僕と君【BL】
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#117 [郁。]



カーテンの隙間から漏れる日差しで目が覚める。
昨日は帰ってすぐ寝ちゃったから‥10時間くらいは寝たのか‥。
時計の針は7時ちょうどを指している。
学校に行くには、まだ早い。


⏰:10/02/22 23:03 📱:F03B 🆔:lh8TFuX6


#118 [郁。]



リビングへ降りてみるが誰もいない。
母親は仕事で父親は夜勤明けで寝てるんだろう。
姉ちゃんは彼氏の家、かな‥‥。



リビングの中心にあるソファに腰掛け、ぼーっとテレビを付ける。
朝のニュースが終わって、ちょうど占いコーナー。


⏰:10/02/22 23:04 📱:F03B 🆔:lh8TFuX6


#119 [郁。]



俺は8月だから乙女座。
なかなか出てこない。
11位蠍座。遥希、蠍座だっけ‥‥。


『そして今日最も運勢の悪い乙女座のあなた!今日は嘘がばれてしまうでしょう!嘘を吐かずに、気を配りましょう。そんな、あなたのラッキーアイテムは!セーラー服!‥―。』


⏰:10/02/22 23:04 📱:F03B 🆔:lh8TFuX6


#120 [郁。]



うそだろ‥。笑
あんまり信じない占いも、今日はなんとなくそんな気がした。
それからのんびりして学校に行った。

二人とは気まずいけど、授業も残り少ないから出なきゃならなかった。
少しはやくついた教室には旬が一人。
旬っていつも朝、早いよなぁ‥。


⏰:10/02/22 23:05 📱:F03B 🆔:lh8TFuX6


#121 [郁。]



俺に気付いて時計に目をやる。
みんなは、まだ暫くこない時間。


「‥あのさ、歩。話があるんだ‥‥。」


旬がこっちを真剣に見つめる。
大事な話であるのはすぐわかる。
旬が俺を"歩"と呼ぶときは、いつも決まって真剣な話のときだけ。


⏰:10/02/22 23:06 📱:F03B 🆔:lh8TFuX6


#122 [郁。]



「‥うん。」


「あのね‥、これ見て欲しい‥‥。」


そう言って自分の携帯を少しいじると画面を開いたまま俺に向ける。
画面には俺と遥希。
あの日の、キスしてる写真‥。


⏰:10/02/22 23:06 📱:F03B 🆔:lh8TFuX6


#123 [郁。]



「っこれ‥。」


「‥違うんだ。あの日、本当は携帯を忘れたわけじゃなくて‥‥。教室の前まで行ったら二人の話し声が聞こえて‥、覗くつもりじゃなかったんだけど‥‥。
二人がキスしてたから‥写真撮っちゃって‥‥。二人を別れさせる脅しになるかなって‥。」


瞳に涙を溜めて旬が絞り出すような声で言う。
そんなに、遥希のこと‥。


⏰:10/02/23 23:26 📱:F03B 🆔:gOluejqY


#124 [郁。]



「旬‥‥。そんなに遥希が‥。あの、さ‥でも別れたから‥遥希と幸「だから、違うんだ‥っ!」」


別れを告げられた、あの夜を思い出して涙が零れそうになったけど旬の叫び声に驚いて、目を丸くした。


「俺が好きなのは、遥希じゃない。」


⏰:10/02/23 23:27 📱:F03B 🆔:gOluejqY


#125 [郁。]



涙を浮かべた瞳ではなく、真剣な瞳で俺を見る旬。


「‥歩だよ。」


旬が好き‥?俺を?
いきなりの出来事に頭がついていかない。
旬は俺が好き。
俺は遥希が好き。
遥希は‥?どっちが好きなんだろう。


⏰:10/02/23 23:28 📱:F03B 🆔:gOluejqY


#126 [郁。]



「あゆ‥だから、御坂のこと許してやって‥?全部俺が悪いんだ‥。今日の話も、気持ち伝えてすっきりしたかっただけ。これ以上、あゆを泣かせたくなかった。写真も、あゆが今消して。‥あと、返事はいらないからね?これからも幼なじみ!ね?」


でも、昨日教室で二人は‥。


⏰:10/02/23 23:29 📱:F03B 🆔:gOluejqY


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