その日が来る前に、
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#487 [愛華]
あれから5日。
那佑とどんな顔で会えばいいか
わからず、連絡もとっていない。
向こうからも来なかった。


「そんな落ち込むなよー」
誨がコーヒーを入れてくれた。
コーヒーの香りが
俺の心をにごしていった。


「……独占欲つよいんだなー俺」

⏰:10/08/22 12:48 📱:840SH 🆔:XZXcoG9I


#488 [愛華]
「……んぁ?お前がか?」

「そーだよ。ってゆーか…
そんな可愛いもんじゃないかも
しんねぇなぁ…」

俺はコーヒーをすすった。
腹ん中があったかくなったけど
それは一瞬で消えた。


「……ってゆーかさ。
俺が見てる感じでは……
信用しなさすぎじゃね?
お互いのことをさ」

⏰:10/08/22 12:53 📱:840SH 🆔:XZXcoG9I


#489 [愛華]
俺が……那佑を?

「そんなことねぇよ」

「そーかなぁ…なんかさ
タイムリミットがある恋愛って
リミットが来る前に相手が
離れていったらどうしよう…
って不安があるわけじゃん?
でも裏返せば、それは相手を
信用しきれてないって事じゃん。
それが今回のことでわかったろ。
お互い信用しきれてないんだよ」

⏰:10/08/22 12:58 📱:840SH 🆔:XZXcoG9I


#490 [愛華]
「………」
何も言えなかった。
誨の言うことがもっともすぎて。
「だから俺は理解できねんだよな
こーゆー恋愛はさぁ……」

「……あのままだったら
那佑はヤられてた」

「そうなったらはお前の責任だ。
でも、たすけたろ?
それはお前のおかげじゃん」

⏰:10/08/22 13:06 📱:840SH 🆔:XZXcoG9I


#491 [愛華]
「どっちにしたってさ、
お前が助けたんだよ。
だから大丈夫だって」

「………うん」

「このままだったら誰かに
もってかれちまうぞ」

「………それはヤダ」

「だったら会え!!会って話せ!!」


もうすぐクリスマスだ

⏰:10/08/22 14:54 📱:840SH 🆔:XZXcoG9I


#492 [愛華]
〜那佑side〜

⏰:10/08/22 14:55 📱:840SH 🆔:XZXcoG9I


#493 [愛華]
長く息を吐き出す。
白い煙みたいになって
真冬だということを
改めて実感させる。

…………寒いなぁ。
隣に誰もいないって
こんなに寂しいものなんだ。


一人なんて慣れっこだった
はずなのになぁ………
とか思う。

⏰:10/08/24 16:38 📱:840SH 🆔:PXXfJ0OA


#494 [愛華]
温もりを知ってしまったから
だから寂しいんだなぁ。


放課後。
帰ろうとした時に京極と相沢と
ばっちり目があった。
あたしは思い切り睨んだけど
気まずそうにそらされてしまった


あの事件から京極と相沢は
怯えるようにあたしを見る。

⏰:10/08/24 16:45 📱:840SH 🆔:PXXfJ0OA


#495 [愛華]
やっぱり隆則の脅しが
効いたんだと思う。
どうやって二人に伝わったのか
知らないけれど
これで二人があたしに手を出して
くることは多分ない。

これによってクラスでも
ちょっとずつ友達ができてきた。

やっぱり嬉しい。すごく。

⏰:10/08/25 20:20 📱:840SH 🆔:75bqmNoo


#496 [愛華]
すごく嬉しいけど
すごく寂しい。

あなたが隣にいないから。




もうすぐクリスマスだよ、隆則。

⏰:10/08/25 20:22 📱:840SH 🆔:75bqmNoo


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