こんなのあり?
最新 最初 🆕
#474 [KC.]
>>472の続き
-------------

「ルカ…。」

その言葉と同時に
ジンはギュッと私を抱きしめた

私もジンの背中に手をまわす

「嘘じゃない…?」

ジンは小さな声で私に聞いた
私はウン。とまた小さく頷く

「そっか…ありがとう。」

⏰:10/04/11 23:56 📱:PC 🆔:☆☆☆


#475 [KC.]

ジンが…好き…
大好き…


泣きながら小さく震えている
私をジンは強く抱きしめてくれた

「俺、バカだ…。ごめんね、ルカ。」

「ううん…。私も…本当に…ごめんな…さい…」

抱きしめたまま
優しく頭を撫でてくれるジン

⏰:10/04/11 23:57 📱:PC 🆔:☆☆☆


#476 [KC.]

「ねぇ、ルカ。俺の話…聞いてくれる?」

「ジンの話し…?」

「そぉ。俺の話ぃ。」

少しだけ落ち着いた私は
ジンの話しを聞く事にした

「マミはね、俺の元カノなんだぁ。」

「元…カノ…?」

⏰:10/04/11 23:57 📱:PC 🆔:☆☆☆


#477 [KC.]

「うん。俺が初めて…心から愛した人で、本当に愛してた。」

(そっか…やっぱりマミさんはジンにとって特別なんだ…)

私は心の中でそういうと
黙ってジンの話しに耳を傾ける

「マミがいれば他に何もいらないくらい、大好きで大切な存在だったの…。」

その言葉に私の胸は
すごく締め付けられる

⏰:10/04/11 23:58 📱:PC 🆔:☆☆☆


#478 [KC.]

「でも、アイツは…立派なピアニストになるって…俺よりアイツの夢をとってさ。4年くらい前に一人でドイツに行っちゃったんだ。」

ピア…ニスト…?

「その時、アイツから別れを告げられて…それっきりだった。」

私が目を閉じると同時に
ジンの腕にも力が入った

「俺、どうしてもマミを忘れる事できなくて…でも、マミの事…恨んで…。マミがドイツに行ってから俺、女を信用できなくなってた。」

⏰:10/04/11 23:58 📱:PC 🆔:☆☆☆


#479 [KC.]

「…。」

「そしたら…。ルカが急に俺の家にきて…女はみんな、信用できなかったのに…ルカは他の女と違ってドンドン俺の中に無断で入ってきて…。」

(…え?)

「でも好きになるのが怖かったし、冷たく接したり突き放したりして…いっぱいお前の事傷つけた…」

(ジン…)

「俺、ズルイよな…。」

「…。」

⏰:10/04/12 00:00 📱:PC 🆔:☆☆☆


#480 [KC.]

「俺、ルカの事好きなのに…そばにいるのに…自分で遠ざけてた。」

そう言うとジンは
私の体をそっと離した

「俺、もう逃げないよ。…俺はルカが好き。お前を、愛してる。」

「ジン…」

私は思わず名前を呼ぶ

⏰:10/04/12 00:01 📱:PC 🆔:☆☆☆


#481 [KC.]

私の目からはまた涙が溢れ出す
でも悲しいからなんかじゃない

「ルカ…」

ジンが私を呼び
そしてキスをしてくれた

触れるだけのキスじゃなく
ちゃんとした…
…愛があるキス

そしてジンはそっと唇を離す

⏰:10/04/12 00:01 📱:PC 🆔:☆☆☆


#482 [KC.]

「ルカ、俺…もう絶対お前を離さない。だから…、だからフリじゃなくて…本当の彼女になってぇ?」

ジンからの告白…



止まる事を知らない
幸せな涙が次から次へと溢れだす

⏰:10/04/12 00:02 📱:PC 🆔:☆☆☆


#483 [KC.]

「ジン…」

私はジンに抱きついた

私に少しびっくりしたジンは
一瞬止まったがまた…
優しく抱きしめ返してくれた

「私、ジンの彼女になりたい…」

「うん。俺もルカの彼氏になりたい。」

⏰:10/04/12 00:02 📱:PC 🆔:☆☆☆


#484 [KC.]

私達はその後も自分達の
存在を確かめるかのように
何度もキスをし
何度も抱きしめあった


翌日

7時頃目が覚める

⏰:10/04/12 00:02 📱:PC 🆔:☆☆☆


#485 [KC.]

私は、久しぶりに
爽やかな朝を迎えた

横を見るとそこには
ジンがいる

「んん〜…。」

寝言のように言うジンは
寝ながら私をギュッと抱きしめた

こんなに幸せな朝は
いつぶりだろうか…

⏰:10/04/12 00:03 📱:PC 🆔:☆☆☆


#486 [KC.]

ずっとこうしてジンの
寝顔を見ていたいけど
現実からは逃れられない…

仕事に行かなければ

寂しさをガマンし
ジンを起こさないよう私は
起き上がろうとした

すると急に強く
腕を引っ張られる

⏰:10/04/12 00:03 📱:PC 🆔:☆☆☆


#487 [KC.]

「うわぁあッ!!」

私は体制を崩し再びベッドへ戻る

「どこ行くのぉ〜?」

「ごめん…起こしちゃった…?」

どうやら注意してたものの
ジンを起こしてしまったらしい

⏰:10/04/12 00:03 📱:PC 🆔:☆☆☆


#488 [KC.]

「行っちゃダメぇ。」

そう良いながら私をベッドに
拘束するジン

「ジン〜…」

照れ笑いする私…

私だってもっとこうしてたい
でも…二日分溜まった仕事は
待ってくれないのだ

⏰:10/04/12 00:04 📱:PC 🆔:☆☆☆


#489 [KC.]

「私、仕事いかなきゃ…」

ジンに私は説得する

「またアイツに会うの?」

「え…?アイツって聖二さん?」

その名を聞いてジンはムスっとする

「昨日は、体調不良だったから…あんなへなちょこパンチ当っちゃったけど、次会ったらマジ倍返しすからぁ。」

「体調不良?」

⏰:10/04/12 00:04 📱:PC 🆔:☆☆☆


#490 [KC.]

そういえば今も少し
熱っぽい気がする…

「大丈夫?熱あるの?」

私はジンの額に手をあて
熱を確かめた

「ちょっと温いかも…」

私は心配そうにジンを
見つめる

⏰:10/04/12 00:05 📱:PC 🆔:☆☆☆


#491 [KC.]

するとジンは額にある
私の手を握り額から離した

「ルカがいるから、興奮してるだけじゃない?」

笑顔で言うジン
私は思わず顔を赤くした

「ハハ、ルカ顔赤いぃ。」

「ジンがそんな事言うからっ!!」

「だって〜…」

⏰:10/04/12 00:05 📱:PC 🆔:☆☆☆


#492 [KC.]

そう言うとジンはグイッと
私を引き寄せる

「昨日ルカ、先寝ちゃうからさぁ。したい事まだい〜っぱいあったのにぃ。」

顔をどんどん近づけるジン…

「俺、すっげぇ〜ガマンしてんだよぉ?」

朝っぱらから私の心臓は
すごい速度で大きく動き出した

⏰:10/04/12 00:06 📱:PC 🆔:☆☆☆


#493 [KC.]

実は、昨日…あれから
ジンの部屋へ行き
二人でベッドに入った…

後の記憶が私にはない

どうやら私は泣きつかれて
すぐに寝てしまったらしい

「ご…ごめんッ…」

『ガマン』…
その言葉の意味は
ジンの顔を見ればすぐに
わかってしまった

⏰:10/04/12 00:07 📱:PC 🆔:☆☆☆


#494 [KC.]

私の顔はもう
火がふき出しそう
に熱く、赤くなっている


「そういう顔、やめてぇ?本当にガマンできなくなるぅ。」

ジンはそう言いながら
体制を変え私の上に乗る

⏰:10/04/12 00:07 📱:PC 🆔:☆☆☆


#495 [KC.]

「だっ…ダメだよッ!?!?」

思わず声が裏返る私

その声を聞いてジンは
キョトンとした後
笑いながら言った

「はいはい、仕事だもんねぇ。今日の夜までガマンするぅ。」

「はい。ちゃんとガマンしてね。」

ジンの頭を撫でながら
私も笑顔になる

⏰:10/04/12 00:08 📱:PC 🆔:☆☆☆


#496 [KC.]

そして軽くキスをすると
ジンはしぶしぶ私から降りた

私はベッドから解放され
自分の部屋に戻る

そして服を着替え
仕事に行く準備をし
朝食を作り家事を
一通り済ませた

⏰:10/04/12 00:09 📱:PC 🆔:☆☆☆


#497 [KC.]

「ジン、今日仕事は?」

「あるよぉ。」

「そっか、ジンもがんばってね。」

私は笑顔でジンにそう言うと
玄関に向かう

「ルカっちょっと待って!!」

「どうしたの?」

⏰:10/04/12 00:09 📱:PC 🆔:☆☆☆


#498 [KC.]

私は靴をはきながら
ジンを見た

「これ、俺の携帯ぃ。」

ジンは一枚のメモ用紙を
私に渡す

そこにはジンのアドレスと
携帯番号がかかれていた

さっき何か書いていると
思ってたけど…

⏰:10/04/12 00:10 📱:PC 🆔:☆☆☆


#499 [KC.]

「昨日から赤外線するヒマなかったっしょ?」

そう言いながら
ニコッと笑う

「ちゃんと、連絡先教えたからねぇ?何かあったら今度はちゃんと連絡するようにぃ!!」

「わかった!!ありがとう!!」

今まで知らなかったジンの携帯

ジンから教えてくれた事が
私はすごく嬉しかった

⏰:10/04/12 00:10 📱:PC 🆔:☆☆☆


#500 [KC.]

そしてジンは私を
マンションの下まで
見送ってくれた

ジンの行動ひとつひとつが
とても愛しくて…
嬉しくて…

本当に幸せを感じていた

⏰:10/04/12 00:11 📱:PC 🆔:☆☆☆


#501 [KC.]

そして私は知らず知らず
鼻歌を歌いながら
ルンルンと会社に向う


会社に着くとみんなに挨拶をする

みんなも私に挨拶をしてくれた

「おはよ。」

聖二さんが私に声をかける

⏰:10/04/12 00:11 📱:PC 🆔:☆☆☆


#502 [KC.]

「おはようございます!!」

「ん?今日は久しぶりに元気だな…仲直りできたか?」

優しい表情の聖二さん

「はい。本当にありがとうございました!!!」

「よかった。大切にしてもらえよ?アイツがまたお前に辛い思いさせた時は俺に言え。また殴りにいってやるからッ!!」

⏰:10/04/12 00:12 📱:PC 🆔:☆☆☆


#503 [KC.]

「フフッ、ありがとうございます。」

ありがとう聖二さん
私は何度も何度も
心の中でお礼を言った

⏰:10/04/12 00:12 📱:PC 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194