その日が来る前に、
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#537 [愛華]
−隆則side−

⏰:10/08/29 18:39 📱:840SH 🆔:nVEg4Z9s


#538 [愛華]
那佑から電話がきた時。
ほんとうにびっくりした。

声がききたくてたまらなくて。
でも聞いたら会いたくなる。
合わせる顔なんてないのにな…
頭の中でぐるぐると同じ考えが
サイクルしていて
やっとのことで電話を決心。

そんな時、電話がきた。

那佑。おまえは俺の考えが
読めるのかよ?

⏰:10/08/29 18:43 📱:840SH 🆔:nVEg4Z9s


#539 [愛華]
那佑の声をきいていると
不思議と涙がでた。

……ばかかっつの。
俺は自分が思ってるよりも
ずっとずっと……弱い。


ごめんな、那佑。
いっぱい話そう。
思ってること全部。

そしたらきっとまた強くなれる。
また笑顔になれるからさ。

⏰:10/08/29 18:50 📱:840SH 🆔:nVEg4Z9s


#540 [愛華]
クリスマスは那佑と
すごすことになった。


となると………


「頼むよ、誨!!」

「ぜってぇやだ!!」

「そんなこと言うなよ!
親友だろ!?」

「なんで、てめぇの彼女の
クリスマスプレゼントなんか
選ばなきゃなんねんだよ!」

⏰:10/08/29 18:56 📱:840SH 🆔:nVEg4Z9s


#541 [愛華]
「長谷に言っても、断られた
からさぁ……」

「長谷さんに頼んだのか!?」

「うん、断られたけど…
長谷に頼むのはダメだった?」

「あたりめぇだろ!!
あんなオッサンに那佑ちゃんの
プレゼント選ばせてみろ!!
あのオッサン、股引きとか
腹巻き持ってくっぞ!!」

長谷さんざんに言われてんな…
ちょっと同情。ちょっとな。

⏰:10/08/30 00:18 📱:840SH 🆔:xOCwaBhc


#542 [愛華]
なんとか誨に頼みこんで
夕飯をおごるという条件で
ついてきてもらうことになった。

「で……那佑ちゃんには
なにあげようとしてんの?」

「んー…どうすっかなぁ…」

「………きめてねぇのかよ…」

あてもなく、とりあえず
ブラブラと店をまわる。
誨は隣であくびをしながら
見てるだけ。
……ちょっとは意見しろよ!!

⏰:10/08/30 00:23 📱:840SH 🆔:xOCwaBhc


#543 [愛華]
なにもきまらないまま
空は赤くなっていった。
冬は日が暮れるのが早い。

「なぁ〜腹減ったよぉ〜」

誨が文句を言いはじめたので
とりあえずメシを食うか…
と思っていた時。

「あれ、タカじゃん」

「………梓!!」

「ん?隆則、その子だれだよ?
お前まさか……」

「んなわけねーだろ!
幼なじみだよ、ただの!!」

⏰:10/08/31 17:45 📱:840SH 🆔:GnwUTjmo


#544 [愛華]
隆則が、ただの を強調した時
梓が少し淋しそうな顔をしたのを
誨は見逃さなかった。

「はっじめまして!!
俺、隆則の親友の誨っす!」

「あ、タカの幼なじみの梓です。
えと……タカとルームシェア
してる方ですよね」

「そうだよ!てゆか幼なじみ
なのに、今まで会ったこと
なかったよな?」

⏰:10/08/31 17:49 📱:840SH 🆔:GnwUTjmo


#545 [愛華]
「はい。私、ちょっと前まで
アメリカに留学してたので…」

………留学。なるほどね…

「そーなんだぁ。
ま、よろしくね。梓ちゃん」

「あ、はい……」

「おい誨。梓に変なちょっかい
かけてんじゃねーぞ」

「話してただけじゃーん☆」

「てゆかタカ、こんなとこで
なにやってんのー?」

⏰:10/08/31 17:53 📱:840SH 🆔:GnwUTjmo


#546 [愛華]
「あ、あ〜ちょっとな……」

「………隆則、俺帰るわ。
もう遅いしさ、梓ちゃん送るよ。」
「……はぁ!?」

「か、誨さん。でも電車……」

「いーからいーから!!」

なんてやろうだ。第一、
俺との用事も済んでねぇのに。
しかも梓を送るだと?
そっちのほうが危険だボケ!!

「おま…なにいいだすんだ!?」

⏰:10/08/31 17:59 📱:840SH 🆔:GnwUTjmo


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