こんなのあり?
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#291 [KC.]

「お前、あそこでは休憩できないだろ?」

そう言うと聖二さんは
私の手を離し
目の前にあった
自動販売機で
缶コーヒーを買ってくれた

「まぁコーヒーでも飲め!!」

「ありがとうございます。」

⏰:10/04/07 17:39 📱:PC 🆔:☆☆☆


#292 [KC.]

私は遠慮せず缶コーヒーを受け取る

「しっかし…そんな緊張じゃどんな写真できるだろうか…」

聖二さんは自分にも
缶コーヒーを買い
近くにあったイスに座る

「出来上がりが…ある意味楽しみだな!!」

ニカッと笑いながら
聖二さんはグイッと
缶コーヒーを飲んだ

「本当にすいません。」

⏰:10/04/07 17:39 📱:PC 🆔:☆☆☆


#293 [KC.]

次第に心臓は落ち着いてきたけど
まさかジンがモデルだったなんて…

信じられなかった

「なぁ東大寺!!知ってるか?ちっさいおっさんの話…」

缶コーヒーを飲んでいた私は
その質問に思わずむせる

「ちっ…ちっさいおっさんですか??」

「そうだ!!よく有名人が見るとかって話の…アレだ。」

「少しだけ聞いたことありますけど…」

⏰:10/04/07 17:40 📱:PC 🆔:☆☆☆


#294 [KC.]

「俺見たんだよぉ!!この間さぁ、俺が風呂に入ってたらドアが少し開いててな。その隙間からこっち見てたんだよ!!」

ポカーンとしている私に
真剣な表情で話す聖二さん

「そんでさ、俺が「エッチ!!」っつったら走って逃げてったんだ!!」

「…本当ですか〜?」

私は疑いの眼差しで
聖二さんを見る

「嘘じゃないって!!二人もいたんだぞ!?あいつら本当は変態なんだよ!!」

⏰:10/04/07 17:40 📱:PC 🆔:☆☆☆


#295 [KC.]

あまりにも真剣に話す聖二さんが
おかしくて私の顔はいつのまにか
笑顔になっていた

「気をつけろよぉ?俺は男だから別にいいけど…お前ももしかしたら、ちっちゃい変態おっさんに覗かれてるかもしれないぞぉ!?」

「それ本気でイヤですね。ある意味その話、すごく怖いです。」

「いや、本当に俺…ショックだったし…見られてさ。」

そういいながら聖二さんは
イスから腰を離す

「そろそろ戻りますか?」

⏰:10/04/07 17:40 📱:PC 🆔:☆☆☆


#296 [KC.]

「そうしようか…あっ!!ちっさいおっさん!!」

聖二さんは私の後ろを指差し
急に大声をだした

「えぇぇえ!?!?」

私は思わず後ろを向く

すると聖二さんの方から
クスクスと声がした

⏰:10/04/07 17:41 📱:PC 🆔:☆☆☆


#297 [KC.]

私は目を細めながら振り返り
聖二さんを見た

手で口を押さえ
声を押し殺して
笑っている聖二さん

「ひどいです。」

私は細めた目のまま
カラッポになった空き缶を捨てて
スタジオの方に歩き出した

⏰:10/04/07 17:41 📱:PC 🆔:☆☆☆


#298 [KC.]

「あ…ププッ…ちょっと待てって…プッ」

聖二さんは笑いながら
空き缶をゴミ箱に入れ
後を追いかけてきた

そして私達はスタジオに入り
後半の撮影が始まる

服を着替えたジンとモデル達は
前半の服とは対象的に
すごくラフな服をきて
スタンバイしていた

⏰:10/04/07 17:41 📱:PC 🆔:☆☆☆


#299 [KC.]

セットも前半使っていた物と
変わってラフな感じになっている

私は写真を撮ろうと
姫ちゃんを覗き込む瞬間…

ちっさいおっさんの話を
真剣な顔で話している
聖二さんを思い出した

⏰:10/04/07 17:42 📱:PC 🆔:☆☆☆


#300 [KC.]

聖二さんを見ると
口元に手を当て
まだ顔がにやけている

思わず笑いそうになるが
ガマンする

聖二さんのおけげで
私は前半と違い
極度な緊張をすることなく
撮影する事が出来た

撮影は無事に終了

「おつかれさまで~す。」
その声と同時に
聖二さんを見た

⏰:10/04/07 17:42 📱:PC 🆔:☆☆☆


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