僕と君【BL】
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#77 [郁。]



歩と俺が教室でキスしてる写真を撮られていた。
携帯の画面を見せられた。
全部、見られていたんだ。


『俺のこと旬って呼んでよ。うまくなんて、いかせないよ。』


なんで気付かなかったんだ。
今までうまくやってきたはずだった。


⏰:10/02/18 11:13 📱:F03B 🆔:ctRGDGnA


#78 [郁。]



歩は泣き出すし、旬は何かと付きまとうし。
不安になんてさせたくない。



歩が教室に戻ってきてからも、何か後ろめたくて口がきけなかった。


⏰:10/02/18 11:14 📱:F03B 🆔:ctRGDGnA


#79 [郁。]


―歩side


‥むう。電話もメールもこない。
俺からするべきなのかな‥謝んなきゃいけないし‥。

ブブブッ


「うっ、わぁっ。」


手に握った携帯が震え出した。
着信遥希と光らせて俺に知らせる。


⏰:10/02/18 11:15 📱:F03B 🆔:ctRGDGnA


#80 [郁。]



で、でなきゃ‥。


「もっ、もしもうっ。」


うわぁ‥あからさますぎる。
噛んだし‥声裏返ってるし‥。


『クス‥歩?今、出れる?』


優しく笑った遥希が脳裏に浮かぶ。


⏰:10/02/18 11:16 📱:F03B 🆔:ctRGDGnA


#81 [郁。]



「え‥、い‥ま?」


『うん、歩ん家の前にいるんだけブツッ‥ツーツー。』


遥希遥希遥希‥っ!!
携帯も放り投げて玄関のドアをあける。
寒そうに肩をすくめる遥希が目にうつる。


「はるき‥っ。」


⏰:10/02/18 11:18 📱:F03B 🆔:ctRGDGnA


#82 [郁。]



視界が歪んだけど、そのまま遥希に抱きついた。
家から寒い中来てくれた遥希は冷たかった。
でも、なんでわざわざ‥?


「歩、そのままでいいから聞いて。」


「えっ、うん?」


遥希の胸に顔をうずめたまま頷く。
遥希がそっと俺を抱きしめて口をひらく。


⏰:10/02/18 11:19 📱:F03B 🆔:ctRGDGnA


#83 [郁。]



「歩、好き。」


いいいいいいきなり何言ってるんだ、この人は‥!///


「だから‥、」


そこまで言って口を詰まらせる遥希。


⏰:10/02/18 11:20 📱:F03B 🆔:ctRGDGnA


#84 [郁。]



「はる「だから、別れて‥。」」


え?


「え‥なに‥。」


視界が涙で滲んでいく。
遥希の顔を見上げる。
うまく見えない。


「‥っごめん。歩‥ごめ‥ウッ‥。」


⏰:10/02/18 11:23 📱:F03B 🆔:ctRGDGnA


#85 [郁。]



遥希、泣いてるの‥?
へん、だよ‥。
好きなのに別れるの?
なんで?どうして?
俺じゃだめなの?
足りない?俺がキスへただから?
意地っ張りで、わがままだから?
俺とのエッチ気持ちよくないの?



―‥なんで。


⏰:10/02/18 11:23 📱:F03B 🆔:ctRGDGnA


#86 [郁。]



何も、言えなくて遥希から離れ部屋に戻った。
何も言えなかった。何も。
わかった、とも‥いやだ、とも。
情けない自分に嫌気がさした。



その日は、なかなか眠れなくて寝付いたのは外が明るくなる時間。


⏰:10/02/18 11:24 📱:F03B 🆔:ctRGDGnA


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