Love forever 〜Destiny〜U
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#432 [ゅぃ]
「・・・・・ごめん」

心の底から言った言葉だった。




俺は少しの間実家に居ることになった。
地元へ戻ってきても、特にすること何て何もない。

自分の部屋に籠もりっきりだった。

・・・そーいや最近、外出したっけ。
ずっと籠もりっきりの生活だ。

ふとした時に、薬が欲しい。
そんな衝動に駆られる。

⏰:11/05/14 01:25 📱:PC 🆔:☆☆☆


#433 [ゅぃ]
だけど俺は必死に耐えた。

もうそんなモノは俺の手元にもないし、もう手にしてはいけないモノ。

・・・きっと溜まり場のヤツらは、もっと薬に依存してる。
俺はまだ量が少なかったから、この程度で済んでるんだ。

世菜みたいにあんな大量の薬使ってたら・・・って思うと、俺はゾッとした。



コンコン

⏰:11/05/14 01:28 📱:PC 🆔:☆☆☆


#434 [ゅぃ]
いきなりノックされたドア。

「・・・はい?」

「直哉?ジン君きてるけど・・・」

ドアの向こうからお袋が俺にそう言った。

・・・ジン?
もうしばらくの間会っていないジン。

アイツ、俺の今の現状知ってるのかな。
他のみんなも、知ってるのかな。

俺はどんな顔をしてジンに会えばいいのか、わからなかった。

⏰:11/05/14 01:30 📱:PC 🆔:☆☆☆


#435 [ゅぃ]
「直哉、話したい事があるって・・・」

「・・・・・・わかった。部屋入れて」

俺はそう言った。

ジンだって俺に聞きたい事が山ほどあるはずだ。
・・・会わす顔がなくたって、俺だってジンに話さなきゃいけない。
今までずっとツルんできたツレなのに。


俺はまた大事な人を失いかけていた。

⏰:11/05/14 01:32 📱:PC 🆔:☆☆☆


#436 [ゅぃ]
ガチャ・・・

静かに部屋のドアが開いた。

「・・・・直哉。久しぶり。」

俺の目の前に立っているジン。
どれくらい会っていなかったんだろう。
俺が地元出ていってから会っていなかったから、半年以上は会っていなかった。


「・・・久しぶり。」

俺はジンと目を合わせるのが精一杯だった。

「お前、痩せたな」

⏰:11/05/14 01:34 📱:PC 🆔:☆☆☆


#437 [ゅぃ]
・・・薬やってたせいなんだ。
俺、最低な事したんだ。
クズって言われても言い返せないような事ばっかやってた。

自分を追いつめる言葉しか頭に浮かばない。

ジンに何て言ったらいいのかわからない。

お互い聞きたいことや言いたいこと、色々あるのに、俺たちはしばらく何も言葉を発さなかった。



「・・・・・俺さ」
ジンには話さなきゃいけない。

⏰:11/05/14 01:36 📱:PC 🆔:☆☆☆


#438 [ゅぃ]
「向こうで、世菜に会ったんだ。」



気付いたら俺は、胸の内をジンにさらけ出していた。
世菜と再会したこと。
薬に手を染めたこと。
・・・心を傷付けたこと。失ってしまったこと。
自暴自棄な生活を送っていたこと。
そして光哉に、救ってもらったこと。


ジンはずっと静かに、俺の話を聞いてた。

⏰:11/05/14 01:39 📱:PC 🆔:☆☆☆


#439 [ゅぃ]
「・・・直哉。俺さ、こっちに残ってて、お前の噂聞いてたよ。・・・心の事も知ってた。俺、ずっとお前の口から聞きたかったんだ。」

ジンはそう言った。

「他のみんなだって、お前のこと気にしてる。心配してる。・・・なぁ、お前は一人じゃねぇんだよ。俺らずっと一緒だったろ?そうやって話して欲しかったんだよ・・・」

消え入りそうな声で素直に話してくれた。

俺、もう絶対軽蔑されてると思ってた。
もう‘ツレ’だって、思われてないと思ってた。
・・・だけど、ジンも、みんなも、俺を心配してくれたんだ。

/

⏰:11/05/14 01:44 📱:PC 🆔:☆☆☆


#440 [ゅぃ]
「ごめんな・・・。俺みんなに、絶対もう仲間だって、ツレだって思われてないって思ってた・・・。」

「何言ってんだよ・・・。俺らがそんなんで壊れるわけねぇだろ」
そう言って笑ったジン。

「なぁ、みんな待ってたんだよ。直哉から話してくれねぇか?もちろん今すぐにって訳じゃないからさ。落ち着いたらでいいんだ」

穏やかに話す。

「うん。俺もう逃げねぇ。みんなにもちゃんと事情話す。ジン、来てくれてありがとな」

⏰:11/05/19 20:54 📱:PC 🆔:☆☆☆


#441 [ゅぃ]
「おうよ!俺昨日光哉君に会ってさ。こっち居たんだって思って、直哉の事聞いたんだよ。そしてら、一緒に帰ってきてるって言うからさ。マジぶっ飛んできたし(笑)」

コイツとこんな風に会話するの、こんなに居心地良かったっけ。

ジンが俺を待っててくれたように、もしジンに何かが起こっても、俺はずっと見方でいようと思った。


その日はずっとジンといた。
気付いたら外は真っ暗になってて、夜中にジンは帰って行った。

「また連絡しろよな!」

「おー!」

⏰:11/05/19 21:00 📱:PC 🆔:☆☆☆


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