Love forever 〜Destiny〜U
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#261 [ゅぃ]
「分かった!どこの病院?」
「市立総合病院・・・!お母さんすぐ行くから、翔輝もくるよ・・・!?」
「あぁ、分かった!お袋落ち着いて!すぐ行く!!」
そうお袋に言って、俺は鞄とマフラーを持って立ち上がった。
「翔輝どうした?何かあったのか・・・?」
心配そうに俺を見つめて問うみんな。
:10/10/28 00:22
:PC
:☆☆☆
#262 [ゅぃ]
「親父が倒れた!!」
「え!?」
「わりぃ、俺病院行ってくるわ!!」
そう言い残して俺はその場から走り出した。
市立総合病院・・・こっからそう遠くねぇ。タクシーだ。
目の前を通過していたタクシーに手を挙げ、俺はそのタクシーに飛び乗った。
:10/10/28 00:23
:PC
:☆☆☆
#263 [ゅぃ]
・・・お袋、かなり取り乱してパニクってた・・・。
俺がしっかりしなきゃなんねぇ。
お袋支えてやんなきゃ・・・。
「運転手さん!急いで下さい!!」
焦ってどうしようもねぇ気持ちを、全身で感じた。
親父・・・・無事でいてくれ!!
:10/10/28 00:25
:PC
:☆☆☆
#264 [ゅぃ]
「着きました!」
「これでお願いします。釣りはいりません!」
俺は勢い良くタクシーから飛び降り、全速力で病院に入って行った。
親父・・・どこだ!?
俺は救急で運ばれてくる患者の受付口を捜した。
・・・・・こっちか!
:10/10/28 00:29
:PC
:☆☆☆
#265 [ゅぃ]
「すいません!俺の親父・・・矢吹翔平っていますか!?」
早口で受付の看護婦さんに問う。
「矢吹翔平さん・・・・はい、確かにいますね。ただ今手術中です」
・・・・・・手術中?
「え・・・・。・・・どこにいるんですか!?」
:10/11/10 00:10
:PC
:☆☆☆
#266 [ゅぃ]
「ついてきてください。」
手術中・・・って親父そんなに悪かったのか?
看護婦さんに案内されながら、俺の頭は不安だらけだった。
「こちらです・・・」
そう言われ頭を上げた俺の目の前にいたのは、泣き崩れているお袋と、そのすぐ側にいた翔司だった。
:10/11/10 00:15
:PC
:☆☆☆
#267 [ゅぃ]
「・・・兄ちゃんっ!!」
「翔司、お袋・・・・親父は?」
「・・・ッわからない・・・ヒッ・・・く」
泣き崩れているお袋を、翔司は力無く支えていた。
「兄ちゃん・・・・どうしよう俺・・・俺・・・・こえーよ・・・」
翔司が俺につぶやいた。
:10/11/10 00:18
:PC
:☆☆☆
#268 [ゅぃ]
・・・・その時、俺は思ったんだ。
俺何してるんだ?って。
泣き崩れているお袋、震えている翔司。
二人を見て思った。
・・・・・俺が皆の事支えてやんなきゃ。って・・・。
家族守らねぇと・・・。
俺が守らないで誰が守るんだ?
:10/11/10 00:19
:PC
:☆☆☆
#269 [ゅぃ]
「大丈夫だよ・・・親父なら・・・きっと大丈夫だ」
俺は自分自身にも言い聞かせるようにそう言った。
俺たちの目の前にある、「手術中」と光っているランプ。
今、このドアの向こうで親父は戦ってるんだ。
俺は親父が無事であることを精一杯祈った。
:10/11/16 00:38
:PC
:☆☆☆
#270 [ゅぃ]
大丈夫に決まってる。
大丈夫。絶対大丈夫。
そう何度も心の中で繰り返した。
俺と同じように、お袋と翔司もそう思ってたに違いない。
・・・・・どれくらい待ったんだろう?
:10/11/16 00:39
:PC
:☆☆☆
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