*線香花火*
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#1 [七氏]
初めて小説書きます!★
変なところとかあったら
どんどん指摘して下さいね◎

▼アンカー▼
>>2-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000

⏰:10/08/17 15:08 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#2 [ゆきんこ]
名前が七氏になってました!
「ゆきんこ」で書くので
よろしくお願いします◎

⏰:10/08/17 15:11 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#3 [ゆきんこ]
▼感想板▼

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4811/

⏰:10/08/17 15:30 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#4 [ゆきんこ]
「ねぇ、知ってる?
線香花火の火が最後まで
落ちなかったら願いが
叶うんだって〜。」

君はそう言って線香花火を
見つめていたよな…。

何を願っていたの?


       *線香花火*

⏰:10/08/17 15:32 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#5 [ゆきんこ]
「うっわ……
やべー最悪…。」

俺は千綿蓮(ちわたれん)。
薬学部の普通の大学2年生。
中学生からサッカーをしていて
今もサークルでサッカーを…
って…自己紹介をしている
場合じゃねぇんだよ!笑

「俺の消しゴム〜泣」

俺はさっきからずっと
ペンケースの中や
リュックの中をごそごそ…。

⏰:10/08/17 15:37 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#6 [ゆきんこ]
今日はまさかの
抜き打ちテスト!!
なのに……消しゴムー!!

先生はまだ開始10分前なのに
前で話しているから
誰にも借りに行けねぇし…。

俺は今三人掛けの机の
左端に座っている。
真ん中を空けて右端に
誰かが座る予定だ。

⏰:10/08/17 15:43 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#7 [ゆきんこ]
うーん…。
前後は知らない人だし、
隣の人が来るまで
待っとくか……。

それから5分後。
つまり開始5分前だ。
まだ隣の人が来ない。

くそー!
何してんだよばか!
早く来いよー!

俺は一人でソワソワしている笑

⏰:10/08/17 15:48 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#8 [ゆきんこ]
「えー…じゃあ…
5分前なのでテスト用紙
配りますね〜。」

先生は右腕にしている
ロレックスの腕時計を
見つめながら言った。
事務の人達テスト用紙を
配り始めた。

消しゴム……泣
さようなら俺のテスト…泣

⏰:10/08/17 15:53 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#9 [ゆきんこ]
ガチャ…

テスト用紙を配る音しかしない
この部屋に別の音が聞こえた。
そのせいだろう。
みんながその音のした方向を
勢いよくバッと見た。
もちろん俺も…笑

「君っ!
遅刻ぎりぎりですよ!」

「すみませんっ。」

そう謝った人は女だった。

⏰:10/08/17 16:01 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#10 [ゆきんこ]
自分の席から遠くて
分からないけど、
茶髪でパーマのかかった
綺麗なロングヘアーだけは
すぐに分かった。

「早く席に着きなさい。」

「はい。
すみませんでした。」

その子は軽くお辞儀をし、
こっちに向かってきた。

⏰:10/08/17 16:08 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#11 [ゆきんこ]
すると……
まさかのまさかのまさかだ!
その子は俺の隣に座った!

うっしゃあああ!
消しゴムーーー!笑

俺はその子をバッと見た。

その子はリュックの中から
ペンケースを出していた。
…ってことも分からないぐらい
俺はその子に見とれていた。

⏰:10/08/17 16:15 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#12 [ゆきんこ]
え………
普通にかわいいんですけど笑

その子は本当に本当に
かわいかった!
化粧してる?ってぐらい
ナチュラルなのに、
目はぱちくりしてるし、
睫毛長いし、
整いすぎじゃね!?
なのにファッションが
ゆるカジとか……
ギャップがやべー!笑

⏰:10/08/17 16:39 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#13 [ゆきんこ]
俺はハッと我に返った。
消しゴムのことを
思い出したのだ笑

「あっ…あのさー…。」

「ん?」

その子は俺の方に顔を向けた。
やっぱかわいい……。

「俺、今日消しゴム忘れて…。
二個とか持ってない?」

「持ってるよ〜。」

その子はそう言うと
ペンケースをごそごそした。

⏰:10/08/17 16:43 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#14 [ゆきんこ]
「はいっ。」

その子は笑顔で消しゴムを
差し出してくれた。
俺の丸くなったダサい
消しゴムとは違っていて、
ちゃんとケースに入っていて、
綺麗に使われていた。

「あ…サンキュー。」

俺はそう言って
その子の手の平から
消しゴムを取った。

⏰:10/08/17 16:53 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#15 [ゆきんこ]
その子の左手の薬指には
指輪が光っていた。

なーんだ…。
彼氏いるんだ。
残念笑

俺はあまり集中できないまま
テストを問いた。
やる気出ないし〜笑

「はーい!
終わってくださーい!」

先生がそう叫んだ途端、
教室が一気に騒がしくなった。

⏰:10/08/17 17:31 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#16 [ゆきんこ]
隣の子を見ると、
ペンケースをリュックに
入れている途中だった。

「あのさっ。
消しゴムありがとう。」

俺は消しゴムをその子の
机の上に置いた。

「消しゴムないんでしょ?笑
今日一日苦労するだろうし
貸してあげるよ〜。」

その子は消しゴムを
俺の机の上に置いた。

⏰:10/08/17 17:51 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#17 [ゆきんこ]
「じゃあねっ。」

その子は手をヒラヒラと振って
教室から出ていった。
俺はただただその姿を
ボーッと見ているだけだった。

あのー消しゴムー。
えー消しゴムー。

「蓮ちゃーん!笑」

俺の周りに友達が
どんどん集まってきた。

⏰:10/08/17 20:04 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#18 [ゆきんこ]
「お前らその呼び方やめろ笑」

「まぁまぁ笑
てか夏希ちゃんと友達?」

「夏希?
誰だよそれ。」

するとみんなは
「ありえねー。」的なことを
口々に言っていた。
俺……時代遅れ?笑

すると、
一人が俺の隣に座った。

⏰:10/08/17 20:10 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#19 [ゆきんこ]
「お前の隣の隣に座ってた
女の子だよー!笑」

あー…あの彼氏持ちの
かわいい子かぁ。

「俺友達じゃないけど。
消しゴム借りただけ。」

俺はそう言って
消しゴムをぐるーっと
みんなに見せた。

「なるほどー…。
夏希ちゃんかわいいよな!」

⏰:10/08/17 20:24 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#20 [ゆきんこ]
一人がそう言うと
周りが騒ぎ出した。
「夏希ちゃんかわいい!」
みたいなことばかり
聞こえてきた。

確かにかわいいよなぁ。
でもな……
「あの子彼氏いるけどな。」

「「「えーーー!?」」」

みんなが一気に叫んだ。
うるせー笑

⏰:10/08/17 21:51 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#21 [ゆきんこ]
「左手の薬指に
指輪してたからなぁ。」

俺はみんながショックを
受けているのを見て
ニヤニヤしていた笑
俺はSだな……笑

まぁ……
俺も正直言って
彼氏はいてほしくなかったな笑

⏰:10/08/17 22:18 📱:SH03A 🆔:jlNsnzko


#22 [ゆきんこ]
「てか俺さぁ…
夏希ちゃんに消しゴムを
借りたんだよなー。
返したいんだけど、
どうやって返せばいい?」

「俺夏希ちゃんと
サークル一緒!」

一人がそう言うと、
みんなそいつのことを見た。
本当に息ぴったりだな笑
てか、こいつと一緒なら
軽音かぁ……。

⏰:10/08/18 09:28 📱:SH03A 🆔:LATtq7.s


#23 [ゆきんこ]
今日は授業が終了だから、
そいつと一緒に練習場所まで
連れていってもらった。

「今日は俺帰るから〜。
夏希ちゃんによろしく!笑」

「サンキューな。
じゃあまた明日!」

俺は手を振り、
夏希ちゃんが練習を
しているらしい部屋の
ドアをゆっくり空けた。

⏰:10/08/18 09:35 📱:SH03A 🆔:LATtq7.s


#24 [ゆきんこ]
ドアの隙間から中を見た。
目だけをキョロキョロと
動かした。
中にはちらほらと人がいた。

夏希ちゃーーん。
どーこにーいーるのー?

すると……
ドアが勢いよく開いた。
俺はビックリして、
「うわわっ!」と言った笑

「何か用?」

⏰:10/08/18 09:43 📱:SH03A 🆔:LATtq7.s


#25 [ゆきんこ]
顔を上げると、
端正な顔立ちのスラッとした
男が立っていた。

何か用って…。
まじ偉そうじゃねぇかよ。

「夏希ちゃんいる?」

「…夏希?
夏希に何か用?」

うーわうわうわ。
言い方腹立つー。

⏰:10/08/18 09:46 📱:SH03A 🆔:LATtq7.s


#26 [ゆきんこ]
「お前に関係ねぇし笑」

「…俺が用件伝えるから
用件言ってくんね?」

こいつー!!
男前だからって
調子乗るなよ!!

「和哉〜っ。
練習始まるよ〜。」

この男の背後の方から
女の声がした。

⏰:10/08/18 10:06 📱:SH03A 🆔:LATtq7.s


#27 [ゆきんこ]
すると、
この男は振り向いて
「分かってるよ。」と言った。

俺はその女の顔を見た。

「あっ!
さっきの〜。」

なんと……
夏希ちゃんだった!
夏希ちゃんはニコニコして
俺を見ていた。

「夏希。
俺先戻ってるから。」

そいつはそう言うと、
俺に背を向けた。

⏰:10/08/18 10:08 📱:SH03A 🆔:LATtq7.s


#28 [ゆきんこ]
「はーい。
………どうかしたの?」

和哉とかいう奴に
顔を向けた後に
俺に顔を向けた。

「消しゴム返しに来た。」

俺はパンツのポケットから
消しゴムを取り出した。

「わざわざ返しに?
それあげたのに〜笑」

夏希ちゃんはそう言って
あははと笑った。

⏰:10/08/18 11:04 📱:SH03A 🆔:LATtq7.s


#29 [ゆきんこ]
やっぱ…うん…
かわいいよな笑

「んじゃ…もらっとくな笑」

「どうぞどうぞ〜!
てか、和哉に何か言われた?」

和哉?
ああ…さっきの奴ね。

「いやぁ…特に。
彼氏?」

俺がそう聞くと夏希ちゃんは
首を横にブンブン振った。

⏰:10/08/18 11:06 📱:SH03A 🆔:LATtq7.s


#30 [ゆきんこ]
「まっさか〜笑
高校からの友達だよ。
私に関わる男の子には
ちょっと偉そうなの笑」

なるほどな〜。
あいつ夏希ちゃんのこと
好きなのか…??

「あ!
自己紹介してなかったよな!
千綿蓮でーす。
千に綿でチワタ。」

「私は神田夏希です。
改めてよろしくねっ。」

⏰:10/08/18 11:10 📱:SH03A 🆔:LATtq7.s


#31 [ゆきんこ]
「夏希ーー!」

楽しく会話している時に
あの男が叫んだ。

「ちなみにあの人が赤井和哉。
うるさいからそろそろ戻るね。」

「分かった。
じゃあなっ。」

俺がそう言うと、
夏希ちゃんは手を振った。
俺も振り返して部屋を出た。

⏰:10/08/18 11:13 📱:SH03A 🆔:LATtq7.s


#32 [ゆきんこ]
俺はドアを閉めた瞬間に
と大きなため息をついて
その場にしゃがんだ。

あーーーー!!

俺は茶髪でパーマのかかった
髪をぐちゃぐちゃっとした。

だめだよーー笑
好きになっちゃうよーー笑
でも彼氏いるし、
好きになれねぇ!

⏰:10/08/18 11:18 📱:SH03A 🆔:LATtq7.s


#33 [ゆきんこ]
そんな今日はサークルをさぼり
家に帰りました。
家って言っても、
一人暮らしだからアパートだ。
薬学部は研究が多いから
ほぼ必然的に一人暮らしだ!

ご飯どうしよっかなぁ…。
と思って冷蔵庫を覗いた。

え笑
何もねぇし!笑

⏰:10/08/18 11:26 📱:SH03A 🆔:LATtq7.s


#34 [ゆきんこ]
そりゃあそうか。
買い溜めしない主義だからな笑

今買いに行く?
いや…眠いしまた後で行こ。

俺は冷蔵庫のドアを閉めて
とりあえずベッドにダイブ!
ベッドはいいよな〜。
俺を優しく包んでくれる笑

いつの間にか俺は爆睡。

⏰:10/08/18 13:01 📱:SH03A 🆔:LATtq7.s


#35 [ゆきんこ]
何時間寝ただろうか。
俺は急に目が覚めて
慌てて時計を見た。
時間を見て飛び起きた。

うはぁっ!
まさかの20時ですか!?
4時間は寝たなぁ…。

グゥ〜……

俺のお腹は正直だ。
お腹が空いてるぞと
わざわざ知らせてくれた。

⏰:10/08/18 13:06 📱:SH03A 🆔:LATtq7.s


#36 [ゆきんこ]
今からご飯作る?
そんなのめんどくせぇな。
コンビニで何か買うか。

俺はよいしょっと立ち上がり、
パンツのポケットに
財布を入れた。
寝癖があったが気にしない笑

コンビニに入ると
店員のやる気のない挨拶が
聞こえてきた。

何買おっかなー。

⏰:10/08/18 13:13 📱:SH03A 🆔:LATtq7.s


#37 [ゆきんこ]
「あれっ…?
蓮くん?」

振り向くと……
夏希ちゃんがいた!!

「おっ…おー。」

俺はひょいと片手を挙げた。
その挙げた片手で
寝癖を直した笑

「何か買いに来たの?」

「んー…まぁ…
夜ご飯を買いに来ました笑」

⏰:10/08/18 16:28 📱:SH03A 🆔:LATtq7.s


#38 [ゆきんこ]
「コンビニのご飯じゃだめだし、
私の家に来る??」

なぬっ!?

俺はぽかーんと口を
空けていた…。

「あっ……いやっ……。
変な意味じゃないよ!//」

夏希ちゃんはそう言って
俯いてしまった。

⏰:10/08/18 17:24 📱:SH03A 🆔:LATtq7.s


#39 [ゆきんこ]
「私一人暮らしだから、
一人で食べるの寂しいなぁって
さっきからずっと思ってたの!
って…余計に変だよねっ笑」

夏希ちゃんはそう言って
ヘヘッと笑った。

「それよりか…
彼氏いるんじゃね?」

「えっ………。
いないよー!笑」

夏希ちゃんはそう言って、
顔の前で手をブンブン振った。

⏰:10/08/18 17:52 📱:SH03A 🆔:LATtq7.s


#40 [ゆきんこ]
「でも指輪…。」

俺はそう言って左手の
薬指を見た。
やっぱり指輪があった。

俺の視線に気付いたのか、
「あっ…これ?」と言って、
指輪を見せてきた。

「これは違うよ〜笑
思い出……だね。」

夏希ちゃんはそう言って
小さく笑った。

⏰:10/08/18 19:51 📱:SH03A 🆔:LATtq7.s


#41 [ゆきんこ]
その笑顔が俺には
寂しそうに見えた。

「今日誘ってくれたけど、
俺やっぱ家で食うわっ。」

「そかそかっ。
分かった〜。」

俺達はコンビニの前で別れた。
俺はずっと夏希ちゃんの
寂しい顔を浮かべていた。

⏰:10/08/18 22:33 📱:SH03A 🆔:LATtq7.s


#42 [ゆきんこ]
あんな寂しい顔されたら
ご飯食いに行けねぇよな。
何か隠してる?
……まさかなっ笑
てか、俺には関係ない。

結局俺が食べたのは
カップラーメンだ。
なかなかうまかった!笑

⏰:10/08/19 13:36 📱:SH03A 🆔:HYENRHgY


#43 [我輩は匿名である]
なんか切なくなります更新、楽しみにしてます

⏰:10/08/19 20:23 📱:F01A 🆔:.XyDTQ06


#44 [ゆきんこ]
>>43

ありがとうございますっ!
切ないですか??
頑張ってキュンキュン
させます(`・ω・´)

⏰:10/08/19 20:48 📱:SH03A 🆔:HYENRHgY


#45 [ゆきんこ]
>>42

「今日ライブしまーす!」

「来て下さーい!」

1限目と2限目との間の
25分間の休み時間に
軽音サークルの人達が
中庭でビラを配っていた。

「ライブだってー!
ビラもらおうぜっ!」

友達がそう言って
人混みの中へ入っていた。

⏰:10/08/19 21:06 📱:SH03A 🆔:HYENRHgY


#46 [ゆきんこ]
………俺ももらお笑

そう思い、
俺は人混みの中に
入っていった。
軽音サークルの人達が
ビラをほいほい配っていた。

「うわっ!
蓮じゃん!!」

そう叫んだのは、
この前俺を練習場所まで
案内してくれた奴だった。

⏰:10/08/19 21:22 📱:SH03A 🆔:HYENRHgY


#47 [ゆきんこ]
「んだよー。
お前かよー。」

俺はわざとしれっと言った。
するとそいつは俺の肩に
腕を回してきて
ガンガン揺らしてきた。

「うへぇっ!
やめろってー!!」

たまたま顔を上げると、
見覚えのある姿が…。

⏰:10/08/19 22:21 📱:SH03A 🆔:HYENRHgY


#48 [ゆきんこ]
夏希ちゃんと……
赤井和哉だった。
仲良く話している。

「夏希ちゃん見てる!?
きゃあ!//」

そいつは両頬に両手を当てて
そう言った。
…しばいてやろうか?笑

「見てねーから笑
たまたま視界に入った!」

⏰:10/08/19 22:29 📱:SH03A 🆔:HYENRHgY


#49 [ゆきんこ]
「俺様が夏希ちゃんを
呼んできてやるよっ♪」

はぁ!?笑

「ちょっ!!」

遅かった…。
そいつは夏希ちゃんの所に
ルンルンと行き、
何か話していた。

⏰:10/08/20 13:38 📱:SH03A 🆔:QCt7nzS2


#50 [ゆきんこ]
するとだ。
隣にいた赤井が俺を
チラリと見た。

俺の苦手リストに
見事に入りましたね…笑

「蓮くんっ。」

気付くと夏希ちゃんが
目の前に立っていた。

⏰:10/08/20 17:03 📱:SH03A 🆔:QCt7nzS2


#51 [ゆきんこ]
「久しぶり〜。」

「久しぶりだなっ。
てか…赤井大丈夫?」

俺はそう言ってチラリと
赤井の方を見た。
普通にビラを配っていた。

「うん。
大丈夫だよー。
あっ、そうそう!
ライブ来てねっ。」

夏希ちゃんはそう言って
ビラを渡してきた。

⏰:10/08/20 21:37 📱:SH03A 🆔:QCt7nzS2


#52 [ゆきんこ]
俺はそれを無言で取った。

「3時から多目的ホールで
するからよろしくっ。」

俺はビラを見た。
色々なバンド名が書いてあって、
「Gt.神田夏希」と
書かれているバンドがあった。

「夏希ちゃんギター?
すげーじゃん。」

⏰:10/08/20 21:46 📱:SH03A 🆔:QCt7nzS2


#53 [ゆきんこ]
「いやいやいやいやっ笑
それはないから笑」

夏希ちゃんは両手を
ブンブン振りながら言った。
なんか…かわいい笑

「分かった!
俺見に行くなぁ。」

「ありがとうっ。
そろそろまた仕事に戻るね。」

夏希ちゃんはそう言って
またビラ配りを始めた。

⏰:10/08/20 22:16 📱:SH03A 🆔:QCt7nzS2


#54 [ゆきんこ]
俺はビラを見ながら
人混みから出た。

3時からかぁ……。
サークルあるよな。
どうしよっか……。

そして、3時になった。
俺はどうしたのかというと…。

⏰:10/08/21 13:47 📱:SH03A 🆔:5MDju7Ik


#55 [ゆきんこ]
「今日はみんな来てくれて
ありがとうーーー!!」

司会らしき男二人が
ステージの上でそう叫んだ。
会場のボルテージが
一気に上がった。
つまり………
サークルさぼりました笑
何人かの友達と一緒に
ライブを観に来たのだ。

「しっかし蓮よー。
お前はサークルより女か!笑」

⏰:10/08/21 13:50 📱:SH03A 🆔:5MDju7Ik


#56 [ゆきんこ]
隣に立っている奴が
ガハハと笑いながら言った。

「ちげーよ。
バーーカ。」

本当は夏希ちゃんの姿を
見たかっただけだ。
サークルのみんなごめん笑

そうこうしているうちに、
一組目のバンドが出てきた。
俺達もテンションが上がり、
「イエーイ!」など
叫びまくった。

⏰:10/08/21 13:55 📱:SH03A 🆔:5MDju7Ik


#57 [ゆきんこ]
「次は何組目?」

俺は隣のやつに聞いた。

「えっと……
5組目だなっ。
夏希ちゃんじゃーん。」

俺はステージを見た。
夏希ちゃんのバンドが
楽器のチューニングを
していた。

⏰:10/08/21 16:26 📱:SH03A 🆔:5MDju7Ik


#58 [ゆきんこ]
薄暗くて分かりにくいけど、
夏希ちゃんだと
すぐに分かった。
ギターをいじっている。
そのバンドのボーカルは…
赤井だった。
赤井はメンバーと何かを
コソコソ話していた。

「和哉くーん!!」

会場の中で何人かの女が
一斉に赤井の名前を呼んだ。

⏰:10/08/21 18:03 📱:SH03A 🆔:5MDju7Ik


#59 [ゆきんこ]
すると赤井は軽く
片手を挙げた。
たったそれだけで
きゃあきゃあ言っている。

「あの赤井和哉って奴
すっげぇモテてるよな。」

「でも彼女いないみたいだぜ。
何でか知らねぇけど。」

そんな会話が近くから
聞こえてきた。

⏰:10/08/21 18:08 📱:SH03A 🆔:5MDju7Ik


#60 [ゆきんこ]
彼女いないんだ。
じゃあやっぱり
夏希ちゃんのこと…。

そんなことを考えていると
演奏が始まった。
素人が言うのも何だが、
赤井は歌上手いし、
夏希ちゃんはギター上手いし!
あー…すげーわ!

⏰:10/08/21 20:22 📱:SH03A 🆔:5MDju7Ik


#61 [ゆきんこ]
夏希ちゃんのバンドの
演奏が終わった後に
俺達はホールの外に出た。

「バンドマンかっこいいなぁ!」

「歌いたくなったから
カラオケ行こうぜっ。」

「いいじゃーん!!」

そんな会話をしながら
俺達は歩いていた。

⏰:10/08/21 20:31 📱:SH03A 🆔:5MDju7Ik


#62 [ゆきんこ]
「蓮くーん!」

俺は左の方を見た。
夏希ちゃんが手を振りながら
こっちに向かってきた。

「おー。
お疲れ様〜。」

「ありがとっ。
私ステージから蓮くん
見つけたんだよ。」

夏希ちゃんはニコニコしながら
そう言った。

⏰:10/08/21 21:49 📱:SH03A 🆔:5MDju7Ik


#63 [ゆきんこ]
「おっ、まじかよ〜笑」

暴れてたのばれた!?
恥ずかしいかも笑

「蓮ちゃ〜ん…笑」

振り向くと友達が
ニヤニヤしながら
俺達を見つめていた。

「だーかーらー!
その呼び方やめろ!」

⏰:10/08/21 21:52 📱:SH03A 🆔:5MDju7Ik


#64 [ゆきんこ]
「あっ…ごめんね。
友達いるのに呼び止めて。」

「いーやいやいや!
気にしなくていいから笑」

そう言ったのは俺じゃない。
そう……友達だ笑

「そんなこと言うなら
先行っとけばいいだろ!笑」

俺はそう言って
夏希ちゃんの方に
顔を向けた。

⏰:10/08/21 21:56 📱:SH03A 🆔:5MDju7Ik


#65 [ゆきんこ]
「なんかごめんな〜笑
あいつらいっつも
あんな感じなんだよ笑」

チラリと後ろを見ると、
まだニヤニヤしながら
歩いている奴らがいた…。

「蓮くんの友達
おもしろいよね〜笑」

「みんな変態だから笑」

⏰:10/08/21 22:02 📱:SH03A 🆔:5MDju7Ik


#66 [ゆきんこ]
俺はその時頭の中で
「よし!アドを聞こう!」
と思っていた。

「ちょっと待ってー。」

俺がそう言うと夏希ちゃんは
「うん。」と言って
頷いてくれた。

ケータイケータイ…。
あったー!

俺はパンツのポケットから
ケータイを取り出した。

⏰:10/08/21 22:09 📱:SH03A 🆔:5MDju7Ik


#67 [ゆきんこ]
「あのさー、
アド教えてくんね?」

「いいよー。
ケータイ取ってくるっ。」

夏希ちゃんはそう言って、
荷物置場?まで行った。
俺はその時気付いた。
今日は指輪をしてなかった。

演奏で邪魔になるから
してないだけだろうな。

⏰:10/08/21 22:14 📱:SH03A 🆔:5MDju7Ik


#68 [ゆきんこ]
すぐに夏希ちゃんは
俺の所に戻ってきた。

「お待たせ〜。」

「いやいや。
じゃあアド送るな。」

俺達はアドを交換した。
なんか……
レベル上がった気分笑

⏰:10/08/22 18:07 📱:SH03A 🆔:S1KMse4Q


#69 [ゆきんこ]
「なぁ、もういいだろ?」

そう言って夏希ちゃんの
隣に立ったのは赤井だ。

「……何が?」

俺の言い方がカンに障ったのか、
赤井の左の眉毛がピクリと
小さく動いたのが見えた。

「夏希との用は済んだよな?
そろそろ夏希返してくんね?」

「和哉っ!
言い方悪いよっ!」

⏰:10/08/23 08:49 📱:SH03A 🆔:VylI.9ew


#70 [ゆきんこ]
俺と赤井はビックリした。
まさか夏希ちゃんが
そんなに怒るとは…。

「夏希…?」

第一声を発したのは
赤井だった。

「あっ…ごめんごめん笑
でも和哉の言い方は
だめだよー笑」

⏰:10/08/23 21:42 📱:SH03A 🆔:VylI.9ew


#71 [ゆきんこ]
「んじゃ俺行くわー。」

俺はそう言って
その場所を去った。

夏希ちゃん怒るんだ。
そりゃあ人間だもんな。
怒る時もあるさー笑

ヴー…ヴー…

ん?電話?

俺はケータイを取り出し、
パカッと開いた。

⏰:10/08/23 22:33 📱:SH03A 🆔:VylI.9ew


#72 [ゆきんこ]
「もしもしー?」

「あっ、やっと出た!
カラオケ行くんだろ?
校門にいるから
早く来いよばか笑」

友達はそれだけを言い残し、
電話をブチッと切った。

きーー!
腹立つー!笑

俺は早足で校門に向かった。

⏰:10/08/24 20:44 📱:SH03A 🆔:35JzhscA


#73 [ゆきんこ]
カラオケでは
これでもか!ってぐらいに
騒いだー!!
0時過ぎに解散した。

「あー…あー…」

俺はアパートの階段を
上りながら声を出した。
軽くガラガラだ笑

そうだ…。
ケータイ見てなかったなぁ。

⏰:10/08/25 16:00 📱:SH03A 🆔:IapLDvoQ


#74 [ゆきんこ]
俺は階段を上り切った所で
ケータイをパカッと開いた。
待受画面には
「新着メール1件」
と表示されていた。

どうせメルマガじゃろーに笑
………ん?

メルマガじゃなかった。
夏希ちゃんからのメールだ!

⏰:10/08/25 18:20 📱:SH03A 🆔:IapLDvoQ


#75 [ゆきんこ]
うわーうわー!
まーじでーすかー!?

俺は急いで自分の部屋に
飛び込んだ…笑
調子に乗って買った
二人掛けのソファーの
真ん中に座った。

メール見るの緊張するな…。
うー………。

俺はケータイとにらめっこ。
やっとのことでメールを開いた。

⏰:10/08/25 18:22 📱:SH03A 🆔:IapLDvoQ


#76 [ゆきんこ]
「メールしてみたよ
今日は来てくれて
ありがとうね〜

こんなことで喜ぶ俺は
すんげぇ単純じゃん笑

よくよく見ると、
メールは20時過ぎに
受信していた。
今は0時を回っている。

⏰:10/08/25 18:25 📱:SH03A 🆔:IapLDvoQ


#77 [ゆきんこ]
今送っても寝てるよな。
また起きてから
メールしよー。

その後にお風呂に入り、
歯磨きをし、
さっさと寝た。

⏰:10/08/25 21:29 📱:SH03A 🆔:IapLDvoQ


#78 [ゆきんこ]
結局起きたのは11時過ぎ。
酒を飲み過ぎたせいか
頭がガンガンする…。

「う〜……」

俺は変な声を出して、
のっそりとベッドから出た。
その時にたまたま視界に
ケータイが入った。

⏰:10/08/26 21:19 📱:SH03A 🆔:upx2.fuM


#79 [ゆきんこ]
あっ…メール返そ。

俺は大きいあくびをして
ケータイを手に取った。

「返事遅れてごめんな
どういたしまして
かっこよかった〜

送信した後は
とりあえずお風呂に入った。

⏰:10/08/26 21:24 📱:SH03A 🆔:upx2.fuM


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