Love forever 〜Destiny〜U
最新 最初 🆕
#553 [ゅぃ]
店内に入ると賑やかだった声が止み、お客さんのほとんどがあたし達を凝視する。

「え、あれって…」

「矢吹さん?あの赤髪の、」

まただ。
赤髪の矢吹って何なんだろう?



自然な流れで席順は、亜美の隣は一登、あたしの隣は翔輝になった。

⏰:11/06/23 21:29 📱:N906i 🆔:☆☆☆


#554 [ゅぃ]
席に着いてからも周りからの視線を感じて…それは4人ではなくて、あたしと翔輝2人に向けられているように感じた。



「はい焼きそばでーす!って、翔輝じゃん!」

「よお、ユースケ」

「あ、いたいた翔輝〜」

翔輝は会う人、会う人に声をかけられている。

⏰:11/06/23 21:32 📱:N906i 🆔:☆☆☆


#555 [ゅぃ]
「翔輝有名人だな!焼きそばも一番にきたし使えるわ〜」

「だねーっ♪おいしい〜」

一登と亜美が言う。
そっか…翔輝は地元では有名人なんだ。

「おい、使えるってなんだ?(笑)」


翔輝が有名な理由は分かんないけど…
でもそれ以上に、翔輝には注目の的になる魅力が十分にある。

⏰:11/06/23 21:35 📱:N906i 🆔:☆☆☆


#556 [ゅぃ]
当たり前だけど…翔輝をカッコいいと思う女の子はあたしだけじゃないんだ。

その証拠に、周りの女の子からは未だに鋭い視線を感じる。

…でもそれは、さっきからあたしの背中に回されてる翔輝の腕のせいでもある。

後ろから見ないとハッキリ分かんないかもしれないけど…。

⏰:11/06/23 21:41 📱:N906i 🆔:☆☆☆


#557 [ゅぃ]
それはきっと…さっきみたいな男達にまた絡まれないように、守ってくれてるのかもしれない。

…だけど誰がどう見たってカップルにしか見えない位、あたし達は密着していた。

⏰:11/06/23 21:43 📱:N906i 🆔:☆☆☆


#558 [ゅぃ]
────────

「スイカ割りするぞーっ!!」

ご飯を食べた後、誰かがそう叫び、浜辺でスイカ割りをすることになった。

知らない人がたくさんいる中で、地元人じゃないあたし達は、みんなから少し離れた所にいた。



「矢吹、ちょっと」

⏰:11/06/23 21:50 📱:N906i 🆔:☆☆☆


#559 [ゅぃ]
突然現れ、翔輝に声を掛けたのはさっき海の家にいた女の子の1人。
…ずっと視線を感じてたからよく覚えてる。

「んだよ?」

少し怪訝な態度を取る翔輝。

女の子にこんなそっけなくするんだ。
もしかして…元カノ?

あたしの胸はチクリと傷んだ。

⏰:11/06/23 21:55 📱:N906i 🆔:☆☆☆


#560 [ゅぃ]
「ちょっとこっち来て」

そう言われ半ば無理矢理連れていかれる翔輝。

手を顔の前に出して「悪ぃ!」と言うと、あたし達から離れて行った。


翔輝に元カノがいてもそれは当たり前の事だ。
今まで元カノの事なんか考えた事もなかったな。

だけど、翔輝の過去にヤキモチ妬いたってどうしようもない。

⏰:11/06/24 00:17 📱:N906i 🆔:☆☆☆


#561 [ゅぃ]
離れて行ってしまった翔輝に視線を向けると、さっき話していたのとはまた別の女の子。

翔輝と話している女の子は遠くからでも分かる位、可愛らしい雰囲気だった。


…あ、あの子。
さっきの女の子の隣に座っていた子だ。

あの子からも視線を感じた。海の家を出ようとする時に思いきり目が合ったんだ。

⏰:11/06/24 00:22 📱:N906i 🆔:☆☆☆


#562 [ゅぃ]
会話の内容なんて1つも聞こえないくらい遠く離れてる2人。

…だけどね。分かっちゃったんだ。
あの女の子も…翔輝が好きっていう事。

多分。…ううん、きっとそう。


そんな事をぼーっと考えていると…

⏰:11/06/24 00:25 📱:N906i 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194