その日が来る前に、
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#491 [愛華]
「どっちにしたってさ、
お前が助けたんだよ。
だから大丈夫だって」

「………うん」

「このままだったら誰かに
もってかれちまうぞ」

「………それはヤダ」

「だったら会え!!会って話せ!!」


もうすぐクリスマスだ

⏰:10/08/22 14:54 📱:840SH 🆔:XZXcoG9I


#492 [愛華]
〜那佑side〜

⏰:10/08/22 14:55 📱:840SH 🆔:XZXcoG9I


#493 [愛華]
長く息を吐き出す。
白い煙みたいになって
真冬だということを
改めて実感させる。

…………寒いなぁ。
隣に誰もいないって
こんなに寂しいものなんだ。


一人なんて慣れっこだった
はずなのになぁ………
とか思う。

⏰:10/08/24 16:38 📱:840SH 🆔:PXXfJ0OA


#494 [愛華]
温もりを知ってしまったから
だから寂しいんだなぁ。


放課後。
帰ろうとした時に京極と相沢と
ばっちり目があった。
あたしは思い切り睨んだけど
気まずそうにそらされてしまった


あの事件から京極と相沢は
怯えるようにあたしを見る。

⏰:10/08/24 16:45 📱:840SH 🆔:PXXfJ0OA


#495 [愛華]
やっぱり隆則の脅しが
効いたんだと思う。
どうやって二人に伝わったのか
知らないけれど
これで二人があたしに手を出して
くることは多分ない。

これによってクラスでも
ちょっとずつ友達ができてきた。

やっぱり嬉しい。すごく。

⏰:10/08/25 20:20 📱:840SH 🆔:75bqmNoo


#496 [愛華]
すごく嬉しいけど
すごく寂しい。

あなたが隣にいないから。




もうすぐクリスマスだよ、隆則。

⏰:10/08/25 20:22 📱:840SH 🆔:75bqmNoo


#497 [愛華]
「那佑、クリスマスどーすんの」

寒そうに手をすりあわせて
梓が心配そうに聞く。

「んー…どうなんだろ……
隆則から連絡ないしなぁ…」

「んなこといって……
あと4日だよ??会わないの?」

「………んー……」

「…………もうっっ!!」

⏰:10/08/25 21:55 📱:840SH 🆔:75bqmNoo


#498 [愛華]
「じゃあプレゼントだけでも
買おーよ。ね?」

「プレゼントかぁ。いーかもね」


あたしは梓につきあってもらい
プレゼントを買うことにした。

「これなんかいくない?
タカに似合いそーじゃん?」

「あ、ほんとだぁ。いいね」

「タカは黒が好きだから…」

⏰:10/08/25 21:58 📱:840SH 🆔:75bqmNoo


#499 [愛華]
梓は隆則のことを色々知ってる。
隆則が好きだったから。
ううん……好きだから。


「……いいなぁ梓は」

「んーなにが?」

「……隆則にすごく近い。
あたしは近いようで…遠いよ」

⏰:10/08/25 22:01 📱:840SH 🆔:75bqmNoo


#500 [愛華]
「あ…ねー梓、これも良くない?」

あたしは自分が言ったことを
ふっきるようにプレゼントを
選んで手にとった。

なにいってんだあたし……
いやがらせかっっ!!
あたし梓にいやがらせ
してんのか!!ばか!!

無我夢中に帽子やら
手袋やらを探す。

⏰:10/08/25 22:07 📱:840SH 🆔:75bqmNoo


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