レイン
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#20 [◆It9is9ljoQ]
それらが
ざっと私の名前を挟んで数十件
「だあいすき、はよ会いたい」
「ぎゅってされな寝られへん」
「次は何時泊まり来れるん?」
:10/09/17 18:39
:SH706i
:DNLPCdoc
#21 [◆It9is9ljoQ]
芹沢なのは、
芹沢なのは、
芹沢なのは、
聞き覚えのない名前、
他校の女子生徒だろうか
:10/09/17 18:39
:SH706i
:DNLPCdoc
#22 [◆It9is9ljoQ]
はじめに彼の携帯を見たのは二ヶ月前
不意に、出来心だった
ショックだとか、最低だとか
その前に沸いて来たのは
"あぁ、やっぱり"
諦めだった。
:10/09/17 18:39
:SH706i
:DNLPCdoc
#23 [◆It9is9ljoQ]
相変わらず彼女との関係は
続いているようだ
絶望感はない
逆に少しの安心
きっと彼も私がメールを
見たことを知っている、もしくは
見られたがっている。
普通ならロックなり何なりつける筈
元にあった場所に携帯を
直すと、私は溜息を一つ零した
:10/09/17 18:44
:SH706i
:DNLPCdoc
#24 [◆It9is9ljoQ]
彼と別れず付き合っているのは
彼が私の寂しさを埋めてくれるから。
依存している。
朔也にではなく、"彼氏"に。
:10/09/17 18:44
:SH706i
:DNLPCdoc
#25 [◆It9is9ljoQ]
多分きっと、彼もそうじゃないのか
私だけの温もりじゃ
きっと足りないから
他を探してる。
"君じゃなきゃ駄目"なんて
君は嘘つかないから
:10/09/17 20:12
:SH706i
:DNLPCdoc
#26 [◆It9is9ljoQ]
「暑、たーだーいーま。
アイも風呂入って帰るん?」
「私はええよ、着替えないし
帰って化粧落としたりしやなあかん」
「ほんならもっかい!
今度こそみっちり教えたるわ」
ふっと笑って、私の額にキスを落とすと
私の隣に腰を下ろした。
:10/09/17 20:18
:SH706i
:DNLPCdoc
#27 [◆It9is9ljoQ]
何も変わらない
芹沢なのはに嫉妬もない
次の瞬間には
私の頭の中から彼女の存在なんて
遠に消えていた
そんなもの
:10/09/17 20:18
:SH706i
:DNLPCdoc
#28 [◆It9is9ljoQ]
帰路についた、
玄関を開ければ薄暗い
当たり前だろう、もう翌朝の6時前
母子家庭、只でさえ寂しい親一人
子一人、母親が戻るまで後1時間弱
その間にシャワーを浴びて
ベッドに入る
:10/09/17 20:23
:SH706i
:DNLPCdoc
#29 [◆It9is9ljoQ]
疚しいことがある訳じゃない
実質この朝帰りがばれた事も
数えきれない
叱られることもない、
だけど最近じゃこうして
誰も居ない家に戻ることで
ほっとしていた
:10/09/17 20:23
:SH706i
:DNLPCdoc
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