*線香花火*
最新 最初 全 
#1 [七氏]
:10/08/17 15:08
:SH03A
:jlNsnzko
#2 [ゆきんこ]
名前が七氏になってました!
「ゆきんこ」で書くので
よろしくお願いします◎
:10/08/17 15:11
:SH03A
:jlNsnzko
#3 [ゆきんこ]
:10/08/17 15:30
:SH03A
:jlNsnzko
#4 [ゆきんこ]
「ねぇ、知ってる?
線香花火の火が最後まで
落ちなかったら願いが
叶うんだって〜。」
君はそう言って線香花火を
見つめていたよな…。
何を願っていたの?
*線香花火*
:10/08/17 15:32
:SH03A
:jlNsnzko
#5 [ゆきんこ]
「うっわ……
やべー最悪…。」
俺は千綿蓮(ちわたれん)。
薬学部の普通の大学2年生。
中学生からサッカーをしていて
今もサークルでサッカーを…
って…自己紹介をしている
場合じゃねぇんだよ!笑
「俺の消しゴム〜泣」
俺はさっきからずっと
ペンケースの中や
リュックの中をごそごそ…。
:10/08/17 15:37
:SH03A
:jlNsnzko
#6 [ゆきんこ]
今日はまさかの
抜き打ちテスト!!
なのに……消しゴムー!!
先生はまだ開始10分前なのに
前で話しているから
誰にも借りに行けねぇし…。
俺は今三人掛けの机の
左端に座っている。
真ん中を空けて右端に
誰かが座る予定だ。
:10/08/17 15:43
:SH03A
:jlNsnzko
#7 [ゆきんこ]
うーん…。
前後は知らない人だし、
隣の人が来るまで
待っとくか……。
それから5分後。
つまり開始5分前だ。
まだ隣の人が来ない。
くそー!
何してんだよばか!
早く来いよー!
俺は一人でソワソワしている笑
:10/08/17 15:48
:SH03A
:jlNsnzko
#8 [ゆきんこ]
「えー…じゃあ…
5分前なのでテスト用紙
配りますね〜。」
先生は右腕にしている
ロレックスの腕時計を
見つめながら言った。
事務の人達テスト用紙を
配り始めた。
消しゴム……泣
さようなら俺のテスト…泣
:10/08/17 15:53
:SH03A
:jlNsnzko
#9 [ゆきんこ]
ガチャ…
テスト用紙を配る音しかしない
この部屋に別の音が聞こえた。
そのせいだろう。
みんながその音のした方向を
勢いよくバッと見た。
もちろん俺も…笑
「君っ!
遅刻ぎりぎりですよ!」
「すみませんっ。」
そう謝った人は女だった。
:10/08/17 16:01
:SH03A
:jlNsnzko
#10 [ゆきんこ]
自分の席から遠くて
分からないけど、
茶髪でパーマのかかった
綺麗なロングヘアーだけは
すぐに分かった。
「早く席に着きなさい。」
「はい。
すみませんでした。」
その子は軽くお辞儀をし、
こっちに向かってきた。
:10/08/17 16:08
:SH03A
:jlNsnzko
#11 [ゆきんこ]
すると……
まさかのまさかのまさかだ!
その子は俺の隣に座った!
うっしゃあああ!
消しゴムーーー!笑
俺はその子をバッと見た。
その子はリュックの中から
ペンケースを出していた。
…ってことも分からないぐらい
俺はその子に見とれていた。
:10/08/17 16:15
:SH03A
:jlNsnzko
#12 [ゆきんこ]
え………
普通にかわいいんですけど笑
その子は本当に本当に
かわいかった!
化粧してる?ってぐらい
ナチュラルなのに、
目はぱちくりしてるし、
睫毛長いし、
整いすぎじゃね!?
なのにファッションが
ゆるカジとか……
ギャップがやべー!笑
:10/08/17 16:39
:SH03A
:jlNsnzko
#13 [ゆきんこ]
俺はハッと我に返った。
消しゴムのことを
思い出したのだ笑
「あっ…あのさー…。」
「ん?」
その子は俺の方に顔を向けた。
やっぱかわいい……。
「俺、今日消しゴム忘れて…。
二個とか持ってない?」
「持ってるよ〜。」
その子はそう言うと
ペンケースをごそごそした。
:10/08/17 16:43
:SH03A
:jlNsnzko
#14 [ゆきんこ]
「はいっ。」
その子は笑顔で消しゴムを
差し出してくれた。
俺の丸くなったダサい
消しゴムとは違っていて、
ちゃんとケースに入っていて、
綺麗に使われていた。
「あ…サンキュー。」
俺はそう言って
その子の手の平から
消しゴムを取った。
:10/08/17 16:53
:SH03A
:jlNsnzko
#15 [ゆきんこ]
その子の左手の薬指には
指輪が光っていた。
なーんだ…。
彼氏いるんだ。
残念笑
俺はあまり集中できないまま
テストを問いた。
やる気出ないし〜笑
「はーい!
終わってくださーい!」
先生がそう叫んだ途端、
教室が一気に騒がしくなった。
:10/08/17 17:31
:SH03A
:jlNsnzko
#16 [ゆきんこ]
隣の子を見ると、
ペンケースをリュックに
入れている途中だった。
「あのさっ。
消しゴムありがとう。」
俺は消しゴムをその子の
机の上に置いた。
「消しゴムないんでしょ?笑
今日一日苦労するだろうし
貸してあげるよ〜。」
その子は消しゴムを
俺の机の上に置いた。
:10/08/17 17:51
:SH03A
:jlNsnzko
#17 [ゆきんこ]
「じゃあねっ。」
その子は手をヒラヒラと振って
教室から出ていった。
俺はただただその姿を
ボーッと見ているだけだった。
あのー消しゴムー。
えー消しゴムー。
「蓮ちゃーん!笑」
俺の周りに友達が
どんどん集まってきた。
:10/08/17 20:04
:SH03A
:jlNsnzko
#18 [ゆきんこ]
「お前らその呼び方やめろ笑」
「まぁまぁ笑
てか夏希ちゃんと友達?」
「夏希?
誰だよそれ。」
するとみんなは
「ありえねー。」的なことを
口々に言っていた。
俺……時代遅れ?笑
すると、
一人が俺の隣に座った。
:10/08/17 20:10
:SH03A
:jlNsnzko
#19 [ゆきんこ]
「お前の隣の隣に座ってた
女の子だよー!笑」
あー…あの彼氏持ちの
かわいい子かぁ。
「俺友達じゃないけど。
消しゴム借りただけ。」
俺はそう言って
消しゴムをぐるーっと
みんなに見せた。
「なるほどー…。
夏希ちゃんかわいいよな!」
:10/08/17 20:24
:SH03A
:jlNsnzko
#20 [ゆきんこ]
一人がそう言うと
周りが騒ぎ出した。
「夏希ちゃんかわいい!」
みたいなことばかり
聞こえてきた。
確かにかわいいよなぁ。
でもな……
「あの子彼氏いるけどな。」
「「「えーーー!?」」」
みんなが一気に叫んだ。
うるせー笑
:10/08/17 21:51
:SH03A
:jlNsnzko
#21 [ゆきんこ]
「左手の薬指に
指輪してたからなぁ。」
俺はみんながショックを
受けているのを見て
ニヤニヤしていた笑
俺はSだな……笑
まぁ……
俺も正直言って
彼氏はいてほしくなかったな笑
:10/08/17 22:18
:SH03A
:jlNsnzko
#22 [ゆきんこ]
「てか俺さぁ…
夏希ちゃんに消しゴムを
借りたんだよなー。
返したいんだけど、
どうやって返せばいい?」
「俺夏希ちゃんと
サークル一緒!」
一人がそう言うと、
みんなそいつのことを見た。
本当に息ぴったりだな笑
てか、こいつと一緒なら
軽音かぁ……。
:10/08/18 09:28
:SH03A
:LATtq7.s
#23 [ゆきんこ]
今日は授業が終了だから、
そいつと一緒に練習場所まで
連れていってもらった。
「今日は俺帰るから〜。
夏希ちゃんによろしく!笑」
「サンキューな。
じゃあまた明日!」
俺は手を振り、
夏希ちゃんが練習を
しているらしい部屋の
ドアをゆっくり空けた。
:10/08/18 09:35
:SH03A
:LATtq7.s
#24 [ゆきんこ]
ドアの隙間から中を見た。
目だけをキョロキョロと
動かした。
中にはちらほらと人がいた。
夏希ちゃーーん。
どーこにーいーるのー?
すると……
ドアが勢いよく開いた。
俺はビックリして、
「うわわっ!」と言った笑
「何か用?」
:10/08/18 09:43
:SH03A
:LATtq7.s
#25 [ゆきんこ]
顔を上げると、
端正な顔立ちのスラッとした
男が立っていた。
何か用って…。
まじ偉そうじゃねぇかよ。
「夏希ちゃんいる?」
「…夏希?
夏希に何か用?」
うーわうわうわ。
言い方腹立つー。
:10/08/18 09:46
:SH03A
:LATtq7.s
#26 [ゆきんこ]
「お前に関係ねぇし笑」
「…俺が用件伝えるから
用件言ってくんね?」
こいつー!!
男前だからって
調子乗るなよ!!
「和哉〜っ。
練習始まるよ〜。」
この男の背後の方から
女の声がした。
:10/08/18 10:06
:SH03A
:LATtq7.s
#27 [ゆきんこ]
すると、
この男は振り向いて
「分かってるよ。」と言った。
俺はその女の顔を見た。
「あっ!
さっきの〜。」
なんと……
夏希ちゃんだった!
夏希ちゃんはニコニコして
俺を見ていた。
「夏希。
俺先戻ってるから。」
そいつはそう言うと、
俺に背を向けた。
:10/08/18 10:08
:SH03A
:LATtq7.s
#28 [ゆきんこ]
「はーい。
………どうかしたの?」
和哉とかいう奴に
顔を向けた後に
俺に顔を向けた。
「消しゴム返しに来た。」
俺はパンツのポケットから
消しゴムを取り出した。
「わざわざ返しに?
それあげたのに〜笑」
夏希ちゃんはそう言って
あははと笑った。
:10/08/18 11:04
:SH03A
:LATtq7.s
#29 [ゆきんこ]
やっぱ…うん…
かわいいよな笑
「んじゃ…もらっとくな笑」
「どうぞどうぞ〜!
てか、和哉に何か言われた?」
和哉?
ああ…さっきの奴ね。
「いやぁ…特に。
彼氏?」
俺がそう聞くと夏希ちゃんは
首を横にブンブン振った。
:10/08/18 11:06
:SH03A
:LATtq7.s
#30 [ゆきんこ]
「まっさか〜笑
高校からの友達だよ。
私に関わる男の子には
ちょっと偉そうなの笑」
なるほどな〜。
あいつ夏希ちゃんのこと
好きなのか…??
「あ!
自己紹介してなかったよな!
千綿蓮でーす。
千に綿でチワタ。」
「私は神田夏希です。
改めてよろしくねっ。」
:10/08/18 11:10
:SH03A
:LATtq7.s
#31 [ゆきんこ]
「夏希ーー!」
楽しく会話している時に
あの男が叫んだ。
「ちなみにあの人が赤井和哉。
うるさいからそろそろ戻るね。」
「分かった。
じゃあなっ。」
俺がそう言うと、
夏希ちゃんは手を振った。
俺も振り返して部屋を出た。
:10/08/18 11:13
:SH03A
:LATtq7.s
#32 [ゆきんこ]
俺はドアを閉めた瞬間に
と大きなため息をついて
その場にしゃがんだ。
あーーーー!!
俺は茶髪でパーマのかかった
髪をぐちゃぐちゃっとした。
だめだよーー笑
好きになっちゃうよーー笑
でも彼氏いるし、
好きになれねぇ!
:10/08/18 11:18
:SH03A
:LATtq7.s
#33 [ゆきんこ]
そんな今日はサークルをさぼり
家に帰りました。
家って言っても、
一人暮らしだからアパートだ。
薬学部は研究が多いから
ほぼ必然的に一人暮らしだ!
ご飯どうしよっかなぁ…。
と思って冷蔵庫を覗いた。
え笑
何もねぇし!笑
:10/08/18 11:26
:SH03A
:LATtq7.s
#34 [ゆきんこ]
そりゃあそうか。
買い溜めしない主義だからな笑
今買いに行く?
いや…眠いしまた後で行こ。
俺は冷蔵庫のドアを閉めて
とりあえずベッドにダイブ!
ベッドはいいよな〜。
俺を優しく包んでくれる笑
いつの間にか俺は爆睡。
:10/08/18 13:01
:SH03A
:LATtq7.s
#35 [ゆきんこ]
何時間寝ただろうか。
俺は急に目が覚めて
慌てて時計を見た。
時間を見て飛び起きた。
うはぁっ!
まさかの20時ですか!?
4時間は寝たなぁ…。
グゥ〜……
俺のお腹は正直だ。
お腹が空いてるぞと
わざわざ知らせてくれた。
:10/08/18 13:06
:SH03A
:LATtq7.s
#36 [ゆきんこ]
今からご飯作る?
そんなのめんどくせぇな。
コンビニで何か買うか。
俺はよいしょっと立ち上がり、
パンツのポケットに
財布を入れた。
寝癖があったが気にしない笑
コンビニに入ると
店員のやる気のない挨拶が
聞こえてきた。
何買おっかなー。
:10/08/18 13:13
:SH03A
:LATtq7.s
#37 [ゆきんこ]
「あれっ…?
蓮くん?」
振り向くと……
夏希ちゃんがいた!!
「おっ…おー。」
俺はひょいと片手を挙げた。
その挙げた片手で
寝癖を直した笑
「何か買いに来たの?」
「んー…まぁ…
夜ご飯を買いに来ました笑」
:10/08/18 16:28
:SH03A
:LATtq7.s
#38 [ゆきんこ]
「コンビニのご飯じゃだめだし、
私の家に来る??」
なぬっ!?
俺はぽかーんと口を
空けていた…。
「あっ……いやっ……。
変な意味じゃないよ!//」
夏希ちゃんはそう言って
俯いてしまった。
:10/08/18 17:24
:SH03A
:LATtq7.s
#39 [ゆきんこ]
「私一人暮らしだから、
一人で食べるの寂しいなぁって
さっきからずっと思ってたの!
って…余計に変だよねっ笑」
夏希ちゃんはそう言って
ヘヘッと笑った。
「それよりか…
彼氏いるんじゃね?」
「えっ………。
いないよー!笑」
夏希ちゃんはそう言って、
顔の前で手をブンブン振った。
:10/08/18 17:52
:SH03A
:LATtq7.s
#40 [ゆきんこ]
「でも指輪…。」
俺はそう言って左手の
薬指を見た。
やっぱり指輪があった。
俺の視線に気付いたのか、
「あっ…これ?」と言って、
指輪を見せてきた。
「これは違うよ〜笑
思い出……だね。」
夏希ちゃんはそう言って
小さく笑った。
:10/08/18 19:51
:SH03A
:LATtq7.s
#41 [ゆきんこ]
その笑顔が俺には
寂しそうに見えた。
「今日誘ってくれたけど、
俺やっぱ家で食うわっ。」
「そかそかっ。
分かった〜。」
俺達はコンビニの前で別れた。
俺はずっと夏希ちゃんの
寂しい顔を浮かべていた。
:10/08/18 22:33
:SH03A
:LATtq7.s
#42 [ゆきんこ]
あんな寂しい顔されたら
ご飯食いに行けねぇよな。
何か隠してる?
……まさかなっ笑
てか、俺には関係ない。
結局俺が食べたのは
カップラーメンだ。
なかなかうまかった!笑
:10/08/19 13:36
:SH03A
:HYENRHgY
#43 [我輩は匿名である]
なんか切なくなります

更新、楽しみにしてます

:10/08/19 20:23
:F01A
:.XyDTQ06
#44 [ゆきんこ]
>>43ありがとうございますっ!
切ないですか??
頑張ってキュンキュン
させます(`・ω・´)
:10/08/19 20:48
:SH03A
:HYENRHgY
#45 [ゆきんこ]
>>42「今日ライブしまーす!」
「来て下さーい!」
1限目と2限目との間の
25分間の休み時間に
軽音サークルの人達が
中庭でビラを配っていた。
「ライブだってー!
ビラもらおうぜっ!」
友達がそう言って
人混みの中へ入っていた。
:10/08/19 21:06
:SH03A
:HYENRHgY
#46 [ゆきんこ]
………俺ももらお笑
そう思い、
俺は人混みの中に
入っていった。
軽音サークルの人達が
ビラをほいほい配っていた。
「うわっ!
蓮じゃん!!」
そう叫んだのは、
この前俺を練習場所まで
案内してくれた奴だった。
:10/08/19 21:22
:SH03A
:HYENRHgY
#47 [ゆきんこ]
「んだよー。
お前かよー。」
俺はわざとしれっと言った。
するとそいつは俺の肩に
腕を回してきて
ガンガン揺らしてきた。
「うへぇっ!
やめろってー!!」
たまたま顔を上げると、
見覚えのある姿が…。
:10/08/19 22:21
:SH03A
:HYENRHgY
#48 [ゆきんこ]
夏希ちゃんと……
赤井和哉だった。
仲良く話している。
「夏希ちゃん見てる!?
きゃあ!//」
そいつは両頬に両手を当てて
そう言った。
…しばいてやろうか?笑
「見てねーから笑
たまたま視界に入った!」
:10/08/19 22:29
:SH03A
:HYENRHgY
#49 [ゆきんこ]
「俺様が夏希ちゃんを
呼んできてやるよっ♪」
はぁ!?笑
「ちょっ!!」
遅かった…。
そいつは夏希ちゃんの所に
ルンルンと行き、
何か話していた。
:10/08/20 13:38
:SH03A
:QCt7nzS2
#50 [ゆきんこ]
するとだ。
隣にいた赤井が俺を
チラリと見た。
俺の苦手リストに
見事に入りましたね…笑
「蓮くんっ。」
気付くと夏希ちゃんが
目の前に立っていた。
:10/08/20 17:03
:SH03A
:QCt7nzS2
#51 [ゆきんこ]
「久しぶり〜。」
「久しぶりだなっ。
てか…赤井大丈夫?」
俺はそう言ってチラリと
赤井の方を見た。
普通にビラを配っていた。
「うん。
大丈夫だよー。
あっ、そうそう!
ライブ来てねっ。」
夏希ちゃんはそう言って
ビラを渡してきた。
:10/08/20 21:37
:SH03A
:QCt7nzS2
#52 [ゆきんこ]
俺はそれを無言で取った。
「3時から多目的ホールで
するからよろしくっ。」
俺はビラを見た。
色々なバンド名が書いてあって、
「Gt.神田夏希」と
書かれているバンドがあった。
「夏希ちゃんギター?
すげーじゃん。」
:10/08/20 21:46
:SH03A
:QCt7nzS2
#53 [ゆきんこ]
「いやいやいやいやっ笑
それはないから笑」
夏希ちゃんは両手を
ブンブン振りながら言った。
なんか…かわいい笑
「分かった!
俺見に行くなぁ。」
「ありがとうっ。
そろそろまた仕事に戻るね。」
夏希ちゃんはそう言って
またビラ配りを始めた。
:10/08/20 22:16
:SH03A
:QCt7nzS2
#54 [ゆきんこ]
俺はビラを見ながら
人混みから出た。
3時からかぁ……。
サークルあるよな。
どうしよっか……。
そして、3時になった。
俺はどうしたのかというと…。
:10/08/21 13:47
:SH03A
:5MDju7Ik
#55 [ゆきんこ]
「今日はみんな来てくれて
ありがとうーーー!!」
司会らしき男二人が
ステージの上でそう叫んだ。
会場のボルテージが
一気に上がった。
つまり………
サークルさぼりました笑
何人かの友達と一緒に
ライブを観に来たのだ。
「しっかし蓮よー。
お前はサークルより女か!笑」
:10/08/21 13:50
:SH03A
:5MDju7Ik
#56 [ゆきんこ]
隣に立っている奴が
ガハハと笑いながら言った。
「ちげーよ。
バーーカ。」
本当は夏希ちゃんの姿を
見たかっただけだ。
サークルのみんなごめん笑
そうこうしているうちに、
一組目のバンドが出てきた。
俺達もテンションが上がり、
「イエーイ!」など
叫びまくった。
:10/08/21 13:55
:SH03A
:5MDju7Ik
#57 [ゆきんこ]
「次は何組目?」
俺は隣のやつに聞いた。
「えっと……
5組目だなっ。
夏希ちゃんじゃーん。」
俺はステージを見た。
夏希ちゃんのバンドが
楽器のチューニングを
していた。
:10/08/21 16:26
:SH03A
:5MDju7Ik
#58 [ゆきんこ]
薄暗くて分かりにくいけど、
夏希ちゃんだと
すぐに分かった。
ギターをいじっている。
そのバンドのボーカルは…
赤井だった。
赤井はメンバーと何かを
コソコソ話していた。
「和哉くーん!!」
会場の中で何人かの女が
一斉に赤井の名前を呼んだ。
:10/08/21 18:03
:SH03A
:5MDju7Ik
#59 [ゆきんこ]
すると赤井は軽く
片手を挙げた。
たったそれだけで
きゃあきゃあ言っている。
「あの赤井和哉って奴
すっげぇモテてるよな。」
「でも彼女いないみたいだぜ。
何でか知らねぇけど。」
そんな会話が近くから
聞こえてきた。
:10/08/21 18:08
:SH03A
:5MDju7Ik
#60 [ゆきんこ]
彼女いないんだ。
じゃあやっぱり
夏希ちゃんのこと…。
そんなことを考えていると
演奏が始まった。
素人が言うのも何だが、
赤井は歌上手いし、
夏希ちゃんはギター上手いし!
あー…すげーわ!
:10/08/21 20:22
:SH03A
:5MDju7Ik
#61 [ゆきんこ]
夏希ちゃんのバンドの
演奏が終わった後に
俺達はホールの外に出た。
「バンドマンかっこいいなぁ!」
「歌いたくなったから
カラオケ行こうぜっ。」
「いいじゃーん!!」
そんな会話をしながら
俺達は歩いていた。
:10/08/21 20:31
:SH03A
:5MDju7Ik
#62 [ゆきんこ]
「蓮くーん!」
俺は左の方を見た。
夏希ちゃんが手を振りながら
こっちに向かってきた。
「おー。
お疲れ様〜。」
「ありがとっ。
私ステージから蓮くん
見つけたんだよ。」
夏希ちゃんはニコニコしながら
そう言った。
:10/08/21 21:49
:SH03A
:5MDju7Ik
#63 [ゆきんこ]
「おっ、まじかよ〜笑」
暴れてたのばれた!?
恥ずかしいかも笑
「蓮ちゃ〜ん…笑」
振り向くと友達が
ニヤニヤしながら
俺達を見つめていた。
「だーかーらー!
その呼び方やめろ!」
:10/08/21 21:52
:SH03A
:5MDju7Ik
#64 [ゆきんこ]
「あっ…ごめんね。
友達いるのに呼び止めて。」
「いーやいやいや!
気にしなくていいから笑」
そう言ったのは俺じゃない。
そう……友達だ笑
「そんなこと言うなら
先行っとけばいいだろ!笑」
俺はそう言って
夏希ちゃんの方に
顔を向けた。
:10/08/21 21:56
:SH03A
:5MDju7Ik
#65 [ゆきんこ]
「なんかごめんな〜笑
あいつらいっつも
あんな感じなんだよ笑」
チラリと後ろを見ると、
まだニヤニヤしながら
歩いている奴らがいた…。
「蓮くんの友達
おもしろいよね〜笑」
「みんな変態だから笑」
:10/08/21 22:02
:SH03A
:5MDju7Ik
#66 [ゆきんこ]
俺はその時頭の中で
「よし!アドを聞こう!」
と思っていた。
「ちょっと待ってー。」
俺がそう言うと夏希ちゃんは
「うん。」と言って
頷いてくれた。
ケータイケータイ…。
あったー!
俺はパンツのポケットから
ケータイを取り出した。
:10/08/21 22:09
:SH03A
:5MDju7Ik
#67 [ゆきんこ]
「あのさー、
アド教えてくんね?」
「いいよー。
ケータイ取ってくるっ。」
夏希ちゃんはそう言って、
荷物置場?まで行った。
俺はその時気付いた。
今日は指輪をしてなかった。
演奏で邪魔になるから
してないだけだろうな。
:10/08/21 22:14
:SH03A
:5MDju7Ik
#68 [ゆきんこ]
すぐに夏希ちゃんは
俺の所に戻ってきた。
「お待たせ〜。」
「いやいや。
じゃあアド送るな。」
俺達はアドを交換した。
なんか……
レベル上がった気分笑
:10/08/22 18:07
:SH03A
:S1KMse4Q
#69 [ゆきんこ]
「なぁ、もういいだろ?」
そう言って夏希ちゃんの
隣に立ったのは赤井だ。
「……何が?」
俺の言い方がカンに障ったのか、
赤井の左の眉毛がピクリと
小さく動いたのが見えた。
「夏希との用は済んだよな?
そろそろ夏希返してくんね?」
「和哉っ!
言い方悪いよっ!」
:10/08/23 08:49
:SH03A
:VylI.9ew
#70 [ゆきんこ]
俺と赤井はビックリした。
まさか夏希ちゃんが
そんなに怒るとは…。
「夏希…?」
第一声を発したのは
赤井だった。
「あっ…ごめんごめん笑
でも和哉の言い方は
だめだよー笑」
:10/08/23 21:42
:SH03A
:VylI.9ew
#71 [ゆきんこ]
「んじゃ俺行くわー。」
俺はそう言って
その場所を去った。
夏希ちゃん怒るんだ。
そりゃあ人間だもんな。
怒る時もあるさー笑
ヴー…ヴー…
ん?電話?
俺はケータイを取り出し、
パカッと開いた。
:10/08/23 22:33
:SH03A
:VylI.9ew
#72 [ゆきんこ]
「もしもしー?」
「あっ、やっと出た!
カラオケ行くんだろ?
校門にいるから
早く来いよばか笑」
友達はそれだけを言い残し、
電話をブチッと切った。
きーー!
腹立つー!笑
俺は早足で校門に向かった。
:10/08/24 20:44
:SH03A
:35JzhscA
#73 [ゆきんこ]
カラオケでは
これでもか!ってぐらいに
騒いだー!!
0時過ぎに解散した。
「あー…あー…」
俺はアパートの階段を
上りながら声を出した。
軽くガラガラだ笑
そうだ…。
ケータイ見てなかったなぁ。
:10/08/25 16:00
:SH03A
:IapLDvoQ
#74 [ゆきんこ]
俺は階段を上り切った所で
ケータイをパカッと開いた。
待受画面には
「新着メール1件」
と表示されていた。
どうせメルマガじゃろーに笑
………ん?
メルマガじゃなかった。
夏希ちゃんからのメールだ!
:10/08/25 18:20
:SH03A
:IapLDvoQ
#75 [ゆきんこ]
うわーうわー!
まーじでーすかー!?
俺は急いで自分の部屋に
飛び込んだ…笑
調子に乗って買った
二人掛けのソファーの
真ん中に座った。
メール見るの緊張するな…。
うー………。
俺はケータイとにらめっこ。
やっとのことでメールを開いた。
:10/08/25 18:22
:SH03A
:IapLDvoQ
#76 [ゆきんこ]
「メールしてみたよ

今日は来てくれて
ありがとうね〜


」
こんなことで喜ぶ俺は
すんげぇ単純じゃん笑
よくよく見ると、
メールは20時過ぎに
受信していた。
今は0時を回っている。
:10/08/25 18:25
:SH03A
:IapLDvoQ
#77 [ゆきんこ]
今送っても寝てるよな。
また起きてから
メールしよー。
その後にお風呂に入り、
歯磨きをし、
さっさと寝た。
:10/08/25 21:29
:SH03A
:IapLDvoQ
#78 [ゆきんこ]
結局起きたのは11時過ぎ。
酒を飲み過ぎたせいか
頭がガンガンする…。
「う〜……」
俺は変な声を出して、
のっそりとベッドから出た。
その時にたまたま視界に
ケータイが入った。
:10/08/26 21:19
:SH03A
:upx2.fuM
#79 [ゆきんこ]
あっ…メール返そ。
俺は大きいあくびをして
ケータイを手に取った。
「返事遅れてごめんな

どういたしまして

かっこよかった〜

」
送信した後は
とりあえずお風呂に入った。
:10/08/26 21:24
:SH03A
:upx2.fuM
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