その日が来る前に、
最新 最初 🆕
#396 [愛華]
>>395 りい様
ありがとうございます☆

⏰:10/07/26 16:33 📱:840SH 🆔:VJ1QiRnE


#397 [愛華]
教室に行くと、昨日のように
視線が集まる。
でも、昨日とは明らかに
違う冷たい視線。

あたしの机には…

『死ねドブス』『消えろや』
などの言葉。

⏰:10/07/26 16:37 📱:840SH 🆔:VJ1QiRnE


#398 [愛華]
相沢、京極のほうを見ると
ニヤニヤ笑っていた。
その目は
『まだ、こんなもんじゃないよ』
と言ってるようで
恐ろしかった。

人間って、ここまで冷たい目を
できるんだなぁって。

そんな恐怖を覚えた。

⏰:10/07/26 16:40 📱:840SH 🆔:VJ1QiRnE


#399 [愛華]
机の落書きを消していると
梓が息をきらして
教室にはいってきた。

「…っ那佑!!
なんで先行ったの!!」

「え…だって梓遠回りに
なっちゃうし……」

「ばか!!ほんとばか!!
これからは絶対ひとりに
なっちゃダメだからね!!」

⏰:10/07/26 16:44 📱:840SH 🆔:VJ1QiRnE


#400 [愛華]
梓は心配して、こんなにも
息をきらして駆け付けてくれた。
それは嬉しかったし
申し訳なかったけど……

この時、ちゃんと梓の言うこと
聞いていれば
あんなことにならなかったのかな


あたしはまだ相沢と京極の
本当の狂気に
気づいてなかったんだ。

⏰:10/07/26 16:48 📱:840SH 🆔:VJ1QiRnE


#401 [愛華]
それからは常に梓が一緒。
イジメは止まらず、だんだん
ひどくなってはいったけど
梓がいてくれたから
耐えていられたし、
トイレに連れ込まれる、なんて
漫画で出てくるような
陰湿なものもなかった。

隆則には黙ったまま。
これも……間違いだったんだ。

事件が起こったのは……
登校再開から二週間後。
寒い寒い冬のまんなかの日
それは起こった。

⏰:10/07/26 16:53 📱:840SH 🆔:VJ1QiRnE


#402 [愛華]
「えぇ!?風邪ひーたの?」

「うん…ごめんね。
だから今日は学校行かない方が
いいと……思うんだけど」

梓が風邪をひいた。
梓は学校には行かない方がいい
と言うけれど……

「大丈夫だよ?ひとりでも。
一日だけだし」

「違う!!あいつらは……
……どうしても行くならタカに
話してからにして。
話したくないなら行かないで」

⏰:10/07/27 23:34 📱:840SH 🆔:JLD/blEM


#403 [愛華]
「わかったから。
だから梓、今日はやすんで」

そう言って電話をきった。

……結局あたしは甘えっぱなし。
誰かがいないと何もできない。
頼らなくちゃ何ひとつ……

あたしはそんなのが嫌で。
梓のいったことを聞かずに…
隆則にも何も言わず
学校へ向かった。

相沢と京極は……
この瞬間を待っていたんだ。

⏰:10/07/27 23:38 📱:840SH 🆔:JLD/blEM


#404 [愛華]
教室に入ると、いつもと同じ
空気が流れた。

でも、そのすぐ後
梓がいないことに気づいた
クラスメイトたちが
ひそひそ話し出した。

……やなかんじ。
梓がいなきゃ学校に来れない
とでも思ってるの?
…あたしはそこまで弱くない。

⏰:10/08/01 00:16 📱:840SH 🆔:myjYJc7Q


#405 [愛華]
ふと隣を見ると、そこには
相沢と京極がいて、ばっちり
目が合った。
その時の二人の笑みがたまらなく
気持ち悪かった。


1時間目の授業はひどく
憂鬱なものだった。

梓がいないから……不安なんだ。
でも今日は。あたしひとりで
頑張らなきゃ。

⏰:10/08/05 11:12 📱:840SH 🆔:dbuhEPfI


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