その日が来る前に、
最新 最初 🆕
#695 [愛華]
くだらないことで笑いあって

ささいなことがうれしくって

そんな毎日に溢れてる小さな幸せ

それが少しずつ重なり合って

いつのまにかあたしにとっての

大きな大きな幸せになっていた。

ただ、それがすべてだった。

⏰:10/09/10 00:10 📱:840SH 🆔:bCLeNTMk


#696 [愛華]
この時は思ってなかった。

予想なんかもしてなかった。

こんな幸せな日々は

神様の意地悪で簡単に

いとも簡単に

崩れ去っていくこと。

隆則。

あなたはわかっていたのかな?

⏰:10/09/10 20:11 📱:840SH 🆔:bCLeNTMk


#697 [愛華]
次の日、クラスでは。


「うちのクラスに来るって!」

「転校生でしょ!?
かっこいーらしいじゃん!!」

……そう言って昨日も
来なかったじゃん。
ま、別にいーけどさ…

………あー眠い。


「おっはよ、那佑!!」

「あ、梓おはよー…ふぁ〜」

⏰:10/09/10 20:22 📱:840SH 🆔:bCLeNTMk


#698 [愛華]
「なに、眠そうな顔して〜
てゆか噂すごくない?昨日より」

「あー…別に興味ないけどさ。
てゆかなんで今日?
昨日学校いたのに来なかったし」

なんだかんだ話してるうちに
朝のホームルームになった。

クラスのみんなの視線が
自然と教壇に集まっていく。

⏰:10/09/10 20:29 📱:840SH 🆔:bCLeNTMk


#699 [愛華]
「……………わぁ」

………ほんとに来た。

先生と一緒に昨日会った
転校生がはいってきた。
改めて見るとやっぱりイケメン。


「えーと…今日からうちの
クラスメイトになる
品野直純くんだ。自己紹介して」

「品野直純です。よろしく」

女子の目がハートになる。
漫画みたいなかんじ。

⏰:10/09/10 20:35 📱:840SH 🆔:bCLeNTMk


#700 [愛華]
自己紹介のとちゅうで
目があったので軽く会釈。すると
返事なのかウインクされた。

「今ウインクされたぁー」

などと一部の女子が騒ぐ。

………はーぁ……眠い。


あたしはうとうとし始めた。

⏰:10/09/10 20:44 📱:840SH 🆔:bCLeNTMk


#701 [愛華]
ホームルームが終わり、
品野くんの周りには女子が集まる


「……すげ。品野くんすげ」

梓が人事のように呟く。
てゆーか人事なんだけど。

「……てゆかさっきさ、
那佑にむけてウインクしてた?」

「んー……さぁ?わかんない」

あたしは、というと
眠くてそれどころではない。

⏰:10/09/10 23:49 📱:840SH 🆔:bCLeNTMk


#702 [愛華]
………ダメだ。


「……梓、ごめん眠い。
一時間目サボる。寝てくる」

「えぇ!?どこで!?」

「天気いーからおくじょー」

あたしはそれだけ言うと、
ひざかけを手にとって
教室を出ていった。


屋上までゆっくりと上がる。

⏰:10/09/10 23:53 📱:840SH 🆔:bCLeNTMk


#703 [愛華]
…今日ははやく寝なきゃなぁ…


屋上に雪はつもってなかったけど
やっぱり寒い。
でも持ってきたひざかけは
けっこう大きめ。ひざかけと
いうよりは大きい毛布。

あたしは毛布を広げ、中に入り
ぱたんっと毛布をたたんだ。
オムレツの要領で毛布に包まる。


………あったかいなー……
日差しが気持ちいいや……

⏰:10/09/10 23:58 📱:840SH 🆔:bCLeNTMk


#704 [愛華]
あたしは少しずつウトウトとなり
夢の世界に入っていった。




夢を見ていた。
悲しい夢。


心が引き裂かれるような…

⏰:10/09/11 00:00 📱:840SH 🆔:1ddPhulE


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194