Love forever 〜Destiny〜U
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#280 [ゅぃ]
「本当!?よかったぁぁ・・・・」
「ごめんな。由羽と美羽だけ留守番してもらって」
「うん。平気だよ」
「俺らもう少ししたら帰るから、もうちょい待っててな」
「うん、待ってるね」
:10/11/20 17:08
:PC
:☆☆☆
#281 [ゅぃ]
電話をかけ終えた後、俺は再び親父の病室へ向かった。
病室の前に着いた時、ドアが開いてて中から会話が聞こえてきた。
「・・・・・ごめんな・・・父さんこんなになって」
それは、俺が初めて聞いた親父の弱々しい声だった。
「・・・・ごめんな・・・・ごめんな」そう繰り返してた。
:10/11/20 17:13
:PC
:☆☆☆
#282 [ゅぃ]
・・・・・少しその場に立ち尽くしていたけど、俺は病室に入って行った。
「・・・・翔輝。」
「親父・・・大丈夫か?」
「あぁ・・・大丈夫だ。ごめんな心配かけて」
「・・・・・」
俺は首を横に振って答えた。
:10/11/20 17:14
:PC
:☆☆☆
#283 [ゅぃ]
「早く治して、すぐに帰るから」
親父はそう言った。
・・・・・もうそろそろ、遅い時間になる。
親父と少し話した後、俺とお袋と翔司は家路についた。
:10/11/23 00:02
:PC
:☆☆☆
#284 [ゅぃ]
「良かった。父さん、無事で。」
「・・・あぁ。そうだな」
・・・・だけど、数日が経った日。
俺は学校帰り、親父の見舞いに病院へ寄ったんだ。
そこで・・・・俺はある決心をすることになる。
:10/11/23 00:05
:PC
:☆☆☆
#285 [ゅぃ]
特に手みやげ、なんて持たずに手ぶらで病室へ向かった俺。
病室の前につくと、何故かお袋がドアの前に立っていた。
「・・・?おふくろ・・・・」
すぐに駆け寄り、俺がそう声を掛けた瞬間・・・・
ドンッッ
・・・え?
:10/11/23 00:07
:PC
:☆☆☆
#286 [ゅぃ]
病室の中からは鈍い、何かを叩く音。
そっと病室の中を見ると・・・
そこには、ベッドの上で頭を抱えている親父の姿。
「くそッ!!・・・・動け・・・・動けよ・・・・!」
ベッドや自分の足を叩き付けている。
・・・・・親父。
:10/11/23 00:09
:PC
:☆☆☆
#287 [ゅぃ]
隣にいるお袋は、何も言わず、ただぼーっと立っているだけだった。
こんな親父、生まれて初めて見る。
・・・・いつも強くて、男らしい俺の親父。
親父の弱い所なんて、一回も見た事が無かった。
だけど・・・今こうして自分の動かない身体に対して、親父は必死にもがいている。
:10/11/23 00:11
:PC
:☆☆☆
#288 [ゅぃ]
・・・・・・もしかして、親父がこれからもずっと治らなかったら・・・。
そう考えてしまった。
・・・少しだけでも考えると、ずっとずっと悪い方に考えが行ってしまう。
「・・・お袋、ちょっとここ離れよう。親父今は一人の方がいい。」
「・・・・・うん。」
こういう時、男は誰にも見られたくない。知られたくない。
俺だって男だから、今親父が一人でいたいのが分かった。
:10/11/23 00:13
:PC
:☆☆☆
#289 [ゅぃ]
・・・・・
「はい」
「・・・ん、ありがとう」
俺とお袋は親父の病室を離れて、病院の購買に来た。
カチッと缶コーヒーの蓋を開けて、口につける。
苦い味が、俺の気持ちを少しだけ落ち着かせた。
「・・・・あのさ」
:10/11/23 00:15
:PC
:☆☆☆
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