オッサンと高校生
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#361 [c]
新居は、伸の家の近くにした。
何かとくされ縁の幼なじみやし、やっぱり頼りになるから。
前の家からは少し離れてる。
新居に着いて、伸に髪を染めてもらった。
:10/09/24 03:21
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:☆☆☆
#362 [c]
「ったく…せっかく黒くしたのにまた前のに戻すんか?」
「うん、悪い?」
「へーへー。悪くないですー。」
染め終わったあたしは、やっぱり明るい髪のが自分に合ってると思った
:10/09/24 03:23
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:☆☆☆
#363 [c]
「んっ。いるか?」
「…さんきゅっ」
久しぶりに吸うたばこは美味しかった。
「俺、種類変えてん。
前はお前も吸ってたやつと一緒やったけど。」
:10/09/24 03:26
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:☆☆☆
#364 [c]
「あたしもこれにしよ〜」
「真似すんなっ!
てか、お前 前のやつ気に入ってたやん?」
「あ〜‥
心機一転みたいな?」
同じタバコを吸うと必ず思い出してしまうから。
:10/09/24 03:28
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:☆☆☆
#365 [c]
「ふ〜ん。
なんかお前、変わったな」
「えっ?そお?」
「んー素直になったっつーか…明るくなったっつぅか…よくわかんねぇけど!」
:10/09/24 03:31
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:☆☆☆
#366 [c]
「そんなんあたしこそよくわかんねぇよっ(笑)」
だけど変わったとしたなら…
変えてくれたんは雅也やな。
失うものは大きかったけど
得たものもたくさんあった。
:10/09/24 03:34
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:☆☆☆
#367 [c]
そうして元の明るい髪にいつものメイク。新しくなったたばこをカバンにいれ、学校へ向かい、新しいバイトも見つけて…そんな日々を過ごした。
雅也と別れてから2ヶ月が経ったころ―…
一枚のハガキが送られてきた。
:10/09/24 03:37
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#368 [c]
その日あたしの家に遊びにきてた伸と一緒にハガキを見て、あたしは一瞬落としそうになった。
写真が印刷されていた
目元は雅也、鼻と口は直子さんに似た赤ちゃんの写真…
その子をはさんで2人の夫婦が幸せそうに笑っていた
:10/09/24 03:39
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#369 [c]
〜綾ちゃんへ
突然引っ越してしまって、びっくりしました。
まぁくんも綾ちゃんがいなくなってすごく寂しそうだったよ。
私たちは妹みたいに可愛い綾ちゃんが大好きだったから…
あとね子供も少し前に生まれたの。
男の子で、私たちの名前を取って「直也」って付けたんだぁ。
いつか、遊びに来てね。
:10/09/24 03:44
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#370 [c]
P.S 伸くんっていう男の子が新しい住所を教えてくれました
直子さんの文を全部読んで、隣にいた伸の頭をペシッとたたいた
「余計なことを〜〜〜!」
「いって!
まぁまぁ…余計でもないやろ?」
そう言って伸はあたしの手を指さした。
:10/09/24 03:46
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