その日が来る前に、
最新 最初 🆕
#482 [愛華]
とまんねぇ………
さらに殴ろうとした時。
怯えた那佑が目に入った。


怯えさせてるのは誰?
こいつか?
それとも……俺か?




あぁ…………俺か。

⏰:10/08/21 23:32 📱:840SH 🆔:DOVW8oMw


#483 [愛華]
那佑をおんぶして帰るとき。
背中越しに震えているのが
わかった。

俺は冷静を保って那佑をしかった
怯えさせたくなかったから。

那佑は……泣いてた。


俺が守れなかった。
俺が那佑を泣かせた。
那佑に一生消えない傷を
負わせて………

⏰:10/08/21 23:35 📱:840SH 🆔:DOVW8oMw


#484 [愛華]
俺のせいなんだ。
那佑の一番そばにいたのに
気づいてやれなかった。
こんな俺が………
そばにいてもいいのか?
那佑には、ほかにもっと
いい男がいるかもしれねぇのに…
那佑は……こんな俺でいいのか?

俺は那佑にキスをした。

⏰:10/08/21 23:38 📱:840SH 🆔:DOVW8oMw


#485 [愛華]
優しくなんてできなかった。
ただ自分の中の
ぐちゃぐちゃの感情を
どうにかしたくて。
那佑にふれたくて。

今までとは全く違うキス。
那佑は苦しそうな顔して
涙を流していたけど
抵抗しようとはしなかった。

そんなに怯えんなよ。
泣くなよ。
あ、泣いてんのは俺のせいか。

⏰:10/08/22 12:42 📱:840SH 🆔:XZXcoG9I


#486 [愛華]
何やってんだよ、俺。
那佑を怖がらせて
泣かせて
守れなかったくせに
無理矢理キスして。






………………最低じゃんか

⏰:10/08/22 12:44 📱:840SH 🆔:XZXcoG9I


#487 [愛華]
あれから5日。
那佑とどんな顔で会えばいいか
わからず、連絡もとっていない。
向こうからも来なかった。


「そんな落ち込むなよー」
誨がコーヒーを入れてくれた。
コーヒーの香りが
俺の心をにごしていった。


「……独占欲つよいんだなー俺」

⏰:10/08/22 12:48 📱:840SH 🆔:XZXcoG9I


#488 [愛華]
「……んぁ?お前がか?」

「そーだよ。ってゆーか…
そんな可愛いもんじゃないかも
しんねぇなぁ…」

俺はコーヒーをすすった。
腹ん中があったかくなったけど
それは一瞬で消えた。


「……ってゆーかさ。
俺が見てる感じでは……
信用しなさすぎじゃね?
お互いのことをさ」

⏰:10/08/22 12:53 📱:840SH 🆔:XZXcoG9I


#489 [愛華]
俺が……那佑を?

「そんなことねぇよ」

「そーかなぁ…なんかさ
タイムリミットがある恋愛って
リミットが来る前に相手が
離れていったらどうしよう…
って不安があるわけじゃん?
でも裏返せば、それは相手を
信用しきれてないって事じゃん。
それが今回のことでわかったろ。
お互い信用しきれてないんだよ」

⏰:10/08/22 12:58 📱:840SH 🆔:XZXcoG9I


#490 [愛華]
「………」
何も言えなかった。
誨の言うことがもっともすぎて。
「だから俺は理解できねんだよな
こーゆー恋愛はさぁ……」

「……あのままだったら
那佑はヤられてた」

「そうなったらはお前の責任だ。
でも、たすけたろ?
それはお前のおかげじゃん」

⏰:10/08/22 13:06 📱:840SH 🆔:XZXcoG9I


#491 [愛華]
「どっちにしたってさ、
お前が助けたんだよ。
だから大丈夫だって」

「………うん」

「このままだったら誰かに
もってかれちまうぞ」

「………それはヤダ」

「だったら会え!!会って話せ!!」


もうすぐクリスマスだ

⏰:10/08/22 14:54 📱:840SH 🆔:XZXcoG9I


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194