B
:lh8TFuX6
#108 [郁。]
「あのっ、ここ‥どこですか?それに俺‥‥。」
「ここは僕の家。中庭で倒れてたんだよ。」
そっか‥。最近寝不足だったし、頭痛も酷かったわけか。
ひとつ溜め息をついた。
「ありがとうございました‥。」
:10/02/22 22:50
:F03B
:lh8TFuX6
#109 [郁。]
佐倉さんはゆっくりして行くといいと言ってくれたので、ゆっくりしてくことにした。
「歩くん、元気‥ないけど‥‥体調のせい?」
一瞬息がとまる。
思い出す遥希と旬。
「あっと‥別れてって、言われちゃいました‥‥。」
苦笑いでこたえる。
:10/02/22 22:51
:F03B
:lh8TFuX6
#110 [郁。]
どうして?という返しに、好きな人が出来たみたいで相手は俺の幼なじみですと呟くように返した。
佐倉さんは何も言わずに俺の横に腰かけると軽く頭を撫でてくれた。
:10/02/22 22:51
:F03B
:lh8TFuX6
#111 [郁。]
嬉しくて、溜めてた涙が溢れ出す。
佐倉さんは驚きもせず俺を抱きしめて、ずっと背中をさすってくれていた。
:10/02/22 22:52
:F03B
:lh8TFuX6
#112 [郁。]
―遥希side
写真を消してもらおうと、旬を放課後残らせた。
「なにさー呼び出しておいて。歩のこと離す気になった?」
机に軽く腰かけた旬が携帯をいじりながら言う。
:10/02/22 22:55
:F03B
:lh8TFuX6
#113 [郁。]
「‥歩とは、別れた‥‥。だから、写真消してくれ‥。」
旬は目を丸くしたと思ったら俺の胸ぐらを掴んで叫ぶ。
「‥っんで‥‥。あんたも結局その程度かよ!?‥あんたは歩のこと離さないって‥‥思ってた‥っ。」
:10/02/22 22:55
:F03B
:lh8TFuX6
#114 [郁。]
「どうい「‥歩のこと離さないで守れる奴にしか任せられない。俺は‥歩が‥‥好きなんだよ‥っ!」」
「俺だって‥守るために、自分の感情殺した。それくらい好きだ。」
物音に目を向けると、しゃがみこむ歩。
歩に聞かれた。
最悪だ‥歩は確実に誤解してる。
また自分の行動が歩を傷付けた。
:10/02/22 23:01
:F03B
:lh8TFuX6
#115 [郁。]
全部、全部俺のせい。
いつも泣かせてばかりじゃねーか‥。
もう歩を抱きしめてやる権利なんて‥、ないんだ。
もう、終わりにしよう。
歩へのこの感情を。
:10/02/22 23:02
:F03B
:lh8TFuX6
#116 [郁。]
―歩side
泣き止んだ後佐倉さんは駅まで送ってくれて、どうしようもなく恥ずかしかったけど‥佐倉さんは気にしてなかったから笑顔でお礼を言った。
まだ下がりきってない熱のせいか、その日は久しぶりにぐっすり眠った。
:10/02/22 23:02
:F03B
:lh8TFuX6
#117 [郁。]
カーテンの隙間から漏れる日差しで目が覚める。
昨日は帰ってすぐ寝ちゃったから‥10時間くらいは寝たのか‥。
時計の針は7時ちょうどを指している。
学校に行くには、まだ早い。
:10/02/22 23:03
:F03B
:lh8TFuX6
#118 [郁。]
リビングへ降りてみるが誰もいない。
母親は仕事で父親は夜勤明けで寝てるんだろう。
姉ちゃんは彼氏の家、かな‥‥。
リビングの中心にあるソファに腰掛け、ぼーっとテレビを付ける。
朝のニュースが終わって、ちょうど占いコーナー。
:10/02/22 23:04
:F03B
:lh8TFuX6
#119 [郁。]
俺は8月だから乙女座。
なかなか出てこない。
11位蠍座。遥希、蠍座だっけ‥‥。
『そして今日最も運勢の悪い乙女座のあなた!今日は嘘がばれてしまうでしょう!嘘を吐かずに、気を配りましょう。そんな、あなたのラッキーアイテムは!セーラー服!‥―。』
:10/02/22 23:04
:F03B
:lh8TFuX6
#120 [郁。]
うそだろ‥。笑
あんまり信じない占いも、今日はなんとなくそんな気がした。
それからのんびりして学校に行った。
二人とは気まずいけど、授業も残り少ないから出なきゃならなかった。
少しはやくついた教室には旬が一人。
旬っていつも朝、早いよなぁ‥。
:10/02/22 23:05
:F03B
:lh8TFuX6
#121 [郁。]
俺に気付いて時計に目をやる。
みんなは、まだ暫くこない時間。
「‥あのさ、歩。話があるんだ‥‥。」
旬がこっちを真剣に見つめる。
大事な話であるのはすぐわかる。
旬が俺を"歩"と呼ぶときは、いつも決まって真剣な話のときだけ。
:10/02/22 23:06
:F03B
:lh8TFuX6
#122 [郁。]
「‥うん。」
「あのね‥、これ見て欲しい‥‥。」
そう言って自分の携帯を少しいじると画面を開いたまま俺に向ける。
画面には俺と遥希。
あの日の、キスしてる写真‥。
:10/02/22 23:06
:F03B
:lh8TFuX6
#123 [郁。]
「っこれ‥。」
「‥違うんだ。あの日、本当は携帯を忘れたわけじゃなくて‥‥。教室の前まで行ったら二人の話し声が聞こえて‥、覗くつもりじゃなかったんだけど‥‥。
二人がキスしてたから‥写真撮っちゃって‥‥。二人を別れさせる脅しになるかなって‥。」
瞳に涙を溜めて旬が絞り出すような声で言う。
そんなに、遥希のこと‥。
:10/02/23 23:26
:F03B
:gOluejqY
#124 [郁。]
「旬‥‥。そんなに遥希が‥。あの、さ‥でも別れたから‥遥希と幸「だから、違うんだ‥っ!」」
別れを告げられた、あの夜を思い出して涙が零れそうになったけど旬の叫び声に驚いて、目を丸くした。
「俺が好きなのは、遥希じゃない。」
:10/02/23 23:27
:F03B
:gOluejqY
#125 [郁。]
涙を浮かべた瞳ではなく、真剣な瞳で俺を見る旬。
「‥歩だよ。」
旬が好き‥?俺を?
いきなりの出来事に頭がついていかない。
旬は俺が好き。
俺は遥希が好き。
遥希は‥?どっちが好きなんだろう。
:10/02/23 23:28
:F03B
:gOluejqY
#126 [郁。]
「あゆ‥だから、御坂のこと許してやって‥?全部俺が悪いんだ‥。今日の話も、気持ち伝えてすっきりしたかっただけ。これ以上、あゆを泣かせたくなかった。写真も、あゆが今消して。‥あと、返事はいらないからね?これからも幼なじみ!ね?」
でも、昨日教室で二人は‥。
:10/02/23 23:29
:F03B
:gOluejqY
#127 [郁。]
「でも、昨日教室でお互い好きって‥。」
「え‥?「おはよー!」」
話の途中でクラスメイトが入ってくる。
大事な話なのに‥。
写真は俺が消して旬に携帯を返した。
でも、HRが始まっても俺の前の席はあいたまま。
:10/02/23 23:31
:F03B
:gOluejqY
#128 [郁。]
遥希が来ていない。
遥希がどんな気持ちであれ、やっぱり遥希が気になる。
2限目が終わって届いたメール。
『from:遥希
タイトル:無題
本文:歩、話したいことがある。今日時間つくれる?』
:10/02/23 23:31
:F03B
:gOluejqY
#129 [郁。]
すぐにわかったと一言だけのメールを返した。
それからメールは返ってこなくて放課後遥希からの電話。
『今、屋上にいるんだけど‥来れる?』
話するだけの為にわざわざ学校まできたのかな‥。
『‥う、ん。わかった。』
:10/02/23 23:32
:F03B
:gOluejqY
#130 [郁。]
電話を切って、屋上に向かう。
長い長い階段。
最後の一段を登り終えて重い扉を開く。
眩しくて目を細める。
少しずつ冬に近付いて肌寒いが、快晴。
視線を空から少し下におろすと、見慣れた背中。
抱き付きたくなる。
俺に気付いてか、遥希が振り向く。
「‥歩。」
:10/02/23 23:38
:F03B
:gOluejqY
#131 [郁。]
優しく笑う遥希。
「遥希‥あの「歩、最後にひとつだけお願い聞いてくれる?」」
‥最後?
何言ってるの‥。
呼び出したのは旬に乗り換えたいから‥?
ただの三角関係なの‥?
「歩、大好き‥だったよ。」
:10/02/23 23:39
:F03B
:gOluejqY
#132 [郁。]
「は、るき‥?」
やっぱり。終わり、なのかな‥。
視界が歪んでく。
遥希の顔もぼやけてく。
「歩、泣かないで。」
「‥もっ、う‥‥戻れない‥の?‥ヒック。」
:10/02/23 23:40
:F03B
:gOluejqY
#133 [郁。]
「これ以上、泣かせたくない。俺といると歩だけが傷付く。歩への、この感情終わりにするから。だから、誤解だけといていいかな。」
「‥誤解?」
遥希が俺のほうに歩寄ってくる。
全身がふわっと温かくなる。
:10/02/23 23:41
:F03B
:gOluejqY
#134 [郁。]
「このまま聞いて。」
遥希が俺を抱きしめたまま話し出す。
「高山にキスしてる写真撮られた。撒かれたらって思うと歩を守れる自信がなくて突き放した。‥‥写真を消させたら、もう一度歩とって思ってた。でも‥‥。」
:10/02/23 23:41
:F03B
:gOluejqY
#135 [郁。]
「‥旬に近付くうちに旬のこと、好きに‥なっちゃったの‥‥?」
「え‥?」
「教室‥っで、二人とも好き‥‥って‥ヒック。」
「‥歩。あれ、歩のことで揉めてたんだ‥‥。お互い歩が好きだ、って‥。」
:10/02/23 23:42
:F03B
:gOluejqY
#136 [郁。]
全部、俺が‥一人で勘違いして‥‥た?
「‥これからも、同じようなことあるかもしれない。守れる自信がない‥。だから‥‥歩のこと友達として見るか「なんで一人で抱えちゃうの‥?」」
あぁ、俺ってばかだ。
遥希一人追い詰めて、自分だけが傷付いてるって勘違いしてた。
:10/02/23 23:43
:F03B
:gOluejqY
#137 [郁。]
聞かなきゃ、わからないことも聞かないで。
間違ってた。目にうつるものだけが、真実じゃなかったのに。
「自分は自分で守れる‥朝旬に話聞いて、写真も消した‥‥。だから‥‥離れないでよ‥。」
声にならないほど小さな声で呟いた。
:10/02/23 23:44
:F03B
:gOluejqY
#138 [郁。]
「歩‥本当に、俺でいいの‥?」
「遥希じゃなきゃ‥‥やだ。」
遥希の腕から解放されたかと思うと遥希がしゃがみこむ。
「はるき‥?」
:10/02/23 23:45
:F03B
:gOluejqY
#139 [郁。]
「‥っごめ、嬉しいし安心して‥‥あーもー!俺は歩が好きだー!」
遥希がグラウンドに届いてしまうんじゃないかってくらい、大きな声で思い切り叫ぶ。
‥っばか。
まぁ、今日くらいはいいかなぁっ‥‥///
:10/02/23 23:46
:F03B
:gOluejqY
#140 [郁。]
「はるきはるきっ、大好きっ。」
そう言って遥希の頬に軽くキスを落とした。
「歩、愛してるよ。」
返ってきたのは濃厚なキス。
:10/02/23 23:47
:F03B
:gOluejqY
#141 [郁。]
息継ぎの間に開いた口に舌が侵入してくる。
今までにないくらい長い、濃厚なキス。
「‥っんぅ。」
遥希が急に離れる。
「‥は、遥希‥?」
少し上目遣いで見つめた先に真っ赤な遥希の顔。
:10/02/23 23:47
:F03B
:gOluejqY
#142 [郁。]
「だめ‥だ。これ以上すると抑え、きかない‥っ。」
かっ、かわいい‥!
「‥俺が、限界なんだけど。」
ふてくされながら甘えると、ぎくしゃくしつつ慌てる遥希。
「‥遥希、シよ‥‥?」
:10/02/23 23:48
:F03B
:gOluejqY
#143 [郁。]
自分で言っておいて‥恥ずかしい。
「‥っ手加減出来ないからな‥‥。」
「う、んあっ///」
シャツにいきなり侵入してくる手に驚いたけど、その手はすぐに気持ち良くさせた。
胸の飾りを激しくこね回す。
:10/02/23 23:49
:F03B
:gOluejqY
#144 [郁。]
遥希の息はもうだいぶ上がってて、わざとかはわからないけど耳に遥希の吐息がかかる。
「っあゆむ‥‥かわい。」
不意に耳元で囁かれたと思うと耳元でくちゅくちゅといらやしい音が響く。
:10/02/23 23:50
:F03B
:gOluejqY
#145 [郁。]
「んやっあぅ‥は、る‥‥だっめ‥っ。」
耳、弱いの知ってるくせに。
胸への愛撫がなくなったと思うと耳を舐めながらシャツを器用にはいでいく。
遥希もシャツを脱ぐと俺をその上に寝かせる。
ちょっとした優しさがたまらないくらい愛しい。
:10/02/23 23:52
:F03B
:gOluejqY
#146 [郁。]
それから遥希の唇は俺の全身を這う。
「っんあ‥はる、き‥‥。」
「うん?」
10分以上にも及ぶ愛撫。
正直、しんどい‥。
手を止めて、どうしたのと頭を撫でてくれる遥希。
:10/02/23 23:52
:F03B
:gOluejqY
#147 [郁。]
「‥も、下‥‥きつい‥っ。」
遥希から顔を逸らして途切れつつ呟く。
「クス‥やっと言った。」
なっ‥!?
言わなかったら、あのままだったの‥!?
:10/02/23 23:53
:F03B
:gOluejqY
#148 [郁。]
「っい、いじわる‥‥。」
「クス‥ごめんって。」
また、長いキスの始まり。
負けじと自分から舌を絡める。
お互いの唾液でべたべたになりながら、それすら‥愛おしくて。
お構いなしに、ひたすら舌を絡め合う。
:10/02/23 23:54
:F03B
:gOluejqY
#149 [郁。]
:10/02/24 00:30
:F03B
:MtM2mVuw
#150 [我輩は匿名である]
・
あげます
・
:10/02/27 08:12
:N08A3
:ZJr1u.wQ
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