( xxx ... love drug )
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#1 [紀瀧]
『ねぇ、私を殺してみて』
――……僕は、彼女を殺した。
------------------------
xxx...love drug #01
:10/07/29 11:03
:W61P
:☆☆☆
#2 [紀瀧]
『すき。』
彼女の唇から零れ落ちる言葉は、いつだって僕だけの鼓膜を揺らす。
『貴方が、すき。例え貴方の気持ちが私になくても』
:10/07/29 11:03
:W61P
:☆☆☆
#3 [紀瀧]
『目も、耳も、鼻も指も、一つ残らず愛おしい、』
『…だけど一番愛おしいのは、その唇。私のそれと触れたとき、私はきっと死んでしまうでしょうね』
何故だい?薄く微笑み、彼女に問うた。
:10/07/29 11:04
:W61P
:☆☆☆
#4 [紀瀧]
『幸福死。信じられないけれど、本当にあるみたいよ。夢のような、現実では有り得ないような…けれど、心のどこかでそれを待ち望んでいる…』
彼女の瞳が、熱を持ち始める。
『そしてそれが現実に起こったとき、私は死ぬの――……そう例えば、貴方の唇の熱を私のここで感じることができる、とかね』
そう言って彼女は微笑み、人差し指で自分の唇に触れた。
:10/07/29 11:05
:W61P
:☆☆☆
#5 [紀瀧]
『ねぇ、私を殺してみて?』
――……5秒後、僕は君を殺した。
:10/07/29 11:06
:W61P
:☆☆☆
#6 [紀瀧]
まだ息をしている君の唇が、柔らかく、柔らかく微笑んだ。
- end -
:10/07/29 11:07
:W61P
:☆☆☆
#7 [我輩は匿名である]
なんか
こういうの好き!
:10/07/29 18:53
:N08A3
:☆☆☆
#8 [紀瀧]
>>7様
ありがとうございます//
ゆっくりマイペースで
短編更新させて
いただきます( ^ω^ )!
:10/07/29 21:33
:W61P
:☆☆☆
#9 [髑髏-ドクロ-]
私もこうゆうの
好きです(^ω^)
:10/07/29 21:43
:SH705i
:☆☆☆
#10 [紀瀧]
>>9様
ああああ有難うございます!//
文才もへったくれもないですが
少しずつ成長できるように
頑張ります∩^ω^∩
良かったらこれからも
見てやってください><
:10/07/30 00:09
:W61P
:☆☆☆
#11 [紀瀧]
2人もコメント
有難うございます(//ω//)
長編小説を一つ放置してしまっているので、そのリハビリも兼ねて短編小説を書かせていただいてます。
短編を書くのは初めてで、起承転結分かりづらいと思いますが
読んでくださった方、アドバイスなど頂ければ嬉しいです><
:10/07/30 00:30
:W61P
:☆☆☆
#12 [紀瀧]
愛しているんだ、
例え誰が死んだって。
-------------------------
xxx... love drug #02
:10/07/30 00:30
:W61P
:☆☆☆
#13 [紀瀧]
何日もかけて選んだ婚約指輪。君は気にいってくれるかな?
君が琥珀色を好きだというのは知っていたけど、なかなかいい物が見つからなかった。
だけどこの水色も綺麗だろう?
君がよくしてる、ネックレスに似ている。
:10/07/30 00:32
:W61P
:☆☆☆
#14 [紀瀧]
どんな顔をするだろう。
笑って、笑って、笑うだろう。キスをして、抱きしめて。
それからやっぱり、琥珀色が良かったわ、なんて言うのかな。
想像の中の君は少しふてくされて、だけどとても満ち足りた笑顔で。そして僕は言うんだ。
『結婚指輪は、琥珀色にしよう。』
:10/07/30 00:33
:W61P
:☆☆☆
#15 [紀瀧]
女性はロマンチックが好きだろう?夜景なんかどうだろう?今日のために洗車もしてきた。そんなことは、言わないけどね。
さぁ乗って、未来の話をしよう。
予想通り君は少しふてくされて、だけど幸せそうだった。
:10/07/30 00:34
:W61P
:☆☆☆
#16 [紀瀧]
幸せにするからね。
そういう僕の言葉に重なるように、白い光と車のブレーキ音が僕たちを包んだ。明るすぎるその光に、助手席に座る彼女の顔が白くなる。
明るすぎるよ、彼女の顔が見えないじゃないか。
----------------------
気がつくと目の前には、見慣れた人の顔。白くはなかった、赤かった。
:10/07/30 00:37
:W61P
:☆☆☆
#17 [紀瀧]
彼女の目は閉じられていた。
嘘だろう。この、赤は、なんだ。
嘘だろう。
ねぇ起きて。
:10/07/30 00:37
:W61P
:☆☆☆
#18 [紀瀧]
彼女の体を揺さぶろうにも、僕の体も動かない。
いくら大声で名前を叫んでも、彼女はぴくりとも動かない。それはまるで、僕の声なんかこの世界に響いていないような、そんな気がして。
動かない、意識だけ。
動けよ僕の躯、動け。
:10/07/30 00:40
:W61P
:☆☆☆
#19 [紀瀧]
救急車を呼ぶんだ、彼女を助けて。
まだ生きてるかもしれない。
呼吸の音が聞こえない?
僕の耳がおかしいんだ。
名前を呼んでも届かない?
僕の声が、枯れてるんだ。
:10/07/30 00:40
:W61P
:☆☆☆
#20 [紀瀧]
どうして僕が生きてるんだ。生きるべきは、彼女だろう。お願い神様、僕はどうなってもかまわないから。
ほら左手の薬指。僕が買った指輪はそんな色じゃない
抱きしめて、キスしたい。
指輪に関する話を聞いてほしい。
結婚指輪は、きっと琥珀色にするから。
:10/07/30 00:41
:W61P
:☆☆☆
#21 [紀瀧]
彼女の目が、開いた。
生きて、いる。
ありがとう神様、ありがとう。
本当にありがとう。
これから何があっても
僕が彼女を幸せにする。
:10/07/30 00:41
:W61P
:☆☆☆
#22 [紀瀧]
さぁ、元気になって、未来の話をしよう。僕たちこれから、幸せになるんだ。
彼女の目が完全に開く。ただ僕だけを映してくれる瞳は、あの日からずっと、変わらないね。
良かった、もう大丈夫。体は動くかい?悪いけど、救急車を呼んでもらえる?僕はさっきから、何故だか体が動かない。
:10/07/30 00:42
:W61P
:☆☆☆
#23 [紀瀧]
彼女の目に涙がたまる。
嗚呼、心配しないで。意識ははっきりしてるから。君のことずっと、考えられるくらいには。
彼女は何か叫びながら、僕の体を揺さぶった。
:10/07/30 00:43
:W61P
:☆☆☆
#24 [紀瀧]
揺れる視界に、君の泣き顔だけが映る。綺麗な瞳だ、泣かないで。
覗きこんだその瞳に映るは、僕。
真っ赤な色をした、僕。
ああ、死んだのは僕か。
:10/07/30 00:43
:W61P
:☆☆☆
#25 [紀瀧]
どうりでさっきから、呼吸をしていないと思った。
良かった。死んだのが僕で良かった。
さぁ降りて、僕という船から。未来の話をしよう。
君が幸せになるための話だ。
:10/07/30 00:45
:W61P
:☆☆☆
#26 [紀瀧]
指輪は捨ててくれ。君はやっぱり、琥珀色が似合うと思う。いつか誰かに貰ってくれ。僕以外の、誰かに。
神様、神様、ありがとう。
嗚呼、死んだのは僕か。
- end -
:10/07/30 00:46
:W61P
:☆☆☆
#27 [髑髏-ドクロ-]
起承転結
ととのってると思います!
:10/07/30 10:57
:SH705i
:☆☆☆
#28 [紀瀧]
>>27様
またまたコメント
有難うございますっ(´;ω;`)
一日一話を目標に
成長できるよう頑張ります!!!
:10/07/30 20:48
:W61P
:☆☆☆
#29 [紀瀧]
ねぇ、相談していい?
女が言った。
あぁ、僕で良かったら。
男が言った。
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xxx... love drug #03
:10/07/31 00:35
:W61P
:☆☆☆
#30 [紀瀧]
最近わたしの彼、そっけないの。
へぇ、何故そう思うの?
なんだか態度がよそよそしいし。
テスト前だからじゃない?
:10/07/31 00:36
:W61P
:☆☆☆
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