忘れないから
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#21 [ュィ]
結城は自分の服を整えた。
『お前、俺が怖いか?』
『当たり前じゃん♪結城はこの辺1の不良だもん♪』
怖い は結城にとっては誉め言葉だった。
誰も逆らえない、絶対服従。
結城にとってそれは快感であった。
『ならいい。』
それだけ言うと凜の部屋をあとにした。
:10/09/23 02:56
:N02A
:☆☆☆
#22 [ュィ]
それにしてもあの女。
俺が怖くないだと?
ふざけやがって。
結城は歩きながらそんなことを考えていた。
:10/09/23 02:58
:N02A
:☆☆☆
#23 [マフィン@]
楽しみです!更新頑張って下さい!
:10/09/23 17:05
:auHI3H
:☆☆☆
#24 [ュィ]
ありがとおございます。
少し更新します。
:10/09/25 01:55
:N02A
:☆☆☆
#25 [ュィ]
『あ。』
思わず声にでた。
その視線の先には怜奈。
と幼い子ども。
『はい、見つかってよかったね』
『うんっ!お姉ちゃんありがとう。お姉ちゃんお目目きれいだね!外人さんなの?』
『お姉ちゃん宇宙人なの』
『うそだぁ!パパがね、宇宙人はいないって言ってたもん。お姉ちゃん変なの〜』
怜奈は笑っていた。
あいつあんなふうに笑えるんだ。
結城はそう思い怜奈を見ていた。
:10/09/25 02:01
:N02A
:☆☆☆
#26 [ュィ]
『ばいばい!もう落としちゃだめだよー』
幼い子どもは笑いながら怜奈に手を振っていた。
『あのコえらいねぇ。二時間もあの女の子と一緒に何か探してたよ。』
近くにいた老婆が関心そうにつぶやいた。
:10/09/25 02:03
:N02A
:☆☆☆
#27 [ュィ]
ふいに怜奈と目が合う。
『見てんじゃねーよ。ハゲ』
アイスドールに戻った。
『お前暇だな。あのガキの捜し物かしらねーけど』
怜奈は無視して、その場を去った。
:10/09/25 02:04
:N02A
:☆☆☆
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