狼と猫と私△
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#1 [琉奈]
初めて小説書きます
頑張って書くんで
よろしくです

>>2
アンカー

>>3
感想板

⏰:10/02/08 15:44 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#2 [琉奈]
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000

⏰:10/02/08 15:48 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#3 [琉奈]
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4691/

⏰:10/02/08 16:02 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#4 [琉奈]
私の名前は日向桃子。
今日から大学生になりました!
つまり今日が入学式。

私は今、入学式が行われる
大学のホールにいます。
アルファベット順に座って、
私は日向だからH列。

⏰:10/02/08 16:10 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#5 [琉奈]
"早く入学式してほしいなぁ。"

とにかく私はスーツを
脱ぎたかった。
スーツって動きにくいから
嫌いなんです…。

私の右隣は男の子。
緊張している感じ。

"暇だから名字を当ててみよ。"

⏰:10/02/08 16:14 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#6 [琉奈]
"私はHimukaiだから…
Himuraとか…?"

アルファベット順はややこしい!
考えるのをやめた。
私は空いている左隣を見た。

"女の子だったらいいなぁ。"

そんなことを考えているうちに
入学式が始まるまで
10分を切っていた。
左隣の人はまだ来ない。

⏰:10/02/08 16:20 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#7 [琉奈]
"まさかの遅刻!?"

私は心配していた時に
ボブの女の子が来た。
その子と目が合った。

「どうも笑」

その子が話しかけてきた。
私が答える前に
左隣に座った。

⏰:10/02/08 16:35 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#8 [琉奈]
"私の左隣はこの子か!
女の子でよかったぁ。"

「名前何〜?」

その女の子が笑顔で
そう聞いてきてくれた。

「日向桃子〜。
そっちは?」

「私は葉山絢香!」
桃子って名前かわいいね。
顔は美人さんだし。」

「え!?そんなことないよっ//」

⏰:10/02/08 16:41 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#9 [琉奈]
私は顔の前で手を
ブンブンと振った。

「いや、桃子は美人だよ!」

「ありがとね。
絢香って呼んでもいい?」

「全然いいしっ!
よろしく〜。」

私は大学で初めての
友達ができた。
これからの大学生活楽しみ!

⏰:10/02/08 16:45 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#10 [琉奈]
「ただいまより経済学部の
入学式を行います。」

進行役の人が話し始めると、
さっきまで騒がしかった
ホールが静かになった。
私と絢香も話すのをやめた。

入学式は退屈だった。
キリスト教の大学だから
賛美歌を歌う場面があって、
歌詞が分からないから
絢香と顔を見合わせて
クスクス笑っていた。

⏰:10/02/08 16:48 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#11 [琉奈]
入学して数日間は
身体測定や履修登録や
教科書購入で大忙し!
そんな中でも友達は
どんどん増えていった。

*****

今日は新入生のガイダンス。
B棟の324教室らしい。

「B棟ってどこ?」

私はB棟すら見つけられない。

⏰:10/02/08 17:15 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#12 [琉奈]
この大学はマンモス校だから
無駄に規模が大きい。
だから学部も多いし、
棟の数も多い。

"とりあえず地図を探そ!"

私は暗中模索状態で
地図を探したけど
地図も見つからず…。
ケータイを見ると絢香から
「早く来なさい笑」
とメールが来ていた。

⏰:10/02/08 17:23 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#13 [琉奈]
"分かってるんだけど
場所が分からないんだって!"

地図が見つからないから
人に聞くことにした。
私は辺りをキョロキョロと
見渡した。
するとベンチに男の人が
座っていた。

"男の人かぁ……。
しょうがないっ!"

私はその人の所まで行った。

⏰:10/02/08 17:43 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#14 [琉奈]
その人はベンチに座ったまま
私に気付いてないようだ。
前髪が顔にかかっていて
顔がはっきり分からない。

「あのー……。」

私は恐る恐る話しかけてみた。
でも反応がない。

"え?無視?"

私は顔をしかめた。
そしてその人の肩を軽く
叩いてみた。

「もしもーし?」

⏰:10/02/08 17:46 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#15 [琉奈]
シーン…。

やっぱり反応がない。
私は不思議に思い、
その場にしゃがみ込んで
その人の顔を覗き込んだ。

"う…わ…。"

その人は寝ていたけど、
寝顔がかっこよかった。
顔が整っていた。

"てか寝てるし。
こんなとこで……。"

私は諦めて立った。
その時急に右腕を掴まれた。

⏰:10/02/08 17:52 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#16 [琉奈]
"えっ…。"

「俺になんか用?」

私は掴まれた腕の先を
目線で辿ってみた。
やっぱりそうだ。
寝ていた人だ。

「いやっ……あの……。」

私は急なことでビックリして、
上手に話せずにいた。
そしてやっぱりかっこいい。

「俺の寝顔見てたっしょ?」

⏰:10/02/08 17:56 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#17 [琉奈]
その人は少し長めの前髪を
だるそうに横に流した。

"ばれてたの!?"

「聞きたいことがあって…。」

「俺のアドとか?」

その人は怪しく微笑んで言った。
絶対にこの人楽しんでる!

「ちっ…違います!
教室がっ…。」

「隠さなくていいし。」

⏰:10/02/08 18:00 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#18 [琉奈]
「隠してません!」

私は子供みたいに必死だった。
なんてバカなんだろ…笑

「名前は?」

「はい…?」

「だから名前は?」

"あー……もう!
意味分からない!"

私はイライラして
掴まれていた腕を
無理矢理振りほどいた。

⏰:10/02/08 18:03 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#19 [琉奈]
「もっ…もういいですっ!」

私は勢いよく180度回転して
その場から早足で去った。

"話噛み合わない人!
どんだけ自意識過剰!?"

私はムキになって
ずんずんと歩いていった。
我に返ると余計にB棟が
分からなくなった。

⏰:10/02/08 18:43 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#20 [琉奈]
"あの人のせいだー!"

私は片手で頭を
ぐしゃぐしゃっとした。

"また誰かに聞かなきゃ…。"

「なんか探しもの?」

男の人の声が聞こえて
私は振り向いた。
さっきの人と同じぐらい
かっこいい人がいた。

⏰:10/02/08 18:59 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#21 [琉奈]
私は人差し指で自分を指し、
「私ですか?」っていう
合図を送った。
その人は優しく微笑んで
軽く頷いた。

「B棟探してるんです。」

「B棟か…。
案内してあげるよ。」

「ありがとうございます!」

"さっきの人と比べものに
なりません!優しい!"

⏰:10/02/08 19:07 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#22 [琉奈]
私はその人と並んで
歩きはじめた。
隣に並んで歩くのが
恥ずかしいぐらい
その人はかっこいい。

「名前なんていうの?」

「日向桃子です。」

「桃子ちゃんか〜。
俺は山本春樹。
ちなみに1年。」

"1年!?一緒だ〜!"

⏰:10/02/08 20:38 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#23 [琉奈]
「私も1年っ。」

「まじで!?
同い年かぁ。」

春樹くんはそう言うと
優しく笑った。

「学部は?」

「経済学部ー。」

「あー…俺は心理学部。」

⏰:10/02/08 20:43 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#24 [琉奈]
春樹くんは少しだけ
顔を歪めて言った。

"心理学部かぁ…。
ちょっと残念。"

*****

「B棟着いたよ。」

「ありがとうっ。」

"意外と遠かった〜。"

「じゃあガイダンス頑張って笑」

春樹くんはそう言うと
ヒラヒラと手を振ってくれた。

⏰:10/02/08 20:48 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#25 [琉奈]
「適当に話聞いとくよ笑
本当にありがとね。」

私も笑顔で振り返した。
春樹くんが背中を向けた後、
私はB棟に入っていった。

"山本春樹くん…。"

私は自然とにやけた。
入学して早々幸せだ。

教室に入ると人がたくさんいた。
経済学部の新入生だけで
こんだけもいるのだと
改めて実感した。
サボりもいるだろうけど…笑

⏰:10/02/08 21:09 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#26 [琉奈]
「あ!桃子ー!」

声のするほうを見ると
絢香と知らない男の子が
二人いた。
絢香は居場所が分かるように
手を上に挙げて振っていた。
私は急いで絢香の元へ行った。

「桃子遅いー!笑
どこ行ってたの?」

「B棟が見つからなくて…笑
………この二人は?」

私は絢香の隣に座って
そう聞いた。

⏰:10/02/08 21:38 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#27 [琉奈]
「同じ高校っ。」

"なるほど。
だから仲良しなのか。"

「んじゃ俺らも席戻るわっ。」

「じゃあな。」

その二人は席に戻っていった。
私はそれを見ていた。

「あの二人ね〜…」

絢香が話し始めたから
私は絢香を見た。

「桃子のことかわいいって
言ってたよ〜。」

⏰:10/02/08 21:45 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#28 [琉奈]
「えっ…//」

私は顔が赤くなった。
絢香はニヤニヤしてた。
そして私の頬をつまんだ

「ひゃい(なに)〜!?」

「いや……あんたは
本当に美人だよ!」

絢香はつまむのをやめて、
フッと笑った。

「からかわないでよ…//」

私は両手で頬をさすった。

⏰:10/02/08 21:55 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#29 [琉奈]
「桃子って彼氏いたっけ?」

「いないよ〜。」

「え!?まじで!?」

「ちょっ…!」

絢香が大声を出したせいで
近くにいた人が私達を見た。

「ごめん笑
いるかと思った〜。」

「高校女子校だったし、
付き合ったの一人だしね。」

⏰:10/02/08 22:01 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#30 [琉奈]
「それもビックリ!」

「そう?笑」

そしてガイダンスが始まった。
ほとんど聞かなかった笑

****

「ガイダンス疲れた〜。」

私はう〜んと伸びをした。

「ね〜…。」

絢香も同じように伸びをした。

⏰:10/02/08 22:22 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#31 [琉奈]
「そうだっ!
サークルどうする?」

絢香は伸びをやめて
私のほうに顔を向けて言った。

「私サッカーサークルの
マネージャーやろっかなぁ。
私は高校の時にこれでも
サッカー部だったからね。」

私も絢香の顔を見て言った。
絢香は驚いていた。

「そうなんだ!
かっこいいじゃん!」

⏰:10/02/08 22:30 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#32 [琉奈]
私はサッカーが大好きで、
自分でもプレーするように
なったのです!
高校でサッカー部に入って
キャプテンまでしてたのです!
大学では選手を支える
マネージャーをしようと
前から決めていた。

「なんか顔からじゃ
想像できない〜笑」

"私の顔のことばかり笑"

「反応分かんないよ笑
絢香はサークルどうする?」

「高校の時サッカー部の
マネージャーしてたから、
大学でもマネージャーするよ。」

⏰:10/02/08 22:41 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#33 [琉奈]
"え!?じゃあ……"

「「一緒のサークルにしよ?」」

私達はハモってビックリして
お互い笑った。
絢香と同じサークルで
めちゃくちゃ嬉しいー!

「じゃあ今から
サークル見学行こ?」

私が誘うと絢香は笑顔で頷いた。

⏰:10/02/08 22:58 📱:SH03A 🆔:UooLte8g


#34 [琉奈]
私達はサッカーサークルが
練習しているという
人工芝のグラウンドまで行った。
絢香が一緒だったため
迷わずに済みました笑

グラウンドに着くと
サークルの人達が練習していた。
グラウンドの周りには
見学者が10人ほどいた。

⏰:10/02/09 09:02 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#35 [琉奈]
「あの子達もマネージャーかな。」

絢香が見ている方向を
私も見てみた。
そこには女の子が3人いた。

「みんなかっこよすぎー!」

「サッカーってかっこいい人
めちゃくちゃ多くない!?」

「分かるー!」

その女の子達はやたら
盛り上がっていた。

⏰:10/02/09 09:04 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#36 [琉奈]
"不純な動機でマネージャーを
やらないでほしい…。"

私は目線をグラウンドに移した。
みんな一生懸命に
ボールを追っていた。

「男の子のサッカーって
やっぱ女の子と違うね。」

「桃子は女子校出身だもんね。
高校生より大学生のほうが
やっぱり迫力あるよ。」

⏰:10/02/09 09:07 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#37 [琉奈]
「ねぇっ!
あの2人まじかっこいい!」

「えっ?どこー?」

さっきの3人組が騒ぎ出した。
かっこいい2人がいるらしい。
私はその2人を探してみた。

「ほらっ!あの2人!」

「……あ!かっこいい〜!」

私はその子達の視線の先を
辿ってみた。

⏰:10/02/09 09:13 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#38 [琉奈]
そこには確かに男の子が
2人いた。
よく見てみると……。

「あっ……!」

私は思わず声を出してしまった。

「どうしたの?」

絢香が慌てて私を見た。

「なんでもないよ〜。」

私は作り笑顔をした。
その男の子2人とは
山本春樹くんと
あの自意識過剰男だった。

⏰:10/02/09 09:18 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#39 [琉奈]
春樹くんと自意識過剰男は
仲良く喋っていた。

"春樹くんは1年だから、
あの人も1年!?
てか仲良し!?"

私は口が半分開いたまま
2人を見つめていた。

「3人が言ってたのは
あの2人かぁ〜。
確かにかっこいいよねっ。」

絢香は2人を見ながら言った。

⏰:10/02/09 09:32 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#40 [琉奈]
確かに…本当にかっこいい。
モテるだろうなぁ〜。

そんなことを考えながら
私は2人を見ていた。
すると、春樹くんが
私のほうをパッと見た。

"うっ……//
目が合った〜//"

春樹くんは私に気付き、
「あっ。」という口の形をした。
そして笑顔になり、
私のほうに近付いてきた。

⏰:10/02/09 09:35 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#41 [琉奈]
「あの人私達の所に来てない?」

「そうだね……。」

どんどん春樹くんが
近付いてきて、
声が聞こえるぐらい
近付いてきた。

「桃子ちゃんっ。」

春樹くんは私の名前を呼ぶと
優しく微笑んだ。

「えっ!?知り合い?」

絢香は私と春樹くんを
交互に見ながら言った。

⏰:10/02/09 09:38 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#42 [琉奈]
「B棟まで案内してくれたの。」

「なるほどっ!
……狙えば?(ボソッ)」

絢香が私に耳打ちした。

「なっ…!」

私は絢香の顔を勢いよく見た。
絢香はニヤニヤしていた。

「桃子ちゃんの友達?」

春樹くんは絢香を
見ながら言った。

⏰:10/02/09 09:40 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#43 [琉奈]
「葉山絢香でーす。
桃子をよろし「絢香っ!」……。」

私は慌てて絢香の口を
両手で押さえた。
「余計なことを言わないで。」と
目で合図を送った。
絢香はブンブンと首を
縦に振った。

「アハハハッ笑
仲良し〜笑」

春樹くんはお腹をかかえて
笑っていた。

⏰:10/02/09 09:43 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#44 [琉奈]
「春樹〜…友達?」

別の男の人の声が
春樹くんの後ろから
聞こえてきた。

"ゲッ………!"

そこにはあの自意識過剰男が!
なんで来るかなぁ……。

「今日友達になった
ばかりだけどね笑」

「へー………あっ。」

その人が私に気付いた。
私は思わず目を伏せた。

⏰:10/02/09 09:47 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#45 [琉奈]
「春樹、こいつなぁ
俺の寝顔見て喜んでた笑」

私は顔をバッと上げた。

「違いますっ!
話しかけても反応ないから
覗き込んだだけっ!」

「まぁまぁ桃子ちゃん。
唯斗ばかだから笑」

春樹くんはそう言って
私の頭をぽんっとした。

⏰:10/02/09 09:50 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#46 [琉奈]
私は春樹くんにぽんっと
されたところを触り、
なんか恥ずかしくなった。

「ばかじゃねーし!」

唯斗…?くんは春樹くんに
必死に対抗していた。
なんか哀れだった笑

「唯斗、練習戻ろ。」

「はいはい。」

唯斗くんは返事すると
私をジッと見た。

⏰:10/02/09 10:32 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#47 [琉奈]
「な…何?」

「…そんな顔で見んなよ。
襲いたくなる笑」

「ふぇっ!?」

私はビックリして、
変な声が出た。

「じゃあな桃子。」

唯斗くんはそう言うと
私の頭をぐしゃぐしゃした。
私が呆気に取られてる間に
グラウンドに戻っていった。

⏰:10/02/09 10:37 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#48 [琉奈]
…そんな顔で見んなよ。
襲いたくなる笑

私は唯斗くんの言葉を
思い出して顔が赤くなった。

"こんな真昼に……!"

「ぐちゃぐちゃ…笑」

春樹くんが優しく笑って
私の髪を手でといてくれた。

「ありがと…//」

「どういたしまして。
じゃあね。」

春樹くんもグラウンドに
戻っていった。

⏰:10/02/09 10:39 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#49 [琉奈]
私は春樹くんの背中を
ただただ見つめていた。

「桃子モテモテ〜!笑」

絢香は笑いながらも
完全にとききれてない
髪の毛を綺麗にしてくれた。

「違うよっ……。
あの唯斗って人ムカつく。」

「襲いたくなるだっけ?
大胆すぎるよね笑」

その言葉を聞くとまた
顔が赤くなった。

「そのことはもう言わないで。」

「ごめんごめん笑」

⏰:10/02/09 10:47 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#50 [琉奈]
\唯斗Side/

"あの桃子ってやつ…
なかなかかわいいなぁ。
襲いたくなるって言った時の
あの真っ赤な顔よ…笑"

「春樹っ。」

俺は春樹の肩に手を置いた。

「ん?何〜?」

「あの桃子ってやつ
いつ知り合ったんだ?」

「迷子になってて
案内してあげた。」

⏰:10/02/09 10:50 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#51 [琉奈]
「案内かぁ。」

「桃子ちゃんかわいいよね。」

春樹が桃子ともう一人の
女がいる場所を見て言った。

「素直だし、いい子だし…。」

春樹は俺に微笑んで
グラウンドの中心に
戻っていった。

"あいつ…桃子狙い?
でもあいつには…。"

俺はなぜか胸がチクッとした。
俺は春樹の後を追った。

⏰:10/02/09 10:55 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#52 [琉奈]
\桃子Side/

"あの唯斗って人は
要注意人物だね!これは!"

「桃子は春樹くんと唯斗くん、
どっちがいい?」

「そりゃ…春樹くんでしょ。」

私は当然だという風に言った。

「桃子っぽい笑
春樹くんって猫みたい。」

「猫??」

⏰:10/02/09 11:00 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#53 [琉奈]
「なんか雰囲気がねっ。
ふわふわしてるっていうか
自由気ままみたいな?」

「あー…。」

"確かにそうかもっ。
猫っぽい!"

「で、唯斗くんが狼!
だって桃子のこと……笑」

絢香がうちを怪しく見て言った。

「もうっ……!」

"唯斗くんは確かに狼!"

⏰:10/02/09 11:23 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#54 [琉奈]
私はグラウンドにいる
唯斗くんを見た。

"黙ってたら
かっこいいんだけどね。"

「狼と猫か……。」

私はぽつりと呟いた。
この狼と猫と私の関係は
これからどうなるのか…。

⏰:10/02/09 11:52 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#55 [琉奈]
私達は結局練習が終わるまで
その場にいた。
あの3人組は帰ったみたい。

「このサークル入る?」

絢香が思い出したように言った。

「うーん…。」

"春樹くんがいるから
いいんだけど…………
唯斗くんがねぇ……。"

⏰:10/02/09 14:35 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#56 [琉奈]
「私は入るよっ。」

絢香はそう言って立って、
お尻についた砂を払った。

「じゃあ私も入る。」

私は絢香を見上げた。
絢香はニコッと笑った。

こうして私達は
このサークルのマネージャーに
なったのだ…。

⏰:10/02/09 15:51 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#57 [琉奈]
「桃子ちゃん、絢香ちゃん。」

首を右に向けると
春樹くんと……唯斗くんがいた。

「最後まで見てたんだ。」

「うん。」

私はそう言って立った。
チラッと唯斗くんを見ると
目が合ってしまった。
でも向こうが先にそらした。

「マネージャーすんの?」

春樹くんにそう聞かれ
私達はうなずいた。

⏰:10/02/09 15:56 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#58 [琉奈]
「じゃあこれからよろしく。」

「「よろしく。」」

私達は同時に言った。

「俺もいるんだけど。」

そこに出てきたのは唯斗くん。
出てこなくてよかったし!笑

「唯斗くんもよろしくっ。」

そう言ったのは絢香だった。
唯斗くんは絢香に微笑んだ。
そして私を見た。

"なっ……何?"

⏰:10/02/09 16:15 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#59 [琉奈]
唯斗くんはフイッと
私から目線をそらした。

"その態度は!?
もうっ…なんかなぁ…。"

私はちょっと唇を噛み締めた。

「俺ら帰るけど、一緒に帰る?」

春樹くんが唯斗をチラッと
見て言った。
唯斗くんはエッとした
顔を一瞬だけした。

⏰:10/02/09 16:22 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#60 [琉奈]
絢香もいるし、
私達は4人で帰ることに。

私は唯斗くんと一言も
喋らなかった。
話す内容ないんだもん!笑
そのかわり絢香と春樹くんと
喋ってました笑

⏰:10/02/09 16:47 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#61 [琉奈]
そして駅に着いた。
この駅は3つの方面に
別れている。

「みんなはどの方面?」

私は3人を順番に見て聞いた。
絢香の方面は知ってるけど、
春樹くんと唯斗くんの
方面は分からないからね。

*****

"最悪だ………。"

私はチラッと右隣を見た。

「何?」

「何もないよっ…。」

彼にしかめっつらで見られ、
私は慌てて視線を戻した。

⏰:10/02/09 17:14 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#62 [琉奈]
そう……。
私は唯斗くんと同じ方面でした!
他の2人は違うのに。

「はあ……。」

私は思わずため息が出た。
焦って口を手で押さえた。

「俺と帰れて嬉しい?笑」

「はいっ?」

"自意識過剰だ……。"

⏰:10/02/09 17:21 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#63 [琉奈]
\唯斗Side/

"そんなに嫌かよ…笑"

俺は駅のベンチに
ドカッと座った。
桃子も慌てて隣に座った。

「私…唯斗くんのキャラが
まったく分かんない。」

「俺のキャラ?」

俺はきょとんとした。

"俺の……キャラ?笑"

⏰:10/02/09 17:25 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#64 [琉奈]
「言い方悪いけど…
自意識過剰っていうか
クールっていうか…。」

桃子はどんどん声が
小さくなっていった。

「俺、自意識過剰?」

桃子は俺を見ないでうなずいた。

"そうかぁ…。
自意識過剰かぁ。"

その時丁度電車が来た。
俺達はそれなりに混んでいる
この電車に乗った。

⏰:10/02/09 18:01 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#65 [琉奈]
\桃子Side/

私達はなんとか吊り革を持ち、
並んで立った。

"自意識過剰のくせに
本人は気付いてないとか…。"

私は電車の窓から
まだちょっと明るい景色を
ぼーっと見ていた。

「なぁ、桃子?」

「何?」

「アド教えてくんね?」

⏰:10/02/09 18:05 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#66 [琉奈]
私は驚いて唯斗くんを
勢いよく見た。

「変な意味じゃねぇよ?笑」

唯斗くんはクックッと
笑いながら言った。

「分かってるよっ。
ビックリしただけ。」

私はケータイを出し、
唯斗くんどアドレスを
交換した。

⏰:10/02/09 18:15 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#67 [琉奈]
"フルネーム池田唯斗なんだ。"

私はケータイに表示された
電話帳の唯斗くんのページを
見つめていた。

「またメールするわ。」

「あ、うん。」

なんとなくだけど、
唯斗くんとの距離が
縮まった気がした。

⏰:10/02/09 19:02 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#68 [琉奈]
私はその後すぐに電車を降りた。
唯斗くんはまだ向こうらしい。

"アドレス交換したけど、
メールなんかするの?笑"

私はそんなことを考えながら
両耳にイヤホンをさした。
そしてのんびりと家までの
道を歩いていった。

⏰:10/02/09 19:10 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#69 [琉奈]
\唯斗Side/

俺の降りる駅はは桃子と
別れた駅から三駅行った駅だ。
俺はその駅までケータイと
にらめっこをしていた。

"メールしたほうがいい?
しないほうがいい?
分かんねぇよ!笑"

俺がメールで悩んだの
これが初めてかもな…。
普段は悩まねぇもん。

⏰:10/02/09 19:20 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#70 [琉奈]
今まで色んな女と
付き合ってきたのに、
メールで悩むなんてな。

「はあっ…。」

俺は小さくため息をつき、
ケータイをパチンと閉じた。

"日向桃子…。
なんか気になるし。"

俺は頭をポリポリかき、
電車を降りた。

⏰:10/02/09 19:33 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#71 [琉奈]
\春樹Side/

俺の目線の先には天井。
うん。
ベッドの上で寝てる。

「桃子ちゃんは唯斗と
帰ってるのか〜…。」

俺はぽつりと言って
寝返りを打った。

「なんかやだっ…!」

俺はそう言って枕に
顔をべちゃっとつけた。

⏰:10/02/09 19:38 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#72 [琉奈]
"なんかめちゃくちゃ
もやもやするし…。"

「分からないなぁ…。」

俺はベッドから起き上がり
夜ご飯を食べに
階段を降りていった。

⏰:10/02/09 19:44 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#73 [琉奈]
\桃子Side/

私は家に着くと
すぐに自分の部屋に行き、
部屋着に着替えた。
これいつもなんだよね笑
そしてソファーに
腰をかけた。

"今日は色々あったなぁ。
なんか疲れた笑"

私はケータイを開けてみた。
「新着メール1件」と
表示されていた。

⏰:10/02/09 20:59 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#74 [琉奈]
カチッ…

私はメールを開いてみた。
なんと………
唯斗くんからだった。

"え?……え!?"

私は送信者の名前を
何回も見直した。
やっぱり唯斗くんだった。
そしてやっと本文を読んだ。

「よっ

"え?これだけ?笑"

⏰:10/02/09 21:39 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#75 [琉奈]
\唯斗Side/

俺は今ケータイを片手に
めちゃくちゃ悩んでいる。
桃子にメールをしようと
決めたんだけど、
内容が思いつかねぇ!

俺はむしゃくしゃして
ベッドに飛び込んだ。

"もう適当でいいやっ!"

俺はピピッとメールを打った。

⏰:10/02/09 22:04 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#76 [琉奈]
\桃子Side/

"返事のしようがないし…笑"

私はケータイを閉じた。

"また明日会ったら
話せばいいか……。"

*****

「桃子おはよー!」

絢香が後ろから抱き着いてきた。

「わっ!……おはよ笑」

私はビックリして大声が出た。
そして笑顔で絢香の腕を解いた。

⏰:10/02/09 22:16 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#77 [琉奈]
「昨日唯斗くんと
帰ったんでしょ?
どうだった?」

絢香がニヤニヤして
聞いてきた。

「いや…特に何も…。」

「ふーん。おもしろくない笑」

絢香は口を尖らせた。

"だって本当に何もないし笑"

⏰:10/02/09 22:22 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#78 [琉奈]
「それよりっ…
今日はサークルだね。」

「そうだねー。
愛しの!春樹くんに会えるね。」

私は絢香をバッと見た。
絢香はにやけていた。

「あのね〜……
勝手に妄想をしないで笑」

「いつかはそうなるかもじゃん!」

私は目を見開いて
顔の前で大きく手を振った。

⏰:10/02/09 22:46 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#79 [琉奈]
「ないない!
あるわけないよ!」

「私は期待してるよっ!
じゃあね〜。」

絢香は私に手を振って
行ってしまった。
なんて元気なんだ…笑

"そういえば唯斗くんの
メール返事してないや。"

私はケータイを開いてみたけど
メールは来ていなかった。

"当然か笑"

⏰:10/02/09 22:58 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#80 [琉奈]
「桃子ちゃんっ。」

名前を呼ばれたので
ケータイを閉じて顔を上げた。
そこには春樹くんがいた。

「おはよ〜。
てかジャージww」

「今日サークルだからね。
てか唯斗と仲良く帰れた?」

"絢香と同じようなこと
聞くよね…笑"

「仲良くっていうか
馴染めた?みたいな…笑」

⏰:10/02/09 23:17 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#81 [琉奈]
「馴染めた?笑」

春樹くんは眉間に
しわを寄せていたけど
口元は笑っていた。

「なんかあの人
よく分からないんだよね笑
メール来たけど「よっ」だし。」

私は「よっ」のところで
片手をちょっとだけ
挙げてみせた。

「へ〜。
てかアド知ってんの?」

⏰:10/02/09 23:24 📱:SH03A 🆔:7RfrxFMU


#82 [琉奈]
「知ってるよ。」

「じゃあ俺にも教えて?」

私は春樹くんとアドレスを
交換した。
唯斗くんと違って驚きは
あんまりなかった。

「ありがと。
またメールするし。」

春樹くんはそう言って
ケータイを閉じた。

⏰:10/02/10 09:08 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#83 [琉奈]
「「よっ」はなしだから笑」

私はそう言って笑った。

「分かってるよ笑」

春樹くんもそう言って笑った。
そのあとすぐに私達は別れた。

"春樹くんのアドレス…
なんか嬉しい〜!"

私はケータイで春樹くんの
アドレスを表示させて
喜んでいた。

⏰:10/02/10 09:11 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#84 [琉奈]
\春樹Side/

俺は桃子ちゃんと別れた後、
ふぅっとため息をつき、
壁にもたれていた。

"唯斗…やるじゃん。"

おれはフッと微笑んだ。

「山本くんおはよっ。」

目線を下げると知らない
女の子が2人いた。
その2人は何か期待を
したような顔をしていた。

⏰:10/02/10 10:31 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#85 [琉奈]
「おはよ。」

俺は優しく笑って言いながら
廊下を歩き始めた。
背後からさっきの女の子の
きゃあきゃあと言った声が
聞こえてきた。

"純粋だなぁ…笑"

⏰:10/02/10 10:34 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#86 [琉奈]
\桃子Side/

「ふわっ…。」

私は大きく開いた口を
片手でバッと押さえた。
女の子なのに大きな
あくびをしてしまった笑

ただいま授業中です。
眠くて眠くて仕方がない…。

"この授業まだ2回目だけど
めちゃくちゃ眠いしなぁ。"

⏰:10/02/10 10:53 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#87 [琉奈]
私は周りにいる人を
ぐるーっと見渡した。
真面目に聞いてる人がいれば、
ケータイをいじったり、
寝てる人もいる。

"大学って自由だなぁ。"

私は頬杖をつきながら
ぼーっとしていた。
その時、かばんの中で
ケータイが震えた。

⏰:10/02/10 10:57 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#88 [琉奈]
ケータイを取り出し、
開いてみるとメールが来ていた。

"あ……春樹くん。"

「さっそくメールしました
今授業中だよね?」

"これなら返事しやすい笑"

私は教授にばれないように
机の下でメールを打ち始めた。

「メールありがとう(^O^)
今がっつり授業中

⏰:10/02/10 11:00 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#89 [琉奈]
私は送信ボタンを
押そうとしたけどやめた。

"即返信したらおかしいよね?"

私は作ったメールを保存して、
10分後に送ろうと決めた笑
10分後にちゃんと送りました。

⏰:10/02/10 11:12 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#90 [琉奈]
その時ハッと気付いた。
なんでこんなに乙女なことを
考えているのだろうと…。

"なんか恥ずかしいって!"

私は両腕を枕にして
顔を伏せた。
そしていつの間にか寝ていた。

*****

カーンカーンカーン…

意識の遠くのほうで
授業の終了の鐘の音が聴こえる。
ん………?
私は勢いよく上半身を起こした。

⏰:10/02/10 11:39 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#91 [琉奈]
"私…40分以上寝てた!
あ!メール!"

私は思い出したように
ケータイを開いた。
春樹くんからメールが来ていた。

「俺も授業中〜
でもみんな聞いてない笑」

"やっちゃったなぁ……。"

⏰:10/02/10 11:52 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#92 [琉奈]
「寝てた
私の授業も
そんな感じだった笑」

"送…信っ!"

結局全部の授業が終わるまで
春樹くんとメールをしていた。
唯斗くんのメールは
完全に忘れていた……笑

⏰:10/02/10 14:03 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#93 [琉奈]
\唯斗Side/

俺は今激しく不機嫌だ。
友達が周りで騒いでるけど、
俺は腕を組んでムッとしていた。
組んでいる腕を解き、
ケータイで問い合わせをした。
「新着メールはありません。」と
画面に表示された。

"桃子から返事来ねぇ…。
あんだけ悩んでたの
馬鹿みてぇー…笑"

「唯斗くーん。
何か悩み事?」

⏰:10/02/10 14:10 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#94 [琉奈]
そう言って俺に
肩を組んできたのは
春樹だった。

「いや…別に。」

「そっかー。」

春樹はそう言うと
肩を組むのをやめた。

「唯斗さぁ、桃子ちゃんと
メールしてるんだよね?」

俺はビックリして春樹を見た。
春樹は首を傾げた。

⏰:10/02/10 14:20 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#95 [琉奈]
「何?」

「なんで知ってるんだ?」

「朝に桃子ちゃんと会って
聞いたんだよねー。
俺もアド聞いちゃった。」

春樹はそう言うと
ケータイを触り始めた。
まさかと思った。

「……桃子にメール?」

⏰:10/02/10 14:22 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#96 [琉奈]
「うん。」

春樹は桃子にメールを
打ちながら返事をした。

"なんで俺には返事…。"

俺は一気にしょげた笑
春樹にだけ返事で
俺にはなしだし?

"あいつー!
サークルの時見てろよ!"

⏰:10/02/10 14:58 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#97 [琉奈]
\桃子Side/

ブルルッ!

急に寒気がして震えた。

「どうしたの?笑」

絢香がパンを口に運ぼうと
していたのをやめて言った。

「いや…寒気が…。」

「この時期に風邪?」

「違うと思う……。」

⏰:10/02/10 16:55 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#98 [琉奈]
私は右手で左の二の腕を
ゆっくりとさすった。

"なんか嫌な予感がする…笑"

*****

「桃子ちゃんと絢香ちゃん
よろしくねっ。」

「「よろしくお願いします。」」

私達は先輩マネージャーに
あいさつをした。
みんな美人さんだ…。

「今日は練習始まってるし
みんなの紹介は無理かぁ…。
また近いうちに飲み会あるから
その時に自己紹介とかしよか。」

先輩はそう言って
ニコッと笑った。

⏰:10/02/10 17:02 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#99 [琉奈]
「まぁ、そこに座ってて。」

先輩が指したのはパイプイス。
私達は素直にそれに座った。

「なんかこの空気久しぶりー!」

絢香が子供みたいに
ウキウキした表情で言った。

「私はグラウンドだけどね。」

「桃子っ。」

バッと振り向くと
唯斗くんがいた。

⏰:10/02/10 17:20 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#100 [琉奈]
唯斗くんは私を睨んでいた。
なんか怖い……笑

「…ん…?」

「メール無視かよ。
春樹には返事して。」

"………あ!!"

「だって返事のしようが
なかったんだもん。」

私は目線を下にずらして言った。

「でも春樹には?」

「春樹くんはちゃんと
ネタあったし。」

⏰:10/02/10 21:34 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#101 [琉奈]
私は唯斗くんの目を
ジッと見つめて言った。
唯斗くんは慌てて目を逸らした。

"なんで春樹くん出すかな。
てか、春樹くんとメールを
してるの知ってるんだ。"

「まぁ…確かにあれは
返事しにくいか…。」

唯斗くんはスパイクに
違和感を感じたのか、
スパイクを気にしながら
そう言った。

⏰:10/02/10 23:06 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#102 [琉奈]
「池田ー。練習すんぞー。」

グラウンドのほうから
先輩らしき人が
唯斗くんの名前を呼んだ。

「はーい!
……じゃあな。」

唯斗くんはそう言うと
私の頭をぽんっとして
グラウンドに走っていった。

"はうっ…//"

⏰:10/02/10 23:10 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#103 [琉奈]
私はいきなりのことで
恥ずかしくなってしまい、
両手で両頬を押さえた。
その時目の前に絢香の顔が
ニュッと出てきた。

「わっ!ビックリしたー…。」

「…顔赤いよ〜笑
かわいいなぁもうっ笑」

絢香は私を横から
ぎゅうっとした。

「絢香の言う通り狼だよ…笑」

⏰:10/02/10 23:19 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#104 [琉奈]
「なんで?」

「…なんとなく笑」

クールかと思ったら
急にあんなことするし…
メールだけですねるし…
やっぱよく分かんない!!

⏰:10/02/10 23:27 📱:SH03A 🆔:Hvv3a9nI


#105 [琉奈]
\唯斗Side/

"またメールすればいいか。"

俺はグラウンドに戻る途中
そんなことを考えていた。

"あいつ…頭触られただけで
顔赤くすんなよばか笑
かわいい…し。"

俺は頭をプルプルと振った。
何を考えているのか
自分でも分からなくなった。

⏰:10/02/11 09:09 📱:SH03A 🆔:WHOylLbg


#106 [琉奈]
\桃子Side/

サークルが終わり、
私は駅まで絢香と帰り、
駅から一人で帰っていた。
今は電車の中です。

"唯斗くんにメールしたほうが
いいのかなぁ…。"

私はおもむろにケータイを
かばんから取り出した。

⏰:10/02/11 21:16 📱:SH03A 🆔:WHOylLbg


#107 [琉奈]
"ぶちったのは私だし
メールしたほうが
やっぱいいよね。"

私は心の中でうなずき、
メールを打ち始めた。

「昨日はメールぶちって
本当にごめんね
今日もサークルお疲れ様

⏰:10/02/11 23:02 📱:SH03A 🆔:WHOylLbg


#108 [琉奈]
そう送った5分後に
返事が来た。

「いや、俺も悪いし
明日はサークル休みだし、
ゆっくりしましょう

"……これも返事
無理じゃない?笑"

私は画面を見つめたまま
親指が動かなくなった。
でもなんとか動かそうと
努力をしてみた笑

「うん★
ゆっくりしよっ

⏰:10/02/11 23:06 📱:SH03A 🆔:WHOylLbg


#109 [琉奈]
結局打てたのはそれだけ。
その後もゆるーいメールが、
私が「おやすみ」と言うまで
続いていた。

*****

それからは普通の毎日が
ただただ繰り返されていた。
学校に行ってサークルに行って、
たまにバイトみたいな生活。
でもその中で確実に
変化が起こっているのがあった。

⏰:10/02/11 23:14 📱:SH03A 🆔:WHOylLbg


#110 [琉奈]
「桃子ちゃんおはよ。」

廊下ですれ違う時に
春樹くんがあいさつを
してくれた。

「お…おはよっ。」

私は笑って答えたけど、
口元が引きつっていた。

⏰:10/02/11 23:19 📱:SH03A 🆔:WHOylLbg


#111 [琉奈]
最近春樹くんと喋ることに
なんか緊張してしまう。
顔を見るのが恥ずかしい。

私はそっと胸に手を
当ててみた。

"なんかこの辺もやもや…。"

春樹くんを見ると
いつももやもやする。
本当になんだろ…。

⏰:10/02/11 23:23 📱:SH03A 🆔:WHOylLbg


#112 [琉奈]
休憩

⏰:10/02/12 12:03 📱:SH03A 🆔:9S0udiIM


#113 [:/ぶーちゃん]
続きは…?(-ロ-;)

⏰:10/02/17 20:08 📱:N02A 🆔:peHe5Q4.


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