狼と猫と私△
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#1 [琉奈
]
初めて小説書きます

頑張って書くんで
よろしくです
>>2アンカー
>>3感想板

:10/02/08 15:44
:SH03A
:UooLte8g
#2 [琉奈
]
:10/02/08 15:48
:SH03A
:UooLte8g
#3 [琉奈
]
:10/02/08 16:02
:SH03A
:UooLte8g
#4 [琉奈
]
私の名前は日向桃子。
今日から大学生になりました!
つまり今日が入学式。
私は今、入学式が行われる
大学のホールにいます。
アルファベット順に座って、
私は日向だからH列。
:10/02/08 16:10
:SH03A
:UooLte8g
#5 [琉奈
]
"早く入学式してほしいなぁ。"
とにかく私はスーツを
脱ぎたかった。
スーツって動きにくいから
嫌いなんです…。
私の右隣は男の子。
緊張している感じ。
"暇だから名字を当ててみよ。"
:10/02/08 16:14
:SH03A
:UooLte8g
#6 [琉奈
]
"私はHimukaiだから…
Himuraとか…?"
アルファベット順はややこしい!
考えるのをやめた。
私は空いている左隣を見た。
"女の子だったらいいなぁ。"
そんなことを考えているうちに
入学式が始まるまで
10分を切っていた。
左隣の人はまだ来ない。
:10/02/08 16:20
:SH03A
:UooLte8g
#7 [琉奈
]
"まさかの遅刻!?"
私は心配していた時に
ボブの女の子が来た。
その子と目が合った。
「どうも笑」
その子が話しかけてきた。
私が答える前に
左隣に座った。
:10/02/08 16:35
:SH03A
:UooLte8g
#8 [琉奈
]
"私の左隣はこの子か!
女の子でよかったぁ。"
「名前何〜?」
その女の子が笑顔で
そう聞いてきてくれた。
「日向桃子〜。
そっちは?」
「私は葉山絢香!」
桃子って名前かわいいね。
顔は美人さんだし。」
「え!?そんなことないよっ//」
:10/02/08 16:41
:SH03A
:UooLte8g
#9 [琉奈
]
私は顔の前で手を
ブンブンと振った。
「いや、桃子は美人だよ!」
「ありがとね。
絢香って呼んでもいい?」
「全然いいしっ!
よろしく〜。」
私は大学で初めての
友達ができた。
これからの大学生活楽しみ!
:10/02/08 16:45
:SH03A
:UooLte8g
#10 [琉奈
]
「ただいまより経済学部の
入学式を行います。」
進行役の人が話し始めると、
さっきまで騒がしかった
ホールが静かになった。
私と絢香も話すのをやめた。
入学式は退屈だった。
キリスト教の大学だから
賛美歌を歌う場面があって、
歌詞が分からないから
絢香と顔を見合わせて
クスクス笑っていた。
:10/02/08 16:48
:SH03A
:UooLte8g
#11 [琉奈
]
入学して数日間は
身体測定や履修登録や
教科書購入で大忙し!
そんな中でも友達は
どんどん増えていった。
*****
今日は新入生のガイダンス。
B棟の324教室らしい。
「B棟ってどこ?」
私はB棟すら見つけられない。
:10/02/08 17:15
:SH03A
:UooLte8g
#12 [琉奈
]
この大学はマンモス校だから
無駄に規模が大きい。
だから学部も多いし、
棟の数も多い。
"とりあえず地図を探そ!"
私は暗中模索状態で
地図を探したけど
地図も見つからず…。
ケータイを見ると絢香から
「早く来なさい

笑」
とメールが来ていた。
:10/02/08 17:23
:SH03A
:UooLte8g
#13 [琉奈
]
"分かってるんだけど
場所が分からないんだって!"
地図が見つからないから
人に聞くことにした。
私は辺りをキョロキョロと
見渡した。
するとベンチに男の人が
座っていた。
"男の人かぁ……。
しょうがないっ!"
私はその人の所まで行った。
:10/02/08 17:43
:SH03A
:UooLte8g
#14 [琉奈
]
その人はベンチに座ったまま
私に気付いてないようだ。
前髪が顔にかかっていて
顔がはっきり分からない。
「あのー……。」
私は恐る恐る話しかけてみた。
でも反応がない。
"え?無視?"
私は顔をしかめた。
そしてその人の肩を軽く
叩いてみた。
「もしもーし?」
:10/02/08 17:46
:SH03A
:UooLte8g
#15 [琉奈
]
シーン…。
やっぱり反応がない。
私は不思議に思い、
その場にしゃがみ込んで
その人の顔を覗き込んだ。
"う…わ…。"
その人は寝ていたけど、
寝顔がかっこよかった。
顔が整っていた。
"てか寝てるし。
こんなとこで……。"
私は諦めて立った。
その時急に右腕を掴まれた。
:10/02/08 17:52
:SH03A
:UooLte8g
#16 [琉奈
]
"えっ…。"
「俺になんか用?」
私は掴まれた腕の先を
目線で辿ってみた。
やっぱりそうだ。
寝ていた人だ。
「いやっ……あの……。」
私は急なことでビックリして、
上手に話せずにいた。
そしてやっぱりかっこいい。
「俺の寝顔見てたっしょ?」
:10/02/08 17:56
:SH03A
:UooLte8g
#17 [琉奈
]
その人は少し長めの前髪を
だるそうに横に流した。
"ばれてたの!?"
「聞きたいことがあって…。」
「俺のアドとか?」
その人は怪しく微笑んで言った。
絶対にこの人楽しんでる!
「ちっ…違います!
教室がっ…。」
「隠さなくていいし。」
:10/02/08 18:00
:SH03A
:UooLte8g
#18 [琉奈
]
「隠してません!」
私は子供みたいに必死だった。
なんてバカなんだろ…笑
「名前は?」
「はい…?」
「だから名前は?」
"あー……もう!
意味分からない!"
私はイライラして
掴まれていた腕を
無理矢理振りほどいた。
:10/02/08 18:03
:SH03A
:UooLte8g
#19 [琉奈
]
「もっ…もういいですっ!」
私は勢いよく180度回転して
その場から早足で去った。
"話噛み合わない人!
どんだけ自意識過剰!?"
私はムキになって
ずんずんと歩いていった。
我に返ると余計にB棟が
分からなくなった。
:10/02/08 18:43
:SH03A
:UooLte8g
#20 [琉奈
]
"あの人のせいだー!"
私は片手で頭を
ぐしゃぐしゃっとした。
"また誰かに聞かなきゃ…。"
「なんか探しもの?」
男の人の声が聞こえて
私は振り向いた。
さっきの人と同じぐらい
かっこいい人がいた。
:10/02/08 18:59
:SH03A
:UooLte8g
#21 [琉奈
]
私は人差し指で自分を指し、
「私ですか?」っていう
合図を送った。
その人は優しく微笑んで
軽く頷いた。
「B棟探してるんです。」
「B棟か…。
案内してあげるよ。」
「ありがとうございます!」
"さっきの人と比べものに
なりません!優しい!"
:10/02/08 19:07
:SH03A
:UooLte8g
#22 [琉奈
]
私はその人と並んで
歩きはじめた。
隣に並んで歩くのが
恥ずかしいぐらい
その人はかっこいい。
「名前なんていうの?」
「日向桃子です。」
「桃子ちゃんか〜。
俺は山本春樹。
ちなみに1年。」
"1年!?一緒だ〜!"
:10/02/08 20:38
:SH03A
:UooLte8g
#23 [琉奈
]
「私も1年っ。」
「まじで!?
同い年かぁ。」
春樹くんはそう言うと
優しく笑った。
「学部は?」
「経済学部ー。」
「あー…俺は心理学部。」
:10/02/08 20:43
:SH03A
:UooLte8g
#24 [琉奈
]
春樹くんは少しだけ
顔を歪めて言った。
"心理学部かぁ…。
ちょっと残念。"
*****
「B棟着いたよ。」
「ありがとうっ。」
"意外と遠かった〜。"
「じゃあガイダンス頑張って笑」
春樹くんはそう言うと
ヒラヒラと手を振ってくれた。
:10/02/08 20:48
:SH03A
:UooLte8g
#25 [琉奈
]
「適当に話聞いとくよ笑
本当にありがとね。」
私も笑顔で振り返した。
春樹くんが背中を向けた後、
私はB棟に入っていった。
"山本春樹くん…。"
私は自然とにやけた。
入学して早々幸せだ。
教室に入ると人がたくさんいた。
経済学部の新入生だけで
こんだけもいるのだと
改めて実感した。
サボりもいるだろうけど…笑
:10/02/08 21:09
:SH03A
:UooLte8g
#26 [琉奈
]
「あ!桃子ー!」
声のするほうを見ると
絢香と知らない男の子が
二人いた。
絢香は居場所が分かるように
手を上に挙げて振っていた。
私は急いで絢香の元へ行った。
「桃子遅いー!笑
どこ行ってたの?」
「B棟が見つからなくて…笑
………この二人は?」
私は絢香の隣に座って
そう聞いた。
:10/02/08 21:38
:SH03A
:UooLte8g
#27 [琉奈
]
「同じ高校っ。」
"なるほど。
だから仲良しなのか。"
「んじゃ俺らも席戻るわっ。」
「じゃあな。」
その二人は席に戻っていった。
私はそれを見ていた。
「あの二人ね〜…」
絢香が話し始めたから
私は絢香を見た。
「桃子のことかわいいって
言ってたよ〜。」
:10/02/08 21:45
:SH03A
:UooLte8g
#28 [琉奈
]
「えっ…//」
私は顔が赤くなった。
絢香はニヤニヤしてた。
そして私の頬をつまんだ
「ひゃい(なに)〜!?」
「いや……あんたは
本当に美人だよ!」
絢香はつまむのをやめて、
フッと笑った。
「からかわないでよ…//」
私は両手で頬をさすった。
:10/02/08 21:55
:SH03A
:UooLte8g
#29 [琉奈
]
「桃子って彼氏いたっけ?」
「いないよ〜。」
「え!?まじで!?」
「ちょっ…!」
絢香が大声を出したせいで
近くにいた人が私達を見た。
「ごめん笑
いるかと思った〜。」
「高校女子校だったし、
付き合ったの一人だしね。」
:10/02/08 22:01
:SH03A
:UooLte8g
#30 [琉奈
]
「それもビックリ!」
「そう?笑」
そしてガイダンスが始まった。
ほとんど聞かなかった笑
****
「ガイダンス疲れた〜。」
私はう〜んと伸びをした。
「ね〜…。」
絢香も同じように伸びをした。
:10/02/08 22:22
:SH03A
:UooLte8g
#31 [琉奈
]
「そうだっ!
サークルどうする?」
絢香は伸びをやめて
私のほうに顔を向けて言った。
「私サッカーサークルの
マネージャーやろっかなぁ。
私は高校の時にこれでも
サッカー部だったからね。」
私も絢香の顔を見て言った。
絢香は驚いていた。
「そうなんだ!
かっこいいじゃん!」
:10/02/08 22:30
:SH03A
:UooLte8g
#32 [琉奈
]
私はサッカーが大好きで、
自分でもプレーするように
なったのです!
高校でサッカー部に入って
キャプテンまでしてたのです!
大学では選手を支える
マネージャーをしようと
前から決めていた。
「なんか顔からじゃ
想像できない〜笑」
"私の顔のことばかり笑"
「反応分かんないよ笑
絢香はサークルどうする?」
「高校の時サッカー部の
マネージャーしてたから、
大学でもマネージャーするよ。」
:10/02/08 22:41
:SH03A
:UooLte8g
#33 [琉奈
]
"え!?じゃあ……"
「「一緒のサークルにしよ?」」
私達はハモってビックリして
お互い笑った。
絢香と同じサークルで
めちゃくちゃ嬉しいー!
「じゃあ今から
サークル見学行こ?」
私が誘うと絢香は笑顔で頷いた。
:10/02/08 22:58
:SH03A
:UooLte8g
#34 [琉奈
]
私達はサッカーサークルが
練習しているという
人工芝のグラウンドまで行った。
絢香が一緒だったため
迷わずに済みました笑
グラウンドに着くと
サークルの人達が練習していた。
グラウンドの周りには
見学者が10人ほどいた。
:10/02/09 09:02
:SH03A
:7RfrxFMU
#35 [琉奈
]
「あの子達もマネージャーかな。」
絢香が見ている方向を
私も見てみた。
そこには女の子が3人いた。
「みんなかっこよすぎー!」
「サッカーってかっこいい人
めちゃくちゃ多くない!?」
「分かるー!」
その女の子達はやたら
盛り上がっていた。
:10/02/09 09:04
:SH03A
:7RfrxFMU
#36 [琉奈
]
"不純な動機でマネージャーを
やらないでほしい…。"
私は目線をグラウンドに移した。
みんな一生懸命に
ボールを追っていた。
「男の子のサッカーって
やっぱ女の子と違うね。」
「桃子は女子校出身だもんね。
高校生より大学生のほうが
やっぱり迫力あるよ。」
:10/02/09 09:07
:SH03A
:7RfrxFMU
#37 [琉奈
]
「ねぇっ!
あの2人まじかっこいい!」
「えっ?どこー?」
さっきの3人組が騒ぎ出した。
かっこいい2人がいるらしい。
私はその2人を探してみた。
「ほらっ!あの2人!」
「……あ!かっこいい〜!」
私はその子達の視線の先を
辿ってみた。
:10/02/09 09:13
:SH03A
:7RfrxFMU
#38 [琉奈
]
そこには確かに男の子が
2人いた。
よく見てみると……。
「あっ……!」
私は思わず声を出してしまった。
「どうしたの?」
絢香が慌てて私を見た。
「なんでもないよ〜。」
私は作り笑顔をした。
その男の子2人とは
山本春樹くんと
あの自意識過剰男だった。
:10/02/09 09:18
:SH03A
:7RfrxFMU
#39 [琉奈
]
春樹くんと自意識過剰男は
仲良く喋っていた。
"春樹くんは1年だから、
あの人も1年!?
てか仲良し!?"
私は口が半分開いたまま
2人を見つめていた。
「3人が言ってたのは
あの2人かぁ〜。
確かにかっこいいよねっ。」
絢香は2人を見ながら言った。
:10/02/09 09:32
:SH03A
:7RfrxFMU
#40 [琉奈
]
確かに…本当にかっこいい。
モテるだろうなぁ〜。
そんなことを考えながら
私は2人を見ていた。
すると、春樹くんが
私のほうをパッと見た。
"うっ……//
目が合った〜//"
春樹くんは私に気付き、
「あっ。」という口の形をした。
そして笑顔になり、
私のほうに近付いてきた。
:10/02/09 09:35
:SH03A
:7RfrxFMU
#41 [琉奈
]
「あの人私達の所に来てない?」
「そうだね……。」
どんどん春樹くんが
近付いてきて、
声が聞こえるぐらい
近付いてきた。
「桃子ちゃんっ。」
春樹くんは私の名前を呼ぶと
優しく微笑んだ。
「えっ!?知り合い?」
絢香は私と春樹くんを
交互に見ながら言った。
:10/02/09 09:38
:SH03A
:7RfrxFMU
#42 [琉奈
]
「B棟まで案内してくれたの。」
「なるほどっ!
……狙えば?(ボソッ)」
絢香が私に耳打ちした。
「なっ…!」
私は絢香の顔を勢いよく見た。
絢香はニヤニヤしていた。
「桃子ちゃんの友達?」
春樹くんは絢香を
見ながら言った。
:10/02/09 09:40
:SH03A
:7RfrxFMU
#43 [琉奈
]
「葉山絢香でーす。
桃子をよろし「絢香っ!」……。」
私は慌てて絢香の口を
両手で押さえた。
「余計なことを言わないで。」と
目で合図を送った。
絢香はブンブンと首を
縦に振った。
「アハハハッ笑
仲良し〜笑」
春樹くんはお腹をかかえて
笑っていた。
:10/02/09 09:43
:SH03A
:7RfrxFMU
#44 [琉奈
]
「春樹〜…友達?」
別の男の人の声が
春樹くんの後ろから
聞こえてきた。
"ゲッ………!"
そこにはあの自意識過剰男が!
なんで来るかなぁ……。
「今日友達になった
ばかりだけどね笑」
「へー………あっ。」
その人が私に気付いた。
私は思わず目を伏せた。
:10/02/09 09:47
:SH03A
:7RfrxFMU
#45 [琉奈
]
「春樹、こいつなぁ
俺の寝顔見て喜んでた笑」
私は顔をバッと上げた。
「違いますっ!
話しかけても反応ないから
覗き込んだだけっ!」
「まぁまぁ桃子ちゃん。
唯斗ばかだから笑」
春樹くんはそう言って
私の頭をぽんっとした。
:10/02/09 09:50
:SH03A
:7RfrxFMU
#46 [琉奈
]
私は春樹くんにぽんっと
されたところを触り、
なんか恥ずかしくなった。
「ばかじゃねーし!」
唯斗…?くんは春樹くんに
必死に対抗していた。
なんか哀れだった笑
「唯斗、練習戻ろ。」
「はいはい。」
唯斗くんは返事すると
私をジッと見た。
:10/02/09 10:32
:SH03A
:7RfrxFMU
#47 [琉奈
]
「な…何?」
「…そんな顔で見んなよ。
襲いたくなる笑」
「ふぇっ!?」
私はビックリして、
変な声が出た。
「じゃあな桃子。」
唯斗くんはそう言うと
私の頭をぐしゃぐしゃした。
私が呆気に取られてる間に
グラウンドに戻っていった。
:10/02/09 10:37
:SH03A
:7RfrxFMU
#48 [琉奈
]
…そんな顔で見んなよ。
襲いたくなる笑
私は唯斗くんの言葉を
思い出して顔が赤くなった。
"こんな真昼に……!"
「ぐちゃぐちゃ…笑」
春樹くんが優しく笑って
私の髪を手でといてくれた。
「ありがと…//」
「どういたしまして。
じゃあね。」
春樹くんもグラウンドに
戻っていった。
:10/02/09 10:39
:SH03A
:7RfrxFMU
#49 [琉奈
]
私は春樹くんの背中を
ただただ見つめていた。
「桃子モテモテ〜!笑」
絢香は笑いながらも
完全にとききれてない
髪の毛を綺麗にしてくれた。
「違うよっ……。
あの唯斗って人ムカつく。」
「襲いたくなるだっけ?
大胆すぎるよね笑」
その言葉を聞くとまた
顔が赤くなった。
「そのことはもう言わないで。」
「ごめんごめん笑」
:10/02/09 10:47
:SH03A
:7RfrxFMU
#50 [琉奈
]
\唯斗Side/
"あの桃子ってやつ…
なかなかかわいいなぁ。
襲いたくなるって言った時の
あの真っ赤な顔よ…笑"
「春樹っ。」
俺は春樹の肩に手を置いた。
「ん?何〜?」
「あの桃子ってやつ
いつ知り合ったんだ?」
「迷子になってて
案内してあげた。」
:10/02/09 10:50
:SH03A
:7RfrxFMU
#51 [琉奈
]
「案内かぁ。」
「桃子ちゃんかわいいよね。」
春樹が桃子ともう一人の
女がいる場所を見て言った。
「素直だし、いい子だし…。」
春樹は俺に微笑んで
グラウンドの中心に
戻っていった。
"あいつ…桃子狙い?
でもあいつには…。"
俺はなぜか胸がチクッとした。
俺は春樹の後を追った。
:10/02/09 10:55
:SH03A
:7RfrxFMU
#52 [琉奈
]
\桃子Side/
"あの唯斗って人は
要注意人物だね!これは!"
「桃子は春樹くんと唯斗くん、
どっちがいい?」
「そりゃ…春樹くんでしょ。」
私は当然だという風に言った。
「桃子っぽい笑
春樹くんって猫みたい。」
「猫??」
:10/02/09 11:00
:SH03A
:7RfrxFMU
#53 [琉奈
]
「なんか雰囲気がねっ。
ふわふわしてるっていうか
自由気ままみたいな?」
「あー…。」
"確かにそうかもっ。
猫っぽい!"
「で、唯斗くんが狼!
だって桃子のこと……笑」
絢香がうちを怪しく見て言った。
「もうっ……!」
"唯斗くんは確かに狼!"
:10/02/09 11:23
:SH03A
:7RfrxFMU
#54 [琉奈
]
私はグラウンドにいる
唯斗くんを見た。
"黙ってたら
かっこいいんだけどね。"
「狼と猫か……。」
私はぽつりと呟いた。
この狼と猫と私の関係は
これからどうなるのか…。
:10/02/09 11:52
:SH03A
:7RfrxFMU
#55 [琉奈
]
私達は結局練習が終わるまで
その場にいた。
あの3人組は帰ったみたい。
「このサークル入る?」
絢香が思い出したように言った。
「うーん…。」
"春樹くんがいるから
いいんだけど…………
唯斗くんがねぇ……。"
:10/02/09 14:35
:SH03A
:7RfrxFMU
#56 [琉奈
]
「私は入るよっ。」
絢香はそう言って立って、
お尻についた砂を払った。
「じゃあ私も入る。」
私は絢香を見上げた。
絢香はニコッと笑った。
こうして私達は
このサークルのマネージャーに
なったのだ…。
:10/02/09 15:51
:SH03A
:7RfrxFMU
#57 [琉奈
]
「桃子ちゃん、絢香ちゃん。」
首を右に向けると
春樹くんと……唯斗くんがいた。
「最後まで見てたんだ。」
「うん。」
私はそう言って立った。
チラッと唯斗くんを見ると
目が合ってしまった。
でも向こうが先にそらした。
「マネージャーすんの?」
春樹くんにそう聞かれ
私達はうなずいた。
:10/02/09 15:56
:SH03A
:7RfrxFMU
#58 [琉奈
]
「じゃあこれからよろしく。」
「「よろしく。」」
私達は同時に言った。
「俺もいるんだけど。」
そこに出てきたのは唯斗くん。
出てこなくてよかったし!笑
「唯斗くんもよろしくっ。」
そう言ったのは絢香だった。
唯斗くんは絢香に微笑んだ。
そして私を見た。
"なっ……何?"
:10/02/09 16:15
:SH03A
:7RfrxFMU
#59 [琉奈
]
唯斗くんはフイッと
私から目線をそらした。
"その態度は!?
もうっ…なんかなぁ…。"
私はちょっと唇を噛み締めた。
「俺ら帰るけど、一緒に帰る?」
春樹くんが唯斗をチラッと
見て言った。
唯斗くんはエッとした
顔を一瞬だけした。
:10/02/09 16:22
:SH03A
:7RfrxFMU
#60 [琉奈
]
絢香もいるし、
私達は4人で帰ることに。
私は唯斗くんと一言も
喋らなかった。
話す内容ないんだもん!笑
そのかわり絢香と春樹くんと
喋ってました笑
:10/02/09 16:47
:SH03A
:7RfrxFMU
#61 [琉奈
]
そして駅に着いた。
この駅は3つの方面に
別れている。
「みんなはどの方面?」
私は3人を順番に見て聞いた。
絢香の方面は知ってるけど、
春樹くんと唯斗くんの
方面は分からないからね。
*****
"最悪だ………。"
私はチラッと右隣を見た。
「何?」
「何もないよっ…。」
彼にしかめっつらで見られ、
私は慌てて視線を戻した。
:10/02/09 17:14
:SH03A
:7RfrxFMU
#62 [琉奈
]
そう……。
私は唯斗くんと同じ方面でした!
他の2人は違うのに。
「はあ……。」
私は思わずため息が出た。
焦って口を手で押さえた。
「俺と帰れて嬉しい?笑」
「はいっ?」
"自意識過剰だ……。"
:10/02/09 17:21
:SH03A
:7RfrxFMU
#63 [琉奈
]
\唯斗Side/
"そんなに嫌かよ…笑"
俺は駅のベンチに
ドカッと座った。
桃子も慌てて隣に座った。
「私…唯斗くんのキャラが
まったく分かんない。」
「俺のキャラ?」
俺はきょとんとした。
"俺の……キャラ?笑"
:10/02/09 17:25
:SH03A
:7RfrxFMU
#64 [琉奈
]
「言い方悪いけど…
自意識過剰っていうか
クールっていうか…。」
桃子はどんどん声が
小さくなっていった。
「俺、自意識過剰?」
桃子は俺を見ないでうなずいた。
"そうかぁ…。
自意識過剰かぁ。"
その時丁度電車が来た。
俺達はそれなりに混んでいる
この電車に乗った。
:10/02/09 18:01
:SH03A
:7RfrxFMU
#65 [琉奈
]
\桃子Side/
私達はなんとか吊り革を持ち、
並んで立った。
"自意識過剰のくせに
本人は気付いてないとか…。"
私は電車の窓から
まだちょっと明るい景色を
ぼーっと見ていた。
「なぁ、桃子?」
「何?」
「アド教えてくんね?」
:10/02/09 18:05
:SH03A
:7RfrxFMU
#66 [琉奈
]
私は驚いて唯斗くんを
勢いよく見た。
「変な意味じゃねぇよ?笑」
唯斗くんはクックッと
笑いながら言った。
「分かってるよっ。
ビックリしただけ。」
私はケータイを出し、
唯斗くんどアドレスを
交換した。
:10/02/09 18:15
:SH03A
:7RfrxFMU
#67 [琉奈
]
"フルネーム池田唯斗なんだ。"
私はケータイに表示された
電話帳の唯斗くんのページを
見つめていた。
「またメールするわ。」
「あ、うん。」
なんとなくだけど、
唯斗くんとの距離が
縮まった気がした。
:10/02/09 19:02
:SH03A
:7RfrxFMU
#68 [琉奈
]
私はその後すぐに電車を降りた。
唯斗くんはまだ向こうらしい。
"アドレス交換したけど、
メールなんかするの?笑"
私はそんなことを考えながら
両耳にイヤホンをさした。
そしてのんびりと家までの
道を歩いていった。
:10/02/09 19:10
:SH03A
:7RfrxFMU
#69 [琉奈
]
\唯斗Side/
俺の降りる駅はは桃子と
別れた駅から三駅行った駅だ。
俺はその駅までケータイと
にらめっこをしていた。
"メールしたほうがいい?
しないほうがいい?
分かんねぇよ!笑"
俺がメールで悩んだの
これが初めてかもな…。
普段は悩まねぇもん。
:10/02/09 19:20
:SH03A
:7RfrxFMU
#70 [琉奈
]
今まで色んな女と
付き合ってきたのに、
メールで悩むなんてな。
「はあっ…。」
俺は小さくため息をつき、
ケータイをパチンと閉じた。
"日向桃子…。
なんか気になるし。"
俺は頭をポリポリかき、
電車を降りた。
:10/02/09 19:33
:SH03A
:7RfrxFMU
#71 [琉奈
]
\春樹Side/
俺の目線の先には天井。
うん。
ベッドの上で寝てる。
「桃子ちゃんは唯斗と
帰ってるのか〜…。」
俺はぽつりと言って
寝返りを打った。
「なんかやだっ…!」
俺はそう言って枕に
顔をべちゃっとつけた。
:10/02/09 19:38
:SH03A
:7RfrxFMU
#72 [琉奈
]
"なんかめちゃくちゃ
もやもやするし…。"
「分からないなぁ…。」
俺はベッドから起き上がり
夜ご飯を食べに
階段を降りていった。
:10/02/09 19:44
:SH03A
:7RfrxFMU
#73 [琉奈
]
\桃子Side/
私は家に着くと
すぐに自分の部屋に行き、
部屋着に着替えた。
これいつもなんだよね笑
そしてソファーに
腰をかけた。
"今日は色々あったなぁ。
なんか疲れた笑"
私はケータイを開けてみた。
「新着メール1件」と
表示されていた。
:10/02/09 20:59
:SH03A
:7RfrxFMU
#74 [琉奈
]
カチッ…
私はメールを開いてみた。
なんと………
唯斗くんからだった。
"え?……え!?"
私は送信者の名前を
何回も見直した。
やっぱり唯斗くんだった。
そしてやっと本文を読んだ。
「よっ

」
"え?これだけ?笑"
:10/02/09 21:39
:SH03A
:7RfrxFMU
#75 [琉奈
]
\唯斗Side/
俺は今ケータイを片手に
めちゃくちゃ悩んでいる。
桃子にメールをしようと
決めたんだけど、
内容が思いつかねぇ!
俺はむしゃくしゃして
ベッドに飛び込んだ。
"もう適当でいいやっ!"
俺はピピッとメールを打った。
:10/02/09 22:04
:SH03A
:7RfrxFMU
#76 [琉奈
]
\桃子Side/
"返事のしようがないし…笑"
私はケータイを閉じた。
"また明日会ったら
話せばいいか……。"
*****
「桃子おはよー!」
絢香が後ろから抱き着いてきた。
「わっ!……おはよ笑」
私はビックリして大声が出た。
そして笑顔で絢香の腕を解いた。
:10/02/09 22:16
:SH03A
:7RfrxFMU
#77 [琉奈
]
「昨日唯斗くんと
帰ったんでしょ?
どうだった?」
絢香がニヤニヤして
聞いてきた。
「いや…特に何も…。」
「ふーん。おもしろくない笑」
絢香は口を尖らせた。
"だって本当に何もないし笑"
:10/02/09 22:22
:SH03A
:7RfrxFMU
#78 [琉奈
]
「それよりっ…
今日はサークルだね。」
「そうだねー。
愛しの!春樹くんに会えるね。」
私は絢香をバッと見た。
絢香はにやけていた。
「あのね〜……
勝手に妄想をしないで笑」
「いつかはそうなるかもじゃん!」
私は目を見開いて
顔の前で大きく手を振った。
:10/02/09 22:46
:SH03A
:7RfrxFMU
#79 [琉奈
]
「ないない!
あるわけないよ!」
「私は期待してるよっ!
じゃあね〜。」
絢香は私に手を振って
行ってしまった。
なんて元気なんだ…笑
"そういえば唯斗くんの
メール返事してないや。"
私はケータイを開いてみたけど
メールは来ていなかった。
"当然か笑"
:10/02/09 22:58
:SH03A
:7RfrxFMU
#80 [琉奈
]
「桃子ちゃんっ。」
名前を呼ばれたので
ケータイを閉じて顔を上げた。
そこには春樹くんがいた。
「おはよ〜。
てかジャージww」
「今日サークルだからね。
てか唯斗と仲良く帰れた?」
"絢香と同じようなこと
聞くよね…笑"
「仲良くっていうか
馴染めた?みたいな…笑」
:10/02/09 23:17
:SH03A
:7RfrxFMU
#81 [琉奈
]
「馴染めた?笑」
春樹くんは眉間に
しわを寄せていたけど
口元は笑っていた。
「なんかあの人
よく分からないんだよね笑
メール来たけど「よっ

」だし。」
私は「よっ

」のところで
片手をちょっとだけ
挙げてみせた。
「へ〜。
てかアド知ってんの?」
:10/02/09 23:24
:SH03A
:7RfrxFMU
#82 [琉奈
]
「知ってるよ。」
「じゃあ俺にも教えて?」
私は春樹くんとアドレスを
交換した。
唯斗くんと違って驚きは
あんまりなかった。
「ありがと。
またメールするし。」
春樹くんはそう言って
ケータイを閉じた。
:10/02/10 09:08
:SH03A
:Hvv3a9nI
#83 [琉奈
]
「「よっ

」はなしだから笑」
私はそう言って笑った。
「分かってるよ笑」
春樹くんもそう言って笑った。
そのあとすぐに私達は別れた。
"春樹くんのアドレス…
なんか嬉しい〜!"
私はケータイで春樹くんの
アドレスを表示させて
喜んでいた。
:10/02/10 09:11
:SH03A
:Hvv3a9nI
#84 [琉奈
]
\春樹Side/
俺は桃子ちゃんと別れた後、
ふぅっとため息をつき、
壁にもたれていた。
"唯斗…やるじゃん。"
おれはフッと微笑んだ。
「山本くんおはよっ。」
目線を下げると知らない
女の子が2人いた。
その2人は何か期待を
したような顔をしていた。
:10/02/10 10:31
:SH03A
:Hvv3a9nI
#85 [琉奈
]
「おはよ。」
俺は優しく笑って言いながら
廊下を歩き始めた。
背後からさっきの女の子の
きゃあきゃあと言った声が
聞こえてきた。
"純粋だなぁ…笑"
:10/02/10 10:34
:SH03A
:Hvv3a9nI
#86 [琉奈
]
\桃子Side/
「ふわっ…。」
私は大きく開いた口を
片手でバッと押さえた。
女の子なのに大きな
あくびをしてしまった笑
ただいま授業中です。
眠くて眠くて仕方がない…。
"この授業まだ2回目だけど
めちゃくちゃ眠いしなぁ。"
:10/02/10 10:53
:SH03A
:Hvv3a9nI
#87 [琉奈
]
私は周りにいる人を
ぐるーっと見渡した。
真面目に聞いてる人がいれば、
ケータイをいじったり、
寝てる人もいる。
"大学って自由だなぁ。"
私は頬杖をつきながら
ぼーっとしていた。
その時、かばんの中で
ケータイが震えた。
:10/02/10 10:57
:SH03A
:Hvv3a9nI
#88 [琉奈
]
ケータイを取り出し、
開いてみるとメールが来ていた。
"あ……春樹くん。"
「さっそくメールしました

今授業中だよね?」
"これなら返事しやすい笑"
私は教授にばれないように
机の下でメールを打ち始めた。
「メールありがとう(^O^)
今がっつり授業中

」
:10/02/10 11:00
:SH03A
:Hvv3a9nI
#89 [琉奈
]
私は送信ボタンを
押そうとしたけどやめた。
"即返信したらおかしいよね?"
私は作ったメールを保存して、
10分後に送ろうと決めた笑
10分後にちゃんと送りました。
:10/02/10 11:12
:SH03A
:Hvv3a9nI
#90 [琉奈
]
その時ハッと気付いた。
なんでこんなに乙女なことを
考えているのだろうと…。
"なんか恥ずかしいって!"
私は両腕を枕にして
顔を伏せた。
そしていつの間にか寝ていた。
*****
カーンカーンカーン…
意識の遠くのほうで
授業の終了の鐘の音が聴こえる。
ん………?
私は勢いよく上半身を起こした。
:10/02/10 11:39
:SH03A
:Hvv3a9nI
#91 [琉奈
]
"私…40分以上寝てた!
あ!メール!"
私は思い出したように
ケータイを開いた。
春樹くんからメールが来ていた。
「俺も授業中〜

でもみんな聞いてない笑」
"やっちゃったなぁ……。"
:10/02/10 11:52
:SH03A
:Hvv3a9nI
#92 [琉奈
]
「寝てた

私の授業も
そんな感じだった

笑」
"送…信っ!"
結局全部の授業が終わるまで
春樹くんとメールをしていた。
唯斗くんのメールは
完全に忘れていた……笑
:10/02/10 14:03
:SH03A
:Hvv3a9nI
#93 [琉奈
]
\唯斗Side/
俺は今激しく不機嫌だ。
友達が周りで騒いでるけど、
俺は腕を組んでムッとしていた。
組んでいる腕を解き、
ケータイで問い合わせをした。
「新着メールはありません。」と
画面に表示された。
"桃子から返事来ねぇ…。
あんだけ悩んでたの
馬鹿みてぇー…笑"
「唯斗くーん。
何か悩み事?」
:10/02/10 14:10
:SH03A
:Hvv3a9nI
#94 [琉奈
]
そう言って俺に
肩を組んできたのは
春樹だった。
「いや…別に。」
「そっかー。」
春樹はそう言うと
肩を組むのをやめた。
「唯斗さぁ、桃子ちゃんと
メールしてるんだよね?」
俺はビックリして春樹を見た。
春樹は首を傾げた。
:10/02/10 14:20
:SH03A
:Hvv3a9nI
#95 [琉奈
]
「何?」
「なんで知ってるんだ?」
「朝に桃子ちゃんと会って
聞いたんだよねー。
俺もアド聞いちゃった。」
春樹はそう言うと
ケータイを触り始めた。
まさかと思った。
「……桃子にメール?」
:10/02/10 14:22
:SH03A
:Hvv3a9nI
#96 [琉奈
]
「うん。」
春樹は桃子にメールを
打ちながら返事をした。
"なんで俺には返事…。"
俺は一気にしょげた笑
春樹にだけ返事で
俺にはなしだし?
"あいつー!
サークルの時見てろよ!"
:10/02/10 14:58
:SH03A
:Hvv3a9nI
#97 [琉奈
]
\桃子Side/
ブルルッ!
急に寒気がして震えた。
「どうしたの?笑」
絢香がパンを口に運ぼうと
していたのをやめて言った。
「いや…寒気が…。」
「この時期に風邪?」
「違うと思う……。」
:10/02/10 16:55
:SH03A
:Hvv3a9nI
#98 [琉奈
]
私は右手で左の二の腕を
ゆっくりとさすった。
"なんか嫌な予感がする…笑"
*****
「桃子ちゃんと絢香ちゃん
よろしくねっ。」
「「よろしくお願いします。」」
私達は先輩マネージャーに
あいさつをした。
みんな美人さんだ…。
「今日は練習始まってるし
みんなの紹介は無理かぁ…。
また近いうちに飲み会あるから
その時に自己紹介とかしよか。」
先輩はそう言って
ニコッと笑った。
:10/02/10 17:02
:SH03A
:Hvv3a9nI
#99 [琉奈
]
「まぁ、そこに座ってて。」
先輩が指したのはパイプイス。
私達は素直にそれに座った。
「なんかこの空気久しぶりー!」
絢香が子供みたいに
ウキウキした表情で言った。
「私はグラウンドだけどね。」
「桃子っ。」
バッと振り向くと
唯斗くんがいた。
:10/02/10 17:20
:SH03A
:Hvv3a9nI
#100 [琉奈
]
唯斗くんは私を睨んでいた。
なんか怖い……笑
「…ん…?」
「メール無視かよ。
春樹には返事して。」
"………あ!!"
「だって返事のしようが
なかったんだもん。」
私は目線を下にずらして言った。
「でも春樹には?」
「春樹くんはちゃんと
ネタあったし。」
:10/02/10 21:34
:SH03A
:Hvv3a9nI
#101 [琉奈
]
私は唯斗くんの目を
ジッと見つめて言った。
唯斗くんは慌てて目を逸らした。
"なんで春樹くん出すかな。
てか、春樹くんとメールを
してるの知ってるんだ。"
「まぁ…確かにあれは
返事しにくいか…。」
唯斗くんはスパイクに
違和感を感じたのか、
スパイクを気にしながら
そう言った。
:10/02/10 23:06
:SH03A
:Hvv3a9nI
#102 [琉奈
]
「池田ー。練習すんぞー。」
グラウンドのほうから
先輩らしき人が
唯斗くんの名前を呼んだ。
「はーい!
……じゃあな。」
唯斗くんはそう言うと
私の頭をぽんっとして
グラウンドに走っていった。
"はうっ…//"
:10/02/10 23:10
:SH03A
:Hvv3a9nI
#103 [琉奈
]
私はいきなりのことで
恥ずかしくなってしまい、
両手で両頬を押さえた。
その時目の前に絢香の顔が
ニュッと出てきた。
「わっ!ビックリしたー…。」
「…顔赤いよ〜笑
かわいいなぁもうっ笑」
絢香は私を横から
ぎゅうっとした。
「絢香の言う通り狼だよ…笑」
:10/02/10 23:19
:SH03A
:Hvv3a9nI
#104 [琉奈
]
「なんで?」
「…なんとなく笑」
クールかと思ったら
急にあんなことするし…
メールだけですねるし…
やっぱよく分かんない!!
:10/02/10 23:27
:SH03A
:Hvv3a9nI
#105 [琉奈
]
\唯斗Side/
"またメールすればいいか。"
俺はグラウンドに戻る途中
そんなことを考えていた。
"あいつ…頭触られただけで
顔赤くすんなよばか笑
かわいい…し。"
俺は頭をプルプルと振った。
何を考えているのか
自分でも分からなくなった。
:10/02/11 09:09
:SH03A
:WHOylLbg
#106 [琉奈
]
\桃子Side/
サークルが終わり、
私は駅まで絢香と帰り、
駅から一人で帰っていた。
今は電車の中です。
"唯斗くんにメールしたほうが
いいのかなぁ…。"
私はおもむろにケータイを
かばんから取り出した。
:10/02/11 21:16
:SH03A
:WHOylLbg
#107 [琉奈
]
"ぶちったのは私だし
メールしたほうが
やっぱいいよね。"
私は心の中でうなずき、
メールを打ち始めた。
「昨日はメールぶちって
本当にごめんね

今日もサークルお疲れ様

」
:10/02/11 23:02
:SH03A
:WHOylLbg
#108 [琉奈
]
そう送った5分後に
返事が来た。
「いや、俺も悪いし

笑
明日はサークル休みだし、
ゆっくりしましょう


」
"……これも返事
無理じゃない?笑"
私は画面を見つめたまま
親指が動かなくなった。
でもなんとか動かそうと
努力をしてみた笑
「うん★
ゆっくりしよっ

」
:10/02/11 23:06
:SH03A
:WHOylLbg
#109 [琉奈
]
結局打てたのはそれだけ。
その後もゆるーいメールが、
私が「おやすみ」と言うまで
続いていた。
*****
それからは普通の毎日が
ただただ繰り返されていた。
学校に行ってサークルに行って、
たまにバイトみたいな生活。
でもその中で確実に
変化が起こっているのがあった。
:10/02/11 23:14
:SH03A
:WHOylLbg
#110 [琉奈
]
「桃子ちゃんおはよ。」
廊下ですれ違う時に
春樹くんがあいさつを
してくれた。
「お…おはよっ。」
私は笑って答えたけど、
口元が引きつっていた。
:10/02/11 23:19
:SH03A
:WHOylLbg
#111 [琉奈
]
最近春樹くんと喋ることに
なんか緊張してしまう。
顔を見るのが恥ずかしい。
私はそっと胸に手を
当ててみた。
"なんかこの辺もやもや…。"
春樹くんを見ると
いつももやもやする。
本当になんだろ…。
:10/02/11 23:23
:SH03A
:WHOylLbg
#112 [琉奈
]
休憩

:10/02/12 12:03
:SH03A
:9S0udiIM
#113 [
:/ぶーちゃん]
続きは…?(-ロ-;)
:10/02/17 20:08
:N02A
:peHe5Q4.
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