その日が来る前に、
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#40 [愛華]
すいません

上のふたつは
名前間違ってました

:10/06/20 11:46
:840SH
:D6pBQqE2
#41 [愛華]
私は、その いつか を信じて
待ち続けた。
寂しさに押し潰されそうな日も
悲しみに支配されそうな日も。
お母さんが言った「いつか」
を信じて。
:10/06/20 11:49
:840SH
:D6pBQqE2
#42 [愛華]
毎月、膨大な生活費が
お母さんから送られてきた。
お父さんもお母さんも、
外国で大きな仕事をしていて
帰ってこれないらしい。
お金なんていらない。
私が欲しいのは……
:10/06/20 11:51
:840SH
:D6pBQqE2
#43 [愛華]
温もりを忘れた私の心は
少しずつ…冷たくなっていった
でも、泣かなかった。
いつも笑って明るく過ごした。
いい子にしててねって……
言ってたから。
:10/06/20 11:54
:840SH
:D6pBQqE2
#44 [愛華]
そんなある日。
確か……小学四年生の頃。
お母さんがいなくなって
ちょうど一年たった、春。
「ご両親…呼んでもらえる?」
「え……」
最近、体の調子がかなり悪く
風邪かな と思い病院へ行った。
そこで色々検査して……
たかが風邪で……と思ってた。
でも……違った。
:10/06/20 11:59
:840SH
:D6pBQqE2
#45 [愛華]
「…両親は今、外国にいます。」
「旅行かなにか?」
「いえ…一年前から仕事で、
それから帰ってきません」
「君……ひとりを残して?」
改めて言われると…辛かった。
:10/06/20 12:02
:840SH
:D6pBQqE2
#46 [愛華]
「ご両親と話がしたい。
呼んでもらえる?」
「…わかりました」
その夜、お母さんに電話した。
「お母さん…あのね。
お医者さんがね………」
私は全部話した。
「ただの風邪じゃないの?」
「違うみたい。だから
お医者さんが来てって。」
お母さんとお父さんは、すぐ
帰って来てくれた。
:10/06/20 12:08
:840SH
:D6pBQqE2
#47 [愛華]
次の日の夜。
お母さんとお父さんは帰ってきた。
「那佑〜久しぶり!!」
「大きくなったなあ」
お父さんとお母さんは
私を抱きしめてくれた。
次の日、病院に行く事になった。
私はお母さんたちが
帰ってきてくれた事が
うれしくて………
まだこの時は、
未来を予測できなかった
:10/06/20 12:14
:840SH
:D6pBQqE2
#48 [愛華]
「ご両親はこちらへ…」
お母さんたちは医者に呼ばれ
個室に入っていった。
……なんかこれ、見た事ある。
あれ??なんで…お父さんたち
帰ってきたんだっけ?
そうだ。私の為。
私、ただの風邪じゃないって…
ただの風邪じゃない……?
お母さんたちがいなくなった事で
さっきまで感じなかった
不安が広がってゆく。
:10/06/20 12:19
:840SH
:D6pBQqE2
#49 [愛華]
怖い…怖い…
お母さん…お父さん…
はやく来て……
30分くらいして、二人と医者は
出てきた。
お母さん……なんで泣いてるの?
:10/06/20 12:21
:840SH
:D6pBQqE2
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