僕と君【BL】
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#6 [郁。]
*
求めて、求められて。
突き放して、突き放されて。
抱きしめて、抱きしめられて。
愛して、愛されて。
僕たちはおかしいんだ。
変、なんだ。
*
:10/02/08 13:35
:F03B
:z4s3EbyY
#7 [郁。]
*
男同士の恋愛なんて。
それでも気が狂うほど愛おしくて、たまらないんだ。
『だいすき、だったよ。あゆむ。』
*
:10/02/08 13:37
:F03B
:z4s3EbyY
#8 [郁。]
*
忘れてしまった。
あんなにも愛おしかった君のすべてを。
もう戻せない時間。
もう戻らない感情。
もう戻ってこない君。
*
:10/02/08 13:38
:F03B
:z4s3EbyY
#9 [郁。]
*
さよならの足音が、ゆっくり聞こえていたんだ。
*
:10/02/08 13:40
:F03B
:z4s3EbyY
#10 [郁。]
*
「歩は、どうすんの?」
名前を呼ばれて我に戻る。
季節は秋。
放課後の教室の窓からは冷たい風が吹き込む。
*
:10/02/08 13:41
:F03B
:z4s3EbyY
#11 [郁。]
*
目の前には、きょとんとした遥希の姿。
御坂遥希(みさか はるき)。
俺の、恋人。男だけどね。
「聞いてなかった?進路、ね。どうすんの。」
進路かぁ‥。別になんでもいいんだけど。
遥希はしっかりしてるから、俺のこういうとこを嫌うんだ。
*
:10/02/08 13:42
:F03B
:z4s3EbyY
#12 [郁。]
*
「んー‥、遥希のお嫁さん。」
なんとなく適当に流すつもりだった。
ガタンッ。
「え、ちょっと遥希だいじょ「っに‥言ってんだよ‥っ。」」
*
:10/02/08 13:44
:F03B
:z4s3EbyY
#13 [郁。]
*
遥希のほうに目をやると、椅子からおちて尻餅ついた遥希が顔を隠しながら、こっちを睨んでる。
「はるくん‥顔、真っ赤なんだけど?」
からかうようにして遥希の前にしゃがむ。
*
:10/02/08 13:45
:F03B
:z4s3EbyY
#14 [郁。]
*
片腕で顔を隠しているけど、真っ赤。
こっち見るなと顔を逸らす遥希の腕をよけようと俺は腕を伸ばす。
‥ちゅ。
「は、はる!?‥っん。」
立場逆転。
*
:10/02/08 13:47
:F03B
:z4s3EbyY
#15 [郁。]
:10/02/08 13:52
:F03B
:z4s3EbyY
#16 [郁。]
*
伸ばした腕は遥希に抑えられ唇に触れる暖かいソレ。
遥希の、唇。
「で、なんだって?可愛いお顔が真っ赤だよ、歩?」
遥希がいじわるそうに笑う。
「なっ、ちが‥これは‥っ。」
*
:10/02/08 20:19
:F03B
:z4s3EbyY
#17 [郁。]
*
その余裕にまた恥ずかしくなって真っ赤になっているであろう顔を見せないように俯いた。
「歩‥かわい。」
遥希はそう言うと俺の顎をぐいっと上に向かせキスをする。
*
:10/02/08 20:20
:F03B
:z4s3EbyY
#18 [郁。]
*
さっきとは違う、もっと濃厚な。
強引に、優しく遥希の舌が侵入してくる。
口内を楽しむように舌を絡めてくる。
俺も必死に舌を合わせる。
「っん‥ぅ‥。」
*
:10/02/08 20:23
:F03B
:z4s3EbyY
#19 [郁。]
*
送られる唾液が口から溢れると遥希が唇を離した。
「えっろ‥。」
放心状態の俺を見て遥希が怪しく笑う。
と、同時に遥希の綺麗な手が俺のシャツを剥いでいく。
*
:10/02/08 20:26
:F03B
:z4s3EbyY
#20 [郁。]
*
「ちょっ、ここ!がっこっ‥ぁっん‥。」
遥希が俺の突起を指で転がすと口からは情けない俺の声。
「あんまり大きい声出すと、誰か来るんじゃね?」
また悪魔みたいに笑う。
*
:10/02/08 20:27
:F03B
:z4s3EbyY
#21 [郁。]
*
そんな遥希が愛おしすぎて、拳に力を入れて必死に声を抑える。
声にならない喘ぎと、俺と遥希の荒い息が教室に響く。
「あゆむ‥もう、たってる‥。」
*
:10/02/08 21:20
:F03B
:z4s3EbyY
#22 [郁。]
*
遥希は制服の上から俺の膨らんだソレを、際どく触れていく。
ソレに触れるか触れないかの際どい手付き。
「っふ‥ぅ、はっ‥やくっ‥。」
涙目で遥希をじっと見つめる。
返ってきた言葉。
*
:10/02/08 21:22
:F03B
:z4s3EbyY
#23 [郁。]
*
「ん?言わなきゃわかんない。なに?」
やっぱり、遥希はいじわるだ。
そんな遥希が好きでたまらない俺はM‥なんだろうか‥。
「歩?言って‥?」
*
:10/02/08 23:24
:F03B
:z4s3EbyY
#24 [郁。]
*
‥っもう。
「はるき‥触って‥っ。」
遥希はよく出来ました、と頭を撫でるとベルトに手を掛ける。
カチャ‥。
*
:10/02/08 23:26
:F03B
:z4s3EbyY
#25 [郁。]
*
ぎゅっと目を閉じる。
聴覚が敏感になったそのとき、バタバタバタ。
廊下から騒がしい足音。
まずい‥っ!
遥希と俺は一瞬で青ざめる。
急いで衣服を身に付ける。
が、ガラッと教室のドアが勢いよく開く。
しまった、と思った途端遥希が俺に覆い被さる。
はっ、はるき!?
*
:10/02/08 23:28
:F03B
:z4s3EbyY
#26 [郁。]
*
「あゆと‥御坂‥‥?そんなとこで何やって‥。しかも、あゆ‥なんでシャツはだけてんの‥。」
入って来たのは俺の幼なじみ高山旬(たかやましゅん)。
「っ‥ち、ちょっとふざけてたら転んだ拍子に歩のシャツ引っ張っちゃって‥。な?歩。怪我してないか?」
*
:10/02/08 23:32
:F03B
:z4s3EbyY
#27 [郁。]
*
遥希はさらりと嘘をつくと俺の腕を引っ張っり立たせる。
少し乱れたままの制服をさっと直すと先ほどまでの行為を思い出し急に恥ずかしくなった。
旬はふーんと納得したように俺と目を合わせる。
「なっ、なに‥?」
*
:10/02/08 23:33
:F03B
:z4s3EbyY
#28 [郁。]
*
「なんでもないよっあゆっ。」
旬はにっこり笑うと自分の机から携帯を取り出し、じゃあねとその場を去った。
あ、危なかった〜‥。
二人して安堵の息が漏れる。
*
:10/02/08 23:45
:F03B
:z4s3EbyY
#29 [郁。]
*
「危なかったなぁもう‥。遥希、かえろっ。」
にっこり笑って遥希の手をとると、遥希もぎゅっと握り返してくれた。
っても、手を繋いで帰るわけにはいかない。
その手は遥希から、そっと放された。
「ん、そだね。」
*
:10/02/08 23:49
:F03B
:z4s3EbyY
#30 [郁。]
*
俺はこのとき、まだ遥希の様子がおかしいことには気付いていなかった。
放された手を少し寂しいなと感じつつも、たわいのない会話をしながら駅まで歩く。
いつもは、駅でお別れ。
のはず、なんだけど
*
:10/02/08 23:51
:F03B
:z4s3EbyY
#31 [郁。]
------------------------
一旦きります!!
こんな感じで更新していきます♪
感想、アドバイスよかったらお願いします。(*´д`)
読んでる、だけでも飛び上がる程嬉しいのでよかったらコメントくださいませっ。
☆感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4690/------------------------
:10/02/08 23:54
:F03B
:z4s3EbyY
#32 [郁。]
*
「じゃぁ‥はるき、また明日ねっ。」
シュー。ガタンッ。
いつも通り先に遥希の電車が着いて俺は毎日こうやって遥希を見送る。
はず、なんだけど‥。
なんで俺、今遥希の腕の中なんだろう‥。
離れなきゃいけないけど、案の定満員電車。
*
:10/02/09 08:47
:F03B
:MaRYhfWs
#33 [郁。]
*
「‥ぁ。」
遥希がふっと声を漏らす。
そのままの体勢で少し上目になりつつも遥希を心配そうに見つめてやる。
「遥希、どうしたの‥。」
*
:10/02/09 08:49
:F03B
:MaRYhfWs
#34 [郁。]
*
駅に着いてから、少し遥希の様子が変だ。
遥希が耳元で聞き取れないほど小さな声で呟く。
「いや、ごめ‥っ。その‥今は歩と‥‥居たい。」
*
:10/02/09 08:50
:F03B
:MaRYhfWs
#35 [郁。]
*
頬が一気に熱くなるのがわかる。
恥ずかしそうに顔を赤らめて言う遥希が可愛すぎて。
小さく頷いて、そのまま遥希の胸に顔をうずめた。
満員電車万歳。
*
:10/02/09 08:51
:F03B
:MaRYhfWs
#36 [郁。]
*
遥希の部屋に上がる。
家には誰もいなくて‥、脈が早くなるのがわかる。
遥希が自分のベッドに腰掛ける。
部屋全体は黒や白、男らしいシンプルな色合いで片付いてる。
「歩、おいで‥。」
*
:10/02/09 11:43
:F03B
:MaRYhfWs
#37 [郁。]
*
遥希の伸ばす腕に手を乗せる。
いきなり腕をぐいっと引っ張られ遥希の上に覆い被さる体勢になり、恥ずかしさは増していく。
「はっ‥はる‥っふ‥んぅ‥。」
遥希のキスにさえ欲情する。
*
:10/02/09 11:48
:F03B
:MaRYhfWs
#38 [郁。]
*
キスをしながら体勢をかえると、いつもの体勢。
俺に遥希が覆い被さってる状態。
遥希はそっとシャツを脱がしていく。
胸の飾りに手が擦れる。
「んっあ‥。」
*
:10/02/09 11:49
:F03B
:MaRYhfWs
#39 [郁。]
*
まだ始まってるわけじゃないのに情けない声をあげて、更に息があがる。
「歩、心臓すごいよ。興奮してんの‥?クス。」
言い終わる前に飾りを転がし始める遥希。
「‥っん‥‥ぅ‥。」
*
:10/02/09 11:50
:F03B
:MaRYhfWs
#40 [郁。]
*
響く声が恥ずかしくて両手で口を抑えて声を我慢する。
「なんで声、我慢してんの‥?」
ただ首を横に振るだけの俺を見て、怒ったのか飾りに激しく吸い付く。
いきなりの快感に我慢してた声も限界。
手で塞いでる余裕なんてなくなる。
「っあん‥!やっ、はる‥っきぃ‥んぅ‥っ。」
*
:10/02/09 11:50
:F03B
:MaRYhfWs
#41 [郁。]
*
遥希は優しく笑うとおでこにキスを落としてベルトに手を掛ける。
カチャカチャと手慣れた手付きでベルトを外すと、そのまま下着に手を忍ばせていく。
「んやっぁ‥も、ちゃん‥っと‥。はっ‥あっ。」
ズボンすら脱がさないまま遥希は俺の中心を扱きだす。
「かわい‥。汚れるから、脱ごっか。」
*
:10/02/09 11:52
:F03B
:MaRYhfWs
#42 [郁。]
*
コクンと頷くと遥希がそっと下着ごと脱がしていく。
空気な触れて、一気に反り上がる俺の中心。
先からは先走った透明な液体。
「歩、もう濡れてる‥。クス。」
「う‥っや、みない‥んんっあっ‥!」
*
:10/02/09 13:36
:F03B
:MaRYhfWs
#43 [郁。]
*
言い切る前に遥希がまた扱きだす。
あいた左手で飾りも同時に転がす。
なんとも言えない快楽に俺の頂点はすぐにやってくる。
「っはる‥も、で‥っあ‥。」
*
:10/02/09 13:38
:F03B
:MaRYhfWs
#44 [郁。]
*
途切れ途切れになりつつも必死に言葉を繋げて伝えようとする。
察してくれたのか先端を爪で引っかかれる。
電撃のような感覚に遥希の手に思い切り吐き出す。
「んっあああ‥んっ!」
手についた液を舐めとると蕾に手を伸ばす。
「まだ、だよ。」
*
:10/02/09 13:38
:F03B
:MaRYhfWs
#45 [郁。]
*
俺の腰を持ち上げて四つん這いにさせる。
「えっ!?‥っるき‥‥は、ずか‥やっあん‥っ。」
遥希は丁寧に蕾を舐めると人差し指を埋めていく。
もちろん初めてではない俺のソコ。
遥希の指も3本余裕で飲み込んでいく。
*
:10/02/11 01:53
:F03B
:RecnoRlk
#46 [郁。]
*
「んっあ‥はるっ‥そこ、きもち‥んあっい‥っ。」
「歩、も‥俺限界‥っ。」
自身を蕾に押し当てるとそっと、あてがたい腰を進める。
―--‥クチャ。
生々しい音が響く。
「ンあっ‥きっ‥。」
*
:10/02/11 01:59
:F03B
:RecnoRlk
#47 [郁。]
*
「歩‥ん、きっ‥つぃ。力、抜いて‥っ。」
優しく頭を撫でられ、ゆっくり力を抜いていく。
すると遥希の自身がぐいっと侵入してくる。
全部入りきると遥希がゆっくり腰を振る。
優しく中を調べるかのように。
出し入れするたび、卑猥な音がぐちゅぐちゅと部屋に響く。
*
:10/02/12 13:44
:F03B
:TZ2dIk6.
#48 [郁。]
*
「んゃっあ‥っは、ン‥だっ‥ぅ、め‥っ。」
「何がだめなの。」
そう言うと遥希は俺の自身を腰を振るスピードと同じ早さでリズムよく扱いていく。
ふたつの快楽に意識が遠くなっていく。
「は‥っるき、も‥あっン‥‥いっ‥ぅっ。」
*
:10/02/12 13:45
:F03B
:TZ2dIk6.
#49 [郁。]
*
言葉を喘ぎ混じりに発する。
「‥ん、はいよ‥‥。んっ‥あゆむ‥っ。」
「あっあっ‥はっる‥んっあっン‥あぁっ‥。」
先端を思い切り引っかかれると同時に一番奥を突かれて果てた。
お腹がじわっと暖かくなる。
遥希も果てたみたいで、ゆっくり自身を引き抜くと俺の隣に横たわる。
*
:10/02/12 13:47
:F03B
:TZ2dIk6.
#50 [郁。]
*
はぁはぁという荒い息と心地よい沈黙が流れる。
息を整えて、遥希が口を開く。
「歩、ごめん‥な‥。」
「えっ‥?その確かに激しかったけど‥‥き、気持ちよかったし‥だから‥っ「スー‥。」」
耳元からは遥希の寝息。
*
:10/02/12 13:51
:F03B
:TZ2dIk6.
#51 [郁。]
*
遥希が何を謝ったのかは、正確にはわからないけど‥。
まぁ、幸せだからいっか‥♪
そのまま俺も眠りについた。
*
:10/02/12 13:52
:F03B
:TZ2dIk6.
#52 [郁。]
朝目覚めると、もう遥希はいない。
脱ぎ散らかした制服もきちんとたたんである。
きっと遥希の仕業だろう。
シャワーかなと思い、重い腰を上げて浴室に向かう。
浴室からはザーッという水音が聞こえてきて、俺に気付いたらのか中から遥希の声がした。
「歩?入っていいよ。」
:10/02/16 12:23
:F03B
:MZZzkYFU
#53 [郁。]
えぇっ‥いや、あの‥。
確かに夜あのまま寝ちゃって後ろのほう気持ち悪いけど一緒にって‥。
えっと‥うーん‥だって‥‥。
なんて考えてるとガチャと浴室のドアが開かれる。
「何突っ立ってんの。おいで。」
戸惑っているうちに遥希に腕を引っ張られそのまま浴室に。
:10/02/16 12:25
:F03B
:MZZzkYFU
#54 [郁。]
水に濡れた遥希もかっこいい。
つい見とれそうになるけど、そんな暇なんてなくて。
遥希の指が秘部に伸びてくる。
「じっ、自分で!出来る!からっ‥//」
へーと言うと遥希は俺にお湯を頭からかぶせる。
:10/02/16 12:26
:F03B
:MZZzkYFU
#55 [郁。]
「どーぞ?」
にっこり笑ってこっちを見る遥希。
っう‥反則‥‥だ。
しかしこのまま出るわけにもいかず、しぶしぶ自分の秘部に指を埋める。
ゆっくり中をかき回すと犯されているような感覚に犯される。
「‥っん。」
水と一緒に太ももを伝う白いそれ。
:10/02/16 12:26
:F03B
:MZZzkYFU
#56 [郁。]
「歩。」
全部出し終わると急に名前を呼ばれ、びっくりしつつ息を整えて返事する。
「なっ、なに‥?」
「んーん。たくさん出てくるね。」
まただ‥。いじわるっ。
恥ずかしがるのわかって言ってる。
案の定、鏡を見ると俺は真っ赤。
悔しくて、ちょっと涙目。
:10/02/16 12:27
:F03B
:MZZzkYFU
#57 [郁。]
「先、出るね。」
シャワーをとめて遥希は浴室をあとにした。
俺も少しのんびりしてから浴室を出た。
そのあとはもちろん学校。
:10/02/16 22:39
:F03B
:MZZzkYFU
#58 [郁。]
学校について、席につく。
「あゆ、おはよー♪」
旬がいつも通りにっこり手を振る。
「おはよう!」
俺の席は旬の左隣。ひとつ前には遥希。
ちなみに教室窓際の隅っこ。
これ以上はないくらいのラッキーな席。
適当にみんなに挨拶したら、担任が来てHRを始める。
HR後、授業前に遥希は何も言わずに席を外してしまった。
:10/02/17 11:23
:F03B
:./E3lmbg
#59 [郁。]
それを見て旬が話始める。
「あゆぅー‥御坂って、かっこいいよね‥。」
少し頬を赤らめながら。
俺ほどじゃないけど、旬も小柄で可愛い顔立ち。
:10/02/17 11:29
:F03B
:./E3lmbg
#60 [郁。]
「えっ‥でも、遥希は‥っ「応援してくれるよな‥//」」
え‥。頭が真っ白になる。
旬も遥希が好き、だったの‥?
知らなかった、だって席は近いけど遥希と旬はほとんど口きかないし‥。
確かに遥希はかっこいい。
女子から人気がある理由も、それがひとつだし。
:10/02/17 11:30
:F03B
:./E3lmbg
#61 [郁。]
でも応援?遥希は俺のなのに?
‥どうしたらいいんだろう。
頭の中がはてなでいっぱいのまま昼休みをむかえた。
昼休みになってすぐ、旬が耳打ちしてくる。
:10/02/17 11:31
:F03B
:./E3lmbg
#62 [郁。]
「あゆっあゆっ、今日は俺も一緒に食べていい?」
断りきれず、頷いてしまった。
だってもし俺が逆の立場なら、同じことしてる。
食堂の席取りは俺。
遥希と旬が昼食を買いにいく。
:10/02/17 11:34
:F03B
:./E3lmbg
#63 [郁。]
遥希にも小さいんだからいろって言われて、二人の後ろ姿をぼーっと眺めてた。
次第に見えなくなったけど。
視界がゆれる。なんだか、ぼやけてるし。
なんで泣いてんだ俺。
:10/02/17 11:35
:F03B
:./E3lmbg
#64 [郁。]
涙が零れそうになった瞬間、姿は見えないが旬の声が聞こえた。涙をぐっと堪えた。
「あゆー疲れちゃったー‥ね、遥希大変だったよねぇー。」
え‥。
:10/02/17 11:36
:F03B
:./E3lmbg
#65 [郁。]
「旬もちっこいからなー。笑」
「な、遥希がでかいだけじゃん!」
なんで。
:10/02/17 11:37
:F03B
:./E3lmbg
#66 [郁。]
目の前で仲良く話す二人。
昼食を取りに行った間に打ち解けて。
名前も、呼んで。
‥やだ。
:10/02/17 11:38
:F03B
:./E3lmbg
#67 [郁。]
瞼が熱くなる。
頬に伝う何か。
「あゆ‥?なんで泣いて‥?」
「歩?どうした‥。」
なんで、じゃない。
どうした、じゃない。
二人が何か言ってるけど頭には入らない。
:10/02/17 11:39
:F03B
:./E3lmbg
#68 [郁。]
気付いたら食堂から飛び出していた。
マナーにしてある携帯がずっと震えてる。
不在着信7件、新着メール5件。
不在着信だけが増えていく携帯を右手に息を整えて歩く。
携帯は握りしめたまま電話にも出ずに。
:10/02/17 11:40
:F03B
:./E3lmbg
#69 [郁。]
足元が芝生になるのがわかる。
ずっと下を向いて歩いていたから、どこを歩いてるのかわからなかったが芝生を見て、ここが中庭なんだと実感する。
「君なんで、泣いてるの?」
え‥。
:10/02/17 11:41
:F03B
:./E3lmbg
#70 [郁。]
------------------------
切ります!!
更新再開の最初のほう読みづらくなってしまって、すみません。><;
旬の登場、楽しんでいただけましたでしょうか。(*´□`)
よければ感想、アドレスお願いします♪
☆感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4690/------------------------
:10/02/17 11:45
:F03B
:./E3lmbg
#71 [郁。]
優しい瞳をした男子生徒が俺の前で心配そうに見つめている。
「あっ、いやこれは‥。」
「3年2組、西野歩(にしのあゆむ)くん‥だっけ。」
名前とクラスを言われただけなのに俺は目を丸くする。
この人とは初対面‥のはず。
:10/02/18 11:05
:F03B
:ctRGDGnA
#72 [郁。]
「なんで‥俺の名前‥‥。」
「生徒会長が、全校生徒の名前と顔覚えれなくてどうするの。笑」
「ぁ‥生徒会長‥‥。」
言われて納得する。
:10/02/18 11:06
:F03B
:ctRGDGnA
#73 [郁。]
生徒会長の名前は佐倉恵介(さくらけいすけ)。
そのまま話を聞いてくれると言うので、近くのベンチに二人腰掛け遠まわしに"彼女が"と話をした。
俺が言う言葉にただ頷いて聞いてくれて。
「嫉妬深いけど、そういうところいいと思うよ。はまっちゃいそう。笑」
:10/02/18 11:09
:F03B
:ctRGDGnA
#74 [郁。]
「え、はまるってど‥「あゆうううううううううううううううっ!!」」
尋ねようとしたら、遠くから走ってくる旬が見えた。
「お友達?じゃ、僕も行くね。またね、歩くん。」
:10/02/18 11:11
:F03B
:ctRGDGnA
#75 [郁。]
会長は返事も聞かないまま立ち去ってしまった。
同時に旬が飛び付いてきた。
心配している旬を適当に流して授業へ戻った。
その日は遥希とは口がきけないままだった。
:10/02/18 11:11
:F03B
:ctRGDGnA
#76 [郁。]
―遥希side
歩は渡さない。誰であっても。
繋ぎ止めたくて、抱いた。
放課後からしてた嫌、な予感は見事に的中。
食堂で高山が言っていたこと。
『御坂、歩のこと抱いたでしょ。言っておくけど、俺のほうが歩のこと好き。一緒にいる時間も長いから。俺の前でベタベタしたら、どうなるかわかるよね?』
:10/02/18 11:12
:F03B
:ctRGDGnA
#77 [郁。]
歩と俺が教室でキスしてる写真を撮られていた。
携帯の画面を見せられた。
全部、見られていたんだ。
『俺のこと旬って呼んでよ。うまくなんて、いかせないよ。』
なんで気付かなかったんだ。
今までうまくやってきたはずだった。
:10/02/18 11:13
:F03B
:ctRGDGnA
#78 [郁。]
歩は泣き出すし、旬は何かと付きまとうし。
不安になんてさせたくない。
歩が教室に戻ってきてからも、何か後ろめたくて口がきけなかった。
:10/02/18 11:14
:F03B
:ctRGDGnA
#79 [郁。]
―歩side
‥むう。電話もメールもこない。
俺からするべきなのかな‥謝んなきゃいけないし‥。
ブブブッ
「うっ、わぁっ。」
手に握った携帯が震え出した。
着信遥希と光らせて俺に知らせる。
:10/02/18 11:15
:F03B
:ctRGDGnA
#80 [郁。]
で、でなきゃ‥。
「もっ、もしもうっ。」
うわぁ‥あからさますぎる。
噛んだし‥声裏返ってるし‥。
『クス‥歩?今、出れる?』
優しく笑った遥希が脳裏に浮かぶ。
:10/02/18 11:16
:F03B
:ctRGDGnA
#81 [郁。]
「え‥、い‥ま?」
『うん、歩ん家の前にいるんだけブツッ‥ツーツー。』
遥希遥希遥希‥っ!!
携帯も放り投げて玄関のドアをあける。
寒そうに肩をすくめる遥希が目にうつる。
「はるき‥っ。」
:10/02/18 11:18
:F03B
:ctRGDGnA
#82 [郁。]
視界が歪んだけど、そのまま遥希に抱きついた。
家から寒い中来てくれた遥希は冷たかった。
でも、なんでわざわざ‥?
「歩、そのままでいいから聞いて。」
「えっ、うん?」
遥希の胸に顔をうずめたまま頷く。
遥希がそっと俺を抱きしめて口をひらく。
:10/02/18 11:19
:F03B
:ctRGDGnA
#83 [郁。]
「歩、好き。」
いいいいいいきなり何言ってるんだ、この人は‥!///
「だから‥、」
そこまで言って口を詰まらせる遥希。
:10/02/18 11:20
:F03B
:ctRGDGnA
#84 [郁。]
「はる「だから、別れて‥。」」
え?
「え‥なに‥。」
視界が涙で滲んでいく。
遥希の顔を見上げる。
うまく見えない。
「‥っごめん。歩‥ごめ‥ウッ‥。」
:10/02/18 11:23
:F03B
:ctRGDGnA
#85 [郁。]
遥希、泣いてるの‥?
へん、だよ‥。
好きなのに別れるの?
なんで?どうして?
俺じゃだめなの?
足りない?俺がキスへただから?
意地っ張りで、わがままだから?
俺とのエッチ気持ちよくないの?
―‥なんで。
:10/02/18 11:23
:F03B
:ctRGDGnA
#86 [郁。]
何も、言えなくて遥希から離れ部屋に戻った。
何も言えなかった。何も。
わかった、とも‥いやだ、とも。
情けない自分に嫌気がさした。
その日は、なかなか眠れなくて寝付いたのは外が明るくなる時間。
:10/02/18 11:24
:F03B
:ctRGDGnA
#87 [郁。]
それでも朝はきて、鏡を見ると泣きはらした目。
頭もズキズキする。
けど、学校は行かないと‥。
重い腰をあげて、学校へ向かう。
いつもより、長く感じる電車に道路。
靴箱に靴をしまおうと、しゃがんだ。
カタン。
:10/02/18 11:25
:F03B
:ctRGDGnA
#88 [郁。]
「歩‥。」
遥希がちょうど着いたみたいで、目があう。
「おっ、おはよう。」
心配かけまいと、精一杯の笑顔をつくる。
それを見て遥希は苦笑い。
別々に教室に向かう。
旬が俺に気付くと、駆け寄ってくる。
:10/02/18 11:26
:F03B
:ctRGDGnA
#89 [郁。]
「あゆっおはよう!」
「あ‥うん‥‥おはよ。」
「あゆ、元気ないどう‥あ、遥希!おはよーっ!」
旬は嬉しそうに遥希に飛び付いた。
遥希も嫌がることはなかった。
:10/02/18 11:26
:F03B
:ctRGDGnA
#90 [郁。]
―‥そっか。
きっと、遥希は旬のこと‥。
気分も悪くて、遥希の背中を見たくなくて一日うつ伏せて授業を受けた。
あまり寝れてなかったから、少し寝ていたみたい。
:10/02/18 11:28
:F03B
:ctRGDGnA
#91 [るる]
おもしろいです(∀*)
続き気になります#♪
更新頑張ってください


:10/02/20 08:30
:SH905i
:v3hpzQ1.
#92 [郁。]
------------------------
るるさま
ありがとうございますっ!!
更新不定期過ぎて本当すみません‥っ。
これからも自分のペースですが、更新していくのでよければ先もよろしくお願いします。(*´д`*)
------------------------
:10/02/20 13:48
:F03B
:egWO0Bzw
#93 [郁。]
―遥希side
本当は、いやだった。
こんな風に終わりたいわけじゃない。
でも歩は守らなきゃ。
写真が撒かれたら歩はどうなる。
その前に離れなきゃだめなんだ。
:10/02/20 19:02
:F03B
:egWO0Bzw
#94 [郁。]
でも歩は目もまともに合わせてくれない。
歩に全部話すか?
‥話したところで旬はどうなる。
どんな理由であれ、歩を傷付けたのは俺。
:10/02/20 19:02
:F03B
:egWO0Bzw
#95 [郁。]
歩、ごめん。
本当にごめんな‥。
写真を、どうにかしたらもう一度向き合うから。
だから、お願いだから待っててくれ‥。
:10/02/20 19:03
:F03B
:egWO0Bzw
#96 [郁。]
―歩side
放課後、担任に呼び出されて職員室へと足を運ぶ。
職員室のドアをあけると、担任と生徒会長が話してるのが見えた。
担任は俺に気付くと、こっちこっちと手招きする。
生徒会長も優しく微笑む。
:10/02/20 19:04
:F03B
:egWO0Bzw
#97 [郁。]
「にしのーお前だけだぞ、進路希望書出てないの。御坂も高山も決まってるのに、置いてかれてていいのかー。」
「はぁ‥。今、親に相談してるところなんで。」
それどころじゃない俺の頭の中。
:10/02/20 19:05
:F03B
:egWO0Bzw
#98 [郁。]
「ま、明後日までには提出な。」
「‥失礼します‥‥。」
曖昧な返事をして、職員室から立ち去る。
教室に向かう足取りさえも重い。
帰らなきゃ‥階段を上がり長い廊下を一直線に歩く。
放課後で、もう校舎に人はいない。
グラウンドからは部活動の掛け声が聞こえてくる。
:10/02/20 19:05
:F03B
:egWO0Bzw
#99 [郁。]
教室の前にたつと人気を感じる。
誰か‥いる‥‥?
怒鳴りあってるような‥。
少しあいたドアの隙間から覗くと、遥希と旬の姿。
焦る気持ちを抑えて思わず会話を盗み聞き。
「‥っも、好きなんだよ‥‥っ!」
旬が今にも泣き出しそうな顔で叫ぶ。
:10/02/20 19:06
:F03B
:egWO0Bzw
#100 [郁。]
「俺だって‥守るために、自分の感情殺した。それくらい好きだ。」
やっぱり‥二人は両想いなんじゃん‥‥。
なんだ‥‥。
俺だけが好きだったのか‥。
自然と瞳から零れ落ちる雫。
:10/02/20 19:07
:F03B
:egWO0Bzw
#101 [郁。]
その場にしゃがみけんだ瞬間ドアにぶつかって静かな廊下にはガタンという、物音が響いた。
物音に気付いた二人がドアをあける。
二人とも驚いた顔をしていた。
当たり前だ‥。
俺だけが邪魔者なんだ、よね‥。
二人の言葉を無視して来た道を走る。
ひたすらに。
:10/02/20 19:08
:F03B
:egWO0Bzw
#102 [郁。]
------------------------
祝☆100レスです。
ここまで続けられたのも、リスナー様のおかげです。(*´`*)
いるか分かりませんが、ROMの方も楽しんでいただけてますかね。(´・ω・`)?
これからも亀更新ではありますが、自分のペースで更新していくのでよかったら続きも見てやってください!!
本当にありがとうございます。
------------------------
:10/02/20 19:15
:F03B
:egWO0Bzw
#103 [郁。]
------------------------
また、いくつか誤字脱字がありましたが読めないほどではないし、訂正すると読みづらくなると思ったのでそのままにしてあります。
直せこのやろーって方がいましたら、コメントお願いします!!
指摘いただきましたら、次からきちんと訂正します。
では!!(*´д`*)
☆感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4690/------------------------
:10/02/20 19:16
:F03B
:egWO0Bzw
#104 [郁。]
どれくらい走ったのかな。
わからないくらい息は切れてて。
酸素がうまく取り込めない。
‥あ、れ‥‥。
ぐらぐらする。
呼吸がうまく、出来ない‥?
遠くなる意識に俺はどうすることも出来なかった。
その場に倒れ込んだ。
:10/02/22 22:47
:F03B
:lh8TFuX6
#105 [郁。]
額にひんやりしたものがあたる。
「‥んっ‥‥?」
目を開くと、見たことのない部屋。
天井がすごく高い。
ベッドもふかふかで‥。
「目、覚めた?気分はどう‥?」
:10/02/22 22:48
:F03B
:lh8TFuX6
#106 [郁。]
聞き覚えのある声が頭上から聞こえる。
心配そうな声で佐倉さんが顔色をのぞきにくる。
「あっ、えっと‥大丈夫で「ん‥。」」
視界が真っ暗になる。
目の前には佐倉さんの顔。
:10/02/22 22:49
:F03B
:lh8TFuX6
#107 [郁。]
おでことおでこが当たる。
とりあえず‥近い、わけで‥‥。
「ん、熱はだいぶ下がったね。よかった。」
そう笑うけど‥たぶん、今の瞬間に全身の熱が上がってしまっただろう。
:10/02/22 22:49
:F03B
:lh8TFuX6
#108 [郁。]
「あのっ、ここ‥どこですか?それに俺‥‥。」
「ここは僕の家。中庭で倒れてたんだよ。」
そっか‥。最近寝不足だったし、頭痛も酷かったわけか。
ひとつ溜め息をついた。
「ありがとうございました‥。」
:10/02/22 22:50
:F03B
:lh8TFuX6
#109 [郁。]
佐倉さんはゆっくりして行くといいと言ってくれたので、ゆっくりしてくことにした。
「歩くん、元気‥ないけど‥‥体調のせい?」
一瞬息がとまる。
思い出す遥希と旬。
「あっと‥別れてって、言われちゃいました‥‥。」
苦笑いでこたえる。
:10/02/22 22:51
:F03B
:lh8TFuX6
#110 [郁。]
どうして?という返しに、好きな人が出来たみたいで相手は俺の幼なじみですと呟くように返した。
佐倉さんは何も言わずに俺の横に腰かけると軽く頭を撫でてくれた。
:10/02/22 22:51
:F03B
:lh8TFuX6
#111 [郁。]
嬉しくて、溜めてた涙が溢れ出す。
佐倉さんは驚きもせず俺を抱きしめて、ずっと背中をさすってくれていた。
:10/02/22 22:52
:F03B
:lh8TFuX6
#112 [郁。]
―遥希side
写真を消してもらおうと、旬を放課後残らせた。
「なにさー呼び出しておいて。歩のこと離す気になった?」
机に軽く腰かけた旬が携帯をいじりながら言う。
:10/02/22 22:55
:F03B
:lh8TFuX6
#113 [郁。]
「‥歩とは、別れた‥‥。だから、写真消してくれ‥。」
旬は目を丸くしたと思ったら俺の胸ぐらを掴んで叫ぶ。
「‥っんで‥‥。あんたも結局その程度かよ!?‥あんたは歩のこと離さないって‥‥思ってた‥っ。」
:10/02/22 22:55
:F03B
:lh8TFuX6
#114 [郁。]
「どうい「‥歩のこと離さないで守れる奴にしか任せられない。俺は‥歩が‥‥好きなんだよ‥っ!」」
「俺だって‥守るために、自分の感情殺した。それくらい好きだ。」
物音に目を向けると、しゃがみこむ歩。
歩に聞かれた。
最悪だ‥歩は確実に誤解してる。
また自分の行動が歩を傷付けた。
:10/02/22 23:01
:F03B
:lh8TFuX6
#115 [郁。]
全部、全部俺のせい。
いつも泣かせてばかりじゃねーか‥。
もう歩を抱きしめてやる権利なんて‥、ないんだ。
もう、終わりにしよう。
歩へのこの感情を。
:10/02/22 23:02
:F03B
:lh8TFuX6
#116 [郁。]
―歩side
泣き止んだ後佐倉さんは駅まで送ってくれて、どうしようもなく恥ずかしかったけど‥佐倉さんは気にしてなかったから笑顔でお礼を言った。
まだ下がりきってない熱のせいか、その日は久しぶりにぐっすり眠った。
:10/02/22 23:02
:F03B
:lh8TFuX6
#117 [郁。]
カーテンの隙間から漏れる日差しで目が覚める。
昨日は帰ってすぐ寝ちゃったから‥10時間くらいは寝たのか‥。
時計の針は7時ちょうどを指している。
学校に行くには、まだ早い。
:10/02/22 23:03
:F03B
:lh8TFuX6
#118 [郁。]
リビングへ降りてみるが誰もいない。
母親は仕事で父親は夜勤明けで寝てるんだろう。
姉ちゃんは彼氏の家、かな‥‥。
リビングの中心にあるソファに腰掛け、ぼーっとテレビを付ける。
朝のニュースが終わって、ちょうど占いコーナー。
:10/02/22 23:04
:F03B
:lh8TFuX6
#119 [郁。]
俺は8月だから乙女座。
なかなか出てこない。
11位蠍座。遥希、蠍座だっけ‥‥。
『そして今日最も運勢の悪い乙女座のあなた!今日は嘘がばれてしまうでしょう!嘘を吐かずに、気を配りましょう。そんな、あなたのラッキーアイテムは!セーラー服!‥―。』
:10/02/22 23:04
:F03B
:lh8TFuX6
#120 [郁。]
うそだろ‥。笑
あんまり信じない占いも、今日はなんとなくそんな気がした。
それからのんびりして学校に行った。
二人とは気まずいけど、授業も残り少ないから出なきゃならなかった。
少しはやくついた教室には旬が一人。
旬っていつも朝、早いよなぁ‥。
:10/02/22 23:05
:F03B
:lh8TFuX6
#121 [郁。]
俺に気付いて時計に目をやる。
みんなは、まだ暫くこない時間。
「‥あのさ、歩。話があるんだ‥‥。」
旬がこっちを真剣に見つめる。
大事な話であるのはすぐわかる。
旬が俺を"歩"と呼ぶときは、いつも決まって真剣な話のときだけ。
:10/02/22 23:06
:F03B
:lh8TFuX6
#122 [郁。]
「‥うん。」
「あのね‥、これ見て欲しい‥‥。」
そう言って自分の携帯を少しいじると画面を開いたまま俺に向ける。
画面には俺と遥希。
あの日の、キスしてる写真‥。
:10/02/22 23:06
:F03B
:lh8TFuX6
#123 [郁。]
「っこれ‥。」
「‥違うんだ。あの日、本当は携帯を忘れたわけじゃなくて‥‥。教室の前まで行ったら二人の話し声が聞こえて‥、覗くつもりじゃなかったんだけど‥‥。
二人がキスしてたから‥写真撮っちゃって‥‥。二人を別れさせる脅しになるかなって‥。」
瞳に涙を溜めて旬が絞り出すような声で言う。
そんなに、遥希のこと‥。
:10/02/23 23:26
:F03B
:gOluejqY
#124 [郁。]
「旬‥‥。そんなに遥希が‥。あの、さ‥でも別れたから‥遥希と幸「だから、違うんだ‥っ!」」
別れを告げられた、あの夜を思い出して涙が零れそうになったけど旬の叫び声に驚いて、目を丸くした。
「俺が好きなのは、遥希じゃない。」
:10/02/23 23:27
:F03B
:gOluejqY
#125 [郁。]
涙を浮かべた瞳ではなく、真剣な瞳で俺を見る旬。
「‥歩だよ。」
旬が好き‥?俺を?
いきなりの出来事に頭がついていかない。
旬は俺が好き。
俺は遥希が好き。
遥希は‥?どっちが好きなんだろう。
:10/02/23 23:28
:F03B
:gOluejqY
#126 [郁。]
「あゆ‥だから、御坂のこと許してやって‥?全部俺が悪いんだ‥。今日の話も、気持ち伝えてすっきりしたかっただけ。これ以上、あゆを泣かせたくなかった。写真も、あゆが今消して。‥あと、返事はいらないからね?これからも幼なじみ!ね?」
でも、昨日教室で二人は‥。
:10/02/23 23:29
:F03B
:gOluejqY
#127 [郁。]
「でも、昨日教室でお互い好きって‥。」
「え‥?「おはよー!」」
話の途中でクラスメイトが入ってくる。
大事な話なのに‥。
写真は俺が消して旬に携帯を返した。
でも、HRが始まっても俺の前の席はあいたまま。
:10/02/23 23:31
:F03B
:gOluejqY
#128 [郁。]
遥希が来ていない。
遥希がどんな気持ちであれ、やっぱり遥希が気になる。
2限目が終わって届いたメール。
『from:遥希
タイトル:無題
本文:歩、話したいことがある。今日時間つくれる?』
:10/02/23 23:31
:F03B
:gOluejqY
#129 [郁。]
すぐにわかったと一言だけのメールを返した。
それからメールは返ってこなくて放課後遥希からの電話。
『今、屋上にいるんだけど‥来れる?』
話するだけの為にわざわざ学校まできたのかな‥。
『‥う、ん。わかった。』
:10/02/23 23:32
:F03B
:gOluejqY
#130 [郁。]
電話を切って、屋上に向かう。
長い長い階段。
最後の一段を登り終えて重い扉を開く。
眩しくて目を細める。
少しずつ冬に近付いて肌寒いが、快晴。
視線を空から少し下におろすと、見慣れた背中。
抱き付きたくなる。
俺に気付いてか、遥希が振り向く。
「‥歩。」
:10/02/23 23:38
:F03B
:gOluejqY
#131 [郁。]
優しく笑う遥希。
「遥希‥あの「歩、最後にひとつだけお願い聞いてくれる?」」
‥最後?
何言ってるの‥。
呼び出したのは旬に乗り換えたいから‥?
ただの三角関係なの‥?
「歩、大好き‥だったよ。」
:10/02/23 23:39
:F03B
:gOluejqY
#132 [郁。]
「は、るき‥?」
やっぱり。終わり、なのかな‥。
視界が歪んでく。
遥希の顔もぼやけてく。
「歩、泣かないで。」
「‥もっ、う‥‥戻れない‥の?‥ヒック。」
:10/02/23 23:40
:F03B
:gOluejqY
#133 [郁。]
「これ以上、泣かせたくない。俺といると歩だけが傷付く。歩への、この感情終わりにするから。だから、誤解だけといていいかな。」
「‥誤解?」
遥希が俺のほうに歩寄ってくる。
全身がふわっと温かくなる。
:10/02/23 23:41
:F03B
:gOluejqY
#134 [郁。]
「このまま聞いて。」
遥希が俺を抱きしめたまま話し出す。
「高山にキスしてる写真撮られた。撒かれたらって思うと歩を守れる自信がなくて突き放した。‥‥写真を消させたら、もう一度歩とって思ってた。でも‥‥。」
:10/02/23 23:41
:F03B
:gOluejqY
#135 [郁。]
「‥旬に近付くうちに旬のこと、好きに‥なっちゃったの‥‥?」
「え‥?」
「教室‥っで、二人とも好き‥‥って‥ヒック。」
「‥歩。あれ、歩のことで揉めてたんだ‥‥。お互い歩が好きだ、って‥。」
:10/02/23 23:42
:F03B
:gOluejqY
#136 [郁。]
全部、俺が‥一人で勘違いして‥‥た?
「‥これからも、同じようなことあるかもしれない。守れる自信がない‥。だから‥‥歩のこと友達として見るか「なんで一人で抱えちゃうの‥?」」
あぁ、俺ってばかだ。
遥希一人追い詰めて、自分だけが傷付いてるって勘違いしてた。
:10/02/23 23:43
:F03B
:gOluejqY
#137 [郁。]
聞かなきゃ、わからないことも聞かないで。
間違ってた。目にうつるものだけが、真実じゃなかったのに。
「自分は自分で守れる‥朝旬に話聞いて、写真も消した‥‥。だから‥‥離れないでよ‥。」
声にならないほど小さな声で呟いた。
:10/02/23 23:44
:F03B
:gOluejqY
#138 [郁。]
「歩‥本当に、俺でいいの‥?」
「遥希じゃなきゃ‥‥やだ。」
遥希の腕から解放されたかと思うと遥希がしゃがみこむ。
「はるき‥?」
:10/02/23 23:45
:F03B
:gOluejqY
#139 [郁。]
「‥っごめ、嬉しいし安心して‥‥あーもー!俺は歩が好きだー!」
遥希がグラウンドに届いてしまうんじゃないかってくらい、大きな声で思い切り叫ぶ。
‥っばか。
まぁ、今日くらいはいいかなぁっ‥‥///
:10/02/23 23:46
:F03B
:gOluejqY
#140 [郁。]
「はるきはるきっ、大好きっ。」
そう言って遥希の頬に軽くキスを落とした。
「歩、愛してるよ。」
返ってきたのは濃厚なキス。
:10/02/23 23:47
:F03B
:gOluejqY
#141 [郁。]
息継ぎの間に開いた口に舌が侵入してくる。
今までにないくらい長い、濃厚なキス。
「‥っんぅ。」
遥希が急に離れる。
「‥は、遥希‥?」
少し上目遣いで見つめた先に真っ赤な遥希の顔。
:10/02/23 23:47
:F03B
:gOluejqY
#142 [郁。]
「だめ‥だ。これ以上すると抑え、きかない‥っ。」
かっ、かわいい‥!
「‥俺が、限界なんだけど。」
ふてくされながら甘えると、ぎくしゃくしつつ慌てる遥希。
「‥遥希、シよ‥‥?」
:10/02/23 23:48
:F03B
:gOluejqY
#143 [郁。]
自分で言っておいて‥恥ずかしい。
「‥っ手加減出来ないからな‥‥。」
「う、んあっ///」
シャツにいきなり侵入してくる手に驚いたけど、その手はすぐに気持ち良くさせた。
胸の飾りを激しくこね回す。
:10/02/23 23:49
:F03B
:gOluejqY
#144 [郁。]
遥希の息はもうだいぶ上がってて、わざとかはわからないけど耳に遥希の吐息がかかる。
「っあゆむ‥‥かわい。」
不意に耳元で囁かれたと思うと耳元でくちゅくちゅといらやしい音が響く。
:10/02/23 23:50
:F03B
:gOluejqY
#145 [郁。]
「んやっあぅ‥は、る‥‥だっめ‥っ。」
耳、弱いの知ってるくせに。
胸への愛撫がなくなったと思うと耳を舐めながらシャツを器用にはいでいく。
遥希もシャツを脱ぐと俺をその上に寝かせる。
ちょっとした優しさがたまらないくらい愛しい。
:10/02/23 23:52
:F03B
:gOluejqY
#146 [郁。]
それから遥希の唇は俺の全身を這う。
「っんあ‥はる、き‥‥。」
「うん?」
10分以上にも及ぶ愛撫。
正直、しんどい‥。
手を止めて、どうしたのと頭を撫でてくれる遥希。
:10/02/23 23:52
:F03B
:gOluejqY
#147 [郁。]
「‥も、下‥‥きつい‥っ。」
遥希から顔を逸らして途切れつつ呟く。
「クス‥やっと言った。」
なっ‥!?
言わなかったら、あのままだったの‥!?
:10/02/23 23:53
:F03B
:gOluejqY
#148 [郁。]
「っい、いじわる‥‥。」
「クス‥ごめんって。」
また、長いキスの始まり。
負けじと自分から舌を絡める。
お互いの唾液でべたべたになりながら、それすら‥愛おしくて。
お構いなしに、ひたすら舌を絡め合う。
:10/02/23 23:54
:F03B
:gOluejqY
#149 [郁。]
:10/02/24 00:30
:F03B
:MtM2mVuw
#150 [我輩は匿名である]
・
あげます
・
:10/02/27 08:12
:N08A3
:ZJr1u.wQ
#151 [我輩は匿名である]
------------------------
著名さま
あげありがとうございます!!
------------------------
:10/02/28 11:56
:PC
:5/roC0NQ
#152 [郁。]
------------------------
>>151すみません。
郁。です‥PCからで、名前忘れてました。
感想板も私ですので。><
少し更新します♪
------------------------
:10/03/01 00:16
:F03B
:mrJ8T7Ng
#153 [郁。]
カチャ。
遥希の腕がベルトに延びる。
腰を上げて脱がしやすい体勢になると遥希がいたした下着もまとめて脱がしてくれる。
半勃ちだった俺の中心は空気に触れて一気に反りあがる。
「歩、すぐ‥出せる?」
:10/03/01 00:20
:F03B
:mrJ8T7Ng
#154 [郁。]
「っえ‥う、うんっあぁ‥っ。」
返事を言い切る前に遥希が扱き出す。
指の腹で先端をぐりぐり擦られる。
「っふぁ‥んぅ‥や、ンッ。」
目を閉じて意識を耳に集中させると、くちゃくちゃと卑猥な音が耳まで届く。
‥恥ずかしい。
:10/03/01 00:21
:F03B
:mrJ8T7Ng
#155 [郁。]
「ふっにゃあ!?」
遥希がいきなり俺の中心を口にする。
情けない声を上げてしまった‥///
気にしてないのか、遥希はそのまま続ける。
先端を舌で刺激したり、手で玉を転がす。
―‥くちゃぐちゃ。
:10/03/01 00:21
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:mrJ8T7Ng
#156 [郁。]
「ふっ‥ンア‥や、でっ‥出るっ!はなしっ‥やっ、んあァアアっ!」
遥希の頭を離そうと両手で持ち上げるが無意味。
先端を刺激され、遥希の口に放ってしまった。
遥希は俺の愛駅を飲み込むと優しく笑う。
:10/03/01 00:22
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:mrJ8T7Ng
#157 [郁。]
「クスクス‥歩、足自分で持ち上げてて?」
「‥っ!?///」
恥ずかしすぎて、出来るわけない。
首を横に振る。
「慣らさないと‥痛いのは歩だよ?」
う‥言われてみれば‥‥。
:10/03/01 00:23
:F03B
:mrJ8T7Ng
#158 [郁。]
遥希に促されて、おずおず足を開く。
太ももと自分で掴んで、ゆっくり。
「・・いい子。」
遥希と目が合う。
お、お、思った以上に恥ずかしいんですけど・・っ!
「んっ・・は、はるき待って、まだあっん・・。」
:10/03/01 00:24
:F03B
:mrJ8T7Ng
#159 [郁。]
遥希の頭が俺の足の間に入り込む。
指と舌で、蕾に指を入れたり舐めたり・・。
遥希のその行為は遥希からすれば決して気持ちのいいことじゃない。
俺が痛がらないように、優しさが溢れてる。
期待に応えようとしてるわけじゃないけど、自然と声が漏れる。
:10/03/01 00:25
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:mrJ8T7Ng
#160 [郁。]
―‥グチュ・・ッピチャ。
「んっ・・///あっう、も・・いいから・・いれ・・///」
早まる感情をつい口に出してしまう。
遥希は顔をあげて、指も抜く。
そのまま自分の中心をゆっくりあてがう。
ぬるぬるした感触と、イきそうな感覚で頭がおかしくなりそうになる。
:10/03/01 01:50
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:mrJ8T7Ng
#161 [郁。]
肌寒いこの季節に外で真っ裸な俺。
でも、それでも俺たちに触れる空気だけは熱い。
「んあッ・・ん、ぅ・・ん・・。」
「歩、こっち。」
と腕を引っ張って起こされる。
:10/03/01 01:51
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:mrJ8T7Ng
#162 [郁。]
遥希の上に乗っかった状態。騎乗位。
「んっは・・お、・・くまでは・・んっ///」
「・・ん、動いて・・。」
奥まで届く遥希の中心を自然に締め付ける。
気持ち良さそうな遥希を見て、ゆっくり上下する。
:10/03/01 01:52
:F03B
:mrJ8T7Ng
#163 [郁。]
されるのと、するのじゃ全然違うんだ・・。
「ふ、うっ・・あ、やんッふ・・ぁ。きも・・ちい・・んぁッ。」
「んッ・・俺も・・っ。」
余裕のない遥希に嬉しくなる。
初めてで、よくわからなかったけど腰を上下させると気持ちよくて・・うん。
:10/03/01 01:53
:F03B
:mrJ8T7Ng
#164 [郁。]
「ンっ・・い、いきそ・・ふっ・・ぁ///」
我慢しきれず、一人で頂点を迎えてしまった。
と、思ったけど・・お腹がじんわり暖かい。
遥希も俺の締め付けで果てたのかな・・。
そうなら、ちょっと嬉しいかも・・。
:10/03/02 15:44
:F03B
:6GxUlH5E
#165 [郁。]
「はぁ・・っは・・、はるき・・。」
「ん、歩・・好きだよ、大好き。」
その後それでも足りなくて、何度もお互いを求め合った。
:10/03/02 15:45
:F03B
:6GxUlH5E
#166 [郁。]
この幸せを、もう二度と手放すことのないように。
大事なことは確かめ合わなきゃ。
言葉で、感触で。
伝えないと伝わらないから・・。
遥希も同じこと考えてくれてるかな・・。
握った手、もう離さないで。
僕はもう君しか見えないから。
:10/03/02 15:46
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#167 [郁。]
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一話完結です!!(*´ω`)
話を進める途中で、一話ごとにタイトルをきちんとつけようと後悔しちゃいました・・。(´;ω;`)
二話からは、きちんとタイトルもつけて話を進めていきますね!!
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:10/03/02 15:47
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#168 [郁。]
:10/03/02 15:48
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