Love forever 〜Destiny〜U
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#343 [ゅぃ]
「翔輝、煙草吸ってるんじゃなかったっけ?」
「え?あー・・・最近吸わねぇようにしてるから」
「そうなんだ?」
席へついてから、二人でドリアを頼んだ。
「翔輝もドリア食べたかったの?」
「うん。心が食べたいって言ったの聞いて、なんか俺も食べたくなった」
「そうなの?」
:11/03/03 01:15
:PC
:☆☆☆
#344 [ゅぃ]
話していると、ドリアがすぐに来た。
「いただきまーす」
あたしが「美味しいね」って言うと、翔輝は「うん」って笑ってた。
二人で一緒のご飯食べるのって嬉しいな。
翔輝、好き嫌いとかあるのかなぁ。・・・また今度聞いてみよう。
「ごちそうさまー。おいしかった♪」
「だな。そろそろ時間だし早めに行くか?
翔輝が腕に付けていた時計を見て言った。
:11/03/03 01:18
:PC
:☆☆☆
#345 [ゅぃ]
「うん、行こ行こ!」
遂に映画だ♪
「映画、楽しみか?」
「うん早く見たい!」
「そっか。」
そう言いながら伝票を持って立ち上がった翔輝は足早にレジへ向かって行った。
「すいません、お会計」
:11/03/03 01:20
:PC
:☆☆☆
#346 [ゅぃ]
翔輝はパパっと素早くお会計を済ませた。
「翔輝っお金!」
「だからいいって。気にするな」
またそう言って・・・ポンとあたしの頭に手を置いた。
その手はすぐにあたしから離れて、翔輝はお店を出て歩いて行く。
あたしは小走りに翔輝の後を追った。
・・・・今、少し身体が熱い。
フードエリアを出て、再び映画館へ向かった。
:11/03/03 01:23
:PC
:☆☆☆
#347 [ゅぃ]
「あたし、お手洗い行ってくるから、先に行っててくれる?」
「ん、分かった。」
「ふー・・・」
鏡の前で息を吐く。
さっきドキドキしたな。手、温かかった。
あたしは少しだけ化粧直しをして翔輝が待っている席へと向かった。
「お待たせ」
「おかえり。席、最高じゃねぇ?」
「わー本当だ。ど真ん中だね!」
:11/03/03 01:26
:PC
:☆☆☆
#348 [ゅぃ]
あたし達の席は、全体を通して画面が一番よく見える席だった。
「ラッキーだったね♪」
「だな。」
話していると丁度よく場内が暗くなった。
そして映画が始まった。
・・・・映画の内容。
それは盲導犬と、その盲導犬の訓練士さんの話だった。
:11/03/08 17:46
:PC
:☆☆☆
#349 [ゅぃ]
その主役の盲導犬は、盲導犬としての成績は中の下。
だけど、その犬と触れあう事で人々は自然と笑顔になっていた。
そしてその犬は訓練士さんと力を合わせて、試験を合格して正式に盲導犬として活躍することになった。
・・・だけどその犬の体に異常が見つかった。
治療の施しようがない難病がその犬を襲った。
その犬は県外の病院に入院することになった。
盲導犬として活躍していたため、離れて過ごしていた訓練士さんはその話を聞き、その犬に会いに行った。
:11/03/08 17:51
:PC
:☆☆☆
#350 [ゅぃ]
するとその犬は訓練士さんを見るなり、しっぽを振って嬉しい感情を表した。
だけど・・・そのすぐ後にその犬は亡くなってしまった。
「私が会いに来るのを待ってたんだね・・・」
訓練士さんのその台詞を聞いた時、あたしはもう涙が止まらなくなった。
ハンカチで顔を覆って泣きじゃくっているあたしの隣で、翔輝も若干鼻をすすっていた。(笑)
:11/03/08 17:55
:PC
:☆☆☆
#351 [ゅぃ]
______
映画が終わって、場内が明るくなった。
「っ・・・ズ・・っ」
あたしは感動のあまり涙がなかなか止まらない。
周りからも「もうやばい」「感動した」って言葉が行き交っている。
席を立ち上がったあたし達。
「・・・心、」
翔輝がそう言ってあたしが翔輝の方に振り向いた時、
「・・・・・ふはっ」
・・・・笑われた?
:11/03/08 17:59
:PC
:☆☆☆
#352 [ゅぃ]
「なっなに〜!」
「・・・よく泣いたなぁ。ほら、マスカラとれてる(笑)」
そう言ってあたしの下瞼に翔輝の指が触れた。
「だって、めちゃくちゃ感動したもん。・・・翔輝だって泣いてたじゃんか!」
「いや、まぁ。・・・うん。ちょっとな」
なんか・・・今のでちょっと涙止まったかな。
「コレ、DVD出ないかな?」
「また絶対泣くと思う(笑)」
:11/03/08 18:05
:PC
:☆☆☆
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