その日が来る前に、
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#182 [愛華]
「……似合うか?」
似合うわけないじゃん。
それ、女物だし。
「似合うわけないでしょ
ばーか!!」
「…んだと!?このやろ!」
さりげない、優しさ。
胸が苦しくなる。すっごく。
どうして…こんなに優しく
してくれるの?
:10/07/01 15:12
:840SH
:8QiiEpMI
#183 [愛華]
私は出会ったばかりのこの人に
甘えてばかりだね。
「隆則あのさ、今日いったこと…
あまり……気にしないで?」
「なんで?
俺は嬉しかったけど?」
え?迷惑かけてるのに……
:10/07/01 15:15
:840SH
:8QiiEpMI
#184 [愛華]
「会ったばっかの俺に
ほんとの事いってくれたし…
お前、いつも笑ってっけど
なんか違う気がしてたからさ」
隆則は……気付いてたんだね。
また胸が苦しくなる。
「明日もまた来いよ!!
元気ださねぇと純さんに
笑われっぞ!」
不器用な優しさでいっぱいの人。
:10/07/01 15:20
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:8QiiEpMI
#185 [愛華]
隆則……
私にとってあなたは特別みたい。
それがなんていう名前の
気持ちなのかわかんないけど
あなたが笑って欲しいなら
あたし、笑うよ。いっぱい。
あなたの笑顔がみたいから。
:10/07/01 15:23
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:8QiiEpMI
#186 [愛華]
次の日。
私はいつもどおりの朝を
迎えた。
その日は検査とかで色々
ドタバタしてて、隆則のところに
行くのは3時ごろになって
しまった。
:10/07/01 15:26
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:8QiiEpMI
#187 [愛華]
はやく、隆則に会いたい。
子供みたいにはやる気持ち。
あたしはスキップで廊下を進んだ
「隆則ーきたよー!!」
ガラッと病室のドアを開けると、
そこには隆則がいて。
その隣には綺麗な女の人がいた。
:10/07/01 15:29
:840SH
:8QiiEpMI
#188 [愛華]
…………誰?
「あ、はじめまして。
隆則の………友達ですよね?」
「…あ、えと……」
「速水梓(はやみあずさ)
といいます。もしかして…
あなたが那佑さんですか?」
:10/07/01 15:33
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:8QiiEpMI
#189 [愛華]
「えと……そうですけど」
「私も同じ17才なの!
隆則からいつも話はきいてるよ」
いつも? ……いつも来てるの?
「自己紹介とかいーから、梓。
那佑、わりーな。コイツ、
幼なじみなんだ」
:10/07/01 15:35
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:8QiiEpMI
#190 [愛華]
隆則が付け加えるように言った。
「あ、そなんだ。えと……
よろしくね、速水さん」
「あはは、梓でいーよー
タメなんだし。
それより、タカきいてよー」
一通りあいさつを終えると
梓は隆則と話し出した。
:10/07/01 15:42
:840SH
:8QiiEpMI
#191 [愛華]
タカ……って呼んでるんだ。
あたしは意味のわからない
モヤモヤでいっぱいだった。
目の前で仲良さそうに話す
二人は……まるで恋人のようで。
ほんとに…ただの幼なじみ?
:10/07/01 15:45
:840SH
:8QiiEpMI
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