こんなのあり?
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#411 [KC.]
目からは滝のように涙が溢れだし
息が上手く出来ない程
私は一人で泣いた
『ルカには…恋人の「フリ」をしてもらっててぇ。ルカは俺に協力してくれてんのぉ。』
『でも私が帰ってきたから、も〜その必要ないよね★』
二人の言葉が頭にぶりかえる
私はココに居たくない
一心で何も持たずに家を出た
:10/04/10 00:06
:PC
:☆☆☆
#412 [KC.]
途方にくれる私
財布も携帯も持ってこなかった私は
行く当てもなくただがむしゃらに
歩いていた
「今何時だろう…」
辺りを見渡す私
:10/04/10 00:06
:PC
:☆☆☆
#413 [KC.]
すでに人気は少なく
お昼はあんなに晴れていた
空は雲だらけになっていた
そう言えば夜中から雨が
降ると天気予報がいっていたような
気がする
歩いているうちに
涙もとまり私は少し落ち着いた
:10/04/10 00:08
:PC
:☆☆☆
#414 [KC.]
そして私の目に
見たこともない公園が映った
私はその公園に
入るとブランコに座る
どうすればいいかわからない
これからどうしよう…
:10/04/10 00:08
:PC
:☆☆☆
#415 [KC.]
ブランコに揺られながら
考えていた私の頭に
冷たい雫が落ちてきた
上を見上げる私の
顔にいくつもの小さな雫がかかる
「雨…。」
私が小さく呟くとそれを
きっかけに少量だった
雫は量を増しだした
:10/04/10 00:09
:PC
:☆☆☆
#416 [KC.]
まるで空が大泣き
しているかのように…
私はブランコに乗ったまま
雨宿りできそうな物を探すが
その公園には
滑り台などのものはなく
見つからなかった
:10/04/10 00:09
:PC
:☆☆☆
#417 [KC.]
「もう…いっか…。」
すでにびしょびしょに
なっていた私は
雨宿りを諦める
いつもとは違うジン…
あの女性はきっと
ジンの特別な人
そのままブランコに乗り上をむく
:10/04/10 00:09
:PC
:☆☆☆
#418 [KC.]
また…私の涙も流れはじめ
空の涙と共に
顔をつたって地面に落ちた
今の私が写真を撮れば
どんな写真が撮れるだろう…
:10/04/10 00:10
:PC
:☆☆☆
#419 [KC.]
それからどれだけ時間が
経ったのかわからない
雨が少し止み始める
「仕事…」
私は明日しなきゃならない事を
思いだす
「そろそろ帰らなきゃ…」
ゆっくりとブランコから
お尻を離す
:10/04/10 00:10
:PC
:☆☆☆
#420 [KC.]
雨に打たれ冷たくなった
体は重かった
そこからゆっくり記憶を探り
マンションの方らしき
方角に足を進める
止みかけとはいえ
まだ雨は降っている
体が重い
:10/04/10 00:11
:PC
:☆☆☆
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