その日が来る前に、2
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#93 [愛華]
あんな顔して。
なにがあったの?
直純くんとの間になにが……

頭の中はぐちゃぐちゃだ。

でも今は……隆則を探さなきゃ。



あたしは学校を飛び出した。

⏰:10/10/13 18:03 📱:840SH 🆔:RgtP/6kU


#94 [愛華]
なにがあったのか、聞かなきゃ。
あたしはもう他人事じゃない。



どこを探しても隆則はいない。
家にも行ってみたが、いない。



……どこ、どこにいるの?

隆則。

あたし、わからないけれど…

あなたが傷つくのは嫌なの。

⏰:10/10/13 18:06 📱:840SH 🆔:RgtP/6kU


#95 [愛華]
さんざん探しまわって、
家に帰っているかもしれないと
隆則の家に行こうとすると……

「…………隆則っ!」

隆則は家のすぐ近くの公園にいた

「……え、那佑なんで……」

「待っててって言ったじゃん!」

「うそ、言ってたっけ?」

「……………ばか」

⏰:10/10/13 21:05 📱:840SH 🆔:RgtP/6kU


#96 [愛華]
………よかった。

聞きたいことはたくさんある。

でも今は聞かないほうがいい

そんな気がしたんだ。


「………座れば?」

「あ、うん………」

あたしは静かに隆則の座っているベンチに座った。
寒かったので隆則にくっついた。

⏰:10/10/13 21:12 📱:840SH 🆔:RgtP/6kU


#97 [愛華]
「……その格好で来たの?」

自分の格好はメイド服。
しかも上着も着ていないため
かなり寒い。だってしょうがないじゃんか。急いでたんだから…


「寒いんだから上着とけよ」

隆則は自分の上着をあたしに着せてくれた。隆則のにおい。

「………ありがとう」

思わずにやけてしまった。

⏰:10/10/13 21:16 📱:840SH 🆔:RgtP/6kU


#98 [愛華]
隆則はそれを見たのかふっと笑って、下に俯いた。


「………な、那佑」

「ん?なに?」

「ぎゅーってしてい?」

「………え」

返事をする前に手を引っ張られ
抱きしめられた。

「ちょ、返事してな………」

「キスしてい?」

⏰:10/10/13 21:20 📱:840SH 🆔:RgtP/6kU


#99 [愛華]
隆則の抱きしめている手が
震えているような気がした。

「………隆則……」

「………だめ?」

だめなわけないじゃん。
目の前で泣きそうな顔してる
愛しくて、守りたいって

思った。


「いいよ………」

静かに優しく唇が重なった。
優しくて哀しいにおいのキス。

⏰:10/10/13 21:30 📱:840SH 🆔:RgtP/6kU


#100 [愛華]
隆則の抱きしめている手が
震えているような気がした。

「………隆則……」

「………だめ?」

だめなわけないじゃん。
目の前で泣きそうな顔してる
愛しくて、守りたいって

思った。


「いいよ………」

静かに優しく唇が重なった。
哀しさが伝わってきた気がした。

⏰:10/10/13 21:31 📱:840SH 🆔:RgtP/6kU


#101 [愛華]
重なってしまいました
すいません

⏰:10/10/13 21:38 📱:840SH 🆔:RgtP/6kU


#102 [愛華]
どのくらい時間が過ぎたか

あたりが暗くなりはじめた頃




「………全部、話すよ」

「…………え?」

「直純とのこと全部、話す。
俺もわかんないことあるけど…
那佑には、話しておくな」

それは隆則と直純くんの物語。

隆則の、暗い暗い闇の一部だった

⏰:10/10/13 21:42 📱:840SH 🆔:RgtP/6kU


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