Love forever 〜Destiny〜U
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#281 [ゅぃ]
電話をかけ終えた後、俺は再び親父の病室へ向かった。


病室の前に着いた時、ドアが開いてて中から会話が聞こえてきた。

「・・・・・ごめんな・・・父さんこんなになって」


それは、俺が初めて聞いた親父の弱々しい声だった。

「・・・・ごめんな・・・・ごめんな」そう繰り返してた。

⏰:10/11/20 17:13 📱:PC 🆔:☆☆☆


#282 [ゅぃ]
・・・・・少しその場に立ち尽くしていたけど、俺は病室に入って行った。

「・・・・翔輝。」

「親父・・・大丈夫か?」

「あぁ・・・大丈夫だ。ごめんな心配かけて」

「・・・・・」
俺は首を横に振って答えた。

⏰:10/11/20 17:14 📱:PC 🆔:☆☆☆


#283 [ゅぃ]
「早く治して、すぐに帰るから」

親父はそう言った。



・・・・・もうそろそろ、遅い時間になる。
親父と少し話した後、俺とお袋と翔司は家路についた。

⏰:10/11/23 00:02 📱:PC 🆔:☆☆☆


#284 [ゅぃ]
「良かった。父さん、無事で。」

「・・・あぁ。そうだな」



・・・・だけど、数日が経った日。
俺は学校帰り、親父の見舞いに病院へ寄ったんだ。

そこで・・・・俺はある決心をすることになる。

⏰:10/11/23 00:05 📱:PC 🆔:☆☆☆


#285 [ゅぃ]
特に手みやげ、なんて持たずに手ぶらで病室へ向かった俺。

病室の前につくと、何故かお袋がドアの前に立っていた。

「・・・?おふくろ・・・・」
すぐに駆け寄り、俺がそう声を掛けた瞬間・・・・

ドンッッ

・・・え?

⏰:10/11/23 00:07 📱:PC 🆔:☆☆☆


#286 [ゅぃ]
病室の中からは鈍い、何かを叩く音。

そっと病室の中を見ると・・・
そこには、ベッドの上で頭を抱えている親父の姿。


「くそッ!!・・・・動け・・・・動けよ・・・・!」
ベッドや自分の足を叩き付けている。


・・・・・親父。

⏰:10/11/23 00:09 📱:PC 🆔:☆☆☆


#287 [ゅぃ]
隣にいるお袋は、何も言わず、ただぼーっと立っているだけだった。



こんな親父、生まれて初めて見る。

・・・・いつも強くて、男らしい俺の親父。
親父の弱い所なんて、一回も見た事が無かった。
だけど・・・今こうして自分の動かない身体に対して、親父は必死にもがいている。

⏰:10/11/23 00:11 📱:PC 🆔:☆☆☆


#288 [ゅぃ]
・・・・・・もしかして、親父がこれからもずっと治らなかったら・・・。

そう考えてしまった。
・・・少しだけでも考えると、ずっとずっと悪い方に考えが行ってしまう。


「・・・お袋、ちょっとここ離れよう。親父今は一人の方がいい。」

「・・・・・うん。」

こういう時、男は誰にも見られたくない。知られたくない。
俺だって男だから、今親父が一人でいたいのが分かった。

⏰:10/11/23 00:13 📱:PC 🆔:☆☆☆


#289 [ゅぃ]
・・・・・

「はい」

「・・・ん、ありがとう」

俺とお袋は親父の病室を離れて、病院の購買に来た。
カチッと缶コーヒーの蓋を開けて、口につける。

苦い味が、俺の気持ちを少しだけ落ち着かせた。


「・・・・あのさ」

⏰:10/11/23 00:15 📱:PC 🆔:☆☆☆


#290 [ゅぃ]
「・・・・ん?」

「俺、働こうと思ってんだけど」

「え・・・・・・?」

驚いた声を出すお袋。
そりゃそうだ。突然こんな話。

でも俺は、親父が倒れた日から、ずっと考えていた。

⏰:10/11/23 00:17 📱:PC 🆔:☆☆☆


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