僕と君【BL】
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#211 [郁。]



周りには、色んなコスプレをした人や制服のままの観客。

俺‥やっぱ無理‥!


佐倉さんを捜すが、この人混みじゃ見付からない。
もー‥。


「えっ!?」


⏰:10/03/10 02:42 📱:F03B 🆔:cK9aHKzo


#212 [郁。]



いきなり、ぐっと腕を掴まれる。
先に目をやると愛しいひと。


「‥っ歩、何してんの‥。危ないよ。」


遥希なんで息きれ‥。


⏰:10/03/10 02:42 📱:F03B 🆔:cK9aHKzo


#213 [郁。]



『さぁ!コスプレ大会始まりますよー!参加者はステージ脇に集まってくださいね!観客の皆さまは、声援拍手お願いします!』


さっきよりもざわつくグラウンド。
遥希の声も聞き取れない。


⏰:10/03/10 02:43 📱:F03B 🆔:cK9aHKzo


#214 [郁。]



「あ‥む、‥‥っち。」


遥希に腕を引っ張られる。
少し歩いてついた先、ステージの脇。
まさかほんとに‥。
遥希が耳元で口を開く。


「一位とったら、好きな人と写真撮ってくれるんだって。」


⏰:10/03/10 02:44 📱:F03B 🆔:cK9aHKzo


#215 [郁。]



え‥?


「‥思い出づくりしよ。」


「‥っは、はる『エントリーナンバー13、御坂くん。ステージまで。』」


⏰:10/03/10 02:45 📱:F03B 🆔:cK9aHKzo


#216 [郁。]



ステージ横の司会者がマイクを通す。


「‥見てて。」


そう言い残してステージに上がる遥希。
なんだか、背中が遠い気がした。
一瞬で湧き上がる歓声が聞こえる。
ステージに堂々とたつ遥希は、別人みたいで。
あ‥今までが別人だったのかな。
そこまで考えて考えるのをやめた。


⏰:10/03/10 02:47 📱:F03B 🆔:cK9aHKzo


#217 [郁。]



『ありがとうございましたー!続いてエントリーナンバー―‥‥。』


近付いてくるきみ。
あぁ‥俺、本当にこの人が好きだ。


「ただいま。」


その優しい笑顔を向けるのは、きっと俺だけ。


⏰:10/03/10 02:47 📱:F03B 🆔:cK9aHKzo


#218 [郁。]



「おかえりなさいっ。」


『エントリーナンバー16、西野くんステージまでー。』


司会者に名前を呼ばれて我に戻る。


‥そうだった。


⏰:10/03/10 02:49 📱:F03B 🆔:cK9aHKzo


#219 [郁。]



遥希も驚いてるみたいだった。
が、司会者のとこまで行って戻ってくる。
‥片手には、ウィッグ。
‥‥ま、まさか。


「これ被って、ねこみみな。」


⏰:10/03/10 02:50 📱:F03B 🆔:cK9aHKzo


#220 [郁。]



‥!?
どこの変態だよっ!


仕方なく被ってステージに上がる。
遥希に負けないほどの歓声が湧き上がった。


どれも、かわいいだとかばっかりだったけど‥。


⏰:10/03/10 02:51 📱:F03B 🆔:cK9aHKzo


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