オッサンと高校生
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#47 [c]
快感でおぼれたあたしは、
ベッドの上でぼーっとしながらふとある事を考えた。



“オッサン‥”

何故かわからへんけど、オッサンの顔が、雅也の笑顔が浮かんだ。

⏰:10/07/04 03:19 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#48 [c]
「じゃあ俺、帰るわ。
色々ごっそーさんでした!」

玄関の外まで見送った伸は、満足した笑みを浮かべながら帰って行った。


あたしも家に入ろうとしたとき
「お前にも彼氏いんねやなあ〜」
って笑う、雅也がおった。

⏰:10/07/04 03:22 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#49 [c]
「‥盗み見?趣味悪。」


「は?ちゃうわあほ!
タバコ吸おう思って外行こうとしたら綾の声が聞こえたから邪魔しんように、家ん中で待っててあげたの。」

「ふぅ〜ん。
まぁ、彼氏ちゃうけど」


「ほんまかい?
なんならお前も行くか?屋上」

⏰:10/07/04 03:25 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#50 [c]
タバコ片手にニカッと笑う雅也の後をあたしは着いて行ってしまった。




「外で吸うタバコはうまいわあ〜!」

そんな雅也の横であたしも、
「あーわかる。」
そう一言タバコを口にした

⏰:10/07/04 03:27 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#51 [c]
「‥おまっ!
まだ未成年やろ‥!!」


雅也はびっくりした様子であたしに言ってきた


「いやいや、吸う吸わへんは勝手やろ?」

⏰:10/07/04 03:29 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#52 [c]
「あかん。」

そう言って雅也は自分が吸ってたタバコを消して、代わりにあたしのタバコを取ってそれを吸い始めた。

「ちょっと、返して」


「つーか、吸ってるタバコ一緒かよ(笑)
でもまだタバコはあかん。しかも女の子やで?
将来、子供産まれへんくなるでな?」

⏰:10/07/04 03:32 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#53 [c]
「やっぱり…オッサン。」

あたしは渋々諦めて景色を見ていた



「なー…」
雅也は真っ直ぐ見つめて言う。

「お前の目には、この景色がどういう風に映ってるんけ?」

⏰:10/07/04 03:35 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#54 [c]
「いきなり何?」
そんなこと初めて聞かれてびっくりした。

「いやなぁ、綾のこと初めてみた時からお前は寂しいような、助けを求めてるような目をしてたから。
どんな気持ちで生きてるんやろって思って、何か抱えこんでることあるんか、って」

⏰:10/07/04 03:37 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#55 [c]
雅也の目線は変わらずやったけど、

けど…本気で向き合ってくれてるような気がした。


大人なんか信じひんって
男なんか信じひんって
思ってたけど、

この人は…

雅也は最初から何か違うかった。

⏰:10/07/04 03:39 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#56 [c]
自分のこと話すとか好きちゃうけど、
その日のあたしは出逢って間もないオッサンに全て話した。

「生きる希望がない」

そう口にした時、雅也は悲しそうな目であたしを見たあと、すぐに優しい笑顔で
「誰かのために生きろ」と言った。


誰かのため‥?

⏰:10/07/04 03:42 📱:P906i 🆔:☆☆☆


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