その日が来る前に、
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#879 [愛華]
「……ありがとう」

あたしはプリンを食べ始めた。

「メイド服おわったの?」

「うん。あたしの分はねー」

「そっかー…よかったね」

「うん」


チクチク……


時計の音が響く。

⏰:10/09/27 21:17 📱:840SH 🆔:kPb8K36.


#880 [愛華]
「……明日、彼氏くるの?」

「え?あ、うん……」

なんとなく気まずくなる。
正直あたしは直純くんの告白を
本気だとは思っていない。

でも……なんでそんな顔するの?


「白石の彼氏かぁ………
会うの楽しみだねぇ」

そう言って笑った直純くんは
何かを決心したように見えた。

⏰:10/09/27 21:35 📱:840SH 🆔:kPb8K36.


#881 [愛華]
--------------送別祭当日------


午前中は授業で、午後から
翌日まで送別祭は続く。


なんとなくその日の朝は、
いつもと違った気がしたよ。


キーンコーンカーンコーン…

午前の授業終了のチャイム。

⏰:10/09/27 22:54 📱:840SH 🆔:kPb8K36.


#882 [愛華]
「那佑ータカはいつ来るの?」

「えーとね。多分1時くらい」

「じゃあもうすぐじゃん!!
はやく着替えといで。
あたしらテーブルセッティング
しとくから!」

「はぁーい」

あたしは昨日仕上げたばかりの
メイド服に身を包む。

最初のヒラヒラに比べると
全然マシになり可愛くなった。

⏰:10/09/28 00:08 📱:840SH 🆔:lxjRegMc


#883 [愛華]
「白石ー!!……わ!!
着替えたんだ?」

「あ、直純くんもスーツじゃん。
へーカッコイイねー」

特に深い意味はなくって。
ただ単純にもてそー…みたいな。
なのに。

「え、あ……ありがとう…」

直純くんは真っ赤になった。

⏰:10/09/28 17:56 📱:840SH 🆔:lxjRegMc


#884 [愛華]
「白石も似合ってるねー。
男子が喜びそうなスカートの丈」

「え、そんな短い??」

「ん、ちょっと待って」

直純くんはあたしの腰に目線を
合わせてリボンをゆるめて
スカートの長さを調節した。

「あ、こうすると長くなるんだ」

「俺は短いほうがよかったけど…
男子どもに見られんのは嫌だし」

⏰:10/09/28 18:00 📱:840SH 🆔:lxjRegMc


#885 [愛華]
……え。
なんか直純くんて…
どこからが本気なのかわかんない

「…直純くんて子犬みたいだね」

「……犬ぅ??」

「うん。前も思っ……」

あたしはそれ以上声を出せず。

直純くんがあたしに抱き着いて
きたから。

⏰:10/09/28 18:06 📱:840SH 🆔:lxjRegMc


#886 [愛華]
「ちょ、なにすんの!!
ヘンタイ!!ヘンタイ!!」

「犬とかゆーからじゃん。
犬は甘えるんだよー」

「……え、甘えてんのコレ」

「うん♪」

………なるほど……。

「……だからいいってわけ
ないだろーがぁ!!」

あたしは直純くんを殴り飛ばした

⏰:10/09/28 18:09 📱:840SH 🆔:lxjRegMc


#887 [愛華]
「あー…いたたた」

「スキンシップ禁止だって
言ったでしょーが!ばか!!」

あたしは熱くなった顔をパタパタ
あおぎながら教室へ向かった。




「……気づけよ、ばーか……」

⏰:10/09/28 18:12 📱:840SH 🆔:lxjRegMc


#888 [愛華]
「え?なんか言った直純くん?」

「なーんも!ほらはやくいこ!
多分もう始まってるよ!」

あたしと直純くんは走って
教室に戻った。戻るとちゅう
大勢の三年生とすれ違ったので
多分もう開店してる。


「梓ごめん遅れたぁ!!」

「遅いー!!はやく手伝って!」

⏰:10/09/28 23:07 📱:840SH 🆔:lxjRegMc


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