*線香花火*
最新 最初 全 
#11 [ゆきんこ]
すると……
まさかのまさかのまさかだ!
その子は俺の隣に座った!
うっしゃあああ!
消しゴムーーー!笑
俺はその子をバッと見た。
その子はリュックの中から
ペンケースを出していた。
…ってことも分からないぐらい
俺はその子に見とれていた。
:10/08/17 16:15
:SH03A
:jlNsnzko
#12 [ゆきんこ]
え………
普通にかわいいんですけど笑
その子は本当に本当に
かわいかった!
化粧してる?ってぐらい
ナチュラルなのに、
目はぱちくりしてるし、
睫毛長いし、
整いすぎじゃね!?
なのにファッションが
ゆるカジとか……
ギャップがやべー!笑
:10/08/17 16:39
:SH03A
:jlNsnzko
#13 [ゆきんこ]
俺はハッと我に返った。
消しゴムのことを
思い出したのだ笑
「あっ…あのさー…。」
「ん?」
その子は俺の方に顔を向けた。
やっぱかわいい……。
「俺、今日消しゴム忘れて…。
二個とか持ってない?」
「持ってるよ〜。」
その子はそう言うと
ペンケースをごそごそした。
:10/08/17 16:43
:SH03A
:jlNsnzko
#14 [ゆきんこ]
「はいっ。」
その子は笑顔で消しゴムを
差し出してくれた。
俺の丸くなったダサい
消しゴムとは違っていて、
ちゃんとケースに入っていて、
綺麗に使われていた。
「あ…サンキュー。」
俺はそう言って
その子の手の平から
消しゴムを取った。
:10/08/17 16:53
:SH03A
:jlNsnzko
#15 [ゆきんこ]
その子の左手の薬指には
指輪が光っていた。
なーんだ…。
彼氏いるんだ。
残念笑
俺はあまり集中できないまま
テストを問いた。
やる気出ないし〜笑
「はーい!
終わってくださーい!」
先生がそう叫んだ途端、
教室が一気に騒がしくなった。
:10/08/17 17:31
:SH03A
:jlNsnzko
#16 [ゆきんこ]
隣の子を見ると、
ペンケースをリュックに
入れている途中だった。
「あのさっ。
消しゴムありがとう。」
俺は消しゴムをその子の
机の上に置いた。
「消しゴムないんでしょ?笑
今日一日苦労するだろうし
貸してあげるよ〜。」
その子は消しゴムを
俺の机の上に置いた。
:10/08/17 17:51
:SH03A
:jlNsnzko
#17 [ゆきんこ]
「じゃあねっ。」
その子は手をヒラヒラと振って
教室から出ていった。
俺はただただその姿を
ボーッと見ているだけだった。
あのー消しゴムー。
えー消しゴムー。
「蓮ちゃーん!笑」
俺の周りに友達が
どんどん集まってきた。
:10/08/17 20:04
:SH03A
:jlNsnzko
#18 [ゆきんこ]
「お前らその呼び方やめろ笑」
「まぁまぁ笑
てか夏希ちゃんと友達?」
「夏希?
誰だよそれ。」
するとみんなは
「ありえねー。」的なことを
口々に言っていた。
俺……時代遅れ?笑
すると、
一人が俺の隣に座った。
:10/08/17 20:10
:SH03A
:jlNsnzko
#19 [ゆきんこ]
「お前の隣の隣に座ってた
女の子だよー!笑」
あー…あの彼氏持ちの
かわいい子かぁ。
「俺友達じゃないけど。
消しゴム借りただけ。」
俺はそう言って
消しゴムをぐるーっと
みんなに見せた。
「なるほどー…。
夏希ちゃんかわいいよな!」
:10/08/17 20:24
:SH03A
:jlNsnzko
#20 [ゆきんこ]
一人がそう言うと
周りが騒ぎ出した。
「夏希ちゃんかわいい!」
みたいなことばかり
聞こえてきた。
確かにかわいいよなぁ。
でもな……
「あの子彼氏いるけどな。」
「「「えーーー!?」」」
みんなが一気に叫んだ。
うるせー笑
:10/08/17 21:51
:SH03A
:jlNsnzko
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194