オッサンと高校生
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#262 [c]
「ごめんな‥」
「謝らんといて?
あたしはそういうの承知!」
奥さんとのやり取りをあたしに気を使ってくれる雅也が更に好きになった。
「だから大丈夫やで、
まぁ〜くんっ!」
「‥こら〜!それは言うなっ!」
:10/09/04 22:11
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:☆☆☆
#263 [c]
誰もいないので雅也は飛びついて頭をワシャワシャとする。
「ちょ、まじ勘弁!!
せっかく髪の毛‥‥」
その瞬間、目と目が合う。
ゆっくりと唇が触れる
“好きやで、綾”
耳元でささやく雅也の声に
自分でも赤くなるのが分かる
:10/09/04 22:14
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#264 [c]
“チ―ン‥”
1階について、あたしたちは急いで離れる。
堂々と寄り添うこともできひん‥
自分から望んだ恋やから
全然寂しくない。
そして
雅也とは別れて学校へ向かった。
:10/09/04 22:17
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:☆☆☆
#265 [c]
学校に着いてまず、屋上へ向かった。
初めてのあたしの居場所
伸との秘密の場所、
ドアを開けた。
「よっす〜」
いつもと変わらない伸、
「おは〜」
:10/09/04 22:20
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#266 [c]
ソファに座ると、
伸がじっと顔を見る。
「なに?なんか付いてる〜?」
「…いやっ、お前、
なんか顔が……」
「だーかーら、なに?」
「幸せそうやな」
:10/09/04 22:22
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#267 [c]
「へっ‥?」
予想もしなかった言葉にびっくりしてまぬけな声を発してしまった。
「なんか‥顔つきっていうんかな?めっちゃ幸せそうやで?」
自分では気づかへんかったけど、まわりから見たらあたしは相当幸せな顔をしてたんやと思う。
:10/09/04 22:24
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#268 [c]
「はは‥まぁ‥‥」
「叶ったんけ?」
「え?」
「お前の恋、叶ったんか?」
「あ…」
言うか迷ったけど、伸には素直になろうと思った。
:10/09/04 22:26
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#269 [c]
「あたしの願いは、叶ったらあかんねんな…」
それはもちろん、雅也には奥さんと子供がいるから
「あぁ‥」
伸はそれを知ってるから曖昧な返事をする
「あかんはずやってんけど……………叶っちゃった」
:10/09/04 22:29
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#270 [c]
伸はなんて言うかなって思ったけど…
意外にも
「ほんまか〜」
って。
それから笑って、
「色々あるかもしらんけど、頑張れよ!
俺はいつでもお前の見方やからな?」
なんて言ってくれた。
その言葉に少し涙がでた
:10/09/04 22:32
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#271 [c]
:10/09/04 22:32
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