僕と君【BL】
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#440 [郁。]
呆れて言葉も出ない俺を遥希が覗き込む。
「っわ‥な、なに‥?」
予想外で耳まで熱くなるのがわかる。
「‥ほんと?」
「え?」
「高山が言ってること。」
:11/09/18 12:35
:F03B
:1du.BjN6
#441 [郁。]
うっ‥わざわざ確認とりますか‥。
「ほんとだけど‥そ、それがなに‥?俺だって男なんだしその‥」
視線をずらしてごにょごにょ言ってると遥希に左頬を摘まれる。
「歩のえっち。」
:11/09/18 17:31
:F03B
:1du.BjN6
#442 [郁。]
:11/09/18 17:48
:F03B
:1du.BjN6
#443 [郁。]
「行って良いならいくけど、いつ行くの?」
いつ‥できれば今日行きたいんだけどな‥。
時間もあんまりないし‥。
「今日でいーじゃんっ!」
持ってたイチゴミルクの紙パック高くあげて旬が言う。
「俺もはやいほうがいいから今日だと助かる。」
:11/09/19 07:02
:F03B
:lt6ytn.A
#444 [郁。]
―――――――――‥‥
―――――――‥‥‥
懐かしい道を記憶を頼りに進んでいく。
俺と旬の家を超えて土手を真っ直ぐおりたら東雲幼稚園。
駅とは逆方向だから最近となっては土手を通ることも多くはなくてとても懐かしかった。
「ガキの頃は土手がすごいでかく感じてたのに、こうして見るとそんなことないなー」
旬も懐かしそうにきょろきょろしながら俺の隣を行く。
:11/09/19 07:13
:F03B
:lt6ytn.A
#445 [郁。]
そのまましばらく歩くと懐かしい門が見えた。
忘れてるかと思ったけど、見れば思い出すというもので。
お昼はとうに過ぎているためか園内の庭などに人影はなかった。
「入らねえの?」
遥希に頭をぽんとされて我に返る。
「えっ、あ、うん!入るよ!」
:11/09/20 07:14
:F03B
:ZrRKmYz2
#446 [郁。]
「こんにちはー‥」
おずおずと足を進めると旬がこんちはー!と叫んで背中を押す。
園内からはーいという返事とともに懐かしい笑顔がひょっこり覗いた。
10年前と変わらずきれいな小夜子先生だ。
「えっ、あ、歩くんと旬くん‥?」
:11/10/04 07:18
:F03B
:F.ZKwo5c
#447 [郁。]
「そーだよ、小夜子先生老けてないからちょっとびっくりした!」
なんて笑いながら旬は返す。
「旬くんも上手ねぇ。でも急にどうしたの?10年ぶりよね」
優しい笑顔のまま園内の客間に案内された。
客間までの間、俺たちの育った懐かしい景色が少し小さくなって広がっていた。
:11/10/04 07:22
:F03B
:F.ZKwo5c
#448 [郁。]
「ここ、変わらないでしょう」
客間に案内され腰をおろして小夜子先生が窓の外を見つめながら言う。
「高槻先生、失礼します」
トントンとノックのあとに若そうな女性がお茶菓子を差し出してくれた。
「えっ、あ、すみません、お構いなく!」
:11/10/05 07:23
:F03B
:F0niBvn.
#449 [郁。]
小夜子先生はくすくすと笑いながら、歩くんも変わらないわねと笑顔を向けてくれる。
隣に座っていた旬がはっとしたように声を出す。
「あれ、たかつき‥?小夜子先生‥って‥」
そういえばと俺も目を丸くした。
「えぇ、婚約したのよ。中学に上がる子供だっているんだから!」
:11/10/05 07:26
:F03B
:F0niBvn.
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