その日が来る前に、
最新 最初 🆕
#875 [愛華]
限られた時間の中で、
凝って凝りまくったため
準備が全然おわらない!!

代表であるあたしと直純くんは
本当に辛かった……


「梓!!あとメイド服何着!?」

「今2着終わったー!!」

猫の手を借りたいとはこのこと。

⏰:10/09/27 20:50 📱:840SH 🆔:kPb8K36.


#876 [愛華]
準備がだいたい終わり、
ちらほらと人が帰りだす。

「あとの準備は明日やろっか。
那佑!!まだ残る?」

「あ、あたし自分の分やってから
帰るね。先帰ってて」

「了解〜」


………ふぅ。
あたしはチクチクとメイド服を
慣れない手つきで縫っていく。

⏰:10/09/27 20:54 📱:840SH 🆔:kPb8K36.


#877 [愛華]
静かな教室の中で、
時計の針の音だけが響く。




……あの日から、直純くんへの
見方はガラリと変わった。
見かけだけで人の全てを判断
してしまっていたけれど
それは間違いだったね。

あなたは私と同じ傷を持ってた。
同情なんかじゃないよ。

⏰:10/09/27 21:00 📱:840SH 🆔:kPb8K36.


#878 [愛華]
「おーつーかれ!!」

急に後ろから声がした。
びくっとなり振り返ると…

「直純くん!帰ってなかったの」

「白石残ってたしさ。差し入れ」

直純くんはポイッとプリンを
あたしのほうへ投げた。

…プリンが好きって知ってたんだ

⏰:10/09/27 21:05 📱:840SH 🆔:kPb8K36.


#879 [愛華]
「……ありがとう」

あたしはプリンを食べ始めた。

「メイド服おわったの?」

「うん。あたしの分はねー」

「そっかー…よかったね」

「うん」


チクチク……


時計の音が響く。

⏰:10/09/27 21:17 📱:840SH 🆔:kPb8K36.


#880 [愛華]
「……明日、彼氏くるの?」

「え?あ、うん……」

なんとなく気まずくなる。
正直あたしは直純くんの告白を
本気だとは思っていない。

でも……なんでそんな顔するの?


「白石の彼氏かぁ………
会うの楽しみだねぇ」

そう言って笑った直純くんは
何かを決心したように見えた。

⏰:10/09/27 21:35 📱:840SH 🆔:kPb8K36.


#881 [愛華]
--------------送別祭当日------


午前中は授業で、午後から
翌日まで送別祭は続く。


なんとなくその日の朝は、
いつもと違った気がしたよ。


キーンコーンカーンコーン…

午前の授業終了のチャイム。

⏰:10/09/27 22:54 📱:840SH 🆔:kPb8K36.


#882 [愛華]
「那佑ータカはいつ来るの?」

「えーとね。多分1時くらい」

「じゃあもうすぐじゃん!!
はやく着替えといで。
あたしらテーブルセッティング
しとくから!」

「はぁーい」

あたしは昨日仕上げたばかりの
メイド服に身を包む。

最初のヒラヒラに比べると
全然マシになり可愛くなった。

⏰:10/09/28 00:08 📱:840SH 🆔:lxjRegMc


#883 [愛華]
「白石ー!!……わ!!
着替えたんだ?」

「あ、直純くんもスーツじゃん。
へーカッコイイねー」

特に深い意味はなくって。
ただ単純にもてそー…みたいな。
なのに。

「え、あ……ありがとう…」

直純くんは真っ赤になった。

⏰:10/09/28 17:56 📱:840SH 🆔:lxjRegMc


#884 [愛華]
「白石も似合ってるねー。
男子が喜びそうなスカートの丈」

「え、そんな短い??」

「ん、ちょっと待って」

直純くんはあたしの腰に目線を
合わせてリボンをゆるめて
スカートの長さを調節した。

「あ、こうすると長くなるんだ」

「俺は短いほうがよかったけど…
男子どもに見られんのは嫌だし」

⏰:10/09/28 18:00 📱:840SH 🆔:lxjRegMc


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194