その日が来る前に、
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#722 [愛華]
「あたしは…自分が何かのために
自分から動けた時とかに
あぁ…自分は自由なんだなって」

「白石……どうしたの?」


あたしはハッとする。

なにいってんだろ……あたし。


「ごめん…なんでもない」

「………白石って変だな」

⏰:10/09/11 19:59 📱:840SH 🆔:1ddPhulE


#723 [愛華]
そういって直純くんは笑った。

「…ごめん、気にしないで」

「別にいーって。気にしてない。

……ね、白石って彼氏いる?」

「な、なにいきなり……」

「いる?いない?」

な、なんか答えは決まってるのに
答えるの恥ずかしいな……
慣れてないからかな?

⏰:10/09/11 21:59 📱:840SH 🆔:1ddPhulE


#724 [愛華]
「いるよ?……2個上だけどね」

「ふーん…2個上…大学生?」

「うん。すぐそこの大学生」

直純くんは複雑そうな顔をして
ちょっとだけ笑った。
私に見えないくらいの
小さい笑みだった。

「好きなの?彼氏のこと」

「なななななんで!?」

好きじゃなかったら
つきあうわけないじゃんか!!

⏰:10/09/11 22:14 📱:840SH 🆔:1ddPhulE


#725 [愛華]
「あーごめん、聞き方悪いね。
んーと…どれくらい好きなの?」

どれくらい………好き?


「えーとえーと……


大好き、よりもっと好き、だよ」

あたしは顔が赤くなっていくのが
わかった。 ひゃー…

⏰:10/09/11 23:35 📱:840SH 🆔:1ddPhulE


#726 [愛華]
「……白石、顔まっか」

「え、ほんと!?うわ、はず…」

あたしは顔をあおぐように
毛布で顔をパタパタ。

「ふぅーん。大好きなんだ」

「う、うんまぁね」




「…俺も負けてないと思うけど」

⏰:10/09/11 23:38 📱:840SH 🆔:1ddPhulE


#727 [愛華]
「それってどういうこと……」

ガタン!!



「こーゆーこと?」


……なにがおこったの?
目の前には直純くんの顔。
下にはあたしの毛布。

あたし……押し倒された!?

⏰:10/09/11 23:53 📱:840SH 🆔:1ddPhulE


#728 [愛華]
「な……おずみくん?
なんかの……冗談?」

「冗談じゃないよ。本気。

俺さ……白石のこと好きだよ」

「……なにいってるの…?」

かすれた声しか出ない。
だって昨日会ったばっかじゃん。


「白石はさ……一目惚れって
どう思う?やっぱムリ?」

⏰:10/09/12 00:28 📱:840SH 🆔:VI0xE8fM


#729 [愛華]
「ムリってゆーか……え?
なに?どーいうこと?」

頭の中はパニック。
この状況と直純くんのセリフ。


「俺、一目見て白石が好きに
なった。本気だよ。
彼氏がいても関係ないよ。
…好きになるのに時間なんて
関係ないと思わない?」

「え……だって……その…」

なに!?なにいってんのこの人!
全く理解できない!!

⏰:10/09/12 00:33 📱:840SH 🆔:VI0xE8fM


#730 [愛華]
直純くんは鼻がくっつくくらいの
距離で囁く。

「白石さぁ……俺にしない?」


頭がクラクラする。
こんなかっこいい男の子に
色っぽい声でこんなこと…
まるで麻酔みたいにぼーっとする


「ひ…一目惚れなんて
顔が好きになったって事じゃん!
よく知りもしない相手を好きに
なるなんてありえない!
あたしはそんなのムリ!
わかったらどいて!はやく!」

⏰:10/09/12 00:38 📱:840SH 🆔:VI0xE8fM


#731 [愛華]
第一、あたしには隆則がいるし!

そう言おうとしたら、
直純くんとあたしの鼻が
くっついた。ち…近すぎっ…


「……べつにいーじゃん…」

直純くんはフッとあたしの
首筋に息を吹き掛ける。


「ひっ……」

「あれ、なれてないの?
……俺が色々教えてあげよっか」

⏰:10/09/12 00:42 📱:840SH 🆔:VI0xE8fM


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